お盆休みのアルペンルートの大混雑を避けるために、会社を休んで1日だけ早く立山入りを目論んだ。これまでは大町川からしか上がったことはなかったので、富山側から行ってみることにした。
今回はYuにとって初めてのキャンプによる山行。通常のキャンプ場ならともかく、山のキャンプ場では小さい子供だと周囲にご迷惑をかけそうなので、この歳になるまで日帰り山行だけで我慢してきたのである。
0
8/28 18:06
お盆休みのアルペンルートの大混雑を避けるために、会社を休んで1日だけ早く立山入りを目論んだ。これまでは大町川からしか上がったことはなかったので、富山側から行ってみることにした。
今回はYuにとって初めてのキャンプによる山行。通常のキャンプ場ならともかく、山のキャンプ場では小さい子供だと周囲にご迷惑をかけそうなので、この歳になるまで日帰り山行だけで我慢してきたのである。
前夜に自宅を出発し、AM1:30に立山駅に到着。車中泊をしてインタネット予約してあった、朝市のケーブルカーに飛び乗る。
Yuは珍しい乗り物を目の前にしてワクワクぎみだ。
0
8/9 6:49
前夜に自宅を出発し、AM1:30に立山駅に到着。車中泊をしてインタネット予約してあった、朝市のケーブルカーに飛び乗る。
Yuは珍しい乗り物を目の前にしてワクワクぎみだ。
ケーブルカーで美女平まで行くと、今度はバスに乗り換え。
前の集団は剣のバリエーションでもいくのだろうか。羨ましい・・・。
0
8/9 6:52
ケーブルカーで美女平まで行くと、今度はバスに乗り換え。
前の集団は剣のバリエーションでもいくのだろうか。羨ましい・・・。
このバスは室堂行き。
0
8/9 7:00
このバスは室堂行き。
途中、バスが一時停止してくれて、落差日本一の称名滝を拝むことができた。
0
8/9 7:11
途中、バスが一時停止してくれて、落差日本一の称名滝を拝むことができた。
室堂が近づくにつれて、車窓からはあちこちで残雪が見えるようになってきた。
0
8/9 7:46
室堂が近づくにつれて、車窓からはあちこちで残雪が見えるようになってきた。
室堂バスターミナルの休憩室で軽い朝食。
屋内にも関わらず、下界に比べて気温がかなり低くく、Yuはフリース、自分は雨具を着ることにした。
0
8/9 8:05
室堂バスターミナルの休憩室で軽い朝食。
屋内にも関わらず、下界に比べて気温がかなり低くく、Yuはフリース、自分は雨具を着ることにした。
階段を登って、いよいよ感動の立山連峰とのご対面だ。
1
8/9 8:26
階段を登って、いよいよ感動の立山連峰とのご対面だ。
・・・と期待していたら、生憎の天気で山頂が何も見えない。。。(´ДÅ)
0
8/28 19:29
・・・と期待していたら、生憎の天気で山頂が何も見えない。。。(´ДÅ)
気を取り直して、立山のおいしい水をゴクリ。
0
8/28 19:28
気を取り直して、立山のおいしい水をゴクリ。
歩き始めるとYuが標識の前で立ち止まった。立山に住む動物たちの絵に釘付けだ。
とりあえず1つ1つ説明してあげることに・・・。
0
8/9 8:32
歩き始めるとYuが標識の前で立ち止まった。立山に住む動物たちの絵に釘付けだ。
とりあえず1つ1つ説明してあげることに・・・。
しばらく行くと、地獄谷が一望できるエンマ台に着いた。
Yu:「臭っ!」「何これ?」
Chi:「ここはエンマ様がいる地獄で、鬼がいっぱいいて、悪い子はココに連れてこられちゃうんだよ」
「この臭いのは毒ガスだから死んじゃうんだよ」
「これは鬼が出す鬼ガス・・・」
1
8/9 8:49
しばらく行くと、地獄谷が一望できるエンマ台に着いた。
Yu:「臭っ!」「何これ?」
Chi:「ここはエンマ様がいる地獄で、鬼がいっぱいいて、悪い子はココに連れてこられちゃうんだよ」
「この臭いのは毒ガスだから死んじゃうんだよ」
「これは鬼が出す鬼ガス・・・」
またしばらく歩くと、Yuが急に座りだした。
見てみるとアリが行列を作っている。
こりゃ、雷鳥沢は遠そうだな・・・。(^.^;)
