奥穂高岳 前穂高岳 涸沢岳 ＜重太郎新道 パノラマコース＞ 憧憬の頂へ
長野県
岐阜県
boroP
その他1人 - GPS
- 34:11
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,358m
- 下り
- 2,354m
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河童橋4:40⇒4:58岳沢登山口5:00⇒6:44岳沢ヒュッテ6:54⇒7:49カモシカ立場7:52
⇒9:12紀美子平9:27⇒9:50前穂高10:00⇒10:17紀美子平10:51
⇒12:22奥穂高岳12:48⇒13:25穂高岳山荘
山行時間 8:45 全歩行時間 7:05 主休憩撮影時間 1:40
2日目
穂高岳山荘4:47⇒5:03涸沢岳5:28⇒5:39穂高岳山荘6:02
⇒6:50ザイデングラード取付(小尾根先端)6:57⇒7:43涸沢小屋7:48 ⇒7:58涸沢ヒュッテ8:04
⇒9:07屏風のコル9:10⇒9:37屏風ノ耳9:44⇒10:08屏風のコル10:17
⇒11:40枯れた河原11:55⇒中畠分岐12:15⇒新村橋12:58 ⇒13:10徳沢園13:25
⇒明神館14:10⇒14:51上高地バスターミナル
山行時間 10:04 全歩行時間 8:09 主休憩撮影時間 1:55
※ルート図は手書き適当入力で正確ではありません。
| 天候 | 8/28 晴れ稜線ガス多し 8/29 10時頃まで快晴その後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
500/day 沢渡上高地シャトルバス(往復2000） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜雷鳥広場辺りから前穂 奥穂 涸沢岳 ザイデングラード中上部＞ 一般道ですが 鎖、梯子多数の石稜登山道です。 ＜パノラマコース(涸沢-屏風ノ耳-新村橋)＞ 前日(2013 8月28日）までに整備されたようで 草の下刈り、ザイル補修がされており 本日より通行可となっていた。但し整備された方に怖い所もあるよと脅された道で 崩落した箇所をなんとか通れるレベルにしてあった箇所もあった。 行かれる方は小屋等に直前確認された方がいいと思います。 整備には深く感謝いたします。 ＜その他＞ 一般登山道及び林道です |
写真
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満員で 遅く着いた方は
1フトン2人だったようです
早く着いてよかった
感想
2年前 焼岳から眺め自分もいつか歩けるかなと思い
そして昨年は 西穂から眺め 混んでいる場所は苦手だが
行きたい、歩きたいと思った奥穂高とそれに続く吊尾根
山中泊が不得手だけど 我々には日帰りは無理
なんとか一泊で考えるが ゲート開の時間から
朝一の上高地発は6時前が限界そうだし
そもそも朝一のタクシーに乗るのも厳しい
辿り着いたのは限定シーズンオフ値段のケビン前泊を
探し出し行く事になりました。
＜重太郎新道＞
平坦箇所のほとんどない急登りで 長い梯子や鎖や岩場があります。
個々で見れば さほど難易度が高くは感じませんが長く続くため
また すれ違いしにくい所も多く注意力を維持するのに苦労しますし
やはり紀美子平はまだか まだかと思ってしまいますが
2時間以上かかったのに 同じ岩場でも結構変化ありで
感覚的には 意外に早く着いた気もしました。
また 天気が悪くなければ
カモシカ立場、岳沢パノラマなど 振り返ればいつでも
西穂、焼岳、上高地方面の絶景が癒してくれるでしょう。
＜前穂高岳＞
紀美子平−前穂区間は結構 どこにルートをとればいいか
悩む所がありそれなりにハードです。
＜吊尾根＞
ほとんどが上高地側のトラバース道で
小ピークを乗り越える前後で岩場になる感じで
2、3箇所で涸沢が覗けます。
今回は明神側は時々ガスが取れたのですが
奥穂側は終始ガスでちょっと残念。
トラバース道は 重太郎新道や前穂への道と比べれば快適で
岩場もここまで来れた方がタジログ所はないと思いますが
昨今 ここでの事故も多々見られるらしく
過信は禁物でしょう。
＜奥穂高岳＞
ガスのため視界が限られましたが 我々が着いた時は
ちょっと青空が顔を出し迎えてくれました。
アルプスの本を買い意識してから3年
山歩きしていきなりこの手に登られる方もいますが
我々は一歩一歩でやっとここに着く事ができました。
上高地から 休憩、前穂入れて8時間弱かかりましたが
充実していたせいか そんなにかかった気がしません。
周りの山は見えませんがジャンダルムだけは
ガスの中にその魔物？が住みそうな山様を見せてくれ
思わず 100m程そちらに歩いてしまいました。
＜涸沢岳＞
初めて買ったアルプスガイドブックの見開き一面に
奥穂から見た朝焼けに輝く 石峰の涸沢岳、北穂の各頂上に
