三峰〜雲取山〜飛龍山〜丹波でんで〜ろ

2013年06月09日(日) 〜 2013年06月10日(月)

• GPS: 30:00
• 距離: 24.9km
• 登り: 1,899m
• 下り: 2,321m

コースタイム

1日目）10:45三峰神社バス停〜12:30霧藻ヶ峰（昼食）〜14:05前白岩山〜15:00白岩山〜16:00大ダワ〜
16:30雲取山荘（Total：5h45m）

2日目）5:45雲取山荘〜6:15雲取山頂6:30〜7:40狼平〜9:30北天のタル〜10:15飛龍山頂〜10:45禿岩（昼食）
11:30禿岩〜12:15前飛龍〜13:15熊倉山〜13:55サヲラ峠〜14:35丹波天平〜15:35丹波小〜15:45丹波温泉BS
（Total：10h）

天候

1日目）晴れ　　　2日目）曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）西武秩父駅 9:10発〜三峯神社BS 10:35着　（75分・900円）
　　　西武バス　http://www.seibubus.co.jp/timetable/dia/index.html

帰り）丹波山温泉 18:50発(最終バス）〜奥多摩駅BS 　（47分・980円）
　　　1本前のバス（15:47）にギリ間に合ったが、温泉に入りたかったので見送る(^^ゞ

　　　西東京バス　http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130401.pdf

コース状況／危険箇所等

鳥居登山口に登山ポスト。簡潔に記入できる用紙もたくさん補充されていた。

三峰コース…西武秩父からのバスが9:10始発で到着が10:30、帰りは16:45発が最終なので、ピストン日帰りはキビシイ。
　　　取り付き標高1100mで、標高差だけみればラクそうだけど、急登・アップダウンあり
　　　休憩ポイントもベンチもたくさんある。

ミサカ尾根…前飛龍から10分ほど傾斜が厳しく、滑りやすく落石多し。


※1 飛龍山頂へのショートカットコース…破線ルート（昭文社地図'11版）だけど明瞭、直登で早い。
※2 丹波天平〜丹波小へのルート…破線ルート（昭文社地図'11版）だけど、暗くなければ大丈夫なくらいの踏み跡あり。
急斜面をジグザグにいく感じ。けっこう膝にキマした。
（※1,2　山レコで情報いただきました。ありがとうございました。）　

雲取山荘…三峰コースですれ違った前日宿泊の人が、すごい混雑で8畳間に8人だったとボヤいてた。
予約しなかった人は断られてたそうです。（断られた人はどうしたんだろう？）
翌日のお弁当を頼んで行き先を訊かれ、「鴨沢」「三峰」と答えた人は、オヤジさんから「必要ない」と、
ことごとく断られていた。　SBはつながらないそうです。

