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Yamareco

記録ID: 308347
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳が眺める山から登る山へと変わった日(硫黄岳・横岳)

2013年06月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:20
距離
14.5km
登り
1,285m
下り
1,287m

コースタイム

美濃戸 7:17
赤岳鉱泉 9:02-15
赤岩の頭 10:41
硫黄岳 11:07-37(昼食)
硫黄岳山荘 12:10-35(暖を取りにコーヒーを)
横岳(奥ノ院) 13:22-28
石尊峰 13:58-14:03
地蔵の頭 14:44
行者小屋 15:31-40
美濃戸 17:40
天候 曇りときどき晴れ間
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸の駐車場は7時時点で赤岳山荘が残り5台程度、やまのこ村が半分強の埋まり具合でした。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは赤岳山荘の軒先にあります。

赤岳鉱泉〜赤岩の頭の樹林帯の残雪は、ほとんど気にする必要はありません。
地蔵尾根は下部に残雪が残っており、一部凍結もあります。
なくても通過できますが、軽アイゼンを装着している人もいました。

山小屋は通過したところすべて営業していました。
今回は硫黄岳山荘でバッジを購入し、暖かいコーヒーをいただきました
(休憩無料とのことで、稜線では助かります)。
今日は初めての八ヶ岳登山、定番の美濃戸からスタートです。
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今日は初めての八ヶ岳登山、定番の美濃戸からスタートです。
北沢ルートを進みます。山梨側と比べて、こちら側は湿った林の印象です。
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北沢ルートを進みます。山梨側と比べて、こちら側は湿った林の印象です。
沢が近づいてきて、いい雰囲気の歩きやすい道です。
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沢が近づいてきて、いい雰囲気の歩きやすい道です。
登っていくにつれて、川底の石の赤さがめだちはじめます。
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登っていくにつれて、川底の石の赤さがめだちはじめます。
赤岳鉱泉、鉄分を含んでいるんでしょうねえ。
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赤岳鉱泉、鉄分を含んでいるんでしょうねえ。
その赤岳鉱泉に到着。
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その赤岳鉱泉に到着。
アイスキャンディは営業終了しました。
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アイスキャンディは営業終了しました。
さあここから急登の始まりです。やったー、雲がとれて山が見えてきましたよ!
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さあここから急登の始まりです。やったー、雲がとれて山が見えてきましたよ!
ところどころ雪が残っていますが、ほとんど気になりません。
ところどころ雪が残っていますが、ほとんど気になりません。
目指す硫黄岳への稜線が近づいてきました。
目指す硫黄岳への稜線が近づいてきました。
赤岩の頭に到着。目の前に硫黄岳が。青空、やったね!
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赤岩の頭に到着。目の前に硫黄岳が。青空、やったね!
火山の名残りを思わせる岩石が目立ち始めます。
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火山の名残りを思わせる岩石が目立ち始めます。
晴れてる間に硫黄岳に着かなきゃ。しかし、ここで思わぬ難敵が。
晴れてる間に硫黄岳に着かなきゃ。しかし、ここで思わぬ難敵が。
カモシカ登場!guraは初めてのご対面。
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カモシカ登場!guraは初めてのご対面。
おいおい、キバナシャクナゲ食べてるし。
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おいおい、キバナシャクナゲ食べてるし。
カモシカがなかなか逃げず、タイムロスしている間に、硫黄岳山頂はガスガス。
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カモシカがなかなか逃げず、タイムロスしている間に、硫黄岳山頂はガスガス。
登頂記念でハイ、八ヶ岳のポーズ。
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登頂記念でハイ、八ヶ岳のポーズ。
ハイ、爆裂火口のポーズ。
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ハイ、爆裂火口のポーズ。
その爆裂火口、何より楽しみにしていたのに見えませんよ〜。
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その爆裂火口、何より楽しみにしていたのに見えませんよ〜。
待ってがんばってこのくらいとは。仕方ないからリベンジするよ〜〜。
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待ってがんばってこのくらいとは。仕方ないからリベンジするよ〜〜。
三角点を探しに火口の周囲を進むも、危険を感じて撤退。
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三角点を探しに火口の周囲を進むも、危険を感じて撤退。
硫黄岳を後に、大ダルミへと下ります。
硫黄岳を後に、大ダルミへと下ります。
「あの稜線を登ってきたんだ」雪の残り方が花崗岩みたいで面白いね。
「あの稜線を登ってきたんだ」雪の残り方が花崗岩みたいで面白いね。
超寒かったので硫黄岳山荘でコーヒーをいただきました。何とここで皇太子タッチが出来るとは!
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超寒かったので硫黄岳山荘でコーヒーをいただきました。何とここで皇太子タッチが出来るとは!
続いての横岳へと登山再開。ちょっと晴れてきた。
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続いての横岳へと登山再開。ちょっと晴れてきた。
行く手も明るくなってきました。
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行く手も明るくなってきました。
