2018/9/26-28 紅葉の裏剱から黒部峡谷へ!


- GPS
- 15:18
- 距離
- 107km
- 登り
- 17,114m
- 下り
- 18,927m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:54
天候 | 初日:晴れのち曇り 2日目:小雨のち曇り 3日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山駅 駐車 始発のケーブルカーに乗り室堂は8時過ぎに到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
、室堂から入山し剱沢雪渓を降りいわゆる裏剱を回り込み雲切新道を黒部峡谷へ抜け水平歩道から宇奈月温泉欅平へ抜ける縦走を計画しました。 【9月26日(1日目)】 室堂は紅葉の盛り。しかも快晴。雷鳥沢を登り別山乗越を越えると正面は剱岳。ただひたすら美しい!今回はピークをそれ剱沢方面へ降ります。剱沢小屋で雪渓の状況を聞きルートを確認。平蔵谷出合から雪渓を長次郎谷出合まで降ります。アイゼン装着。ピッケルは持参したものの、ポールで事足りました。雪渓の状況は悪く長次郎谷からクレバス多く雪渓を高巻きます。二俣までおりますが二俣までの道は赤丸印が続いておらず一瞬不安になり地図で確認しました。二股からはは仙人峠までの急登。ここで剱岳の裏に回り込みます。日本には6ヶ所氷河が現存する氷河のうち三ノ窓氷河、小窓氷河が相次いで姿を現します。迫力のある裏剱を左に見ながらやっとの思いで仙人峠を登りきり仙人池ヒュッテに到着しました。仙人池にうつりこむ裏剱の眺めがよいここで宿泊。ひと風呂浴びた後食事。天候は下り坂で18時頃から雨が降りました。 【9月27日(2日目)】 仙人池ヒュッテをゆっくり出発。仙人温泉の噴煙を見つつ急坂の雲切新道を下ります。雨でよく滑り急勾配なので慎重に下ります。おもったより尾根もやせていて注意が必要です。落ちたらただではすみません。以前より事故の少ない安全な登山道となったとのこと、道をつけてくれた皆さんに感謝感謝です。ただ、歩いて景色のよい道ではありません。梯子もいくつか越えます。 ようやく仙人谷ダムまで下るとここから旧日電歩道です。ダム内の道路を通過し昼前に阿曽原温泉小屋着。温泉にどっぷりつかり旅の疲れを癒します。小屋主の佐々木さんに美味しいご飯をたらふく頂き、就寝。 【9月28日(3日目)】 いよいよ水平歩道を欅平におります。直下はまっさかさまに数百m下の黒部峡谷まで切れ落ちていて迫力満点。特に大太鼓はすごい景色でした。ホウ雪崩で鉄筋の宿舎が隣の山まで吹き飛ばされ、80人を越える死者を出した志合谷などを越え欅平に下山。欅平からはトロッコで宇奈月温泉まで降りました。水平歩道のコースタイムは辛めで結構急ぎましたがあまり縮まりませんでした。 剱岳の雪渓を越え黒部峡谷まで抜けるまでのルートの多彩さ、美しさ、厳しさ。山の魅力を濃縮した山行でした。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
ツェルト
カメラ
|
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感想
、室堂から入山し剱沢雪渓を降りいわゆる裏剱を回り込み雲切新道を黒部峡谷へ抜け水平歩道から宇奈月温泉欅平へ抜ける縦走を計画しました。
【9月26日(1日目)】
室堂は紅葉の盛り。しかも快晴。雷鳥沢を登り別山乗越を越えると正面は剱岳。ただひたすら美しい!今回はピークをそれ剱沢方面へ降ります。剱沢小屋で雪渓の状況を聞きルートを確認。平蔵谷出合から雪渓を長次郎谷出合まで降ります。アイゼン装着。ピッケルは持参したものの、ポールで事足りました。雪渓の状況は悪く長次郎谷からクレバス多く雪渓を高巻きます。二俣までおりますが二俣までの道は赤丸印が続いておらず一瞬不安になり地図で確認しました。二股からはは仙人峠までの急登。ここで剱岳の裏に回り込みます。日本には6ヶ所氷河が現存する氷河のうち三ノ窓氷河、小窓氷河が相次いで姿を現します。迫力のある裏剱を左に見ながらやっとの思いで仙人峠を登りきり仙人池ヒュッテに到着しました。仙人池にうつりこむ裏剱の眺めがよいここで宿泊。ひと風呂浴びた後食事。天候は下り坂で18時頃から雨が降りました。
【9月27日(2日目)】
仙人池ヒュッテをゆっくり出発。仙人温泉の噴煙を見つつ急坂の雲切新道を下ります。雨でよく滑り急勾配なので慎重に下ります。おもったより尾根もやせていて注意が必要です。落ちたらただではすみません。以前より事故の少ない安全な登山道となったとのこと、道をつけてくれた皆さんに感謝感謝です。ただ、歩いて景色のよい道ではありません。梯子もいくつか越えます。
ようやく仙人谷ダムまで下るとここから旧日電歩道です。ダム内の道路を通過し昼前に阿曽原温泉小屋着。温泉にどっぷりつかり旅の疲れを癒します。小屋主の佐々木さんに美味しいご飯をたらふく頂き、就寝。
【9月28日(3日目)】
いよいよ水平歩道を欅平におります。直下はまっさかさまに数百m下の黒部峡谷まで切れ落ちていて迫力満点。特に大太鼓はすごい景色でした。ホウ雪崩で鉄筋の宿舎が隣の山まで吹き飛ばされ、80人を越える死者を出した志合谷などを越え欅平に下山。欅平からはトロッコで宇奈月温泉まで降りました。水平歩道のコースタイムは辛めで結構急ぎましたがあまり縮まりませんでした。
剱岳の雪渓を越え黒部峡谷まで抜けるまでのルートの多彩さ、美しさ、厳しさ。山の魅力を濃縮した山行でした。
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