長岡の里山歩き✿三ノ峠山と東山火打沢コース、雪国植物園

2021年04月11日(日) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 10.5km
• 登り: 561m
• 下り: 566m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:34

8:51 東山ファミリーランド駐車場
10:15 10:21 三ノ峠山
11:25 11:25 東山ファミリーランド駐車場
11:35 11:35 火打沢コース登山口
12:35 12:35 火打沢コース徒渉地点
13:25 火打沢コース登山口

（三ノ峠山）東山ファミリーランド駐車場から時計回りに周回し、往復2時間30分
（東山ハイキングコース火打沢コース）林道から集落跡を抜け、稜線に取り付く手前の徒渉地点までの往復で1時間50分
（雪国植物園）最高地点の岩野城跡まで外縁をぐるっと回って2時間

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（三ノ峠山）東山ファミリーランドのキャンプ場にある駐車場（トイレあり・20〜30台程度）に駐車、手前にある市営スキー場の広い駐車場は閉鎖されていますが、奥にあるふれあい農業公園にも駐車可。
（長岡東山ハイキングコース火打沢コース）冬季通行止めの標識手前の道幅が広い場所に路肩駐車しました。登山口はちょっと歩いた水道施設脇から林道へと入りますが、同施設脇に1台、林道に3台駐車していました。（林道は悪路で方向転換は難しいと思いました）
（雪国植物園）比較的広い東口駐車場（80台）は到着時ほぼ満車でしたが、入れ替えがあるのですぐに駐められました。

コース状況／危険箇所等

（三ノ峠山）復路に使った農業公園からのルートはファミリー向きですが、往路につかったキャンプ場からのルートは稜線に取り付く直前が急登です。全体に脇道が多いので、現在地はよく確認したほうがいいでしょう。
（長岡東山ハイキングコース火打沢コース）林道は泥濘んでいます。林道が終わって登山道になると、一部急な所や川沿いの土手の上を歩くところもあります。尾根に取り付く手前の徒渉地点で折り返しましたが、さらに上には壁が2か所あり、2つ目の壁には雪がびっしり、と降りてきた方が話していました。
（雪国植物園）公園ですので危険箇所はないですが、城跡から外縁部を歩くルートは歩いている人がほとんどいませんでした。広すぎて、途中で遭難しても見つけてもらえないかもしれません（爆）

