天狗岳、峰の松目、硫黄岳(唐沢鉱泉から)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,785m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:18
天候 | くもり、雹、雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車のドアが勝手に全開で開いてしまうので、隣の車にドアパンチしないように。 別荘地を抜けて桜平との分岐からは未舗装路だがかなり整備されているのでFF普通車でも余裕。冬季以外は改造車でもない限り飛ばさなければどんな車でも来れると思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコース上に鎖場などの危険な場所はなかった。 西天狗と東天狗の間はガレていて急なので落石注意。 オーレン小屋から峰の松目への分岐は小屋のテン場の間を通ったところにある。 峰の松目方面の道はマーク若干少なめだけど踏み跡は明瞭。赤岩の頭とオーレン小屋分岐の先からは短い急登。山頂数十m手前に分岐があるがどちらから行っても山頂にたどり着ける。 東天狗から天狗の奥庭分岐までは岩場が続き初心者などは時間がかかる。 西天狗岳の唐沢鉱泉側や黒百合ヒュッテ手前のいわゆる天狗の奥庭は岩ゴロ地帯。天狗の奥庭は高低差はあまりないが進むのにとても時間がかかる。 黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉方面は登山道自体が川のようになっているところもあり増水時は難儀しそう。岩で滑らないよう注意。 根石岳山荘から硫黄岳方面へ向かう樹林帯の中と、オーレン小屋から峰の松目と赤岩の頭分岐までの間にわずかに残雪があった。ただほとんど溶けていて踏み抜くこともなく、カチカチになっているわけでもないのでアイゼンの類は不要だった。 |
その他周辺情報 | 山びこ荘は新型コロナウイルス感染予防のため今年は営業自粛。トイレも閉鎖されていた。 そのほかに通過したオーレン小屋、根石岳山荘、黒百合ヒュッテは営業していた。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
備考 | 水1.5L程度持参も0.6L程度しか消費せず トレランシューズ(サロモン XA ELEVATE) |
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感想
前回の登山から3ヶ月。今夏山シーズン初めは家からもそう遠くない天狗岳で脚慣らしをすることにした。
いつのまにか季節は夏になっており、4時頃でもすでに空が薄ら明るくなっていて驚いた。
唐沢鉱泉までの未舗装路がどの程度の荒れ様なのか気になっていたが、噂通り普通車でも余裕のフラット具合で下手な細い舗装林道よりも全然走りやすかった。
道中路駐が1台だけあって心配したが、日曜日ということもあって駐車場はそこそこ空きがあった。おそらく昨日から登り始めて小屋かテン泊の人なのだろう。
久しぶりの山に身体が鈍りまくっていて、登り始めて数分で脚が重くなり帰りたくなってきた。しばらく我慢して登っていると、第一展望台辺りからは慣れ始めて段々と楽しく気持ちよくなってきた。
1時間半ほどで西天狗へ到着。大学生と思われる十数人ほどの大グループがいたので写真だけ撮ってササっと東天狗へ向かう。10分かからなかったが下りて登るので地味に精神的にキツい。
風が強かったが東天狗には誰もいなかったのでおにぎりを食べて少し休憩。ここから根石岳山荘までは風が強く少し寒かった。
峰の松目の分岐に入ってからはあまり人気がないので1人気ままに楽に歩けた。物好きな人しか訪れないと思うので誰ともすれ違うことはなかった。
赤岩の頭を通り、去年の8月に初縦走した赤線を繋ぐことができた。
硫黄岳への道中はそれなりに人はいたものの、日曜日ということもあって激混みというほどではなかった。山頂も密にならない程度の混み具合。以前来た時はガスで爆裂火口が見えなかったけど今回はちゃんと見れてよかった。国土地理院の三角点までは行って無かったのでそこまで行くことに。途中でロープが行き止まっていたが立ち入り禁止の案内はなく、この先行き止まりと書いてあるだけだったので先に進み無事三角点を確認した。ググっても三角点への立ち入り禁止の類は出てこなかったし、植物も生えていないし、わざわざ立ち入り禁止と書かずに行き止まりと書くあたり問題はないはず。崩れたら死なので出来るだけ崖から遠ざかって進んだ。
硫黄岳山頂では雹が降ってきて、夏沢峠方面へ進み山びこ荘を経由して東天狗まで戻る間に徐々に雨脚が強くなってきた。体力的にもけっこう消耗しておりめちゃくちゃキツかった。右太ももの筋肉が攣りそうだった。完全に筋力が衰えている。
東天狗から黒百合ヒュッテまでの間もまあまあの雨で岩は滑りそうで怖いし雨宿りする場所もないしで天狗の奥庭を全く楽しめなかった。もっと幻想的な風景を期待していたが雨のせいで辛さしかなかった。
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉に降りているうちに徐々に雨脚は弱まり駐車場に戻る頃には若干の晴れ間も見えていた。くそぅ…
今回赤線を繋ぐことができ、悪魔の遊び「赤線繋ぎ」を覚えてしまった…
身体が完全に1年前に戻ってしまったので、どうにか去年の水準まで戻したいところ。
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