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Yamareco

記録ID: 2928089
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

正月の上高地周辺散策

2011年01月02日(日) 〜 2011年01月04日(火)
 - 拍手
エスエス その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
52:12
距離
41.7km
登り
1,265m
下り
1,264m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
1:10
合計
6:03
9:25
81
10:46
10:57
56
11:53
12:03
13
12:16
12:18
10
12:37
13:09
18
13:27
13:28
40
14:08
14:21
5
14:26
14:27
61
15:28
2日目
山行
7:54
休憩
1:29
合計
9:23
8:13
15
8:28
8:30
77
9:47
10:10
57
11:07
11:39
161
14:20
14:35
64
2,300m地点で退却
15:39
15:44
22
16:06
16:18
62
17:20
17:20
16
17:36
3日目
山行
3:45
休憩
1:00
合計
4:45
8:35
55
9:30
9:30
4
9:34
9:44
4
9:48
9:50
7
9:57
10:01
2
10:03
10:05
10
10:15
10:23
41
11:04
11:04
8
11:12
11:12
6
11:18
11:35
13
11:48
11:48
26
12:14
12:29
49
13:18
13:20
0
13:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
釜トン入口ゲート
2011年01月02日 09:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 9:15
釜トン入口ゲート
焼岳
2011年01月02日 10:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:18
焼岳
焼岳
2011年01月02日 10:28撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:28
焼岳
焼岳
2011年01月02日 10:42撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:42
焼岳
大正池(立ち枯れの木は随分と減った)
2011年01月02日 10:50撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:50
大正池(立ち枯れの木は随分と減った)
2011年01月02日 10:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:51
大正池で遊ぶカモ
2011年01月02日 10:53撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:53
大正池で遊ぶカモ
2011年01月02日 10:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 10:55
六百山方向
2011年01月02日 12:07撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 12:07
六百山方向
木植えで寒さ対策に団子状態のサル君達
2011年01月02日 12:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 12:10
木植えで寒さ対策に団子状態のサル君達
カッパ橋から奥穂高方面を望むが雲の中
2011年01月02日 12:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 12:58
カッパ橋から奥穂高方面を望むが雲の中
小梨平のキャンプ場は天幕が沢山あった
2011年01月02日 13:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 13:18
小梨平のキャンプ場は天幕が沢山あった
宮川谷上のラクダのコブ方面を見上げる
2011年01月02日 14:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 14:15
宮川谷上のラクダのコブ方面を見上げる
明神の穂高神社の標識
2011年01月02日 14:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 14:16
明神の穂高神社の標識
徳本峠分岐標識
2011年01月02日 14:29撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 14:29
徳本峠分岐標識
梓川からの常念岳の雄姿
2011年01月02日 14:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 14:35
梓川からの常念岳の雄姿
梓川からの明神岳稜線
2011年01月02日 15:11撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 15:11
梓川からの明神岳稜線
西岳方面をズームで
2011年01月02日 15:12撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 15:12
西岳方面をズームで
梓川原から西岳や赤沢山方面
2011年01月02日 15:12撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/2 15:12
梓川原から西岳や赤沢山方面
徳澤園から朝陽に焼ける明神の稜線
2011年01月03日 06:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 6:45
徳澤園から朝陽に焼ける明神の稜線
前穂高と北尾根4峰
2011年01月03日 07:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:02
前穂高と北尾根4峰
北尾根4峰をズーム
2011年01月03日 07:19撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:19
北尾根4峰をズーム
2011年01月03日 07:19撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:19
2011年01月03日 07:20撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:20
六百山の稜線
2011年01月03日 07:21撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:21
六百山の稜線
2011年01月03日 07:22撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:22
北尾根5,6のコル
2011年01月03日 07:52撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 7:52
北尾根5,6のコル
霞沢岳
2011年01月03日 08:08撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 8:08
霞沢岳
、前穂高から北尾根上部
2011年01月03日 08:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 8:57
、前穂高から北尾根上部
北尾根4峰正面壁(かなり昔此処を小月の登ったとはとても思えないほど凄い)
2011年01月03日 08:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 8:57
北尾根4峰正面壁(かなり昔此処を小月の登ったとはとても思えないほど凄い)
雪の結晶が綺麗だ
2011年01月03日 09:20撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 9:20
雪の結晶が綺麗だ
天を突き刺すような槍ヶ岳
2011年01月03日 11:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 11:10
天を突き刺すような槍ヶ岳
2011年01月03日 13:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1/3 13:16

