記録ID: 3156054
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峯奥駈道
2021年05月01日(土) 〜
2021年05月05日(水)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 46:09
- 距離
- 115km
- 登り
- 8,652m
- 下り
- 8,909m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:19
距離 27.5km
登り 2,314m
下り 1,038m
5:23
63分
スタート地点
14:42
2日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:00
距離 24.0km
登り 1,917m
下り 1,957m
15:10
3日目
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 11:22
距離 25.1km
登り 1,757m
下り 2,238m
16:13
4日目
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 12:13
距離 29.2km
登り 2,180m
下り 2,825m
17:15
天候 | 晴れ、曇り、雨、雪、雹、暴風、雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
戻り:熊野本宮前〜(バス)〜JR新宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本州5月の2000m級ということで、吹雪や雹などの想定はしておらず、 弥山〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳までの区間は暴風・吹雪・凍結が発生し、歩行するには少し危険がありました。(特に馬の背の前後の鎖場) 弥山の方々曰く、5月にこのような天気になるのは初めて、とのこと。 また、外気温は0度以下、風は20m/s以上でしたため、屋外の体感的には−20℃程度と思われますが、寝袋等々の準備も夏を中心としたスリーシーズン用のみだったため、毎晩少し苦労しました(笑) このような天気になることはほとんどないとは思いますが、最悪のケースの準備が必要であることを痛感した山行でした(笑) |
写真
中は2〜3人程度のキャパ。
でも、ドアがなく板が立てかけられているだけなので寒い!
あと、雷が落ちるたびに小屋揺れる(笑)
雨の予報が35mm/hの豪雨に変わってる!
心折れそう(笑)
でも、ドアがなく板が立てかけられているだけなので寒い!
あと、雷が落ちるたびに小屋揺れる(笑)
雨の予報が35mm/hの豪雨に変わってる!
心折れそう(笑)
写真を撮る余裕もなく。楊枝小屋に避難。
この写真は翌朝撮ったもの。
八経ヶ岳山頂から2時間程度で小屋に到着。
かなり立派。水場は少しわかりにくいけど歩いて4分くらいのところに塩ビ管からちょろちょろ滲み出てました。
今回の山行中、ここの水場が一番水量が少なかったです。
今日は深仙小屋まで行く予定だったけど、この天候と疲れのため、釈迦ヶ岳/馬の背を超えるのは無理かなと。。。
この写真は翌朝撮ったもの。
八経ヶ岳山頂から2時間程度で小屋に到着。
かなり立派。水場は少しわかりにくいけど歩いて4分くらいのところに塩ビ管からちょろちょろ滲み出てました。
今回の山行中、ここの水場が一番水量が少なかったです。
今日は深仙小屋まで行く予定だったけど、この天候と疲れのため、釈迦ヶ岳/馬の背を超えるのは無理かなと。。。
3日目スタート。
楊枝小屋から1時間ちょっとで孔雀の覗き。
今日は元々の行程に追いつくには「21世紀の森」まで行ければというところ。
ちょっと厳しそうであれば、手前の行仙小屋までで終えるかというところ。
楊枝小屋から1時間ちょっとで孔雀の覗き。
今日は元々の行程に追いつくには「21世紀の森」まで行ければというところ。
ちょっと厳しそうであれば、手前の行仙小屋までで終えるかというところ。
釈迦ヶ岳に到着!
写真撮る余裕がなかったですが、鎖場や馬の背の岩が凍りついていて、アイゼンの準備もしていなかったのでヒヤヒヤでした。
ちょっと鎖を持った状態で良かったですが、3mほど滑落しました(笑)
写真撮る余裕がなかったですが、鎖場や馬の背の岩が凍りついていて、アイゼンの準備もしていなかったのでヒヤヒヤでした。
ちょっと鎖を持った状態で良かったですが、3mほど滑落しました(笑)
修験者の方々。
靡(なびき)ごとに法螺貝を吹いて、南無阿弥陀仏を唱えておりました。
色々気さくにお話ししていただき、巻道の情報なども教えてもらいまして、分かりにくい巻き道もあるので、YAMAPを使うことを勧められました(笑)。
靡(なびき)ごとに法螺貝を吹いて、南無阿弥陀仏を唱えておりました。
色々気さくにお話ししていただき、巻道の情報なども教えてもらいまして、分かりにくい巻き道もあるので、YAMAPを使うことを勧められました(笑)。
持経の宿。
疲れたので、ここで昼休みをたっぷりとりました。
