ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3121748
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

【八ヶ岳】暴風吹き荒れる、ちょいと冬に戻った硫黄岳

2021年04月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:39
距離
16.7km
登り
1,452m
下り
1,445m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:30
合計
7:33
4:52
36
5:28
5:28
14
5:42
5:42
38
6:20
6:20
12
6:32
6:33
12
6:45
6:56
36
7:32
7:34
2
7:36
7:37
51
8:28
8:29
31
9:00
9:01
2
9:03
9:05
28
9:33
9:33
12
9:45
9:46
11
9:57
10:04
24
10:28
10:29
32
11:01
11:01
17
11:18
11:19
30
11:49
11:50
10
12:00
12:00
25
12:25
天候 晴れ後曇り(暴風伴う)
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:本沢入口
駐車場に至るには新開方面からの方が比較的楽。稲子湯側からはやや遠回りになるのと、道が狭い区間が長いです。新開側の場合、途中の集落内は極めて道が狭いため、徐行を心掛けるようにお願いします。ただし、短いセクションです。なお、駐車場に至る途中落石多発地帯があるため、要注意です。
コース状況/
危険箇所等
【本沢入口〜本沢温泉】
ほぼ夏道です。特に危険個所はありません。

【本沢温泉〜夏沢峠】
本沢温泉から先の樹林帯は殆どが残雪で、アイゼン等必要。

【夏沢峠〜硫黄岳山頂】
凍結箇所多く、アイゼン等必要です。

【夏沢峠〜箕冠山】
樹林帯になるので、残雪多めです。アイゼン等必要です。

【箕冠山〜根石岳】
箕冠山からの下りはアイゼン必要ですが、根石岳まではほぼ夏道。なお、ここは風が抜ける地形なので、風が強い時は要注意です。この日もまっすぐ歩けないほどの強風で大変でした。

