加賀白山 花いっぱい・ここより西に2,000m峰なし!
- GPS
- 10:54
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
砂防新道、エコーラインで室堂まで
7:45 別当出合
8:18-8:28 中飯場
8:58-9:10 別当覗
9:46-10:04 甚ノ助小屋
10:25-10:34 南竜道分岐
10:50-10:55 エコーライン分岐
11:20-11:35 雪渓の傍で昼ご飯
12:10 五葉坂下
12:30 室堂
[8/13]
ご来光を見に山頂往復、再び山頂からお池めぐりコース、
大汝峰往復、観光新道で下山
3:50 室堂
4:10 高天ヶ原
4:23-5:35 白山山頂
5:58 室堂
6:00〜朝食
6:48 室堂
7:08 高天ヶ原
7:23-7:40 白山山頂
8:20 お池めぐりコース 大汝峰分岐
8:42-8:50 大汝峰
9:53-10:05 室堂
10:25 黒ボコ岩
10:35 蛇塚
10:48 馬のたて髪
11:06 殿ヶ池小屋(仮設避難小屋)
11:55 慶松平(別当坂分岐)
12:05-12:30 日蔭で昼ご飯
13:12 別当出合
(GPSログ、またもやゴール直前で電池切れ)
天候 | 2日とも快晴、明け方にペルセウス座流星群が良く見えました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8/11 14:12 東京−越後湯沢 とき327号 15:36 越後湯沢−金沢 はくたか16号 金沢着18:17 8/12 北陸鉄道バス 5:30 金沢駅前−別当出合 急行登山バス 別当出合着 7:38 帰り 8/13 北陸鉄道バス 15:30 別当出合−鶴来駅前 北陸鉄道石川線 17:11 鶴来−新西金沢 北陸本線 17:41 西金沢−金沢 8/14 6:08 金沢−越後湯沢 はくたか1号 8:47 越後湯沢−東京 とき310号 金沢駅-別当出合の往復バス運賃と室堂の宿泊券がセットになった、北陸鉄道の「白山登山クーポン」がお得です。 金沢駅東口の、北陸鉄道営業所(金沢駅前センター)で、10,600円です。 登山バスの運行は、市ノ瀬〜別当出合間のマイカー規制に合わせて変わりますので、要注意です。(8/12は規制日なので金沢駅前からの往復便あり、8/13は規制日の翌日なので金沢駅行きはなし、15:30発の市ノ瀬〜別当出合間シャトルバス最終便が鶴来駅前まで運行。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合(砂防新道、エコーライン)−室堂−山頂は、公園の遊歩道のように良く整備され、道標も多く、とても歩きやすい道です。 お池めぐりコースは、山頂から下る箇所が少々ザレていますが、こちらもおおむね良いコースです。 大汝峰は、岩に赤ペンキでマークされたルートを登る、普通の登山道です。 観光新道は、所々荒れている箇所がありますが、特に危険な場所はありません。 全般的に道は良いです。 お花畑は、登り(砂防新道)は南竜道の分岐から上、下り(観光新道)は殿ヶ池小屋の上あたりまで。とにかく花がたくさん・・・。 砂防新道は、中飯場、甚ノ助小屋に水場があるので、大きな水筒は不要です。 |
写真
感想
自宅近所を走る西東京バスの車内に、先月から白山登山と登山クーポンの広告が出ていた。(西東京バスと北陸鉄道の両社で八王子−金沢間の深夜高速バスを運行しているため)
夏休みに入る頃から連日猛暑、天候も安定しているようなので、「いざ白山へ!」
しかし高速バスは席数が少なく、直前に予約が取れるはずもなく、電車で行くことに。電車はかろうじて指定席が取れた。
前日夕方に金沢に入り、駅前のバス案内所で登山クーポンを購入、バスの混雑度合いを聞くと「日によって満席に近い場合もある」とのこと、早めに並ぶことにした。