感想

1/2前夜大津の町を出発して未明に平湯に到着して駐車場でそのまま仮眠。朝定期バスに乗って釜トンネル前で下車すると、そこにはもうタクシーがいるではないか?何時に下山する?との質問に不機嫌そうに泊まりだ!と答えてゲートの中へ入る。目の前には新しい釜トンネルがあって、左奥に小さな穴があると思ったら、旧のカマトン入口であった。変わったものだ。旧のカマトンの冬は中が凍結していてアイゼン無しでは歩けないばかりか、出口が雪崩の巣状のルンゼがあるので冷や冷やものであった。今やトンネルは3倍くらいの長さであろうか?雪崩の心配もない場所が出口である。
冬の上高地はスノーシューのウォーキングで賑わっているそうだが、我々はそんな趣味はない。氷雪の山小屋で正月を過ごそうと来ただけである。ついでに雪景色でもとアイゼンとワカンを持参したのだ。トンネルを出ても雪は固く何も道具はいらないが、スノーシュー組はこんな固い雪でもスノーシューを履くようだ。履くために来たのだからやむを得ないかもしれない。大正池旅館は今や大正池ホテルとして、正月は年末から三が日のみ営業をしているようだ。我々も悪天候時には避難所と考えていたが、今回は不要のようだ。
大正池の立ち枯れの木がなくなって久しいが、やはり何か不足の感が拭えない。車道から大正池沿いの林間のコースに入ると、雪は積もっていてワカンを履くほどでもないが靴が踵程度は埋没した。田代橋から帝国ホテル前に向けて歩いていると木々の上に猿が固まって毛づくろいか寒さ除けか?おとなしく団子状態でいた。上高地バス停は当然ながら無人で静かである。河童橋脇の五千尺ホテル前の休憩場所は無雪期の血相とは裏腹で寂しい限りである。小梨平には天幕が数張設営されていて、炊事場にも人がいるのである。明神まで来ると人気はないが、明神池への道には足跡が乱れている。帰りにでも行ってみようといいながら、徳澤を目指した。左手には明神岳の稜線が雪をまとって凛と立っている。
1/3徳澤園の朝は早い。起きて小屋の前に立つとやっと明るくなりかけた。南に六百山と霞沢岳が見える。目の前には前穂高と明神岳がワーッと迫っている。そのうちにそれらの山々に朝陽が当たって金色に輝くではないか?もう40年位前の正月に登った北尾根4峰正面壁が神々しく見える。こんなに落ち着いて冬の岩壁を眼の当たりにするのは初めてである。これから登るとしたら、不安と意気高揚した気持ちがない混ぜた複雑な気持ちで、冷静には見ていられなかったであろう。
朝食後、横尾から蝶ケ岳へ行けるとこまで行こうと出かけた。横尾までの河原にでると屏風岩が迫ってきて、垂直の岩壁が手に取るようだ。横尾の小屋は今はどうだ、ものすごい大きく豪華である。これが山小屋か?ホテルではないのか?と思える。日時の経過を考えないわけにはいかない。横尾から左、中、右とコースはあるが、踏み跡があるのは蝶が岳だけで、涸沢の左、槍沢の中は新雪のままで誰一人踏み入れていないようだ。深い樹林帯の上りは踏み跡が固く靴のままで何のことはない。樹林の間から岩の先の方が見えだしたと思ったら槍ケ岳の穂先であった。平らな場所に無人らしき天幕がやや崩れ気味にあったが、徳澤園でカメラマンがテントを張って頑張っていると言っていたのでその天幕であろう。斜面が急傾斜になりアイゼンを装着して14時前まで登ろうと頑張ると、2,300mをGPSが示すところで予定時間になっていた。樹林限界ももう少しなので蝶が岳も僅かであるが、夕闇を越えて下山は老人パーテイーには許されないので潔くここで最高到達地点として下山する。登るのはシンドイが下るのはやっぱり早いもので、すぐに横尾である。暮れなずむ北尾根の岩壁群を見上げながら歩くとすぐに夕闇は来て、徳澤園に帰着する頃には真っ暗であった。
1/4今日は帰るだけの何の予定もない行程に鼻歌交じりの歩行である。明神で梓川を渡り明神池の静かな佇まいを感じながら、正月の上高地散策の良さを身に染みて感じた次第である。
小梨平は1張の天幕が倒壊したままで、人影もない寂しい光景になっているのを見ると、ここにいることの喜ばしい気持ちにジーンと感ずるものがあった。上高地バスセンターも我々3名だけで、夏の凄まじい混雑を思うと信じられない風景である。
大正池のほとりを歩いていると焼岳の噴煙が高く上り、連日の好天気も終わりに近づいているのか高曇りの雲が重なって、噴煙と雲の混ざり合う光景がいいね!などと、ここから離れる寂しさを紛らわすかのような言葉を誰かが発し、誰かがホントだ!と納得していた 。
"燦:伴","燦:高" M

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2/5
体力レベル
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