このあたり、キバナシャクナゲの群生地です。シャクナゲのイメージが変わりました。かわいいね。
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このあたり、キバナシャクナゲの群生地です。シャクナゲのイメージが変わりました。かわいいね。
「あーっつ、硫黄岳が晴れてる〜クヤジィィィィ〜〜〜」なんだ蓼科山まで見えてる。
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「あーっつ、硫黄岳が晴れてる〜クヤジィィィィ〜〜〜」なんだ蓼科山まで見えてる。
晴れたおかげで横岳縦走路をより安全に通過できるのだから、良しとしましょう。
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晴れたおかげで横岳縦走路をより安全に通過できるのだから、良しとしましょう。
見ると、大同心に挑む猛者がいます。
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見ると、大同心に挑む猛者がいます。
我々は横岳にチャレンジ。
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我々は横岳にチャレンジ。
鎖とハシゴをクリアしていきます。
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鎖とハシゴをクリアしていきます。
横岳の山頂標のある、奥ノ院に到着。2829mは今年最高地点。
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横岳の山頂標のある、奥ノ院に到着。2829mは今年最高地点。
硫黄岳方面はまた雲が出てきています。
硫黄岳方面はまた雲が出てきています。
行く先も少々雲が。でもまだまだ行けるぞ!
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行く先も少々雲が。でもまだまだ行けるぞ!
高山植物に彩られた、横岳のガケを進んでいきます。
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高山植物に彩られた、横岳のガケを進んでいきます。
いやはや何て過激な崩れ方をした山なんだ。
いやはや何て過激な崩れ方をした山なんだ。
大権現と書かれた碑のある石尊峰に到着。
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大権現と書かれた碑のある石尊峰に到着。
gura、ちょっと疲れて来ました。赤岳までは無理そうです。
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gura、ちょっと疲れて来ました。赤岳までは無理そうです。
でも登った人にしか見ることのできない、八ヶ岳の姿を見れただけでも十分です。
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でも登った人にしか見ることのできない、八ヶ岳の姿を見れただけでも十分です。
また今度ね、赤岳さん。
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また今度ね、赤岳さん。
またいつかね、阿弥陀岳さん。
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またいつかね、阿弥陀岳さん。
キミたちも忘れてないよ、権現くんとアミちゃん。
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キミたちも忘れてないよ、権現くんとアミちゃん。
おっと、その背後に南アルプス、甲斐駒と仙丈が亡霊のように見えました。今日初めて。
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おっと、その背後に南アルプス、甲斐駒と仙丈が亡霊のように見えました。今日初めて。
石尊峰から先も、まだしばらく横岳の難所が続きます。
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石尊峰から先も、まだしばらく横岳の難所が続きます。
降りては登りの繰り返し。
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降りては登りの繰り返し。
更に赤岳と阿弥陀岳が近づいてきます。
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更に赤岳と阿弥陀岳が近づいてきます。
名残惜しいけど、ホントにまた来るからね!
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名残惜しいけど、ホントにまた来るからね!
地蔵の頭に到着。今日は稜線歩きを満喫しました。
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地蔵の頭に到着。今日は稜線歩きを満喫しました。
急な地蔵尾根を下っていきます。
急な地蔵尾根を下っていきます。
鎖と、そしてハシゴと。
鎖と、そしてハシゴと。
硫黄岳への登りの道よりも、こちらの方が残雪に要注意でした。
硫黄岳への登りの道よりも、こちらの方が残雪に要注意でした。
宿泊者とテントであふれる行者小屋に到着。さあ、あと少しで下山・・・のはずが。
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宿泊者とテントであふれる行者小屋に到着。さあ、あと少しで下山・・・のはずが。
思いのほか長かった南沢の道。体力消耗でまさかのコースタイム超え(> <)
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思いのほか長かった南沢の道。体力消耗でまさかのコースタイム超え(> <)
おつかれさま、最後は本当に疲れたよ。でも八ヶ岳、また登るからね。(終)
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おつかれさま、最後は本当に疲れたよ。でも八ヶ岳、また登るからね。(終)
お花たち抜粋。コイワカガミ。
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お花たち抜粋。コイワカガミ。
オヤマノエンドウ。
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オヤマノエンドウ。
ツクモグサ。
森の生きものたち。
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森の生きものたち。
もふもふ。

感想

縁があって八ヶ岳エリアにはもう15年くらい、毎年コンスタントに2〜3回は泊まりで遊びに来ていました。しかし、いつも山梨側の麓から眺めているだけ。山に登るようになってからは、技術的に、日帰りだと体力的にも、ある程度のレベルに達しないとダメに違いない、しかし行こうと思えばいつでも行けるだろう、と思いつつ、ズルズルと行かずじまいでした。