【根石岳〜白砂新道〜本沢温泉】
未だ開通していない道でした。上部は道が未だ出ておらず、また残雪地帯もトレース薄く、道迷い注意です。また、踏まれていない残雪地帯のため、踏み抜き多めです。
【車から降りた瞬間、既に寒かった】
準備のため車から降りた時点で暴風吹き荒れてました...。この時点で天狗岳に行くことはキャンセル確定で、硫黄岳もどうしようか考えてました。
2021年04月30日 04:51撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 4:51
【車から降りた瞬間、既に寒かった】
準備のため車から降りた時点で暴風吹き荒れてました...。この時点で天狗岳に行くことはキャンセル確定で、硫黄岳もどうしようか考えてました。
【よーいどん】
もう少し暖かくなったら泊りにきてみようかと。
2021年04月30日 04:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 4:52
【よーいどん】
もう少し暖かくなったら泊りにきてみようかと。
【林道歩き】
ゲートまで長い林道歩きが続きますが、不思議と「三条の湯〜お祭り」間に比べると気持ち的には楽でした。
2021年04月30日 04:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 4:52
【林道歩き】
ゲートまで長い林道歩きが続きますが、不思議と「三条の湯〜お祭り」間に比べると気持ち的には楽でした。
【中段駐車場】
ゲートまでは除雪作業のため行けないようでしたが、下山時にはこの看板は撤去されてました。ジムニーなら楽に行けるかな?
2021年04月30日 05:12撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 5:12
【中段駐車場】
ゲートまでは除雪作業のため行けないようでしたが、下山時にはこの看板は撤去されてました。ジムニーなら楽に行けるかな?
【ところどころ残雪】
ほぼ夏道なので、問題無しです。
2021年04月30日 05:36撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 5:36
【ところどころ残雪】
ほぼ夏道なので、問題無しです。
【カモシカ君】
迂回路のところでガサガサと音がしたので探してみたら居ました。向こうもこちらに気が付いたようでした。
2021年04月30日 06:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 6:08
【カモシカ君】
迂回路のところでガサガサと音がしたので探してみたら居ました。向こうもこちらに気が付いたようでした。
【何を見てるのかな?】
興味を惹いたのか、この後少しついてきてました。気がついたら居なくなってましたが...。
2021年04月30日 06:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 6:08
【何を見てるのかな?】
興味を惹いたのか、この後少しついてきてました。気がついたら居なくなってましたが...。
【白くなっとるー】
実はスタート時点ではまだ八ヶ岳の上は雲の中でした。大分すすんだところで少し切れてきて、見てみたら白くなってました...。
2021年04月30日 06:30撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 6:30
【白くなっとるー】
実はスタート時点ではまだ八ヶ岳の上は雲の中でした。大分すすんだところで少し切れてきて、見てみたら白くなってました...。
【本沢温泉】
有名ですね。
2021年04月30日 06:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 6:31
【本沢温泉】
有名ですね。
【とまりたーい】
2021年04月30日 06:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 6:31
【とまりたーい】
【落ち着いたころに泊まりにきてみようと思います】
2021年04月30日 06:32撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 6:32
【落ち着いたころに泊まりにきてみようと思います】
【アイゼン装着】
本沢温泉から先、戻ってくるまでずーっとアイゼン履きっぱなしでした。
2021年04月30日 06:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 6:34
【アイゼン装着】
本沢温泉から先、戻ってくるまでずーっとアイゼン履きっぱなしでした。
【晴れまして】
イイ感じの天気になってきましたが、暴風もさらに勢いを増してるようでした...。
2021年04月30日 06:40撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 6:40
【晴れまして】
イイ感じの天気になってきましたが、暴風もさらに勢いを増してるようでした...。
【雲上の湯】
ここも入りたいですね。
2021年04月30日 06:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/30 6:45
【雲上の湯】
ここも入りたいですね。
【ずーむ】
あそこに浸かりながら、硫黄岳の爆裂火口壁を見る...日本酒もあれば最高ですな...。
2021年04月30日 06:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 6:45
【ずーむ】
あそこに浸かりながら、硫黄岳の爆裂火口壁を見る...日本酒もあれば最高ですな...。
【樹林帯の中はカチコチ】
アイゼン必須。よほどトレースを外れなければ踏み抜きは無しです。
2021年04月30日 07:11撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 7:11
【樹林帯の中はカチコチ】
アイゼン必須。よほどトレースを外れなければ踏み抜きは無しです。
【夏沢峠】
ここまでは特に風は問題ありませんでした。ここまでは...。
2021年04月30日 07:36撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 7:36
【夏沢峠】
ここまでは特に風は問題ありませんでした。ここまでは...。
【冬に戻っとる】
稜線に取付くと、まっすぐ歩くのも困難なほどの風が、西から吹いてました。
2021年04月30日 08:04撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/30 8:04
【冬に戻っとる】
稜線に取付くと、まっすぐ歩くのも困難なほどの風が、西から吹いてました。
【霧氷も成長】
2021年04月30日 08:06撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 8:06
【霧氷も成長】
【天気は悪くはなかった】
ちなみに風が強すぎて全く進めない状況だったりです。体温もガンガン下がる...。この時点で指、腕が思うように動かなくなってました。
2021年04月30日 08:17撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 8:17
【天気は悪くはなかった】
ちなみに風が強すぎて全く進めない状況だったりです。体温もガンガン下がる...。この時点で指、腕が思うように動かなくなってました。
【ノートレース】
ノートレースの、気持ちよい道でした。ちなみに頂上は意外にも暴風はなりを潜める感じでした。広いからかと。
2021年04月30日 08:22撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 8:22
【ノートレース】
ノートレースの、気持ちよい道でした。ちなみに頂上は意外にも暴風はなりを潜める感じでした。広いからかと。
【頂上】
着いた時にはちょっとガスが出てきてました。
2021年04月30日 08:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 8:24
【頂上】