その他周辺情報

小千谷のへぎ蕎麦（角屋）に立ち寄りましたが、昼の部と夜の部の間は準備中だったので、明るいうちに地元へ帰り、いつものイタリアンで夕食としました。

写真

4/11 8:52

【三ノ峠山】寝坊しても9時前に着いた東山ファミリーランド、駐車場はまだ空いていますが、マイクロバスなどが続々と到着中です

4/11 8:57

【三ノ峠山】カバーを掛けられたままの概念図

4/11 8:57

【三ノ峠山】キャンプ場からはこんな山道を登っていきます

4/11 8:56

【三ノ峠山】この山で一番多く見かけたのはショウジョウバカマ

4/11 8:58

【三ノ峠山】湿地にはミズバショウ

4/11 8:59

【三ノ峠山】桜が満開！

4/11 8:59

【三ノ峠山】大好きなタムシバもあちこちで咲いています

4/11 9:00

【三ノ峠山】やっぱりショウジョウバカマ

4/11 9:01

【三ノ峠山】カタクリはまだ寝起き

4/11 9:02

【三ノ峠山】オオカメノキもあちこちに

4/11 9:02

【三ノ峠山】カエデの頼りげのない新緑がいいなぁ

4/11 9:12

【三ノ峠山】ショウジョウバカマのツインズ

4/11 9:13

【三ノ峠山】花は越後の雪椿♪

4/11 9:17

【三ノ峠山】クロモジもあちこちに

4/11 9:19

【三ノ峠山】ヤマザクラは可憐だなぁ

4/11 9:20

【三ノ峠山】そろそろ目を覚ますカタクリ

4/11 9:20

【三ノ峠山】白いショウジョウバカマ

4/11 9:22

【三ノ峠山】マルバマンサクは終盤

4/11 9:23

【三ノ峠山】赤い花、ハウチワカエデかな

4/11 9:25

【三ノ峠山】あちこちに咲くヤマザクラ、オクチョウジザクラかな

4/11 9:27

【三ノ峠山】ひときわ白く輝く米山

4/11 9:29

【三ノ峠山】タムシバをアップで

4/11 9:30

【三ノ峠山】透過光に輝くヤマザクラ

4/11 9:32

【三ノ峠山】越後と言えばマキノスミレ

4/11 9:39

【三ノ峠山】ブナの新緑が眩しい

4/11 9:39

【三ノ峠山】と思ったらそのものズバリのブナ平

4/11 9:40

【三ノ峠山】ショウジョウバカマの群れ

4/11 9:42

【三ノ峠山】タムシバの群れ

4/11 9:43

【三ノ峠山】上を向いて咲く雪椿

4/11 9:43

【三ノ峠山】ヤマユリは順調に成育中

4/11 9:44

【三ノ峠山】咲き出したシュンラン、ここのは花付き株の割合が高い気がする

4/11 9:46

【三ノ峠山】黄色いショウジョウバカマ

4/11 9:46

【三ノ峠山】越後と言えばダンボのナガハシスミレ

4/11 9:48

【三ノ峠山】トキワイカリソウ

4/11 9:51

【三ノ峠山】あちこちにあったオオイワカガミ

4/11 9:54

【三ノ峠山】とんがり帽子みたいな葉っぱがかわいいクロモジ

4/11 9:57

【三ノ峠山】弥彦＆多宝＋角田山の姿も

4/11 9:57

【三ノ峠山】カタクリはゴキゲン♪

4/11 9:58

【三ノ峠山】先ほどから目の前を行ったり来たりしていたギフチョウをパシャリ

4/11 10:01

【三ノ峠山】突然現れた壁、でもあっという間

4/11 10:07

【三ノ峠山】尾根はカタクリ天国

4/11 10:08

【三ノ峠山】風に揺れる

4/11 10:09

【三ノ峠山】うつむいて咲く

4/11 10:09

【三ノ峠山】もうちょっとでクルリンパ

4/11 10:12

【三ノ峠山】苦労している雪国のネマガリ木、見晴らしは最高

4/11 10:15

【三ノ峠山】あっという間に三ノ峠山の山頂

4/11 10:15

【三ノ峠山】三等三角点の近くにもカタクリ

4/11 10:16

【三ノ峠山】お地蔵さんが見守ってくれています

4/11 10:17

【三ノ峠山】向かいの山はまだ雪がたっぷり

4/11 10:18

【三ノ峠山】でもこちらはカタクリ

4/11 10:20

【三ノ峠山】横から見ると丁の字に見えるからチョウジザクラ

4/11 10:21

【三ノ峠山】米山、今年こそ行きたいなぁ

4/11 10:21

【三ノ峠山】気持ちのいい尾根道、家族連れがたくさん上がってきます

4/11 10:22

【三ノ峠山】米山と似てる形の刈羽黒姫山をなぞるようにうっすらと火打山と焼山、左側のちいさいモッコリの上には妙高山

