空木岳 純白のコイワカガミを発見



- GPS
- 10:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,718m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
空木岳11:15−空木平分岐12:00−ヨナ沢の頭12:45−マセナギ13:30−池山水場14:00−登山口15:00
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
池山林道終点までは土砂崩落のため通行止め。 三本木地蔵直下の登山口(看板あり)が最寄。林道の幅の広い場所に5〜6台駐車可能。 またそこから500m程進んだ場所に東屋・トイレのある広場がありそちらにも6台ほど置けます。 ちなみに赤穂タクシーもこの登山口までなら入ってくれます。菅の台から2000円☆ |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 池山林道終点にあり。 <三本木地蔵下登山口〜池山水場> 池山林道終点〜池山水場までは笹の茂るゆるやかな道。 空木岳へのメインルートは笹刈りしてくれてあり、身体を水滴で濡らすこともなし。 ただ、タカウチ場から池山へのルートや水場から遊歩道経由ルート、水場から池山小屋までなどは、 笹刈りされておりませんので、ご注意ください。 以前もその区間は刈られておらず、ダニを拾いました; <池山水場〜マセナギ> 緩やかな登山道です。 <マセナギ〜ヨナ沢の頭> 急登と鎖場(ワイヤーも)、ハシゴなどがあります。慎重に行けば大丈夫。 鎖、ワイヤー、ハシゴ共に新しく信用できますが、金属ワイヤーはほつれがあり怪我注意。 <ヨナ沢の頭〜空木平分岐> ハシゴとトラバース道が多いです。トラバース道は細いので注意。 <空木平分岐〜空木岳> 森林限界を抜け、稜線上になります。さりさり花崗岩のゆるやかな道です。 風があると体温奪われますので注意。 <駒峰ヒュッテ> 6月30日時点で冬期用の土間開放のみ。トイレ使用できません。 <下山後の温泉> 駒ヶ根高原リゾートリンクス http://www.komagane-linx.co.jp/ 大人700円。HP上に案内はありませんが夜12時まで入浴可能。 ただ、結婚式等があると入浴できない日もあるそうですので、当日確認を。 |
写真
感想
夏山トレーニングで空木岳を計画。
彼氏とふたりの予定でしたが、この春から山にはまった妹を誘ってみたら?という提案で謎のメンバーになりました。
登山歴が浅いので妹は6時間以上の行程をこなしたことはないけど、
まあ私と同じく子供の頃から山歩くの好きだし、大丈夫でしょうということで。
池山林道は崩落のため、終点まで行けず。
以前、夏の縦走時にタクシーで下ろしてもらったのと同じ三本木地蔵下の登山口から入山。
「諦めて歩くか…」と自分で行こうと言った本人がテンション低っ。
妹まで誘ったくせになんという言い草…妹大ウケです…
こちらの登山口から林道終点まで15分くらいかな。
アセビに見た目の似た白い花がたくさん咲いていて、あまい匂いがすごかったです。
で、すぐ林道終点の広場につきまして、そのまま正規の登山口から空木岳へ向かいます。
笹原の道ですが、刈りたてで水滴に濡れず快適v整備してくれてる方に感謝。
ただ、この笹刈りは空木岳へのメインルートのみでした。
ので、池山山頂や池山小屋に寄る際は笹藪こぎです。ご注意ください。
ちなみに以前ここで笹薮こぎをした私…おっぱいにダニを拾って帰宅。
翌日、学校の更衣室で友人に発見され、ダニーと命名されました…
「こんな依存する男、ダニーはダメ!」とかかなり楽しい助言を貰ったという。
あ、ちなみに笹の花はこちらでは開花確認できずでした。
池山水場は湧水なのかな?
竹筒から水が出てはぼこぼこって音がして一時的に出なくなって、また水が出てって繰り返し。
真夏はずーっと出てたと思います。今の時期だけ?ちなみに冬は凍ってます。
さらに歩いてマセナギへ。
一応看板に書いてあるからわかるけど、ナギはどこにあったのだろう…
鎖場やワイヤー設置、ハシゴの小地獄、大地獄を抜けました。
妹全然平気です…むしろ私以前に御在所で前壁ルンゼとか歩かせてるし平気でしょう。
えっちらおっちらヨナ沢の頭へ到着。小休止にヨーグルト摂取。
自分は気圧で膨れるようなものをあまり持ってこないので新鮮ではあるものの…
山頂まで持ってたらどれくらい膨れたでしょうね。
ここからは尾根の南側をトラバースする道が続きます。
厳冬期には小規模雪崩が起きそうな箇所が時々あって「懐かしいね」って言って歩きました。
そうやって話してたら、そんな場所に1株白い花を咲かせたコイワカガミ発見。
色素が薄くて白っぽいものなどはあるけれど、真っ白なんて見たのは初めて!