着いた時にはちょっとガスが出てきてました。
【眼前の絶景】
2021年04月30日 08:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/30 8:25
【眼前の絶景】
【赤岳、中岳、阿弥陀岳】
また今年も登りたいものです。
2021年04月30日 08:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/30 8:25
【赤岳、中岳、阿弥陀岳】
また今年も登りたいものです。
【あちらには】
風が強すぎて行きませんでした。
2021年04月30日 08:28撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 8:28
【あちらには】
風が強すぎて行きませんでした。
【南アルプス】
阿弥陀岳の後ろに北岳、右側に甲斐駒・仙丈ケ岳か。
2021年04月30日 08:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 8:29
【南アルプス】
阿弥陀岳の後ろに北岳、右側に甲斐駒・仙丈ケ岳か。
【北八ヶ岳】
大分雪が少ない様な...。
2021年04月30日 08:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 8:29
【北八ヶ岳】
大分雪が少ない様な...。
【諏訪方面】
ちょいと霞強め。
2021年04月30日 08:30撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 8:30
【諏訪方面】
ちょいと霞強め。
【戻って夏沢峠】
大分対応を持って行かれたので、夏沢峠の日のよく当たる岩に体をくっつけて熱をいただきました...。シンドイ寒さでした。
2021年04月30日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:01
【戻って夏沢峠】
大分対応を持って行かれたので、夏沢峠の日のよく当たる岩に体をくっつけて熱をいただきました...。シンドイ寒さでした。
【気持ちの良い樹林帯】
夏沢峠と箕冠山の間は良いセクションですよね。
2021年04月30日 09:22撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:22
【気持ちの良い樹林帯】
夏沢峠と箕冠山の間は良いセクションですよね。
【霧氷と青空】
2021年04月30日 09:26撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 9:26
【霧氷と青空】
【根石岳へ】
ちなみに根石岳と箕冠山のコルは風の通り道らしく、強烈な風が吹いてました。転ぶほどの。
2021年04月30日 09:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:34
【根石岳へ】
ちなみに根石岳と箕冠山のコルは風の通り道らしく、強烈な風が吹いてました。転ぶほどの。
【この写真をとるのも】
苦労するほどの暴風で、油断すると転ぶほどです。
2021年04月30日 09:36撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:36
【この写真をとるのも】
苦労するほどの暴風で、油断すると転ぶほどです。
【根石岳】
当初計画ではここでカップラーメンでも食うかっていうほどののんきなもんでしたが、まぁ無理でしたね。
2021年04月30日 09:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
4/30 9:45
【根石岳】
当初計画ではここでカップラーメンでも食うかっていうほどののんきなもんでしたが、まぁ無理でしたね。
【振り返って】
硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。いい山です。
2021年04月30日 09:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
4/30 9:45
【振り返って】
硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。いい山です。
【奥秩父山塊】
ちと霞多すぎてパッとせず。
2021年04月30日 09:45撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:45
【奥秩父山塊】
ちと霞多すぎてパッとせず。
【西天狗岳、東天狗岳】
風が強すぎて東天狗直下のあの橋を渡るのはリスキーでしたので、この日はあきらめました。
2021年04月30日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:47
【西天狗岳、東天狗岳】
風が強すぎて東天狗直下のあの橋を渡るのはリスキーでしたので、この日はあきらめました。
【よき山です】
2021年04月30日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:56
【よき山です】
【また来るぜ!】
2021年04月30日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
4/30 9:56
【また来るぜ!】
【白砂新道】
未だ封鎖中のようで、此方から下山したがためにマナー悪い登山者になってしまった...。開放されてると思ってたんですが、記憶違いでした。
2021年04月30日 09:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 9:57
【白砂新道】
未だ封鎖中のようで、此方から下山したがためにマナー悪い登山者になってしまった...。開放されてると思ってたんですが、記憶違いでした。
【封鎖中】
降りてから気が付きました...。
2021年04月30日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:00
【封鎖中】
降りてから気が付きました...。
【天日干し】
2021年04月30日 11:01撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:01
【天日干し】
【ここでアイゼン解除と、洗浄】
2021年04月30日 11:04撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:04
【ここでアイゼン解除と、洗浄】
【テント泊】
ありですね。でも小屋の方がいいかなー?
2021年04月30日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:11
【テント泊】
ありですね。でも小屋の方がいいかなー?
【美味しい水】
この時期であれば煮沸しなくてもいいらしいので、ちょっとだけ頂いていき、水割り用に。
2021年04月30日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:11
【美味しい水】
この時期であれば煮沸しなくてもいいらしいので、ちょっとだけ頂いていき、水割り用に。
【良く整備された道】
本沢温泉から駐車場までは良く整備された道となります。
2021年04月30日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:33
【良く整備された道】
本沢温泉から駐車場までは良く整備された道となります。
【振り返って】
すこーしガスが出やすくなった感じですかね。この日は夕方から雨の予報だったので、早めに下山でした。
2021年04月30日 11:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 11:34
【振り返って】
すこーしガスが出やすくなった感じですかね。この日は夕方から雨の予報だったので、早めに下山でした。
【ゴール】
最終的に駐車場は2割程度って感じでした。
2021年04月30日 12:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4/30 12:25
【ゴール】
最終的に駐車場は2割程度って感じでした。