4/11 10:23

【三ノ峠山】ヤマザクラの葉っぱを見ると桜餅が食べたくなる（爆）

4/11 10:26

【三ノ峠山】淡い色目のスミレ、タチツボかなぁ？

4/11 10:28

【三ノ峠山】そのまんまカフェとして営業できそうな山小屋を通過

4/11 10:31

【三ノ峠山】ユキワリソウが現れました

4/11 10:31

【三ノ峠山】実生から手塩に掛けて育てたものだから盗らないで、と書かれてありました

4/11 10:33

【三ノ峠山】西蒲三山をバックに新緑の渋い色目がいいなぁ

4/11 10:36

【三ノ峠山】あちこちにユキワリソウ

4/11 10:36

【三ノ峠山】植えたのであってもかわいいものはかわいい

4/11 10:37

【三ノ峠山】存在感のあるスミレはスミレサイシンかな

4/11 10:38

【三ノ峠山】ひっそりとジロボウエンゴサク

4/11 10:38

【三ノ峠山】エンレイソウもゴキゲン♪

4/11 10:39

【三ノ峠山】紫色の濃いキクザキイチゲ、うれしいな

4/11 10:40

【三ノ峠山】これはスミレサイシンでいいよね

4/11 10:41

【三ノ峠山】この山では白は少数派

4/11 10:42

【三ノ峠山】濃い紫は渋くていいなぁ

4/11 10:44

【三ノ峠山】ナルコユリはまだ蕾

4/11 10:46

【三ノ峠山】ちょっと淡い紫色もあったよ

4/11 10:47

【三ノ峠山】濃い赤紫色や・・・

4/11 10:47

【三ノ峠山】ショッキングピンクのもあり

4/11 10:48

【三ノ峠山】終盤ですが楽しませてもらいました

4/11 10:51

【三ノ峠山】オオバキスミレもあちこちにあり

4/11 10:51

【三ノ峠山】色薄めのキクザキイチゲの群れ

4/11 10:52

【三ノ峠山】オオバキスミレの群れ

4/11 10:57

【三ノ峠山】またまたギフチョウ、最後に立ち寄った雪国植物園でも普通に飛び回っていました

4/11 11:01

【三ノ峠山】シュンランのツインズ

4/11 11:02

【三ノ峠山】オオイワカガミも色が濃いなぁ

4/11 11:05

【三ノ峠山】オオカメノキをアップで

4/11 11:08

【三ノ峠山】ナガハシスミレのもたくさんあり

4/11 11:09

【三ノ峠山】トキワイカリソウも大勢

4/11 11:10

【三ノ峠山】農業公園は桜が見頃

4/11 11:11

【三ノ峠山】いろんな種類があって同定できず

4/11 11:12

【三ノ峠山】左に刈羽黒姫山、右に米山、ときどきどっちがどっちなのか迷うんだよね

4/11 11:13

【三ノ峠山】撮ってしまったけど同定できない樹木の花（汗）→クヌギかオニグルミかな

4/11 11:13

【三ノ峠山】たくさん咲くオオカメノキ

4/11 11:17

【三ノ峠山】今が旬のタムシバ

4/11 11:18

【三ノ峠山】音符のようなクロモジたちでこの山は終了です

4/11 11:39

【火打沢】車ですぐの火打沢コース登山口、左手にある水道施設の右側から林道を進みます

4/11 11:40

【火打沢】親切な案内板、いつか縦走してみたいな

4/11 11:42

【火打沢】左手は尾根道、右手の沢沿いのコースを進みます

4/11 11:51

【火打沢】すぐに今回のメインディッシュ、アズマシロカネソウが登場！

4/11 11:51

【火打沢】日陰の水際にひっそりと咲く花

4/11 11:52

【火打沢】結構群れてたりもする

4/11 11:53

【火打沢】コシノチャルメルソウ、思ったよりデカくてびっくり

4/11 11:54

【火打沢】やっぱりアズマシロカネソウ

4/11 11:56

【火打沢】エンレイソウもあるでよ

4/11 11:57

【火打沢】ゴキゲンなホクリクネコノメソウ

4/11 11:59

【火打沢】でもやっぱりアズマシロカネソウ

4/11 12:00

【火打沢】まん丸でかわいい

4/11 12:02

【火打沢】ここにも大量に咲くショウジョウバカマ

4/11 12:07

【火打沢】滝シャーは撮ってる時間なし

4/11 12:08

【火打沢】そしてビッグサイズのキクザキイチゲ

4/11 12:09

【火打沢】ここは白が主流

4/11 12:09

【火打沢】フキノトウは食べ頃過ぎ

4/11 12:10

【火打沢】ホクリクネコノメソウの群れ

4/11 12:11