0
8/28 19:55
またしばらく歩くと、Yuが急に座りだした。
見てみるとアリが行列を作っている。
こりゃ、雷鳥沢は遠そうだな・・・。(^.^;)
手をつないで、それとなくペースをあげさせていただくことに。。。
0
8/9 8:31
手をつないで、それとなくペースをあげさせていただくことに。。。
少しずつ雲がきれて立山が見えてきた。
Chi:「さっきの低いところは鬼がいて、あそこの高い山の上には神様がいるんだよ」
「あそこで神様にお願い事とかをするんだよ」
0
8/9 8:56
少しずつ雲がきれて立山が見えてきた。
Chi:「さっきの低いところは鬼がいて、あそこの高い山の上には神様がいるんだよ」
「あそこで神様にお願い事とかをするんだよ」
雷鳥沢キャンプ場に到着し、早速、テントを張る場所を探していると、Chiが何やら知らないオジサンと会話していた。近づいてみるとなぜか名刺までもらっている。
話している人はなんと『剣岳・点の記』の木村監督であった。
1
8/28 19:56
雷鳥沢キャンプ場に到着し、早速、テントを張る場所を探していると、Chiが何やら知らないオジサンと会話していた。近づいてみるとなぜか名刺までもらっている。
話している人はなんと『剣岳・点の記』の木村監督であった。
テントの設営をしている横に撮影部隊がゾロゾロ。。。
0
8/9 9:44
テントの設営をしている横に撮影部隊がゾロゾロ。。。
新作『春を背負って』の撮影に来ているとのこと。
0
8/9 10:06
新作『春を背負って』の撮影に来ているとのこと。
どうやらヘリが飛んでいるシーンを撮影しているようだ。お盆休みの準備のために、山小屋へ荷物を運ぶヘリが頻繁に飛んでいるため、飛来するたびにスタッフが真剣な面持ちでカメラを向けていた。
0
8/9 9:51
どうやらヘリが飛んでいるシーンを撮影しているようだ。お盆休みの準備のために、山小屋へ荷物を運ぶヘリが頻繁に飛んでいるため、飛来するたびにスタッフが真剣な面持ちでカメラを向けていた。
そんな大人たちの様子も関係なく、Yuは落ちている岩のかけらをガチガチッ、ガチガチッ・・・。
どうやらペグ打ちの真似をしているらしい。
0
8/9 10:17
そんな大人たちの様子も関係なく、Yuは落ちている岩のかけらをガチガチッ、ガチガチッ・・・。
どうやらペグ打ちの真似をしているらしい。
立山が一望できる快適な場所に設営完了。
1
8/9 9:52
立山が一望できる快適な場所に設営完了。
そしてYuは・・・。(ガチガチッ☆)
0
8/9 10:03
そしてYuは・・・。(ガチガチッ☆)
今日は寝不足もあるし体慣らしも兼ねて、とりあえず新室堂乗越あたりまで行って、Yuの状況を見ながらピクニックにすることにした。
0
8/9 11:00
今日は寝不足もあるし体慣らしも兼ねて、とりあえず新室堂乗越あたりまで行って、Yuの状況を見ながらピクニックにすることにした。
キャンプ場脇の雷鳥沢を渡って・・・
0
8/9 10:52
キャンプ場脇の雷鳥沢を渡って・・・
大日岳方面へ。
0
8/9 10:53
大日岳方面へ。
キレイに整備された木道を進むと、前方に雪渓が現れた。
0
8/9 11:20
キレイに整備された木道を進むと、前方に雪渓が現れた。
脇にはイワカガミが咲いている。
0
8/9 10:57
脇にはイワカガミが咲いている。
Yuはいつも難しいルートを進む。
「疲れるから楽なところを探しなさい」と言っても、いつもこんな感じ。。。
1
8/28 20:47
Yuはいつも難しいルートを進む。
「疲れるから楽なところを探しなさい」と言っても、いつもこんな感じ。。。
振り返ると浄土山が良く見える。
今回の山行で登ろうかと考えている候補の山である。
キャンプ場を見ると、先ほどよりもテントが増えているようだ。
0
8/9 11:04
振り返ると浄土山が良く見える。
今回の山行で登ろうかと考えている候補の山である。
キャンプ場を見ると、先ほどよりもテントが増えているようだ。
木道の段差でもYuは手足を使って攀じ登る。