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック アイゼン 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

 暴風吹き荒れる、ちょっとだけ冬に戻った八ヶ岳(硫黄岳)に行って来ました。暴風になることだけは想定外だったので、結構苦労した山行になってしまいましたがまずまず楽しめた地元の山でした。

 駐車場についた頃が午前4時30分頃で、既に空は明るくなっており、いよいよもって冬は終わりを迎えたんだなーと意気込んでドアを開けた瞬間、自分の考えは間違いだと気が付くほどの寒風が吹き荒れておりました。たまらずドアを閉め、ザックから防寒具を取り出し、着込んで準備開始です。それでも寒いと感じるほどで、本沢温泉に着くまでの緩い道では体温もさして上がらず、むしろ時より吹いてくるすさまじく冷たい風で「撤退かな...」と思うほど。
 本沢温泉に着いてからは大分風もなりを潜め、また太陽も力強さを増してこれならば行けるかなと、夏沢峠までの登りを開始。ちなみにこの時点で白砂新道封鎖の状況を確認しておればと...下山してから軽く後悔でした。夏沢峠までの道はほぼ残雪で、アイゼンがバシバシ決まる楽しい道でした。
 夏沢峠に着くと、周りの木々がザワザワとすさまじい音を出しており、風は強まる一方のようでした。ただし、急登で体温が上がってるので、まぁなんとか行けるかと、硫黄岳に足を進めました。高度上げ、樹林が切れると遮るものは当然無くなり、すさまじい風でバランスを保つのが難しくなり、余計な体力を使うようになります。ついでに体温ががんがん持って行かれ、頂上に着くころには手指、腕の動きが大分鈍くなってしまってました。しかし、そんな硫黄岳の頂上からは南八ヶ岳の荘厳な景色を拝むことが出来、大満足でした。まぁ10分もたってられないほどだったので、そさくさと下山でした。
 夏沢峠に戻るころには身体が冷え切ってしまい、どうしたものかと思案していると日のよく当たる大岩が...ためしに身体をくっつけてみると、暖かい...。某漫画で見たような感じで、「あったけぇ」と言いながら体温補充して、根石までは頑張ろうと再び気力が湧いてきた感じですね。
 箕冠山までは樹林帯だったので、風も当たらず、良い感じに進めていけました。が、分岐点から根石岳へ下ると、これまた風の通り道になっており、転ぶほどの暴風で一歩進むのも中々に大変でした。とはいえ広い尾根なので、ゆっくりと、確実に進めて行けるのが幸いでしたね。高度が低い分、風もさほど冷たいと感じるほどでは無しです。
 根石岳では当初計画ではカップラーメンでも食べるかと考えてましたが、物理的にまずもって不可能なほど風吹いてたので、あきらめて白砂新道から下山することにしました。が、この道、夏道が出てないためかなり苦労することになるのと、気温があがったために雪が腐りはて、この日一番苦労した道でしたね。まぁそもそも閉鎖中の道なので、歩くこと自体間違えてはいたんですが...知らずに入ったがために、大分苦労するハメになりました。皆様も十分にお気をつけくださいませ...。ちなみに樹林帯の中の残雪も全く踏まれてないため、ばっすり踏み抜いて、表面の氷ですねを痛めるという拷問が続いた感じですね。青たんこさえまくって下山です。

 本沢温泉に着くころには防寒具を着てると暑いぐらいだったので、一枚脱いで心地よい風の中を下山し、ちょいと時間がかかりましたが12時半前には下山完了できました。この時点で駐車場には自車含め4台という感じでしたね。反対側(桜平)からに比べれば長丁場になるから、あんまり人気がないのかなーと思いましたが、そもそもまだシーズンじゃないっていうのもあるかと、考えつつ、自宅に戻りました。

 自宅からそこそこ近くて、良い感じに鍛えることができる良きコースかなと思うのと、本沢温泉は泊まってみたい宿ですので、夏前にはまた来ようかと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:934人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら