本沢温泉野天風呂・テント泊(硫黄岳断念〜海尻駅)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 566m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
天候 | 曇り〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
小淵沢前泊〜小海駅990円〜本沢温泉入口までタクシー6240円 復路は海尻駅まで徒歩。小海駅戻り210円〜小淵沢990円 已む無く、あずさ利用、チケットレス1480円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲート以降は残雪あり。小屋近辺にかなりの残雪。軽アイゼン、チェーンスパイク必須。ツボ足注意。 復路は本沢温泉入口以降は雨も相まって粘土質ありの道で滑る。転倒注意。 |
その他周辺情報 | 小海駅前食堂、徒歩5分位に山崎ストア(AM7:00開店)ありだが、弁当等の品数は少なく現地調達のあてはしないほうがいい。タクシー1台程度しかないようで先を越されたら戻りを待つしかない。小海線、バスの本数少なし時刻表に注意。小海沿線駅ほぼ無人駅。駅前にはなにもない。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ツェルト
ストック
携帯トイレ
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感想
いよいよ八ヶ岳。キレット挑戦の赤岳以北の偵察も兼ねた山行。といっても今回の最大の目的は野天風呂なんだけど。あわよくば初日に硫黄岳か天狗岳に行き、翌日に天気がよければと、予備日も想定しました。甘かったけどね。
初日に温泉と登山を行うので早めに行こうと小淵沢駅で前泊。旅籠屋じゃらん割引5750円。広い部屋でのんびりできる。タブレットでネットしようとしたが充電用のUSB-Cケーブルを忘れてしまい、このままでは山では充電が切れて困ると、調べたら900m先にローソンが。税抜き980円と高くついたけどモノはイイ感じだった。でも結局ほぼ使わなかった。なんだよそれって。
iPhoneのライトニング、バッテリとデジカメ用のmicroUSB、そして今回bluetoothモバイルキーボードを購入し、持って行ったがまさかのminiUSB端子。いつの時代だよって言いたかった。充電のみで使用するので山行ではほぼ充電持つと思うのだが一応持って行った。これでUSB-C入れると4つ持っていかないといけない。端子統一して欲しいよな〜。変換プラグはあまり使い勝手がよくないので非常時以外は使いたくないんだけど。ちなみに予備バッテリは薄いの3つあります。これで2泊3日程度であれば十分持ちます。
さて前泊で始発610の小海線に乗ることが可能であったが、朝軽食が出るというので750のに変える。これでも早く行けるので平気だろうと。しかし軽食といっても5個100円のロールパンみたいなんしかなく、こんなもの食べるより早く出発すればよかったと後悔。
そして小海駅900到着。登山道入口ではなく少しでも早く行きたかったので本沢温泉入口までタクシーでいくこととした。駅前に居なかったので迎車をお願いしたら今出てるということ。待ってれば来ますよとのことですぐに来た。1台しか動いてないのかよって。6240円。想定より若干高くついた。
しかしこの前泊とタクシーのダブルは今回ほぼ役にたたないこととなった。なんでだよって。
本沢温泉入口からゲートまで、急坂ではないが、単調なせいか疲れた。ゲート以降も残雪があり、チェーンは到着まで使用せず足を取られて難儀した。つけりゃよかったじゃんって後の祭りである。登りにはつけるほどでないと思ったが登るほどにツボ足に注意な残雪になった。
さて本沢温泉到着。手前の幕営地は1張もなかった。本沢でも客がいないような雰囲気。入口に入って鐘を鳴らします。はーいって出てテントと野天風呂の料金を払う。それぞれ1000円。連絡先だけ記入してはいどうもって。領収書も出さんのかよって思った。外トイレはもろに便器穴がみえて気持ち悪かった。なんとかしろよって。まあ自分はいつも携帯トイレ等を使用するのでそれほど頻繁にはいきませんが。
そして幕営。この頃雨がちょっと強くなる。だがまだやんだり降ったり。さーて温泉みてくるかー。誰もいないうちにと。
温泉までツボ足残雪に苦労した。まあチェーンつけましたが。温度が低く、入れないのではないかと思いつつ。タオルと着替えも持っていく。カメラは自撮り棒を持っていく。おお井戸みたいだなとおもいつつ、木のフタを開けて手を入れる。おおおお42度位はあるんじゃねと。これは入れると思い。半分くらいフタを開け、裸になる。一応不測の事態に備え、水着可なのでアディダス履いた。