身長から考えるとアゴくらいの高さなのだから仕方ない。
そういう意味では山のスケールは大人の2〜3倍に感じているのかもしれない。
0
8/9 11:08
木道の段差でもYuは手足を使って攀じ登る。
身長から考えるとアゴくらいの高さなのだから仕方ない。
そういう意味では山のスケールは大人の2〜3倍に感じているのかもしれない。
雪渓の登り口に着いたのでYuのおやつタイム。
親の趣味の付き合わせているという罪悪感から、彼のご機嫌を損ねぬよう万全の準備をしてきた。おかげで今回の山行に持ってきたザックの中身は、オヤツがいっぱいなのだ。。。
1
8/9 11:14
雪渓の登り口に着いたのでYuのおやつタイム。
親の趣味の付き合わせているという罪悪感から、彼のご機嫌を損ねぬよう万全の準備をしてきた。おかげで今回の山行に持ってきたザックの中身は、オヤツがいっぱいなのだ。。。
Yuがポリポリしてる横でChiは地図を確認。
これまで使っていた地図は17年前のものだったので、今回のために新品を調達した。
0
8/28 20:01
Yuがポリポリしてる横でChiは地図を確認。
これまで使っていた地図は17年前のものだったので、今回のために新品を調達した。
Yuが滑り落ちないようロープを付け、雪渓を登り始める。
空気がひんやりしていて気持ちイイ。
1
8/28 20:49
Yuが滑り落ちないようロープを付け、雪渓を登り始める。
空気がひんやりしていて気持ちイイ。
新室堂乗越の稜線まで上がると、奥大日岳の全貌が見えてきた。剣岳の展望が最高なので大好きな山だ。
0
8/9 11:48
新室堂乗越の稜線まで上がると、奥大日岳の全貌が見えてきた。剣岳の展望が最高なので大好きな山だ。
本日のピクニックの目的地はここなので、のんびりと山を眺めながらお昼を食べることに。
最高だ〜♪
1
8/9 11:58
本日のピクニックの目的地はここなので、のんびりと山を眺めながらお昼を食べることに。
最高だ〜♪
今回、登る山候補No.1に挙がっている立山が良く見える。果たしてYuに登れるだろうか・・・。
1
8/9 12:28
今回、登る山候補No.1に挙がっている立山が良く見える。果たしてYuに登れるだろうか・・・。
チングルマのお花畑に囲まれた良いところだ。
貴重な高山植物でもYuにとっては知ったことではない。何度注意しても、うっかり踏んでしまうこともある。そんなときに出てくるのがエンマ様である。
こういうときのために、エンマ谷で脅しておいたのだ。
0
8/9 12:44
チングルマのお花畑に囲まれた良いところだ。
貴重な高山植物でもYuにとっては知ったことではない。何度注意しても、うっかり踏んでしまうこともある。そんなときに出てくるのがエンマ様である。
こういうときのために、エンマ谷で脅しておいたのだ。
空を見上げるYu。
1
8/28 20:03
空を見上げるYu。
親の時間はこれまでにして、Yuのための川遊びに向かうことに。
0
8/9 12:48
親の時間はこれまでにして、Yuのための川遊びに向かうことに。
一路、キャンプ場を目指す。
0
8/9 13:17
一路、キャンプ場を目指す。
テントの目の前には残雪がいっぱい。Yuのご褒美ジュースや持って来たビールを埋めて冷やす。
0
8/9 15:29
テントの目の前には残雪がいっぱい。Yuのご褒美ジュースや持って来たビールを埋めて冷やす。
大きめの岩に登ったり、石をひっくり返して川虫を探したり・・・。雄大な景色を背景に贅沢な川遊びだ。
1
8/9 15:10
大きめの岩に登ったり、石をひっくり返して川虫を探したり・・・。雄大な景色を背景に贅沢な川遊びだ。
沢の水は足を付けると数秒で感覚が無くなるほど冷たい。そんな水でYuの体を拭いてあげた。
当然ながらご覧のとおりの反応。。。
2
8/28 20:52
沢の水は足を付けると数秒で感覚が無くなるほど冷たい。そんな水でYuの体を拭いてあげた。
当然ながらご覧のとおりの反応。。。
明日の登山に備えて早めの夕食準備。