始発5:30のバス、駅から乗った人は20人弱。金沢は薄曇り、鶴来を過ぎても曇り空、心配していたが山間部に入ったら日が差してきた。2時間と少々で別当出合到着。
登山地図によると砂防新道沿いは水場が多いので、砂防新道を登り、観光新道を下るルートとした。
吊り橋を渡ると、まもなく登り一方通行の急な石段の道になる。急ではあるがきれいに段が組まれているので歩きやすい。
初日の日程は室堂までなので、中飯場で冷たい水を飲んで一休み、別当覗で一休みしておにぎりを1個食べ、甚ノ助小屋でもまた一休みと、ゆっくり登る。
砂防新道は全般に良く整備され歩きやすい。整備すればコース外を歩かなくなるので、登山者の多い山は道をきちんと作るべきなのか・・あまり整備しすぎるのもなあ・・などと思いながら登る。
南竜道分岐で甚ノ助小屋を見下ろしながら、しばし思案、時間があるのでエコーライン経由とする。トラバース道を15分ほど歩くと南竜ヶ馬場の小屋が見えてくる、エコーラインへは、ニッコウキスゲがたくさん咲いている中を登る。
ほぼ登り切ったところ、雪渓の傍らで昼食、弥陀ヶ原を木道で渡る。原と名が付く通り、まさに高原状で広い。
五葉坂下で先ほど分かれた道と合流し、20分ほど登って室堂に到着。室堂平の名の如く、こちらも広い平地で、弥陀ヶ原、室堂平と階段状の地形になっている。
まずは奥宮に参拝し、13時から宿泊受付。5人のスペースに4人の割り当て、宿泊者は多いが詰め込み状態ではなかった。
二日目は夜明け前に室堂を空身で出発、山頂(御前峰、三角点峰)でご来光を拝した後、お池めぐりをしてから朝食をと考えていたが、腹が減ったのと、帰りのバスが15:30で時間もたっぷりあるので一度室堂に戻り、朝食後あらためてお池めぐりとした。
早朝には奥宮の神主さんも登って来て、ご来光を待つ間、白山の由来や自然保護についての説明があり、ご来光に合わせて神主さんの音頭で平和を祈念し万歳三唱となった。神主さんに拍手。
(ここより西に2,000m峰なし!は、このときの神主さんの説明からです)
お池めぐりコースの途中、寄り道して大汝峰へ往復。大汝峰の登路は、岩に付けられた赤ペンキのマークに従って登るコース。ようやく普通の山道を歩いた気がした。
大汝峰の頂上にも要塞のような石垣があり、中に大汝神社が鎮座。山頂は広く、神社から少し離れた場所に神社の跡らしき石積みがある。地形図にはこちらに建物の記号があり、かつては神社が建っていたようである。ここから御前峰、剣ヶ峰とお池を眺めると、白山が火山で、お池が火口湖であることがよくわかる。
下山は黒ボコ岩から観光新道へ。こちらも殿ヶ池小屋あたりまで花が豊富。殿ヶ池小屋は仮設小屋が建っていたが、日蔭がほとんどないため一休みせず下り続ける。下れば樹林帯に入って木陰があるだろうと暑さをこらえて休まずに歩いていたら、別当出合への分岐に。
暑いし、腹減っていいかげん歩くの嫌になったが、立ち止まっても暑いので、ここでは水を一口飲んだだけでさらに下る。
数分下って、ようやく木陰で休める場所を見つけランチタイム
室堂で作ってもらったお弁当はちらし寿司、酢が効いていて渇いた体に優しい。過去、あちこちの山小屋のお弁当の中では、コストパフォーマンスがとても良い印象。
急な下り坂をゆっくり降りて、13時過ぎに別当出合に帰着。
500ccのスポーツドリンクを一気飲みして、さらに水を飲んで・・・かなり脱水状態になっていたらしい。
15:30の最終シャトルバスで鶴来駅へ、バスの乗客は十数人。予定より早く到着したので、17:11の電車に間に合った。
二日間とも晴天に恵まれ、はるばる遠征した甲斐がありました。
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