雲取山頂・避難小屋前のトイレは扉が壊れてた。
雲取山〜丹波山村に下りるまでトイレはありません。

ココ↓に行ってみたかったので、このコース(^.^)
のめこい湯　http://www.nomekoiyu.com/index2.html

写真

西武秩父駅　バス乗り場とシンボル・武甲山

ここまで電車とバスを乗り継いで、家から4時間。長かった〜

三峰ビジターセンター

舗装道を右に分け、自然研究路を入っていくと、登山口の鳥居

登山届は予め書いて持っていったが、用紙はたくさん置いてあった
入山者カウンターは、固いのか壊れているのか押しても動かなかった

三峯三山の一つ、妙法ヶ岳（三峯神社・奥宮）への登山口

クマさんにお知らせ用？

炭焼平

ここら辺までは、ウォーミングアップにちょうどいいハイキングコース

地蔵峠

見晴らしのいい尾根に抜けると、三角点がいらっしゃった

「桂平」三等三角点

秩父宮両殿下レリーフ。どこにあるのか、キョロキョロしてしまった
意外と高い位置にある。しかもデカイ

「霧藻ヶ峰」1523m

休憩400円（お茶かコーヒーつき）、素泊まり3000円らしい

干した布団の向こう、一番奥は先日登った両神山

下って「お清平」

石灰岩の急登

また下る…

そして登って「前白岩の肩」

やっと半分　

前白岩山　1776m

白岩小屋前（休業中？）

サイ？

下って登って、「白岩山」1921m
「白岩」 三等三角点

伊勢湾台風（1959年）により原生林は破壊され、林の中が明るくなったためコメツガ・シラビソは生育できず、ダケカンバの林になってしまった

また下ると、4ヶ国語注意書き

芋ノ木ドッケ　
「芋ノ木」はコシアブラ、「ドッケ」は「突起」が訛ったもの
つまり、コシアブラが多い尖った峰

あれが、コシアブラかな？ずいぶん高い。
採るの大変そう。でも、オイシイんだよね

なるほど、警告通り滑りやすそう

このあたりは最後まで雪が残る所なんだろうな

アップダウンが多いので、時間の割に距離が進まない

まだ咲いてたミツバツツジ

コロコロと小石が落ちてきたので見上げると、シカのカップルに見物されてた

ゆるやかに下っていくと

鞍部「大ダワ」
日原からの大ダワ林道合流点。まだ通行止めなんだろうか？

「男坂」避けます(^^ゞ

東京都水道水源林

「がつめこ」？　コメツガでした
東京市時代の標識です

歩いてきた山々と雲取ヒュッテ（廃屋）

設営中含めてテント4張、少ないですね

これは覚えておかなきゃ

歩いてきたコース
実はこのコースの地図を持ってなかったので、どなたかのHPにあったこの写真をコピーして持ってきたのでした(^_^;

16:30　雲取山荘到着　5時間45分
帰りの時間を気にしなくていいのは、のんびり歩けていいなあ〜
小屋は閑散としてました

荷物をデポしてその日のうちに山頂へ行き、明日は直接三条ダルミへ行こうと思ったけど通行禁止
曇ってきたし、山頂は明日に期待しよ〜

どなた？　読む気ナシ

若くなるのは「気分だけ」らしい

トイレは夜も外。水洗

夕焼けと星空はザンネン

夕食…。次回は自炊だな

豆炭こたつがウレシイ。
茨城から来た単独の女性と相部屋。山の話で盛り上がりました。明日は東日原へ下りるそう

10日朝は曇り。ご来光もこんなもの

鎌仙人。ナニ者？読む気なし

朝一番から急登。
シカと黄色い毛の動物が走り抜ける

埼玉県の山頂標（2017m)