いつものキャンプ道具とは違う、登山用の道具があれこれ出てくるので、Yuは気になって仕方がない様子。
0
8/28 20:53
明日の登山に備えて早めの夕食準備。
いつものキャンプ道具とは違う、登山用の道具があれこれ出てくるので、Yuは気になって仕方がない様子。
今日は初日なので、下界から持ってきたウィンナーをおかずに、レトルトのピラフ、そしてビールとチューハイとジュースで入山の乾杯。
中途半端な大きさのコッフェルをいくつも持って来たくなかったので、沢登り用に使っていた大きめのビリー缶1つと、コッフェルの蓋2つにした。
0
8/28 20:55
今日は初日なので、下界から持ってきたウィンナーをおかずに、レトルトのピラフ、そしてビールとチューハイとジュースで入山の乾杯。
中途半端な大きさのコッフェルをいくつも持って来たくなかったので、沢登り用に使っていた大きめのビリー缶1つと、コッフェルの蓋2つにした。
食後は何も考えずに山を眺める・・・といきたいところだが、明日、立山三山縦走にYuが耐えられるかを考え中。
無理せず浄土山にすべきか、剣御前経由で別山にしようか・・・。
0
8/9 16:01
食後は何も考えずに山を眺める・・・といきたいところだが、明日、立山三山縦走にYuが耐えられるかを考え中。
無理せず浄土山にすべきか、剣御前経由で別山にしようか・・・。
テント脇から眺める景色はこんな感じ。
Yuの睡眠時間も考え、夕方6時に3人とも就寝。
2
8/9 18:07
テント脇から眺める景色はこんな感じ。
Yuの睡眠時間も考え、夕方6時に3人とも就寝。
翌朝、4時に起床し準備を開始。
Yuを5時に起こす。
0
8/10 5:09
翌朝、4時に起床し準備を開始。
Yuを5時に起こす。
雨は降っていないもののあいにくの天気。
5時半に出発。
0
8/10 5:21
雨は降っていないもののあいにくの天気。
5時半に出発。
Yuの負担をなるべく減らすため空身にし、岩場を想定してハーネスだけ付けさせた。
Chiは濡れた草地を予測して下だけレインコート。
そして・・・ザックの中身はYuのご褒美オヤツ満載だ。
0
8/10 5:44
Yuの負担をなるべく減らすため空身にし、岩場を想定してハーネスだけ付けさせた。
Chiは濡れた草地を予測して下だけレインコート。
そして・・・ザックの中身はYuのご褒美オヤツ満載だ。
雷鳥沢を渡った分岐を今日は右へ。
結局、立山三山の縦走にチャレンジすることにした。
最初の目的地は一の越山荘。地図によると1時間半の行程だ。
オヤツもいっぱいあるし、きっと頑張ってくれるだろう(?)。
0
8/10 5:35
雷鳥沢を渡った分岐を今日は右へ。
結局、立山三山の縦走にチャレンジすることにした。
最初の目的地は一の越山荘。地図によると1時間半の行程だ。
オヤツもいっぱいあるし、きっと頑張ってくれるだろう(?)。
Yuが道端でツガザクラを見つけ、座り込んで眺めている。
4
8/10 6:11
Yuが道端でツガザクラを見つけ、座り込んで眺めている。
ケルンを見つけるとひたすら石を積み上げていく。
そろそろ行こうよ。。。
0
8/10 6:39
ケルンを見つけるとひたすら石を積み上げていく。
そろそろ行こうよ。。。
Chiも振り返りながら無言の催促。
0
8/10 6:49
Chiも振り返りながら無言の催促。
濃い霧の中を、一の越を目指してひたすら進む。
0
8/10 7:12
濃い霧の中を、一の越を目指してひたすら進む。
高度が上がってきたのか道がガレ場になってきた。
「こういう天気のときに良く雷鳥にあうんだよ」と言ったそばから・・・
0
8/10 8:07
高度が上がってきたのか道がガレ場になってきた。
「こういう天気のときに良く雷鳥にあうんだよ」と言ったそばから・・・
親子連れの雷鳥が本当に登場! (゜Д゜;)
0
8/10 7:44
親子連れの雷鳥が本当に登場! (゜Д゜;)
室堂からの道に合流し、石畳の坂道を登っていく。
疲れてきたのか、Yuがいろいろとグチり始めた。
