笠ヶ岳・双六岳(新穂高〜笠ヶ岳〜双六岳〜新穂高)


- GPS
- 17:31
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 3,206m
- 下り
- 3,232m
コースタイム
4:54鍋平園地無料駐車場-5:27新穂高登山指導センター-6:21笠新道登山口-8:26杓子平-9:29抜戸岳分岐点-10:37笠ヶ岳山頂-11:55抜戸岳分岐点-14:13弓折岳-15:51双六小屋
8月4日
3:30双六小屋テント場-4:25双六岳山頂4:46-5:20双六小屋テント場-6:57鏡平小屋-8:36笠新道登山口-10:00鍋平園地無料駐車場
天候 | 8月3日:晴れ時々霧 8月4日:曇り時々雨(麓) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋平園地無料駐車場から新穂高までの山道はぬかるんでいるため足元が滑りやすくなっています。 秩父平への下り部分の雪渓で補助ロープとして工事用ロープが下がっています。 全体に登山道は十分整備されていますので特別迷う箇所は無いと思われます。 くろゆりベンチから最後の双六小屋へと下っていくハイマツ帯でツキノワグマに襲われ、男性の方が右手の甲に軽傷を負いましたご注意を。 下山後の温泉は平湯温泉の神の湯 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
ライター
ナイフ
保険証
飲料
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
水筒
時計
日焼け止め
非常食
モバイルバッテリー
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントマット
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
医薬品
カメラ
車
|
感想
お盆前に一泊登山に行きたいな〜と仕事中悶々と考えているとそういえばハイシーズンに入ってしまった北アルプスはとても登山者が多く行きづらくなるかなと思いいたりどうせ行くなら登っていない北アルプスの山へと考えた結果、笠ヶ岳から双六岳への縦走とあいなりました。
8月3日
新穂高登山者用駐車場は混雑になることは知ってはいた...ので当日のAM1時頃に芯穂高に着いたのですがまだ嘗めていましたようで..駐車場は一杯..警備員の方(夜遅くまでこんな登山者の為にご苦労様です)の指示で鍋平園地の無料駐車場に行くことに。
無事車を止め3時間程仮眠を取り辺りが白んできた頃に出発、警備員の方にいただいた漫画絵の地図を頼りに新穂高に向け山道を下って行くのですが道はぬかるんでいるため非常に歩きにくい。
(´ε`;)ウーン…
四苦八苦しながら途中でご一緒になった登山者の方(南岳に向かわれるとのこと)と新穂高まで下り此処で分かれた後に新穂高の登山指導センターで登山届けをだしていよいよ始めての笠、双六そして始めての左俣へと。
途中「橋が傾いている為通行の際の事故について一切の責任を負いかねます。」と素敵な一文が書かれた自己責任の橋を戦々恐々と渡り程なく笠新道への分岐につきます。
此処から急登が始まります、はあはあ言いながら雲の高さより上に出てくると素敵な景色が広がります、雲海上に穂高の山々が並びます。
絶景に体力は癒されませんが心は癒されたので更に登って行くと杓子平に着きます。
杓子平で朝食を取りしばし緩やかな登山道を歩くとまた急登が始まりますそして笠ヶ岳下山してきた方に追い討ちの一言をいただきました「ここの登りが一番きつかった(笑)」...
しかし、気を取り直して抜戸岳の分岐点まで登って行くとそこからはしばし楽しい笠ヶ岳までの稜線歩きが始まります。
抜戸岩の間を抜けたり雪渓を渡ったりしていると小屋付近のテント場に、此処で荷揚げのヘリを見て山荘前で一服してから登っているとすぐ山頂に着きます。
山頂はこれまた絶景でした北アルプスの数々の山々は見えないのですが一面の雲海が広がっています、感動です。
山頂でお会いしたトレランスタイルの登山者の方(色々教えていただきありがとうございました)に写真を撮っていただいたり双六小屋までのざっとのタイムを教えていただいたりしてしばしの間山頂で過してから双六小屋に向かいます、この頃には稜線上もガスってきてしまいましたが時おり晴れてきたりしたので雲の合間からの景色を楽しみながら歩くことができました。
秩父岩から秩父平に下る所までは起伏の少ない稜線を歩いて行けたのですが秩父平からは大ノマ岳や弓折岳といったピークを踏む為にアップダウン(アップ基調)の道になります。
この道程で雷鳥の親子やモルモットサイズのネズミ?ナキウサギ?を目撃して体力は癒されませんがかさかさな心を癒されつつ弓折岳の分岐点に着くと急激に人口密度が上がりました。(道中何組かの団体さんとすれ違っていましたがそれ以上の人数でした)
双六小屋への最後の下りが始まる辺りで渋滞ができており何事かと思っているとクマがいきなり出てきて登山者が一人引っかかれて血が出たとのこと..
(;゜д゜)
しばらくその場で待機となりどなたかの指示で一列に固まって小屋まで下ってきて
くださいとのアナウンスを聞き、ぞろぞろとハイマツの登山道を下っていき木道を歩くと双六小屋のテント場に着きました。
早速テントを張り小屋前ではちょっとしたビアガーデンのようになっていましたがネクターが何故か飲みたくなりネクターを買ってテントで食事を取って就寝です。
8月4日
2時頃周辺がごそごそしている音で目が覚めてしまったものの二度寝するのもなんでしたので双六岳に登る準備をして3時過ぎに山頂に向かいました。
目を覚ました頃は星空が綺麗だったのですが登っているとどんどん霧がかってきてしまい登山道が平坦になってくるころには視界も悪くなるほどの霧に、しかしケルンが細かく点在しているため迷う事無く山頂に到着しました
しかしと言いますかやっぱりと言いますか、何も景色は見えず。
少し明るくなるまで過していたのですがあきらめてテント場に戻りテントを畳んだ後で当初から考えていた西鎌尾根を使った槍ヶ岳登頂はやめて(理由はハイシーズンの梯子の渋滞、天候、右俣歩き飽きた等々)下山しました。
小池新道はひたすら下りでまた道も歩き易く順調にわさび平小屋まで来たのですがここであいにくの雨が〜新穂高まで降り続いて新穂高から鍋平園地の駐車場への登山道はこの雨の影響でどろどろだろうな〜と考え遠回りをして舗装した道路を歩いて駐車場にたどり着きました。
長々と書いてしまいましたが3ヶ月ぶりのテント泊山行はやはり楽しくテント場での滞在はさらに楽しかったですね〜。
さてさて次はお盆かなどこに登りに行くかな〜|゜з゜)
あれ?うちの会社お盆休みいつだっけ??
_| ̄|○ il||li
kichijituさんこんにちは
モルモットサイズのネズミ?てオコジョでは無いでしょうか。先日(7月28日)双六岳を目指したのですが豪雨で急遽鏡平一泊して撤退した際、近くでオコジョを見ました。非常にすばしこくてわざわざ向こうから近くまで顔を見せに来てくれました。
初日は良い天気だったみたいでうらやましいです。
yosshyさんこんにちは。
オコジョではなかったと思います、yosshyさんのプロフィール写真の子のようなずんぐり体型の子でしたよ。
自分は食べちゃうぞ〜オーラがでているのか向こうから近くまで顔をみせてくれた経験は無いですね(う〜ん羨ましい)いつも遠巻きで観察されて...
あっ、でも不憫に思ってか雷鳥だけは近くまでよらせてくれます。
(;ω;)
初日に笠ヶ岳山頂で晴天に恵まれたのはラッキーでしたこの時期の北アルプスの天候はなかなか難しいですね。
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