記録ID: 29966
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳
荒川細沢から間の岳から農鳥岳
2008年10月12日(日) 〜
2008年10月13日(月)
rieko
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,694m
- 下り
- 2,980m
コースタイム
12日野呂川発電所6:10−熊の平8:20−細沢出会い8:25−40m2段の滝9:20−水源12:00/12:20-細沢カール13:50−間の岳稜線15:15−間の岳山頂15:30-農鳥小屋テン場泊
13日テン場5:07−ヒシ農鳥岳5:42−農鳥岳6:17−大門沢下降点6:55-広河内岳7:30-大門沢下降点7:55-大門小屋9:30-林道11:20-奈良田バス停12:20
13日テン場5:07−ヒシ農鳥岳5:42−農鳥岳6:17−大門沢下降点6:55-広河内岳7:30-大門沢下降点7:55-大門小屋9:30-林道11:20-奈良田バス停12:20
天候 | 12日晴れ 13日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
12日朝一番のバスで野呂川発電所(登山届なし。事前にメールにて山梨県警)を6時10分に歩き出す。荒川出会いから右岸林道に入る。北沢出会い手前で河原に降りて、北沢出会いのところには堰堤がある。壊れたつり橋を右に見て進む。本谷を進み川幅が狭くなったところ(木に赤のペンキ)の左岸の踏みあとから急な尾根を登る。熊の平まで踏みあとがついている。細沢出会いのところには、取水口が工事のため飯場が建っている。工事のつり橋を渡り、細沢に入る。鬱蒼とした、樹林の中の沢で、立木も多く歩きにくい。苔もついていて、よく滑る。天気がいいがやはり水は冷たい。1時間弱で40m2段というより、25F1と15Fといった感じで、下段は右の凹角を登る。(リュックが重く引き上げてもらう)上部は左にシュリンゲがついていたが、ザイルないし荷物重くて無理。左岸から木の根をつかんで高巻くと、滝の上に出る。紅葉もきれいになってきた。大滝を過ぎると、沢は明るく、小滝が途切れることなく、青い空と水の白さと紅葉で冷たいのも忘れさせてくれるが、水は冷たい。水流が消えたとこらで、靴に履き替える。ここらあたりが2100くらいかな。ダケカンバの黄色。弘法尾根の紅葉もとても目に映える。水流のない、ゴーロを登って行くと、突然水が湧きだしてきて、沢が消える。沢を忠実にたどり、登って行くと、一面開けた細沢カール底に出る。夏はお花畑できれいだ。まわりは、ダケカンバの黄色が素晴らしい。このあたりで、2600はある。もう目の前には、間の岳の稜線。細沢カール底から尾無尾根へは、ハイ松のあるモレーンから取り付き、ガラガラの急な登りとなり、振り向くと、三角の頭の北岳が見える。アレ沢上部は崩壊がひどく、左ハイ松に出て、3100の稜線に出る。静に北岳の稜線が迎えてくれる。間の岳を登り、農鳥小屋テン場に16時30分に着く。風もなく静かで、富士さんの姿が雲海にひときはきれいです。今日はたくさん歩いた。そばもおいしい。 13日は5:07分から日の出を見ようと歩きはじめるが、少し雲が多くて少し赤みを帯びた空を見た。それでも朝日のあたる、間ノ岳はきれいだ。農鳥岳までは問題もなく周りの景色を見ながらの山行きです。槍も甲斐駒も鳳凰三山も塩見よく見える。大門沢下降点まで来たが、時間が早いので、広河内岳にもぼり、またまた塩見が近くに見える。どこから見ても富士さんはでかい。大門沢下降点から降りるのみ。春の時には雪渓だったとこらが木々でこんなに狭いんだとも思いました。 大門沢からの農鳥の稜線の紅葉もきれいです。小屋を後にして、春にはタラの芽をとりながらの林道を降り、奈良田のバス停に戻り今回の沢も終わりました。 |
写真
感想
10月半ばとあって沢行きを悩んだが、出かけて行って良かった。こんな素晴らしい紅葉が見れるなんてダケカンバの黄色。弘法尾根からのびる稜線。細沢カール底すべてが目に新しく楽しませてくれました。テントとあって、荷物が重いのが少し・・・私の濡れた、地下足袋も稔君が持ってくれたのは・・・こんな時は夫婦はいいと思う。またもう一度生まれてきたらまた細沢の紅葉を見に行きます。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3378人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する