針ノ木〜種池山荘〜扇沢


- GPS
- 12:50
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,448m
- 下り
- 2,519m
コースタイム
−09:14−09:59針ノ木峠10:08−10:53針ノ木岳(2,821m)11:02−11:43スバリ岳(2,752m)11:53−13:09赤沢岳(2,678m)13:38−14:18鳴沢岳(2,641m)14:25
−14:52新越山荘15:15−15:49岩小屋沢岳(2,630m)−16:50種池山荘16:57−17:44R−17:48−18:12ケルン−
18:59爺ヶ岳登山道入り口
NET:10時間43分
天候 | 小雨/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風一過で快晴の予報が出る。早朝、蓮華岳に向かう。 DarkHorse君と初山行。 手前の爺ヶ岳登山口はほぼ満車。扇沢に着く。 昔々歩いたコースであるがほとんど記憶に無い。 この時期雪渓は少ししか残っていなく、沢の徒渉に手こずる。 実は右側を登りすぎてしまった。下に戻れば良かったのだが ちょっと下った途中から沢を渡る。 30m程雪渓のトラバースが有るが、凍っていて滑る。またまた悪戦苦闘。 針ノ木峠に着く頃には雨になり、蓮華岳を諦めた。 このまま引き返すとなると、いやな雪渓を通る事になる。 少々時間が掛かるが1周しよう!という事になる。 ちょっと無謀かなと思ったが、最悪は小屋に泊まるつもりで種池に向かう。 針ノ木岳では右へ90度折れて下るのだけど、ガスと頭がぼけたのか、何と 道標も確認せずに直進してしまう!。かすかに踏み跡もある岩場を少し降りたが どうも変だと思い引き返す。(大失態) 柏原新道を下る途中で日没、ヘッデン行動になった。 爺ヶ岳登山口にやっと到着。DarkHorse君に扇沢まで車を取りに行ってもらう。 |
写真
感想
扇沢下段の無料駐車場に駐めて出発。周りには登山者の車が結構な台数駐車中。左側奥のゲート横から入山。
数回道路を横切り、トンネルの手前の広場から大沢小屋に向かう。50分ほどで2本の水のある沢を渡ると小さな大沢小屋に着いた。小屋は8月で閉鎖されている。
雪渓が無いので左岸のルートを取る。途中で沢を渡るが水量が多くて、靴が濡れないように注意して渡る。
沢の中洲で漸く1本。おにぎりを食べる。
左岸を行くが、右岸の方にルートが見える。渡ろうとするが水量が多くて無理。少し戻り適当なところで渡る。
下方を見ると後の人はすでに渡っている。
小雪渓を左岸に渡る。が、凍っていてツルツル滑る。慎重に足を置きやっと通過する。まさかこんな状態とは、アイゼンが有ったら楽勝だけど、もし滑ったら・・怪我だけでは済まないかも。
右岸の秋道を高巻く、状況は悪い。右前方にマヤクボ沢が見える大岩で休憩。
山頂直下のZZ道を登りやっと針ノ木峠に到着するが生憎ガスが西から上っていて天気は良くない。
ここで考えて、蓮華に行っても視界が悪いし、雪渓の下りには往生しそうだ。種池に進もうかと相談し、合意。
まずは、針ノ木岳へ向かう。急登ではあるが、登ってきた雪渓、落石を考えると稜線歩きは快適。
ここで90度右に折れるのだが、直進してしまう。踏み跡があるが途中で途切れて又、別の踏み跡に入ると、そこには古い切れたトラロープ。強引に岩場を降りるが、大きな岩は浮いているし、第一ここにはペンキのマーカーが見あたらない。絶対違うと確信し戻る、所々に古い空き缶が捨ててある。
再び山頂の標識に着き、良く見ると進む方向を完全に間違えている。
改めて、スバリ岳目指し下降、しっかりとマーカーがある歩かれている登山道だ。登り返してスバリ岳。視界が悪いが、標識で写真撮影。途中、視界が若干良くなり写真を撮る。でも、直ぐにガス。
ここで、昼食?時折視界も良くなる。扇沢到着18:00〜18:30と予想。
ヘッデン1台で下山。最悪は種池小屋泊まりとする。
ここまで3人目の稜線上での出会った人。うち1人はトレイルラン。いずれも単独の男性。
もうすぐで新越山荘だ。ここまで信州側は崩れていてつまずいたりしたら、ちょっと危険。やれやれ、やっと到着。2人で500のビールを飲んだ。
本日は20人の団体さんが入っているそうな。小屋に挨拶をして種池に向かう。
ここらからは道も整備されていて歩きやすい。来る人たちもいる。山荘に泊まる人たちだろう。
岩小屋沢岳(2,630m)は最後のピークである、写真を撮り通過するがあれ?種池15:00の予定じゃなかったかな?などと思考能力が無い。
平坦道、ちょっと登りという長い距離でこたえる。
時々、湿地帯に出て、もうすぐかと思うと又、決して急ではないが登りになる。記憶からはもうすぐの筈なんだけどな。やがて行き止まりのお花畑鑑賞道の案内がある。
その後稜線の富山側を巻いて進む。緩い階段状の登りで嫌になる。種池の西の小さな池は、見覚えがありもうすぐだと思うが、なかなかテントサイトに出ない。
相変わらず巻き道と緩い階段状の登り。やっとサイト地に着いた。ここから少し登るかと思ったが直ぐに種池山荘に出た。昔のルートはどうやらお花畑鑑賞道で今は通行出来ない様である。
ガスが巻く山荘前で休憩。とりあえずホッとする。もう、夕食の案内放送が流れる。宿泊者(小屋の人?)から、話しかけられる。こうなったら降りるしかない。
下り1時間30分と見込む。
しばらくは整備された良い道を降りる。途中、最後まで残る雪田で(今は無い)水分補給。
だいぶ暗くなってきたのでヘッデンを着ける。
ガスが出てきて足下が濡れ、おまけにライトを着けても見えにくい。何度か尻餅をつきそうになる。
時間をかけやっとのことで、爺ヶ岳登山道入り口着。
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