休憩場所までもう少しだからと説得する。
0
8/10 8:00
室堂からの道に合流し、石畳の坂道を登っていく。
疲れてきたのか、Yuがいろいろとグチり始めた。
休憩場所までもう少しだからと説得する。
ようやく一の越山荘に到着。
ここまでの時間は3時間半、標準コースタイムの倍以上かかっている。
先行きが不安だ・・・。
0
8/10 8:07
ようやく一の越山荘に到着。
ここまでの時間は3時間半、標準コースタイムの倍以上かかっている。
先行きが不安だ・・・。
早速、Yuにエネルギー補給(パンとオヤツ)をさせる。
元気がなくてお疲れの様子。
ゆっくり休ませてあげたいところだが、大幅に予定が遅れていることに加え、窓の外を見ると室堂からの登山者がワサワサと沸いて出てくる。
0
8/28 20:10
早速、Yuにエネルギー補給(パンとオヤツ)をさせる。
元気がなくてお疲れの様子。
ゆっくり休ませてあげたいところだが、大幅に予定が遅れていることに加え、窓の外を見ると室堂からの登山者がワサワサと沸いて出てくる。
人混みをかき分けて、雄山を登り始めることにした。
小屋の中は暖かくて快適であったのが、外に出ると風もあって寒い。
「もう登りたくない!」Yuはついに泣き出し始めてしまった。
(´Д`;)
そんなYuを見て周りの登山者も応援してくれていた。
0
8/28 20:11
人混みをかき分けて、雄山を登り始めることにした。
小屋の中は暖かくて快適であったのが、外に出ると風もあって寒い。
「もう登りたくない!」Yuはついに泣き出し始めてしまった。
(´Д`;)
そんなYuを見て周りの登山者も応援してくれていた。
機転を利かせ・・・
Chi:「みんなはこの山に登って、神様にお願いをしに行くんだよ」「Yuも何かお願いすれば良いんじゃない?」
Yu:「神様がお願い聞いてくれるの?」
「トミカのレンジャータンクも大丈夫かなぁ?」
Chi:「きっと大丈夫だよ」と私の顔・・・。
そこからは文句も言わずに快進撃が始まった。。。
2
8/28 20:13
機転を利かせ・・・
Chi:「みんなはこの山に登って、神様にお願いをしに行くんだよ」「Yuも何かお願いすれば良いんじゃない?」
Yu:「神様がお願い聞いてくれるの?」
「トミカのレンジャータンクも大丈夫かなぁ?」
Chi:「きっと大丈夫だよ」と私の顔・・・。
そこからは文句も言わずに快進撃が始まった。。。
大渋滞に揉まれながらも、多くの登山者に励まされ、ほぼコースタイムどおりで雄山[3003m]の山頂に立った。登ってきたとき拍手と喝采が沸きあがって、かなり恥ずかしかった。
(〃゜∇゜〃)
2
8/28 20:18
大渋滞に揉まれながらも、多くの登山者に励まされ、ほぼコースタイムどおりで雄山[3003m]の山頂に立った。登ってきたとき拍手と喝采が沸きあがって、かなり恥ずかしかった。
(〃゜∇゜〃)
Yuにご褒美のチョコをあげるも、どことなく元気がない様子。
0
8/28 20:16
Yuにご褒美のチョコをあげるも、どことなく元気がない様子。
大人用のダウンを着せてあげるものの、鼻からは・・・。
体が小さい分、体温の低下も早いのかもしれない。
1
8/10 10:30
大人用のダウンを着せてあげるものの、鼻からは・・・。
体が小さい分、体温の低下も早いのかもしれない。
抱っこしてあげると眠そうに・・・。
0
8/28 20:57
抱っこしてあげると眠そうに・・・。
Chiに代わるとすぐに寝てしまった。このまま1時間近くお眠りに。
この間に地図を眺めながら二人で会議。
このまま岩稜地帯の縦走を続けても大丈夫だろうか?
時間もかなり遅れているし、安全に元のルートを戻るべきか?
コースタイムを見ると、真砂岳に行かなければキャンプ場まではほとんど変わらない。
0
8/28 20:19
Chiに代わるとすぐに寝てしまった。このまま1時間近くお眠りに。
この間に地図を眺めながら二人で会議。
このまま岩稜地帯の縦走を続けても大丈夫だろうか?
時間もかなり遅れているし、安全に元のルートを戻るべきか?