突然変異のアルビノってことかな?すごく感動しました!
雪崩が起こるような場所なので、来年には株ごとないかなぁ…また見れますように。
空木平分岐へ到着。
早くに降りてくる方が口々に「空木平からのルートは残雪多いからアイゼンないと…」と教えてくれる。
もともと稜線を歩く予定だけど…。というか、人に判断して貰わないといけないようなら来ちゃいかんしね。
で、小休止でチーズを食わされる…
空木平分岐上がるとすぐハイマツ帯の森林限界。
さりさりした花崗岩の稜線歩き。風が涼しくて気持ちいい。
ガスで展望がいいとは言えないけど、時々ガスが切れて山頂が顔を覗かせる。
桜やイワウメ、キバナシャクナゲなども沢山咲いてる。
ここで、迷惑なメンバーが「前に居る人全員抜きたい!」と先に行ってしまう。
妹とふたり花やガスから見え隠れする風景を楽しみながら歩く。
が…、さっき小休止で食べさせられたチーズが呼び水となっておなかのムシが…
シャリバテ気味かな?ペースが少し落ちる。妹に少し先行してもらった…と思ったらすぐ駒峰ヒュッテでした。
駒峰ヒュッテに着くと迷惑なメンバーもここに居ました。
「あれ?山頂まで行っちゃってもよかったのに」というと、
ここまでで抜いちゃったからもういいや」とかのたまう。殴りたい…
とりあえず、ガスで山頂がまだ見えないし、テラスで昼ごはん。
「山頂眺めながらがいい!」ということで駒峰ヒュッテの長いすを移動させてもらいました。
ごはんは各自だったけど、にゅうめんを作れる準備だけしてきて…水重かった…
エビかきあげを入れて、ダシもおいしいし、さくっと食感もたまりません。妹にも好評。
ガスも切れて山頂を眺めながらの温かい食事はいいですね^^
お昼食べてひとここちついたとこで、空身で山頂へ。
広い範囲の展望はなく、北も南も隣の山がガスで見えません。ちょっと残念。
隣の山が見えると次行きたい山になるのにね、妹が。
で、駒峰ヒュッテでお借りしたイスを片付けて下山です。
時々、写真をとりながらの私達を放置して、突き進む迷惑なメンバー…
空木平分岐にいるかと思いきや居ない…全然追いつける様子無し。
きっとヨナ沢の頭あたりでは休憩してるだろうと向かっている途中、
ヨナ沢の頭の手前で同じペースで私達の後ろを歩いてた単独の男性に抜いていただく。
そしたら、その後ろに見たことある人が…先に行ってると思っていた勝手な人でした…
本人曰く「途中の三角点で待ってた」…って!このルート空木と池山しか三角点ないし!
何を見たんだろう…彼は…
で、ヨナ沢の頭で小休止。そして、今度は真空パックの焼き芋を食わされる…
ヨーグルトといい、芋といい、お通じよくして美肌効果とか狙ってるのかな。
その後は3人揃って歩きました。妹と世間話なども交えつつ。
この時、妹から出た言葉がなによりの収穫。
「おねーちゃんと歩くと歩くペースが合うのかすごく楽。ストレス感じない」ですって。
ちなみに私もそう思ってます。
他の人って大抵得意な部分で早く、苦手な部分で遅くなって、
そんな人が自分の後ろについてると得意な部分で追いたててきたりするんですよね。
これが妹だと絶対なくて、適正な距離をあけて歩くんです。ペースが同じだから。楽だー。
これならもっといろいろ歩けそうと、来春は妹とダイトレチャレンジを約束しました。
帰りは恵那山トンネル天井板工事渋滞にお約束でひかかりました。
ちょっと遅くなってから、うちの近所の定食屋さんで夕ごはん。充実した1日でした。
とんでもない笹ダニですね!!プンプン
噛み跡が心配です
天空ランチ・・・素敵です
miniさんのお人柄が出ているのかな
ダニー、繁殖のためにやわこい部分を狙うなんて、
凄い賢いなぁと生き物の強さを実感しましたよー。
うまいこと噛み跡は残りませんでした〜。
SAYAKAFUさん、クライミングをはじめられたようですが、
低山のフリーなどだとめさめさダニにやられます;
どうぞ、注意してくださいまし。
天空ランチは楽しくもしんどいです;
人数増えると荷物重くて。軽くておいしいもの検討中。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する