また、行程が少し遅れてしまっているので、予備の食料として、小屋の非常食を分けていただきました。ただたまたま譲っていただけたようで、普段は売ってはいないそうなので、あまり期待はせずが良いと思います。
で、修験者の方々とも再会して、「地蔵岳は大変だよ」と言われる。
あと、行仙宿小屋で宴会をやられているとの情報ゲット(笑)
ここの小屋は、林道が2本つながっているようで、1本は崩落してるが、もう1本の林道で車で入ってこれる状態になっているとのことでした。
疲れたので、ここで昼休みをたっぷりとりました。
また、行程が少し遅れてしまっているので、予備の食料として、小屋の非常食を分けていただきました。ただたまたま譲っていただけたようで、普段は売ってはいないそうなので、あまり期待はせずが良いと思います。
で、修験者の方々とも再会して、「地蔵岳は大変だよ」と言われる。
あと、行仙宿小屋で宴会をやられているとの情報ゲット(笑)
ここの小屋は、林道が2本つながっているようで、1本は崩落してるが、もう1本の林道で車で入ってこれる状態になっているとのことでした。
?利迦羅岳から行仙岳の間。
下に国道が見えます。白谷トンネルの東と西が見えました。
エスケープするには、この国道に降りて歩くとのこと。
運が良ければ車に拾ってもらえるらしい。
西口側からは21世紀の森まで行けるようです。
下に国道が見えます。白谷トンネルの東と西が見えました。
エスケープするには、この国道に降りて歩くとのこと。
運が良ければ車に拾ってもらえるらしい。
西口側からは21世紀の森まで行けるようです。
さて、4日目スタート。
今日は玉置神社までにするか、その先の六道ノ辻まで行けるかで悩みながらスタート。
翌日が朝から雨予報なので、なるべく進みたいところ。
本来であれば4日目に終わるはずでしたが。
だいたい4時間の遅れをキープした状態です。
笠捨山の登り途中でご来光。
今日も天気がよさげです。
今日は玉置神社までにするか、その先の六道ノ辻まで行けるかで悩みながらスタート。
翌日が朝から雨予報なので、なるべく進みたいところ。
本来であれば4日目に終わるはずでしたが。
だいたい4時間の遅れをキープした状態です。
笠捨山の登り途中でご来光。
今日も天気がよさげです。
玉置神社の駐車場にあるお店でランチ。
肉うどんは終了とのことで、月見うどん500円。
てか、道ゆく人に出店の場所を聞いたら「駐車場にあって、5分くらいで着きますよ」と言われて探したけど、本殿から15分以上歩いて到着。
こんな遠いなら、玉置山の山頂で自炊すれば良かったかも。。
でもご飯が不足してる方には助かるお店です。
前の玉置山展望台から舗装路で歩いてくると、駐車場に直接出られる模様です。
肉うどんは終了とのことで、月見うどん500円。
てか、道ゆく人に出店の場所を聞いたら「駐車場にあって、5分くらいで着きますよ」と言われて探したけど、本殿から15分以上歩いて到着。
こんな遠いなら、玉置山の山頂で自炊すれば良かったかも。。
でもご飯が不足してる方には助かるお店です。
前の玉置山展望台から舗装路で歩いてくると、駐車場に直接出られる模様です。
大森山から1時間程度で五大尊岳に到着。
北から南に向かうルートの場合、割とすぐに五大尊岳の山頂に到着するけど、この後4回くらい、昇り下りを繰り返します。
「五大ってそういう意味なのね」って後で気付きました(笑)
北から南に向かうルートの場合、割とすぐに五大尊岳の山頂に到着するけど、この後4回くらい、昇り下りを繰り返します。
「五大ってそういう意味なのね」って後で気付きました(笑)
五大尊岳から六道ノ辻の間。
シャクナゲが綺麗に咲いてました。
六道ノ辻には17時過ぎに到着。五大尊岳から1時間ちょっと。
最後はコースタイムも巻けないほど遅くなってしまった。。。
今日が一番歩いた。。。
シャクナゲが綺麗に咲いてました。
六道ノ辻には17時過ぎに到着。五大尊岳から1時間ちょっと。
最後はコースタイムも巻けないほど遅くなってしまった。。。
今日が一番歩いた。。。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
一眼レフカメラ
三脚
ゴミ袋
|
---|---|
備考 | 足裏マメ用の絆創膏や川渡りの際のサンダルなどなど |
感想
当初、3泊4日で踏破する予定でしたが、5月1日PM〜3日AMにかけて、豪雨・暴風・吹雪・雹・雷に見舞われて、5月2日の行程で深仙小屋まで行く予定が、馬の背〜釈迦ケ岳を越えるのは難しいと判断して楊枝小屋までとしました。この2.5hの遅れで、翌朝も明るくなってからの出発を余儀なくされ、予定よりも4h遅れとなりましたが、最終的には4泊5日で踏破することができました。
自分で準備しなければならないことですが、同じような行程で歩かれていた方々に救われながら踏破することができました。
最終日も、雨がひどくなる前の早朝に行程を完了することができ安堵しました。
ただ、重荷を背負って裸足での川渡りを舐めてました。めちゃくちゃ足痛いのでサンダルあったほうが良いです(笑)
全部の天気を味わった感じがします。次の山行に活かしていきたいです(笑)
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