コースタイムを見ると、真砂岳に行かなければキャンプ場まではほとんど変わらない。
さっきの急坂渋滞を逆走して降りたくない、というChiの意見を尊重してこのまま縦走を続けることにした。
Yuが起きたのでビリー缶でラーメンを作ることに。
しょっぱくて温かくてかなりオイシイ。。。
0
8/28 20:21
さっきの急坂渋滞を逆走して降りたくない、というChiの意見を尊重してこのまま縦走を続けることにした。
Yuが起きたのでビリー缶でラーメンを作ることに。
しょっぱくて温かくてかなりオイシイ。。。
お昼を食べて少し元気が出てきたので、大汝に向けて出発。
天候のせいもあるが、これまでのコースと違ってかなり人が少なくなった。
0
8/28 20:58
お昼を食べて少し元気が出てきたので、大汝に向けて出発。
天候のせいもあるが、これまでのコースと違ってかなり人が少なくなった。
たまに背後からトミカの話を持ち出して、Yuのモチベーションを奮い立たせる。。。
せっかくの3000m稜線でもガスで何も見えない。
(・ε・` )
1
8/10 13:00
たまに背後からトミカの話を持ち出して、Yuのモチベーションを奮い立たせる。。。
せっかくの3000m稜線でもガスで何も見えない。
(・ε・` )
コースタイムの倍の時間をかけて大汝山[3015m]の山頂に着いた。
2
8/28 20:23
コースタイムの倍の時間をかけて大汝山[3015m]の山頂に着いた。
無駄にYuの体力を消耗したくないので、抱きかかえてテラスまで下ろしてあげる。
1
8/10 13:32
無駄にYuの体力を消耗したくないので、抱きかかえてテラスまで下ろしてあげる。
いつもは虫歯予防のために禁止にしている飴も、登山のときだけはあげることにしている。Yuはこれが楽しみなのだ。
0
8/28 20:26
いつもは虫歯予防のために禁止にしている飴も、登山のときだけはあげることにしている。Yuはこれが楽しみなのだ。
富士ノ折立に向けて出発。
0
8/28 20:27
富士ノ折立に向けて出発。
休憩所の脇を抜ける。
0
8/28 20:29
休憩所の脇を抜ける。
富士ノ折立[2999m]あたりから、Yuがまた元気がなくなった。顔を見ると唇が青い。
登山開始からすでに8時間以上も経過しているし、初めての3000mオーバーで高山病だと怖いので、とうとうオンブしてあげることにした。
何も無理することはないのだ。。。
0
8/28 20:30
富士ノ折立[2999m]あたりから、Yuがまた元気がなくなった。顔を見ると唇が青い。
登山開始からすでに8時間以上も経過しているし、初めての3000mオーバーで高山病だと怖いので、とうとうオンブしてあげることにした。
何も無理することはないのだ。。。
真砂岳のピストンもあきらめ、そのまま大走りコースで下山することに。
背中にズシリとくる15kgの体重によって、Yuが元気に成長していることを実感。
1
8/10 15:02
真砂岳のピストンもあきらめ、そのまま大走りコースで下山することに。
背中にズシリとくる15kgの体重によって、Yuが元気に成長していることを実感。
遥か下のほうにキャンプ場が見えてきた。
0
8/10 15:05
遥か下のほうにキャンプ場が見えてきた。
少しだけ下ると顔色が良くなってきたので、オヤツをあげて歩かせてみることにした。
だいぶ復活しているようだ。
Yuは歩きながら、オンブしてもらっことを気にしている。半ベソ状態で「レンジャータンクもらえるかなぁ? 大丈夫かなぁ?」
1
8/10 16:50
少しだけ下ると顔色が良くなってきたので、オヤツをあげて歩かせてみることにした。
だいぶ復活しているようだ。
Yuは歩きながら、オンブしてもらっことを気にしている。半ベソ状態で「レンジャータンクもらえるかなぁ? 大丈夫かなぁ?」
急坂を下ったところで最後のエネルギー補給。
キャンプ場までもうひといきだ。
0
8/28 20:31
急坂を下ったところで最後のエネルギー補給。
キャンプ場までもうひといきだ。
夕方5時過ぎに無事に雷鳥沢キャンプ場に到着。行程時間はなんと12時間近くだった。
Yuは小さい体で良く頑張りました。真砂岳に登っていないので、厳密には立山三山縦走にはならなかったけど、レンジャータンクのお願い事はかなうことでしょう。(⌒_⌒;)
2