【火打沢】ジロボウエンゴサクでよろしいか→花の後ろにある葉っぱにギザギザがないのでオトメエンゴサクの赤花のようです

4/11 12:12

【火打沢】青っぽいキクザキイチゲもあるよ

4/11 12:14

【火打沢】三ノ峠山より濃い紫色があるとは思わなかったよ

4/11 12:16

【火打沢】淡い青もあるキクザキ天国でした

4/11 12:16

【火打沢】その天国の真横にカモシカの亡骸、なんだか神々しく見えてきました

4/11 12:18

【火打沢】新緑の沢沿いをどんどんと上がっていきます

4/11 12:20

【火打沢】人が住んでいたと思しき平坦地はキクザキイチゲ天国です

4/11 12:22

【火打沢】丸太橋を渡り沢の土手をずんずんと進みます

4/11 12:24

【火打沢】無機質な青がきれいなヤマエンゴサク→花の後ろにある小さい葉っぱに切れ込みがないのでオトメエンゴサクのようです

4/11 12:25

【火打沢】アブラチャンもあったよ

4/11 12:29

【火打沢】エンレイソウもあちこちに

4/11 12:30

【火打沢】ホントここはキクザキ天国だなぁ

4/11 12:34

【火打沢】白いスミレサイシン？→マルバスミレ、の模様

4/11 12:35

【火打沢】アブラチャンもあちこちにある

4/11 12:36

【火打沢】2段の壁直前にある徒渉地点、手前の壁にはカタクリがあるらしいけど・・・

4/11 12:37

【火打沢】ここにも咲いてたから来た道を戻りましょう（＾＾）

4/11 12:42

【火打沢】イワイチョウみたいな存在感だけど、君はタネツケバナ？→同じ仲間のコンロンソウみたいです

4/11 12:50

【火打沢】つくしの子がはずかしげに顔を出します♪

4/11 12:59

【火打沢】日当たりのいい場所にアズマシロカネソウが固まって咲いていました！

4/11 13:00

【火打沢】透過光で透ける花弁

4/11 13:01

【火打沢】日差しがあると画力が違うなぁ

4/11 13:01

【火打沢】こんにちわ（＾＾）

4/11 13:02

【火打沢】美しいのぉ

4/11 13:03

【火打沢】アズマシロカネソウ劇場です

4/11 13:04

【火打沢】ツインズで

4/11 13:06

【火打沢】アップで

4/11 13:06

【火打沢】同じような写真ばかりだけど（汗）

4/11 13:07

【火打沢】玉ボケ入り

4/11 13:08

【火打沢】ピントの位置を前にしたり

4/11 13:08

【火打沢】アップにしてみたり

4/11 13:09

【火打沢】マクロにも挑戦

4/11 13:09

【火打沢】賑やかでいいなぁ

4/11 13:10

【火打沢】透ける花

4/11 13:10

【火打沢】面白い形をしているね

4/11 13:10

【火打沢】たっぷりと楽しませてもらいました

4/11 13:13

【火打沢】コシノチャルメルソウもうれしそう

4/11 13:24

【火打沢】アスファルトの車道脇にある側溝にもどデカいアズマシロカネソウ、もはやここでは珍しい花ではないのかも

4/11 14:07

【雪国植物園】最後は自然園、の前に車道脇に咲くハコベちゃんから

4/11 14:10

【雪国植物園】想像外の広さ＆標高差でした

4/11 14:14

【雪国植物園】青空とオオカメノキ

4/11 14:15

【雪国植物園】平地ではシラネアオイも中盤

4/11 14:16

【雪国植物園】こういう中間色がいいんだよね

4/11 14:17

【雪国植物園】やっぱり和柄のヤマザクラ

4/11 14:18

【雪国植物園】クルリンパのカタクリ

4/11 14:25

【雪国植物園】シュンランはツインズ

4/11 14:25

【雪国植物園】ここで見るとは思わなかったイワウチワ、ちょっと色白だけど、まいいか（＾＾）

4/11 14:26

【雪国植物園】イワカガミは植栽ゾーン外でもあちこちで咲いていました

4/11 14:26

【雪国植物園】少しはピンク色のイワウチワ、天然モノを坂戸山や権現堂山に見に行きたいな

4/11 14:27

【雪国植物園】ここからは越後三山が一望

4/11 14:27

【雪国植物園】真っ白な守門岳も

4/11 14:28

【雪国植物園】左手は粟ヶ岳あたりかな

4/11 14:33

【雪国植物園】大好きなマキノスミレがファミリー咲き

