【3000m峰 2・3座目】初の穂高 プチ縦走（涸沢〜奥穂高〜前穂高〜上高地）
長野県
岐阜県
IDEO
体力度について
- GPS
- 18:20
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,360m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
6:25 上高地バス停
7:00 明神館
7:39 徳沢園
8:24 横尾（休憩）8:46
11:12 涸沢ヒュッテ（昼休憩）12:25
13:45 ザイテングラード取付
14:50 穂高岳山荘
2日目
6:38 穂高岳山荘
7:21 奥穂高岳山頂 7:47
9:10 紀美子平 9:19
9:52 前穂高岳山頂 10:13
10:34 紀美子平 10:58
11:17 雷鳥広場
13:15 岳沢小屋（昼休憩） 14:17
16:03 岳沢登山口
16:33 上高地バス停
累計標高差 1日目 1468m 2日目 1822m
移動距離 1日目 18.1Km 2日目 8.45Km
最高気温：28.5度 最低気温：12.5度
※GPXデータ、標高差、移動距離、気温はSuunto Ambitのログより（1分毎）。大きな誤差を含んだログは編集削除済み。
| 天候 | 1日目（9月5日） くもり時々晴れ、のち雨 2日目（9月6日） 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
沢渡バスターミナルから、5:40始発のシャトルバスで上高地バス停へ 詳細はアルピコ交通HPで。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
上高地バス停〜徳沢〜明神館〜横尾 遊歩道の延長みたいな感じです。危険個所なし。 ただし熊の目撃情報あり。 横尾〜涸沢ヒュッテ 危険個所なし 涸沢ヒュッテ〜（ザイテングラード）〜穂高岳山荘 岩稜帯ですが、足場をしっかり確保すれば問題無し。 高度感もそれほどない。ただすれ違いの際は、声を掛け合った方が良い。 穂高岳山荘〜奥穂高岳 最初の取付は噂通り、ほぼ岩登り。 ただ整備されているので難しくはないが、高度感はあります。 奥穂高岳〜（吊り尾根）〜紀美子平 所々非常に狭くなっており、リュックの分、余裕を持つ必要ありました。 確実に足場やホールドを確保すれば、問題ないと思います。 ただ気を抜いて、バランスを崩すと大事故になる箇所もあります。またルートの丸印が分かりにくいところもあるので気をつけた方がよいです。 紀美子平〜前穂高岳 最初の取付は岩登りですが、ルートに沿って行けば、それほど難しい箇所はありません。 紀美子平〜（重太郎新道）〜岳沢小屋 狭い部分が多くあり、バランスを崩すと危ないなと思った箇所があります。 あと浮き石が多く、傾斜がキツいため落石には注意が必要です。 岳沢小屋〜岳沢登山道 特に危険個所はありませんでした。 ただ熊の目撃情報あり。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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お猿さんのお出迎え〜
”おはようございまーす”
お魚＋お肉＋煮物など
どれも美味しく頂きました。
感想
1ヶ月前から計画していた穂高への登山です。
先週の雲取山から4日のレスト入れて、体調万全です。
心配なのは天気ですが「やまてん」先生の言うには、穂高方面は前線抜けて天気回復傾向。
よし、決行だ！！
午前1時30分、荷物をまとめて上高地に向かって出発。
沢渡駐車場には予定通り5時15分ぐらいについて、支度を整え上高地行きのバス始発に乗ります。
＜1日目＞
上高地バス停では、くもりでしたが徐々に晴れ間が見えてきます。
ただ雨上がりで足下が悪そうなのと天気がまだ不安定ということで、当初予定の岳沢〜前穂〜奥穂〜穂高岳山荘というルートから涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂〜前穂〜岳沢に切り替えます。
さて出発すると先行するソロの女性が、なかなかのペースです。
よしこの方について行こう！っと勝手にリードをお願いします。（ストーカーではありませんよw）
途中、下山してきた方が、「熊いたので気をつけてね」。まじっすか！
熊スズ持ってないんですよね〜 あたりをキョロキョロしながら、無事横尾に到着。
ここで持ってきたおにぎりで朝食です。
あたりの風景を楽しみ、しばらく休み、涸沢に向けて出発です。
