白山(御前峰)―平瀬道往復



- GPS
- 30:30
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
7/8 室堂4:10-5:30御前峰山頂6:00-7:00室堂平・朝食9:00-11:45大倉山避難小屋・昼食13:00-16:00平瀬道登山口
天候 | 7/7 道中―雨時々曇り 室堂―霧 7/8 山頂&室堂平―霧 道中―曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6/1から通行可能。河川が道路を横切っているところがあり、大雨による増水では通行困難もしくは不可能。 駐車場 登山口そばにあり。広い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト―登山口入ったとこに、登山口休憩所あり。届用紙も設置。 登山口〜大倉山避難小屋―問題なし。 大倉山避難小屋〜室堂―雪渓6ヶ所、引き返す人たちも。室堂平の雪渓視界は20〜30m(詳細は感想欄で) 温泉―大白川露天風呂。白水湖の眺めがいいらしい。 しらみずの湯 下山後は頭・体とも石鹸で流したいのでしらみずの湯へ行った。国道156号線沿い平瀬集落、道の駅飛騨白山の南側。料金600円。内湯・ジャグジー・露天風呂。サウナはなし。無料休憩室20畳ほど。そば、定食等の軽食堂あり。ナトリウム泉。ぬるぬるを感じるほどではない、どちらかと言えばさっぱり爽快。建物内清潔で気持ちがよかった。(あくまでも個人の感想)。 |
写真
感想
一昨年に富士山、昨年に立山、今年白山で日本三霊山を達成できるなと計画した。7月中旬から下旬の雷鳥荘の週末予約がすでにいっぱい。梅雨の晴れ間もあるかもと高速を走らせた。ひるがの高原SAで急に雨が降り始め、いくつかトンネルを抜けても…やはり雨だ。
駐車場に着いたのが8:00。外に出て合羽を着る気になれないほどの強雨。我々のペースを鑑みれば行くかやめるか遅くとも9:00には決断しなければ…。小止みになるのを切望し一寝入りした後、計画より1時間遅れで9:30に登り始めた。
大倉山避難小屋手前でまたも強雨。ここでまた進退を迷うも昼食中に日が射したりして気持ちが明るくなりそそくさと出発した。
しばらくすると雪渓と登山道の繰り返し。傾斜もそこそこあり、所々クラスト状になっているので慎重にトラバースする。室堂平の雪渓は言葉どおり傾斜は緩いが辺り一面乳白色で視界が30mくらいしか利いていない。擦れ違がった方に「室堂はひどくガスってて30分も迷ってた人も。とにかく真っ直ぐに進むように。」と助言してくれたことがここで大いに助けとなる。細い棒が目印に立っているのだが、そこまで進まないと次の棒が見えない。地図と磁石だと若干右手方向なのだが棒を頼りに進む。やっとのことで室堂センターに辿り着いたのが16:00をとうにまわっていた。
翌早朝、雨こそ降ってはいなかったがまたも乳白色の世界。御来光は無理と思いつつ御前峰へ向けて4:10出発した。山頂でお参りし、おみくじを引く。計画では池めぐりをするつもりだったが、とりやめて来た道をそのまま宿へ引き返した。朝食を済ませ9:00下山開始。
雪渓五つ目だっただろうか、連れの一人が滑り数百mほど下まで行ってしまった。怪我もなくお互いが見える位置だったのが幸いだった。登山道に合流するまでに20分ほど費やし気持ちを引き締め再び下り始める。ブユが顔の周りを飛び回るのを払いのけるのにイライラする。すでに何ヶ所も刺されている。
大倉避難小屋で1時間少し昼食と休憩をとり13:00に出発した。虫の数がさっきより減ったようだ。我々中高年は膝が弱いから下山にもたっぷり時間がかかる。その上、植物の写真を撮るために止まるものだから尚更だ。
何とか無事に登山口に着いたのは16:00だった。
下山後、考えさせられたこと。
一つ目は残雪に対して。宿泊予約のときにアイゼンが必要か否かを問い合わせたところ、心配だったらという返事だった。ネットの書き込みでも無くても大丈夫という文字が目に付いた。ピッケル持つなんて全然考えもしなかった。しかし、往路と復路たった一日でも雪質は変化し、慎重に歩いてたにもかかわらず実際に軽アイゼン(4本は心もとないが)履いてる者が滑ったのだ。(他の3人は車中に置いてくる始末)たまたま大事には至らなかったものの一歩間違えばと思うとゾッとする。次回は6本爪くらいは持とうと思う。とはいえ、荷物の重さが体力を消耗させるのも事実だし…。
二つ目は虫除け。4人いて刺されたのは私だけ…。川釣りの時もひどい目に遭うのは私だ。一度タバコの煙を顔にかけてもらっても効果はあまりなかった。血液型?体温?酒?が関係しているのか。しかし山小屋で酒を飲めないのは辛すぎる。顔が腫れて次の日仕事に行くのは恥ずかしい。虫除けネットを被るのを次回試してみよう。しかし、視界が悪く足元がふらつくようでは…。
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