4/11 14:46

【雪国植物園】ヤマルリソウかと思ったけど・・・

4/11 14:47

【雪国植物園】エチゴルリソウという固有種とのこと

4/11 14:50

【雪国植物園】ここはユキワリソウでも有名

4/11 14:51

【雪国植物園】もはや原型を留めていない気が（爆）

4/11 14:52

【雪国植物園】ピークは凄いんだろうなぁ

4/11 14:52

【雪国植物園】やるならとことん（＾＾；

4/11 14:53

【雪国植物園】なんでもありワールドでした

4/11 14:54

【雪国植物園】同じ植えたのでもシラネアオイにホッとしました（爆）

4/11 14:57

【雪国植物園】ヤマザクラを愛でる人たち

4/11 14:58

【雪国植物園】ニョイスミレもあったよ

4/11 15:02

【雪国植物園】青空にヤマザクラ

4/11 15:03

【雪国植物園】ナガハシスミレの大群

4/11 15:03

【雪国植物園】長岡市街地の向こうに守門岳

4/11 15:05

【雪国植物園】見晴らし台には山座同定板あり

4/11 15:06

【雪国植物園】工業団地と広大な植物園が並んでいる不思議

4/11 15:11

【雪国植物園】淡い色目の向こうに越後三山

4/11 15:11

【雪国植物園】一段と高くなっている場所、この段々はどう見ても・・・

4/11 15:13

【雪国植物園】やっぱり戦国時代の山城、岩野城跡でした

4/11 15:14

【雪国植物園】雰囲気は春日山城、と思ったら、上杉氏配下の居城とのこと

4/11 15:11

【雪国植物園】新緑がいいなぁ

4/11 15:16

【雪国植物園】ナガハシスミレ、もはやどんだけ大量でも驚かない（笑）

4/11 15:16

【雪国植物園】つづら折りの下には桜咲く段々の田んぼあり

4/11 15:22

【雪国植物園】春だなぁ

4/11 15:26

【雪国植物園】ニシキゴロモかな

4/11 15:40

【雪国植物園】谷沿いの湿地に咲くミズバショウ

4/11 15:44

【雪国植物園】宝石のようなオトメエンゴサクで〆

4/11 18:09

【いつものイタリアン】帰路に立ち寄ったへぎ蕎麦屋さんが準備中のため明るいうちに地元へ戻り、いつものイタリアンでボンゴレを頂きました

4/11 18:24

【いつものイタリアン】ドライフルーツのセミフレッド、今日も一日楽しかったなぁ

撮影機器：

RICOH GR III リコー

α7R IV ILCE-7RM4 ボディ SONY

感想

yamaonse

今までなぜか馴染みのなかった長岡市近郊の里山。SM100Cさんのレコで思いのほか花が多いのを知り、一日晴れ予報の越後路を歩いてきました。市営スキー場の上にある三ノ峠山と、八方台に繋がる火打沢、オマケに雪国植物園と盛りだくさんです。

まずは三ノ峠山。市民憩いの山らしく、家族連れやご婦人たちの団体が続々と集っています。標高も低く、思いっきり敷居の低い山だというのに、花は種類豊富。ギフチョウまで何度もお出まし、眩しいブナ林と雪国の当地らしい山歩きを満喫しました。

次に向かったのは火打沢。先ほどの三ノ峠山や、その奥にある鋸山などの渋い低山を繋ぐ長岡東山ハイキングコースの一部ですが、どちらかというと玄人向きの雰囲気。暗くて湿気の多い沢沿いに咲く、日本海側限定のアズマシロカネソウが目当てです。

ドロドロの狭い林道が延々と続くのかと思いきや、しばらくすると人の痕跡がプンプンする開けた場所に出ます。民家か畑、田んぼがあったと思しき平坦地はキクザキイチゲ天国で、おまけに花は大ぶりで見応えあり。明るい花園は時間を忘れさせます。

あわよくば尾根筋の八方台までと思っていましたが、途中ですれ違った人から尾根の取り付きは2段の壁で、下はカタクリが多いけど上は残雪で花はないと聞かされ、急登手前の徒渉地点で折り返しました。帰路もシロカネソウ劇場、撮影しまくります。

山頂踏まず時間はたっぷり余ったので、勢い余ってこちらも気になっていた雪国植物園へ。植栽ゾーンはありがちな自然園状態でしたが、高みを目指して先に進むと立派な山城跡があり。あまり手の入っていない外縁部にも多い花に、里山の底力を実感。

カタクリやスミレ、イワカガミやシュンランは元からあった植物みたいで、谷あいに咲くヤマザクラも春の雰囲気がたっぷりでした。近くの国営越後丘陵公園も同じく元の姿を大切にした造りでしたが、越後の里山恐るべし、と唸らされた一日でした。