このころには完全に晴れ、良い山歩きが出来ました。
穂高の風景を楽しみながら、順調に高度を上げて行き、涸沢まで一気に登ります。
ただ涸沢手前から、空気が薄くなったせいか息が切れ始めます。
さて今回は涸沢ヒュッテでお昼です。
やっぱり汗をかいた後はラーメンで！もちろんビール付き。
この日は平日なので、あの有名なテラスもガラガラ。
涸沢からの景色を堪能しながら、食事をします。あー贅沢！
ただ上部は残念ながらガスの中。 それでも美しい風景に心奪われます。
昼食後、涸沢ヒュッテ泊か穂高岳山荘泊か決めかねていましたが、時間的に余裕があるので穂高岳山荘まで行きます。
ただここで雨がチラホラ。完全アメ仕様にして、登山開始です。
さてザイテングラードの取付に向かう途中で、ふとマークがなくなっているのに気がつきます。
あれ・・・ 後ろにも前にもマークがありません！
やべ、ルートから外れた。GPSを確認すると右側にずれているようです。
幸いなことに涸沢ヒュッテも見えていますし、GPSを確認しつつ登山道へトラバースして戻ります。
こういった開けた場所は道迷いしやすいと聞いていましたが、目標物が少ないのと、この日は登山者も少なかったので
つい足下に集中して、マークを確認を怠ったせいでしょう。 猛省！！ 霧にまかれていたら本当にヤバいですよね・・・
ここからは無事にザイテングラードを登り穂高岳山荘に到着です。
受付、片付けをすまして、急いで土間にいきビールを！ うまい！
そこにいらした数名の方と山談義。夕食までをまったりと過ごします。
5時からの夕食はボリューム、味も満足。
その後、置いてあった漫画（岳です）を読み、6時には就寝です。
明日は天気になあれ！
＜2日目＞
うん？ 窓のそと明るい・・・！！ 寝坊した！！
腕時計のアラームをかけておいたのですが、耳栓をしていて全く気がつかず（泣）
カメラを引っ掴み、外のテラスへ。予想通り晴天で雲海が広がる絶景。
ずーっとこのまま見ていたいな・・・いや朝食いかなきゃ・・・
ということで10分遅刻で朝食開始。（山小屋の方、すいません）
その後、荷造りをして6時半に出発です。
まず最初の関門は、奥穂高岳への取付のあの有名な岩場です。
うーん、なかなか高度感ありますね。私が一番怖かったのはハジゴでした。
その後、尾根から美しい景色を堪能しながら歩き、奥穂高岳山頂です。
昨年、登山を始めるきっかけとなった奥穂高岳。気分爽快。普段より長めに山頂を楽しみます。
ここで穂高岳山荘でお話した方とも再会。
「いやー奥穂高岳、けっこう来てますけど今までで1,2を争うコンディションの良さですね」
とおっしゃっていました。ラッキー！
さて次は前穂高です。
吊り尾根にかかります。ここでは落ちついて一歩一歩。
ただ1回ふと気を緩めた時につまずき、ひやっとします。油断禁物ですね。
紀美子平ではたくさんの方が、休憩中。私も行動食を食べて、一服。
体力温存のため、ここにリュックをデポして前穂高を目指します。
前穂高への取付も岩場ですが、高度感はそれほどありません。
頂上は見えているのですが、なかなかつきませんW
それでもゆっくりとしたペースを保ち、前穂高山頂3090m到着です。
写真をとり、360度のパノラマを楽しみます。
ただそろそろ、下りが気にかかります。何と言っても重太郎新道はキツいらしいでので。
紀美子平までくだり、休憩後、後ろ髪を引かれる思いで、下りへ。
歩き始めて1時間。足がもつれ始めます。やはり昨日歩いた距離が長かったせいでしょうか。
休み休み降りますが、一度ここでもつまずきかけて、ひやり。
その後は本当に慎重に一歩一歩下ります。
岳沢小屋は結構、上の方から見えているのですがなかなか近づきません。
それでも下りきり、岳沢小屋で美味しいお昼をいただき元気がでます。
ここから上高地まではのんびりと足をいたわりながら下ります。
ここで男女の歌声が聞こえてきます。へぇー親子で楽しく登山かな、っと思ったとき、上がってきた方はカップル。
目が合うと、「いえ、今、小熊にあって怖くて歌ってました」なるほど！
その後、私は大きな独り言を言いながら歩きます・・・やっぱり熊多いですね。
無事、午後4時に岳沢登山口に到着。
河童橋を目指し、遊歩道を歩きますが、もう疲れ果てて木道でよろけて足を踏み外しそうになる始末。
バス停に着き、今回の登山も終了です。
やはり山小屋泊は、もう少し体力に余裕をもつべきと猛省しつつ、無事帰れたことに本当に感謝です。
今日も、山と太陽に感謝！！
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