8/11 7:12
夕方5時過ぎに無事に雷鳥沢キャンプ場に到着。行程時間はなんと12時間近くだった。
Yuは小さい体で良く頑張りました。真砂岳に登っていないので、厳密には立山三山縦走にはならなかったけど、レンジャータンクのお願い事はかなうことでしょう。(⌒_⌒;)
翌日、せっかくなのでもう1つ山を登ろうということになった。まだ、まともに剣岳が見れていないことと、工程時間を考えて、奥大日岳[2611m]を登ることにした。
キャンプ場直下の残雪を下っていく。
1
8/28 20:33
翌日、せっかくなのでもう1つ山を登ろうということになった。まだ、まともに剣岳が見れていないことと、工程時間を考えて、奥大日岳[2611m]を登ることにした。
キャンプ場直下の残雪を下っていく。
コバイケイソウの草原を進んでいく。
0
8/11 7:47
コバイケイソウの草原を進んでいく。
綿毛になっているチングルマを見つけた。早くも秋が近づいて来ているようだ。
0
8/11 7:37
綿毛になっているチングルマを見つけた。早くも秋が近づいて来ているようだ。
雪渓をトラバースしながら高度をグングン上げていく。
0
8/11 7:56
雪渓をトラバースしながら高度をグングン上げていく。
新室堂乗越を過ぎて大日岳方面のコースを進むと、地獄谷が一望できるようになった。
薄黄色に上る煙を見て、Yuが・・・「鬼ガス、臭っ!」
1
8/11 8:23
新室堂乗越を過ぎて大日岳方面のコースを進むと、地獄谷が一望できるようになった。
薄黄色に上る煙を見て、Yuが・・・「鬼ガス、臭っ!」
"鬼ガス地帯"を見ながらのオヤツタイム。
0
8/11 8:27
"鬼ガス地帯"を見ながらのオヤツタイム。
雷鳥沢から室堂に向けて帰っていく登山者達。
0
8/11 8:54
雷鳥沢から室堂に向けて帰っていく登山者達。
昨日縦走してきた立山がだいぶ見えてきた。
今日の天気は期待できそうだ。
0
8/11 8:53
昨日縦走してきた立山がだいぶ見えてきた。
今日の天気は期待できそうだ。
剣岳が一望できるテラスにて最高の朝食。
Yuが「イイ景色だねェ〜」とつぶやいた。
自然の素晴らしさを理解できるようになってくれたことがスゴクうれしい。ヽ(・∀・)ノ
2
8/11 10:03
剣岳が一望できるテラスにて最高の朝食。
Yuが「イイ景色だねェ〜」とつぶやいた。
自然の素晴らしさを理解できるようになってくれたことがスゴクうれしい。ヽ(・∀・)ノ
東大谷側からのこの景色が見たくて、立山に来たと言っても過言ではない。
0
8/11 9:52
東大谷側からのこの景色が見たくて、立山に来たと言っても過言ではない。
ふと足元を見ると、今日、登ってくる途中からパカパカし始めていた靴のアウターソールが、ついに大変なことに!!
(゜□゜;)
1
8/11 12:34
ふと足元を見ると、今日、登ってくる途中からパカパカし始めていた靴のアウターソールが、ついに大変なことに!!
(゜□゜;)
そんなことも気にせず二人は、「あのトゲトゲ山がね・・・」みたいな話で盛り上がっている。
1
8/11 10:06
そんなことも気にせず二人は、「あのトゲトゲ山がね・・・」みたいな話で盛り上がっている。
自慢のビブラムソールは無くなってしまったものの、まだ革1枚分だけ靴底(?)が存在していたので、登山を継続することに。。。
0
8/11 9:56
自慢のビブラムソールは無くなってしまったものの、まだ革1枚分だけ靴底(?)が存在していたので、登山を継続することに。。。
山頂まであと一息というところで、3m程の高さの岩場に差し掛かった。上からYuをロープで確保してあげたが、上がってくる時に大きな浮き石を掴んでしまった。危ないのでその浮き石を安定させようと動かしたときに、Yuがふざけて抱きついてきて、薬指が岩と浮き石に挟まれた状態で、さらにYuの体重がかかってきた!
指先が赤黒くなり破裂寸前になっていた。
(゜Д゜||)
0
8/28 21:00
山頂まであと一息というところで、3m程の高さの岩場に差し掛かった。上からYuをロープで確保してあげたが、上がってくる時に大きな浮き石を掴んでしまった。危ないのでその浮き石を安定させようと動かしたときに、Yuがふざけて抱きついてきて、薬指が岩と浮き石に挟まれた状態で、さらにYuの体重がかかってきた!