コメント

ろばくん

越後満喫
ymaonseさん、こんばんは(^.^)
越後の山を満喫しましたね。

越後の里山。お花がいっぱいですね。

こちらでは見ることが出来ない、アズマシロカネソウ、可愛いですね。
一度は見てみたいです。

yamaonse

Re: 越後満喫
robakunさん、おはようございます。越後の里山、３か所訪れた場所はどこも短時間しかいなかったのに、おなか一杯になりました。ちょっと歩くだけで深山の趣き、花一杯でうきうきしながら歩きました。アズマシロカネソウは自分も初めて見た花、形が独特でかわいらしかったですよ。コシノチャルメルソウやエチゴルリソウ、もう終わってるだろうけどコシノコバイモやコシノカンアオイなどなど、地域限定花はあるだけでありがたいですね。

SM100C

さらに増えてる！
おはようございます。
楽しんでいただけたようで良かったです。

アズマシロカネソウ、さらに増えているみたいですね。
いったいいつが最盛期なのだろうと(´_`;)
コンクリート舗装に泥が被っただけのところにまで
植生があるんで、なかなかしたたかな植物なんでしょうね。
しかし、咲かない場所にはまったく咲かないので不思議です。

春爛漫で人出が増えていたみたいですねぇ。
もう少しの間、春のお花でどこも人が多そうです。

雪国植物園、確かにあそこは遭難してもおかしくないくらい広大ですね(´_`;)
先にお伝えすればよかった、すみません

yamaonse

Re: さらに増えてる！
SM100Cさん、こんにちは。おかげさまでで盛りのアズマシロカネソウ％見ることができました。希少な花は数が少なく弱い先入観がありますが、あちこちに咲いていて驚きました。大株は遠かったりもしましたが、道端のを撮影しまくりました。環境さえ合えば勝手に増えるんでしょうね。春爛漫の人出、感染リスクには配慮して行動したいです。雪国植物園は広さもまだしも標高差にびっくり。戦国時代の山城跡にも興奮しました。越後丘陵公園も近くを通ったけど、タイムアウトでした。巨大過ぎる公園、なかを歩くだけでいい運動になりそうですね♪

まっちゃ

アズマシロカネソウ
yamaonseさん　こんばんは！
希少な花かと思いきや咲いてるところにはわんさと咲いてるんですね。
驚きました。
可愛らしさにメロメロです。たくさんのお写真ありがとうございます。
前髪が可愛い子供たちみたいですね。

気軽に日帰りされてるのにも驚きましたが群馬と新潟はお隣さんでしたね。

yamaonse

Re: アズマシロカネソウ
mattyanさん、こんばんわ。写真厳選できずすいません（汗）アズマシロカネソウ、地域は極めて限定的な花ですが、咲くところにはわんさか咲いていました。場所はヒミツ扱いにすべきか迷ったけど、舗装した車道の側溝に大株があるのを見て、隠すまでもないと確信しました。そこにしかないけど行けば必ずある花、待っていてくれる感がいとおしさを倍増させてくれますよ。前髪のかわいい子どもたち、髪型はきっとおかっぱかな（＾＾）

群馬県央部から新潟県は、南魚沼で１時間ちょっと、長岡周辺なら２時間ちょっとです。下道で県内の山奥に行くよりは、高速近い他県の山のほうが時間的には掛からないくらいです。またまた第４波で県境跨ぎが白い目で見られそうですが、今回も立ち寄ったのはコンビニのみ。公共交通機関使わざるを得ないであろう首都圏の方には申し訳ないけど、車で行ける範囲には出かけたいな。早く気兼ねなくお出かけできる日が戻って欲しいですね。

iwanob

越後の春
yamaonseさん、こんばんはー。
残雪が溶けると一斉に春のお花が咲き出す越後の春はいいですね。アズマシロカネソウってちっちゃくてちょっと面白い色合いのかわいいお花なんですね。他にも定番の雪割草にキクザキイチゲ、カタクリ軍団、岩鏡に岩団扇、シラネアオイと写真を撮るのが忙しかったことでしょう。雪国植物園もいいですね。😁　私も坂戸山あたりに行こうかなあと思っていましたが行ってみたいところが増えて困ってしまいます。

yamaonse

Re: 越後の春
iwanobさん、こんばんわ。雪が溶けた場所から順番に訪れる越後の春、今回歩いた場所に残雪はほとんど残っていませんでしたが、花は自分の訪問を待っていてくれたかのように咲き乱れていました。三ノ峠山はスキー場の裏山で標高は５百メートルもないし、火打沢も廃村のような場所、雪国植物園も工業団地に不向きな急斜面と休耕田の保全地です。