野天風呂は気持ちいいことこの上ない。ただ、硫黄くさいw。誰も来ず、独占状態だった。上を見上げると登山道あるので誰か通るとみられるんだけど。まあ全裸に近いが全裸じゃねえしと。そして着替えは雪山用の中厚手のタイツとシャツを着る。冷えるといけないので。着替え終わったら気付いたら人が来たのでどうぞと言ってテントへ帰る。
というか本当は硫黄岳か天狗岳へ行った後に入るつもりだったが、本沢温泉までですら想定より時間がかかり、のんびり幕営。雨も強くなったりやんだりと、野天風呂付近では見上げると霧、ガスってるので諦めてとうとう先に入ってしまった。入浴後は14時過ぎていたのでもういけません。何のために前泊、タクシーで早く来たのか自問自答、反省しつつ。あすあさってにすることに。
だが天気の予報は悪くなるようで、あさってにしても同じ。荒天時に無理にいっても危ないし景色も望めません。熟考の末、予備日もあきらめ、明日撤収することに。おそらく山行せずは初めての経験です。まあ第一の目的の野天風呂のんびり入れたからよかったけど。ここまででも登山の一部ではあるけど。
帰りは温泉入口を超え、登山道入口バス停まで直進して歩き、近いほうの海尻駅まで歩くことにした。まあ時間あるからだけど。
翌朝は5時前に起き、札幌一番とソーセージの朝食後に撤収作業に入る。この頃は雨が土砂降りではないが普通に降っており。外に出てのんびり撤収作業することは難しく。テント内でテント以外をパッキング、ザックカバーをかぶせ、雨具をきて準備万全にして外に出る。おそらく雨の中のテント撤収は初めてじゃなかろうか。
テントをパッキングするが、水をすってるのか重たい感じになった。そしてパッキング後に周囲をみたがやはり他のテントはなかった。さていくか、この時700数分前。
帰りはほぼ下り一辺倒。一部迂回路の登りあり。雨具着込んで雨の中歩く。本沢入口までほぼ問題なく進む。そこから直進する林道に入る。ここがぬかるんではなかったが粘土質な部分があり、何度となく滑りそうになった。その度に踏ん張ったり、一度は膝をついた。広い道なので尻もちついたところでそれほど危険はない。両側は伐採しており、伐採する道など枝道が多かったがリボンどおりいけば問題なかった。
そして登山道っぽくなって急な下りとなって下に集落がみえてきたら出口です。登山道バス停に出ます。ここまでテン場から約3時間だった。
当初はここから徒歩で往復するつもりだった、下りはいけるがやはり登りは難儀すると思う。最初は急登で登り切ったらそれほどな急坂ではないが、単調な道なのでつまらないかとも思う。
バス停に出たらあとは舗装された一般道。松原湖駅と海尻駅どちらにしようかと思ったが、若干近い海尻駅にいくことに。淡々と歩きこれも下りが多く、1時間もせずに駅に到着した。この頃、雨がポツポツとほぼ止んだ。
海尻駅は無人駅。1100前に到着。次の小淵沢行きは1324だったか。恐ろしい。小諸行きは10数分後に来るので雨具を脱いで靴をホームの手洗い場で洗って、小諸行きに乗った。小海までいけば駅前に食堂等あるので食事したりして待とうと考えた。210円が余計な交通費なんだけど。鍋焼きうどんを食べる。
さて食事してもまだ1時間あり、ぶらぶら近くの店にまわった。山崎ストアがあるなー7時開店か。まあなにかの店と兼用なのか弁当なども品数なく、生鮮食料の確保なら当てにしないほうがいいでしょう。駅前のスーパーみたいなんもあったが朝何時開店かはわからない。
さてさてやっときた小淵沢行きに乗って帰ります。待機中に寒さを感じたが知らず知らずにズボンの尻の上部あたりが濡れていることに気付く、おそらく雨具のズボンがザックなどでずれて下がって浸水したものと思われる。ここまできたらそれほど気にすることないのだが、湿度が高いのか雨具を脱いでもよくかわらず、大事をとって小淵沢からはあずさに乗ることにした。1480円位ケチっても今更しょうがねえって思ったんだけど。というかあずさでも結構時間かかるんだよね。
まあ精神的にのんびりと構えてなんとか南武線もなんとなくすぐで最寄り駅に到着した。雨はこっちでも降っているようでしたが。今回は残念なことになったが何も事故もありませんでしたしお金は普通以上にかかって野天風呂入っただけという結果になりましたがやはりこれもいい経験になりました。うーんこれからはもっといろいろ考えないとね。
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