それが最近、ヤマレコでも特にお気に入りの方々がこぞって八ヶ岳へ・・・もうこれは居ても立っても行かなくちゃ、ということで、初めて南八ヶ岳に登ることにしました。

実際に、登ってみて初めて見ることができる赤岳などの姿、目の前に迫る岩の塊、そして岩場を点々と彩るカラフルなお花と、下から眺めているだけでは楽しめない八ヶ岳を、期待通りに満喫することが出来ました。

そして宿題も・・・guraご執心の硫黄岳・くっきり晴れた爆裂火口に、やはり外せない、盟主の赤岳。それに山梨側からは想像のつかない存在感の阿弥陀岳。あと山梨側からもお馴染みの権現岳に編笠山も。横岳は行ったけどキレットはどうしよう・・・どうやらまだまだほとんどやり残しているようです。

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コメント

爆裂火口!
guraさん!爆裂火口デビューおめでとうございます!
ワタシ、八ツは赤岳しかいってないので、メチャ行きたい!
今年は二泊三日で全縦走します(^_^)

guruさん、一緒にどう?(笑)
2013/6/10 16:36
全山縦走!
キツそうですがそれが楽しそうでもあります

baroloさんとはご一緒予約済のものが多すぎて、
スケジュール調整が一番の核心部ですね
2013/6/10 22:00
初南八ッお疲れさまで〜す
こんにちは。
八ヶ岳って近いからいつでも登れる〜〜って思ってしまいますよね
と言っても私は困った時の神頼み的な感じで、
八ヶ岳はこま切れで結構登っております(冬山はパス
でも私は日帰りで赤岳を目指した事はないので、
今回赤岳はパスしたとしても凄いですよ〜〜。

来年あたり、テン泊八ヶ岳縦走狙ってますっ
しかし妄想するばかりで実現出来るかどうか…。
2013/6/11 9:49
八ヶ岳デビューも火山系
guruさんguraさん 硫黄、横岳お疲れ様でした。
八ヶ岳デビューもおめでとうございます。

初八ヶ岳も硫黄岳からスタートとは火山好きなguru・gura
さんらしいです。レコを読んでいただいたかと思いますが
同じ日にyuzu・tomoコラボも二子山に行ったのですが山頂で
天気がくずれてしまいました。
八ヶ岳も少し同じパターンだったようですね。でも時間が
経つに従って回復して赤岳や阿弥陀の眺めが素晴らしいです。
赤岳はまたの機会に。DJポリス風に「赤岳はいつでもあなた達を
待っています」って言えたら格好いいんですが噛みます。
2013/6/11 12:17
我が家は日帰り派です!
もちろん健脚だからではなく、経済的理由で

これからは私も、コマ切れ八ヶ岳が増えて来そうです。
山頂が多いので目的地を作りやすいですもんね

テン泊縦走、ぜんぜん実現できそうじゃないですか
2013/6/12 0:01
火山狙いがバレました。
ピークハンターだったらまず赤岳からですよね
天気は晴天率高そうな八ヶ岳ならと期待しましたが、
このレベルでした

DJポリス・・・それっていつ頃流行ったんですか??

もしやジェネレーションギャップという名のキレットが、
私とtomonkeyさんのあいだではなく、
私とyuzupapaさんのあいだに横たわっていたのか?!

と勘違いしました

単に最新の話題についていけてないのを露呈してます
2013/6/12 0:08
ホントに八ヶ岳行っちゃったんですね〜
こんばんは。

おぉ、高山植物満喫ルートですね、
横岳あたりの岩場も楽しそうsign01

それにしても日帰りだと10時間コースですか…
確かに、行者小屋に着いたところで下山した感覚はありそうですね。

天気はコロコロ変わったようですが、晴れ間も出て
良かったですね
2013/6/12 22:49
行っちゃいましたよ〜♪
tabidoriさんのレコを拝見した影響で

でもtabidoriさんが行かれた時ほどスッキリ晴れず
花写真も微妙なものが多く。実力不足

横岳はアスレチックな岩場もさることながら、
お花が一番多かったです。オススメです!
2013/6/13 8:19
横岳ですれ違ってますね(^^)
guruさん、guraさん、こんにちは
コメントでは初めましてですね(^^)

レコの日付を見て「同じ日だ!」と思っていましたが、
なんと!横岳ですれ違ってましたねnotes

私が横岳に13:13〜13:24、その後硫黄岳に向かっています。
この時、私はヘロヘロで周りの人たちを見る余裕が無しでした

初八ヶ岳、日帰りでこの距離…堪能されましたね!
今度お見かけした時は、声をかけさせて頂きます
2013/6/13 14:27
コメントありがとうございます!
pippiさんこんばんは。

本当ですね!
硫黄岳とは対照的に、あのさほど広くはない山頂に。

いまpippiさんのレコを改めて拝見しましたが、
ちょうどドライフルーツタイムでしたか(^-^)
私たちはカニの後の放心タイムでした・・・

これからはボンヤリしすぎてないよう、
私も気を付けます!(笑)
2013/6/13 19:39
プロフィール画像
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