指先が赤黒くなり破裂寸前になっていた。
(゜Д゜||)
しょっちゅう来れる所ではないし、もうあとすぐだったので山頂まで行こうかと迷ったが、指の感覚が全くなく、みるみる黒くなっていくので、残念ながら引き返すことにした。靴のソールはさらに分裂してきたことだし・・・。
下山中、指のことを少し気にしながらも、水たまりを見つけて泥遊び。。。(´。` ) =3
0
8/11 12:47
しょっちゅう来れる所ではないし、もうあとすぐだったので山頂まで行こうかと迷ったが、指の感覚が全くなく、みるみる黒くなっていくので、残念ながら引き返すことにした。靴のソールはさらに分裂してきたことだし・・・。
下山中、指のことを少し気にしながらも、水たまりを見つけて泥遊び。。。(´。` ) =3
キャンプ場に到着後、診療所で見てもらったが、先生は留守で富山大学の学生さんが対応してくれた。赤黒い指を見たのは初めてだったらしく、て驚いていたようだが、先生に電話で確認して冷却のみの応急処置だけしてもらえた。
いつだったか山の診療所のドラマをやっていたが、そのお陰でなんとなく内部事情が想像できてしまったので、納得してテント下の残雪で指を冷やし続けることに。
天気が良く早めの下山だったので、マットやシュラフを干すことができた。
0
8/28 20:34
キャンプ場に到着後、診療所で見てもらったが、先生は留守で富山大学の学生さんが対応してくれた。赤黒い指を見たのは初めてだったらしく、て驚いていたようだが、先生に電話で確認して冷却のみの応急処置だけしてもらえた。
いつだったか山の診療所のドラマをやっていたが、そのお陰でなんとなく内部事情が想像できてしまったので、納得してテント下の残雪で指を冷やし続けることに。
天気が良く早めの下山だったので、マットやシュラフを干すことができた。
さらに分裂し、ついに靴下が見えるようになってしまったスカルパの靴。
0
8/11 18:18
さらに分裂し、ついに靴下が見えるようになってしまったスカルパの靴。
夕陽があたるキャンプ場の向こうに奥大日が見える。
0
8/11 18:19
夕陽があたるキャンプ場の向こうに奥大日が見える。
Yuはヘッデンを頭に付け、シュラフにもぐって探検隊ゴッコ。
0
8/11 18:35
Yuはヘッデンを頭に付け、シュラフにもぐって探検隊ゴッコ。
夕陽を浴びて立山が赤く染まってくると、気温が急激に下がってきた。
1
8/11 18:43
夕陽を浴びて立山が赤く染まってくると、気温が急激に下がってきた。
山では日没とともに寝るのが基本。寝る前はちゃんと歯磨きしましょう。
1
8/11 18:22
山では日没とともに寝るのが基本。寝る前はちゃんと歯磨きしましょう。
翌朝、お盆休みを半分残し、今日で下界へ降りることにした。この山行は親の趣味にYuを付き合ってもらったので、後半はYuが行きたがっていた海水浴に連れて行ってあげる予定だ。
0
8/28 21:01
翌朝、お盆休みを半分残し、今日で下界へ降りることにした。この山行は親の趣味にYuを付き合ってもらったので、後半はYuが行きたがっていた海水浴に連れて行ってあげる予定だ。
1日を有効に使うため、そそくさとテントを撤収して、6時過ぎに雷鳥沢を出発。
Yuの気持ちはすでに富山の海でルンルン♪
0
8/12 6:28
1日を有効に使うため、そそくさとテントを撤収して、6時過ぎに雷鳥沢を出発。
Yuの気持ちはすでに富山の海でルンルン♪
室堂へ向かう出だしの登りは意外とキツく、一気に高度を稼ぐ。
あっという間にテントが豆粒のように・・・。
0
8/28 20:35
室堂へ向かう出だしの登りは意外とキツく、一気に高度を稼ぐ。
あっという間にテントが豆粒のように・・・。
鬼ガス危険地帯にあった吹流しの標識に、Yuは立ち止まる。
ひたすら質問攻めが始まった。
0
8/12 7:01
鬼ガス危険地帯にあった吹流しの標識に、Yuは立ち止まる。
ひたすら質問攻めが始まった。
そしてさらに、血の池では完全に動きが止まった。
Yu:「なんでこの人は鬼につかまってるの?」
父:「良い人を刀でズバってしたからだよ」
Yu:「悪い事すると鬼につかってココに入れられちゃうの?」
父:「そうだよ、血の池に入れられて助けてーってなっちゃうんだよ」
0
8/12 7:16
そしてさらに、血の池では完全に動きが止まった。
Yu:「なんでこの人は鬼につかまってるの?」
父:「良い人を刀でズバってしたからだよ」
Yu:「悪い事すると鬼につかってココに入れられちゃうの?」
父:「そうだよ、血の池に入れられて助けてーってなっちゃうんだよ」
結局、この絵の前で10分以上の間、語り合うことになった。。。(⌒_⌒;
0
8/12 7:20
結局、この絵の前で10分以上の間、語り合うことになった。。。(⌒_⌒;
室堂から美女平へ向かうバスの中から剣岳が見える。
そして敗退した奥大日岳も・・・。
0
8/12 8:11
室堂から美女平へ向かうバスの中から剣岳が見える。
そして敗退した奥大日岳も・・・。
立山方面と違って富山側は良い天気・・・というかスゴク暑そう。(´Д`;)
0
8/12 8:17
立山方面と違って富山側は良い天気・・・というかスゴク暑そう。(´Д`;)
今日からは海の夏休みだ。。。
1
8/12 8:19
今日からは海の夏休みだ。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する