そんなおよそ山とは言えぬ場所に咲き乱れる花、カタクリやイチゲのような人里好む花から、イワカガミのような高山にも咲く花まで多種多様でした。初見のアズマシロカネソウは花の付き方がかわいらしく、小豆色のカバーにクリーム色の花がなんだかおいしそうでした（笑）イワウチワとシラネアオイは別のしっかりとした山で見たかったなぁ。

坂戸山はイワウチワやイワナシも咲くし、そろそろ見頃かもしれません。高速から見た感じでは雪は溶けているようでした。２月に雪の多さに驚いた越後の冬も、春先からの暖かさで一気に雪融けが進んでいる様子。魚沼盆地北端にある標高千ｍ弱の権現堂山も沢筋以外は白くなかったです。あまりよくない今週末の天気予報、外れてくれるといいですね。

よつこ

行ってきました！
yamaonseさん、こんばんは

アズマシロカネソウも、コシノチャルメルソウも
昨年、角田山まで見に行こうかと思っていた矢先にコロナ騒ぎでどこにも行けず・・
ずっと見たいと思っていたのですが、角田山なで行くのはチョット遠い・・・
坂戸山はまだ雪の下で見られないし・・・
そしたらもう少し手前で見たというyamaonseさんのレコがアップされ
これはもう行かなくちゃ！！！と
yamaonseさんの地図をダウンロードして行ってきましたよ！
行ってビックリ！
わんさかあるじゃないですか＾＾
アズマシロカネソウも、コシノチャルメルソウも、沢山あるので
地元の人は気にもしないと言った感じでした(;^ω^)
ある所にはあるんですね〜

三ノ峠山はマキノスミレが一杯あって、これもまたビックリ！

雪国植物園は時間切れで、私の足では到達出来ませんでした(;^ω^)

県外ではありますが、本当に西上州の山に行くにも2時間かかるので
同じ2時間で行ける範囲なら感染対策に気をつけながら行動すればいいかなと
思います。

yamaonse

Re: 行ってきました！
yothukoさん、こんばんわ。フットワーク軽いですね！きっとyothukoさんなら驚喜乱舞するだろうな、と思いながら、三ノ峠山も火打沢も歩いて来ました。アズマシロカネソウは珍しいランのように咲いてる場所をヒミツにする花なのかと思いきや、咲いてるところには道ばたにわんさか咲いてる。コシノチャルメルソウも雑草扱いな感じですね。マキノスミレもナガハシスミレも、関東圏でよく見るタチツボスミレよりも株数が多い感じがします。坂戸山や六万騎山もそうですが、低山でも珍しい花が多くて一斉に咲く新潟県の花。yothukoさんの家からなら距離も近いし、何度でもリピートしたくなるのでは。次はサンカヨウかヒメサユリか、コシジオウレンか。ムラサキヤシオもいいなぁ。行き先考えるだけでワクワクしてきますね（＾＾）

tomo0105

花好きにはたまらない山域！
yamaonseさん　こんにちは！

それにしても越後の雪解け後の里山は、正に花の楽園ですね！
アズマシロカネソウにコシノチャルメルソウ・・・・・、未だ見ぬ花達のオンパレード。
ショウジョウバカマも、白花や黄花もあるんですね。
更にギフチョウまで登場・・・・。
本当に行った甲斐がありましたね。

東京からだと、距離的にかなり悩ましいですが、珍しい鳥が居れば、私もすっ飛んで行ってしまいそうです。

yamaonse

Re: 花好きにはたまらない山域！
tomoさん、こんにちわ。越後の里山、ここは弥彦山や角田山よりもさらに敷居の低い山であるにも関わらず、花は種類豊富で圧倒されてきました。アズマシロカネソウやコシノチャルメルソウもわんさか咲いてたし、ショウジョウバカマも３色あり。ギフチョウも普通にヒラヒラ飛んでいて、わざわざ出かけた甲斐がありました。

新潟県は角田山に行ったときに超望遠レンズの方がいらっしゃいました。渡り鳥の中継地になっているようです。全体的に海沿いのほうが探鳥地としては多いようですが、内陸部のブナ林では見られる鳥にサンコウチョウやキビタキに加えて、ブッポウソウやアカショウビンの文字も。初夏までのシーズン、機会があればぜひ！＾＾