人が連なうリアルな写真を見てすごいと思いましたので
朝日はここで見ようと決めていました。
＜パノラマコース＞
雪渓等で通れる時期は 限られるようですが
今回ラッキーな事に我々が予定した日より 通行解除になっていました。
涸沢から屏風のコル、屏風ノ耳区間は振り返ればいたる所で絶景です。
涸沢から見上げる絶景とまた違った涸沢カールの全容
道は崩落した所等 注意が必要箇所もあり 徳沢側は石、岩ゴロゴロで
結構歩きにくいですが 歩けて良かったです。
※涸沢内のお花畑周遊コースもパノラマコースと言うみたいで 紛らわしいですね。
穂高岳に着いた時間からだけだと
前泊しなくても良かったかもしれませんが
早く着いたために
二人一フトンにならなかったし
注意が必要なルートを落ち着いて歩けて
良かったと感じました。
2日目の天候は本当に素晴らしく
山歩き自体は石稜や石ゴロゴロで歩きにくい所が多かったですが
なにか すべての難所がこの絶景の演出のためのようなそんな気が
してきました。
充実な山旅に感謝！！
※ 感想等一部追記（2013 9/1）※
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boroPさん おはようございます
前穂から涸沢カール越しの表銀座の山々、絶景ですねー
奥穂から穂高岳山荘への下りの岩岩怖くありませんでしたか
パノラマコースの解除にあわせるなんてサスガですネ
この時期のパノラマコースも絶景の連続でいいですね
レコを拝見しているうちに行ってみたくなりましたよ
でもこれから混み出す時期ですよね〜
boroPさんのレコを見て行った気分になって置きます
oyabunさん こんにちは！！
oyabunさんが15kg(どうしてそんなに重いの？）も担いで
笠新道を登られたのでここは年長者も頑張ろうと
二人で15kgにおまけしてもらい
重太郎新道を行く事を決めました。
今まで経験のない道を歩く事は
自分の体力や許容力を確認するに 自分には貴重ですが
今回は 景色に圧倒されっぱなしで 確認している暇もないほど
オー、オー言いながらシャッター押しっぱなしで歩いていました。
パノラマコースは前日の同室の方が通行止めと話されていたので
落胆していたのですが きっと普段の行いのおかげですね。
それでは気長に oyabunさんの次のレコをお待ちしております！！
※穂高岳山荘前の梯子付近の下りは 初めてだと
ルートが分かりずらく 疲れていると一番の核心部かも知れませんね。
boroPさん こんばんは
15kgは、カメラ2台一番軽い広角ズームレンズ込で約2Kg強、滞在着・着替、水・行動食沢山、身辺用品＆etc.を詰め込んだ結果でした。
もっとも行動食は消費しきれずに結構持ち帰りましたが
boroPさん、年長者とありますが概ね同年代なんですよ
訳あってプロフには最低限の情報しか書いてありませんがあしからず
レコもっとUPしたいのですがなかなか・・・
少し涼しくなったら頑張ろうと思っています
では
oyabunさん おはようございます！！
わざわざ丁寧な返信ありがとうございます。
皆さん本当に様々なご事情や価値観があります。
レコにしたって ルール＆マナーを守れば
人のレコは こうあるべきなんて私は思いません。
人それぞれでいいと思います。
我々世代？は 山ぐらいマイペースで行きましょうね！！
それでは また
on boroP
素晴らしい脚力とコース選択、そして何よりもお天気に恵まれて良かったですね！
私は2年前に重太郎新道で奥穂に行ったのですが、
結構な雨で、ただただ夢中で山頂にたどり着きました。もちろん、視界はほとんどなくすれ違う人もまばらで山小屋にたどりついたときは、とてもほっとしました。
でも、山小屋には単独の65歳〜75歳の男性やジャンダルムを西穂から越えてこられた方々も沢山いて、談話室でそれぞれの体験話で盛り上がり、凄い人たちがいるもんだな・・・と、勉強になりました。
boroPさんのレポを見て、
是非ともリベンジしたくなりました。
パノラマコース、いいですね！
またのレコも楽しみにしています！
nadesikoさん コメントありがとうございます！！
初日 想像してたのより 好調に歩けた気がしたのは
冷静に考えて
前週 空木岳で＜素敵な方達に＞いいテンポでリードしていただいのと
早立ちの時はいつも2−3時間の睡眠でドライブしての登山でしたが
今回は前泊した事が大きい気がします。
私達も穂高頂上では ジャン以外ほとんど見えませんでしたが
雨は辛いですよね。
ぜひ 機会を見つけてリベンジしてください。
概してメイジャーなものよりマイナーな方が好みだけど
ここは 圧倒されるものを感じ 思い切って行って良かったです。
次は また素敵な所に行くんですよね？
時にはゆうやけでもチェックして待っています。
on boroP
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