光岳★芝沢ゲートinout 初めての冬季小屋泊 室内−5°体験


- GPS
- 20:34
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,686m
- 下り
- 2,681m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 10:35
天候 | 18日 曇り後雪/小屋付近でホワイトアウト☁💨 19日 ピーカン☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★ゲート〜易老渡 雪は無く、低地は春景色。 ゲート超えてからの道の陥没箇所は修復されてて、難なく通れます。 道を補修している箇所があり、トラックで土砂を運んで、埋め立てる用でした。行きは埋め立てられていませんでしたが、スムーズに歩けたのですが、帰りは土砂が積み上げ途中で、土砂を乗り越えてかえってきました。数日後には、綺麗に舗装され終わってるかも。 落石防止網崩壊箇所は、網を潜って行きました。帰りは網を上り上げてみた。 ★易老渡〜易老岳 ピンテがマメに結ばれてます。 初っ端から間違えたピンテの方に進んで、振り出しに戻ったりと… 易老渡から面平までは九十九折の登り。途中ロープ伝いにトラバースしたりと、道幅が狭い箇所があります。 標高1800〜2000mの間から道に雪がちらほらと。この間でチェーンスパイクを装着しました。 標高2800mから三角点あたり滑落危険箇所は凍ってて、上りはチェーンスパイクが噛み、木の根っこやロープを利用して登り上げました。 下山時は12本爪アイゼンを履いてたので、クライムダウンして用心して降りました。下山は12本で安心でした。 ★易老岳〜光岳小屋 易老岳から三吉平までピンテの数が一気に減る。 尾根伝いだったり、トラバースしたりと、ルートをGPSで確認しながら歩く。先行者らしきトレースがあったので、それを参考に。途中惑わされたりと… 三吉平から静高平までは急登。谷底をひたすら登る。天気がどんどん厳しくなり、静高平からはホワイトアウト。小屋も見えず、GPSを確認しながら方向を定めて歩いたら、到着しました。 ★光岳小屋〜光岳 危険箇所無し。前日の嵐で雪が積もって、モフモフ状態。これから雪が降らなければ、どんどん溶けて行くと思います。 |
その他周辺情報 | 🏡光岳小屋🏡 内部はとても綺麗。 ガスバーナー台があったり、ホウキがありました。 トイレは扉が雪で埋まっていて、開ける事が出来ませんでした。 水場は全て雪で埋もれているので、雪を溶かして飲み水にする。 ♨温泉♨ 飯田健康温泉ほっ湯アップル 500円 アルカリ性単純泉でトロトロの湯でした。意気なり見つけた割には、安くて、お湯も良くて当たりでした。 |
写真
この先に滑落危険箇所がヤバかった。
チェンスパが噛んで、どーにか登る。
写真は下山時に撮影。
易老岳も眺望無し…光小屋までルーファイとホワイトアウトと撮れ高なさすぎました。。。
寒いと思ったので鍋です。鶏団子や豚肉、白菜、しめじ、ネギなど♪
締めはラーメンにしましたよ。温まってホッとしました。
鍋やってたら、グツグツしすぎて、湯気が上がって、防炎装置の警報が作動!火事にはなってないですが、小屋に泊まってたもう1パーティを驚かせてしまいました。すみません。
全ての服を着込んで、ダウン靴下と中にホッカイロ入れて、ナルゲン湯たんぽ、シュラフにエマージェンシーのヴィヴィを被せて寝ました。
ナルゲン湯たんぽ、結構ずっと暖かかった。夜、温め直そうか迷ってが、起きてゴソゴソすると、迷惑になるかと思い、そのまま就寝しました。
遠赤外線で温かい。かつ軽い!!網乗せるだけなの。これでご来光を見に行って死んだ手を温める。
バーナーの下には100均の耐熱シートを一応敷いておく。
感想
チャレンジ残雪期冬季小屋泊!という事で、色々と冬季小屋を調べました。
鳳凰三山の南御室小屋、千丈小屋、光小屋か…候補を出し、天気予報と睨めっこ。
どーしても18日の天気が悪い…てんくらC、SCWは晴れ間な色味…てんくらの風は当たるから、晴れて強風なら…踏ん張れるか?と光小屋をチョイス。
1番の無難チョイスは南御室小屋でしたが…matcheyさんの「行ったことないとこに行きたい欲があるねん。」との事で…
2019年の聖岳で訪れた芝沢ゲートにアゲイン!
食材と水2ℓと飲み水分、防寒装備等々で15キロ…
matcheyさんにも食材を分けて運んでもらい、13キロになったかな。いやぁ、重かった。
今度は食べ物、もっと簡単な物にします。
荒れた林道を歩いて易老渡へ。標高883m地点から樹林帯の急登を標高2354mの易老岳までの登り上げです。辛い南アルプスの洗礼を受けます。
易老岳から三吉平からはピンテが減少し、ルーファイに難儀。三吉平からの登り上げでバテててからの静高平からホワイトアウトとなんとも辛いルートと天候のダブルヒットでした。
風で体は煽られて、真っ直ぐ進めないし…matcheyさんと離れない様にして歩きます。
GPS見ながら光小屋に着いた時は、凄くホッとしました。
小屋の標高部分が荒れ荒れだった様です。
防寒対策として、今までのウェアとダウン靴下とバーナーに乗せるヒーターを持参。これに救われました。
晩御飯は温まる為に鍋です。温まった〜重かったけど。
寝る前にナルゲン湯たんぽを作り、シュラフにエマージェンシーのヴィヴィを被せました。
足元はダウン靴下の中にマグマホッカイロを投入して、就寝しました。
室内は−5°…水は室内に出しておくと凍る可能性があったのでシュラフの中に投入。
夜、目がさめると、ヴィヴィ内部が結露。その結露が当たると寒いので、シュラフを頭丸かぶりして丸まって寝ました。
次の朝、風の音も止み、天気が回復している予感。朝ごはん作る前に一回外へ。丁度ご来光、バッチリ拝む事が出来ました。食事を食べてから山頂アタック!最高の天気で山頂に登る事が出来ました。
後は、好天の中、下山するのみ。ダラダラと樹林帯を降り、最後足に力が入らずすっ転びながら、易老渡へ。着いた時はホッとしました。
とりあえず残雪期冬季小屋泊の防寒装備、試す事が出来、良い経験となりました。
てか、風が1番怖いと思う山行でした。無事に避難小屋着いて良かったわぁ。
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