針ノ木岳・蓮華岳〜ようこそ!ツルタテ大展望台へ〜
- GPS
- 32:16
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 3,025m
- 下り
- 3,028m
コースタイム
5:16爺ヶ岳登山口駐車場-5:30針ノ木岳登山口-6:50大沢小屋-9:13針ノ木小屋10:18-11:16蓮華岳13:07-13:57針ノ木小屋
7月21日(日)
4:02針ノ木小屋-4:50針ノ木岳5:11-5:50スバリ岳-7:23赤沢岳7:44-8:26鳴沢岳-8:57新越山荘9:28-10:04岩小屋沢岳-11:14種池山荘-13:30爺ヶ岳登山口駐車場
天候 | 7月20日(土)快晴 7月21日(日)曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野IC→R19→白馬長野道路→大町街道→信濃大町→大町アルペンライン→爺ヶ岳登山口駐車場 ※長野ICから下道で1時間ほどでしたが、普通に安曇野ICからの方が早いかも。 《駐車場》 爺ヶ岳登山口駐車場(無料) トイレ、水場なし 数ヶ所にわかれており、案内板によると100台ほど駐車可能ということ。 当日午前2時、既に9割ほど埋まっておりました。 《コンビニ》 大町アルペンラインの入口、西原交差点のセブンイレブン。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》 針ノ木岳登山口に係員の方がおり、入山前に専用用紙に記入し提出します。 《道の状況》 〇針ノ木岳登山口〜大沢小屋 途中3回ほど車道を横切りますが、すぐに登山道に戻ります。途中にある水場を見逃してしまいました。 特に危険箇所はありませんが、途中で渡る沢はけっこう急な流れでしたので要注意。 〇〜針ノ木雪渓〜針ノ木小屋 大沢小屋からしばらくすると雪渓に取り付き、2300m付近で一度夏道にでますが、それ以外は終始雪渓上を歩いて行きます。 けっこうな急斜面を登りますので、最低でも6本爪がないと危険かと思われます。この時期落石にも十分な注意が必要です。 遠くからでも確認できますが、横断幕のような鯉のぼりがゴール地点です。 〇針ノ木小屋〜蓮華岳 登り始めは少々急な坂ですが、しばらくすると見た目通りゆったりとした道になります。 何度か偽ピークに騙されながら、一番奥の山頂を目指します。危険箇所は特にありません。 〇〜針ノ木岳〜スバリ岳 気になっていた残雪もなくアイゼンも不要です。 針ノ木岳の北斜面とスバリ岳周辺はいやらしいガレ場が続きますので注意が必要です。 〇〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘 鳴沢岳から新越山荘方面への下りは、わりと険しい道ですので要注意。 途中ほんの少し残雪もありますがアイゼンは不要です。 〇〜岩小屋沢岳〜種池山荘 岩小屋沢岳に登り詰めると種池まではゆったりとした稜線歩きになり、終始前方に見える種池山荘を目指します。 この区間登山道脇にいろいろな花が咲いており、楽しい区間でした。 最後の一登りでテント場~種池山荘です。 〇〜柏原新道〜爺ヶ岳登山口駐車場 柏原新道は北アルプスで一番歩きやすい道! というくらい歩きやすく問題ありません。 途中、ガラ場&残雪の区間があるのでそこだけ注意。 《テント場》 針ノ木小屋 幕営料 1人500円 水 200円/1リットル テント場からすぐの外トイレを利用。 ペグ刺さりづらいが、手頃な石がたくさんあります。 切り立った場所にあるため狭く、22張り幕営可能ということ。 テント場は区分けされており、繁盛期ということで受付の際小屋の方から場所(番号)を指定されます。 《温泉》 大町温泉 薬師の湯 日帰り入浴 600円 単純温泉 一部源泉掛け流し 今まで近いということで何度か利用してますが、もう訪れることはないかも。 もう少し清掃を心掛けた方がよろしいかと。 |
写真
感想
前回の山行に続き今回もお盆の縦走にそなえ、最後の実戦トレーニング。
ある程度のアップダウンがある稜線上を歩きたかったのでどこへ行こうかと思案中、地図を見ていて「おっ!これは」と閃き、今回歩くことになった本コース。
さらによく考えると、この辺りの山に上がれば自動的にお盆に歩く山々や稜線を確認できますから、一石二鳥じゃないですか。ということで、いざ、出陣!
ふふふ・・細かいことは話すまでもないでしょう、写真が答えじゃ〜(笑)
2日間素晴らしい天気に恵まれ、今年最高の山行になりました。やはり山行の思い出は天気にかなり左右されますからね。
サブタイトルに「ツルタテ大展望台」なんて付けましたが、実はワタシが一番眺めたかったのは裏銀座〜奥黒部の山々、それと五色ヶ原。お盆に歩く予定の山々ですね。
華やかでにぎわう北アにおいて、静かな雰囲気漂うこのエリアはワタシにとって特別で大好きな山が多いのです。それらをこんなにもバッチリ見渡すことができたのは初めてかもしれません。
楽しみにしていた針ノ木峠のテント場もナイスロケーションで、快適で楽しいテン泊を満喫しました。
今回3つのテントの真ん中だったのですが、両隣がとても感じの良い方でとても恵まれてましたね。
2日目は3組バラバラに出発したのですが、新越小屋で全員集合したのにはビックリ!
単独で来られた方は何だか妙にオシャレな感じだなあと思っていたら、登山用品をデザインされている方ということでこちらはさらにビックリw
山での出会いも山行の思い出に花を添えますね。
そうそう、ゴールにて相方・D-chanが空身だったのはなぜかと申しますと、、、
最後の下り・柏原新道にて相方がまさかの超ペースダウン、というかダウン(^_^;)
この日は超ピーカンで日差しが強く飲料水も少なくなってきたのでこれはマズイと思い、とりあえずワタシ一人で高速下山。
その後飲料水だけを持ち再び山へ戻り、相方のザックをワタシが背負い下山したからなのです(^_^;)
この時期飲料水だけは要注意ですね。一度歩いたことがある道ということで油断しました。最低でも想定量の1.5倍は持ち歩いていないと、、、
今までこんな経験はなかったので、今後の勉強になりました。
そういえば同じ日に同じところから2回も下山、こんなのって初めてだったり(笑)。
今回も楽しい旅、そしてお盆に向けて良い調整になったなあ、、、と終わりたいところ。
私事で恐縮ですが、楽しい山行から一転、まさかの展開を迎え精神的にどん底なワタシ(^_^;)
そのためレコ作成もいつもより遅くなってしまいました。
本レコへ訪問して頂いた皆様、いつも訪問して頂いてますユーザーさん、どうもすみません。そんなワケで今回はコメントを受付けておりませんm(__)m
《同じコースを歩かれる方へ》
○テント場は狭く混雑しますので、なるべく早めに到着する計画で。
○雪渓はけっこうな急斜面なので最低でも6本爪か、ピッケルを。
○2日目はコースタイム10時間超の長丁場なので、早めの出発で。
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