東京都の山頂標と、歴史的遺構「原三角測點」・「雲取山」一等三角点

これから歩く飛龍山への稜線。奥にはうっすら南アルプス

誰もいそうにないので、避難小屋の中のぞいてみた。きれいです。水場がちょっと遠い。

山梨の山頂標

前回はこの道から来ました

奥秩父主稜縦走路方面へ

もったいないくらい下ります

富士山も見上げるかんじに

三条ダルミ

ここでもシカに逢う

開けた展望のいい「狼平」

すこし雲がかかってきた

あのピークは三ツ山？

こんな空中歩道がところどころに

飛龍〜前飛龍　　ちょっと近づいてきたかな

北天のタル

雲取山・石尾根の稜線と歩いてきた尾根

シャクナゲがちらちら出てきました

イワカガミも

あった！飛龍山頂へのショートカットコース入口
。プレートの文字は消えているので、林班界標「31｜32」を意識してた方がいい

原生林の美しい尾根に出て、左にいくと

トラバース道から10分ほどで山頂に着く
飛龍山（2069m)　「比竜」三等三角点　展望なし
実は標高2077mの水準点も存在するらしい

ここから飛龍権現へ下りる道は、20分ほどシャクナゲオンパレード♪

山荘のオヤジったら、「シャクナゲはもう終わってる」なんて、冷たく言い放ったのだよ。

ファンタジーワールドを堪能して下りると

「飛龍権現」の分岐　小さな祠があるだけ。
すこし奥秩父主稜縦走路へ向かって「禿岩」へ寄ります

数分で分岐

ちょうど女性3人グループと入れ違いになり、「南アルプスかすんできちゃった」と残念な報告を受ける

折り重なる奥秩父の山並み一望です

岩の上で昼食タイム〜♪
山荘で作ってもらったお弁当だけど、おにぎりがいいなぁ。雨だったり風強かったら、これじゃあ食べにくい

飛龍権現へ戻って、サヲウラ峠方面へ

まだ続くシャクナゲ

前飛龍へ向かう道には、イワカガミもいっぱい。
足の置き場に困るほどでした

イワウチワも！

前飛龍（1954m）
禿岩で誰かが「ヤッホー」と叫んでるのが聴こえます。雲取から甲武信へ向かうと言っていたおじさんでしょうか？

6/11 12:52

サヲラ峠へ下ります
ここでデジカメの電池が切れたので、あとはケータイ写真

6/11 12:51

これから越えていく山々

ここから緊張する急坂が10分ほど続く

6/11 12:51

急坂のあとは、緩い道

6/11 12:51

尾根筋には、東京都水道局の標石が点々とあります。

6/10 13:15

手彫り山頂標　「熊倉山」（1624m）

6/11 12:51

「火打岩」三等三角点

6/10 13:31

緩やかな広葉林の道

6/10 13:32

紅葉の頃はどんだけ綺麗なんだろう

6/10 13:48

フタリシズカが喧しいくらいいっぱい

6/10 13:51

1本彩りを放つヤマツツジ

6/10 13:57

「サヲウラ（竿裏）峠」　　地図表記はサオラ峠です

6/10 14:00

天平（でんでいろ）尾根を進みます

6/10 14:22

ここも気持ちのいい道

6/10 14:25

飛龍から誰にも逢っていません。この広い空間独り占め

6/10 14:27

6/10 14:28

マルバダケブキ？の群生広場

6/11 10:48

なにやら宇宙的なものが…

6/11 10:48

上部にアンテナ

6/11 10:49

ひろ〜い「丹波天平（たばでんでいろ）」

6/11 10:49

丹波へ　　破線ルートを下ります

6/10 14:53

踏み跡をしっかり追って、斜面をジグザグ縫って下ります

6/10 15:12

6/10 15:30

たった2日で人里に懐かしさが。。

6/10 15:12

電線が目の高さ

6/11 10:50

小学校の裏に下りました

6/11 10:50

学校敷地に入ります。

6/11 10:50

一番近くのバス停は「役場前」です

道の駅「たばやま」から橋を渡って「のめこい湯」へ

6/10 15:47

つるつるしっとりになりました〜

鹿そばとエビス〜♪

6/10 18:25

ご当地キャラ「タバスキー」（丹波好き〜）
「丹」の字がモチーフらしいです

6/10 18:41

19時前でもまだ明るい。　あのバスが終点で引き返して来て乗車です

撮影機器：

E-330 オリンパス

FOMA SO703i SONY

感想

mie_999

梅雨入りしてから、あまりのカラカラ天気に我慢できず、前日に思い立っての山行です。
去年から温めていたコース、行くなら「今でしょ！」の飛龍山。
ちょっと遅いかな〜と心配してましたが、どんぴしゃのシャクナゲでした。

にぎやかだった日曜の三峰コースにくらべ、2日目は先行者1名、すれ違った人1人と1グループ。
飛龍山からは独り占めでした。
熊が怖いので、大声で　How many roads must a man walk down〜♪(B.ディラン)と唄ってました。
風に乗って、どこかの山中で聴こえちゃった方、心霊現象ではありません。

山を下りたら、台風3号発生。翌日からは梅雨らしい天気になりました。いろいろタイミング良かった。







■交通費（2110+1930）、1泊2食＋弁当（8500）、温泉（600）　計13,140円

コメント

kumadaro

シャクナゲ綺麗でしたね！
「狼平」を教えていただいた方でしょうか？

同じシャクナゲの木の写真を載せてあったり、下山後の
ビール＆そばも同じで面白く見させていただきました＾＾。

広〜い天平尾根気持ち良かったですね。
二日目は、距離がちょい長く、膝が痛くなってしまいました、、、。

紅葉の頃も楽しめそうで、今度は、カメラ持ってゆっくり歩きたい所です。

またどこかでお会いした時は、お声掛けてください！