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Yamareco

記録ID: 3423990
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

赤牛岳

2021年07月29日(木) 〜 2021年08月02日(月)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
41.3km
登り
3,233m
下り
3,391m

コースタイム

1日目
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
8:00
420
15:00
0:00
0
宿泊地
12:00
120
14:00
0:00
0
14:00
ゴール地点
2日目
山行
7:00
休憩
1:00
合計
8:00
6:00
360
宿泊地
12:00
13:00
60
14:00
0
14:00
0
14:00
0
4日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
5:50
0
4日目
山行
2:10
休憩
0:00
合計
2:10
5:50
130
8:00
0:00
0
8:00
ゴール地点
天候 晴れ、日中曇り
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
黒部側赤牛岳頂上直下登山道崩壊場所あり、ロープ区間歩行注意
温泉沢の頭からの破線コース急斜面で下山時注意
夜行バスにて出発
2021年07月29日 22:22撮影 by  Pixel 3a, Google
7/29 22:22
夜行バスにて出発
黒四ダムから赤岳遠望
2021年07月30日 08:04撮影 by  Pixel 3a, Google
1
7/30 8:04
黒四ダムから赤岳遠望
2021年07月30日 08:16撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 8:16
湖面までが意外と急斜面
2021年07月30日 11:18撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 11:18
湖面までが意外と急斜面
やっと対岸へ、このまま奥黒部ヒュッテまで運んでほしい…
2021年07月30日 12:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 12:03
やっと対岸へ、このまま奥黒部ヒュッテまで運んでほしい…
対岸の登山道は危険
2021年07月30日 12:42撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 12:42
対岸の登山道は危険
登りも梯子で
2021年07月30日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 12:43
登りも梯子で
通行できました
2021年07月30日 15:47撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/30 15:47
通行できました
3時間遅れで出発
2021年07月31日 05:34撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/31 5:34
3時間遅れで出発
1/8の標識、励みになる
2021年07月31日 08:07撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/31 8:07
1/8の標識、励みになる
黒部湖が眼下に見える
2021年07月31日 09:45撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/31 9:45
黒部湖が眼下に見える
赤牛直下の崩壊場所、ロープで慎重に
2021年07月31日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/31 11:43
赤牛直下の崩壊場所、ロープで慎重に
赤牛岳頂上、誰もいない
2021年07月31日 12:13撮影 by  Pixel 3a, Google
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7/31 12:13
赤牛岳頂上、誰もいない
夏雲
2021年07月31日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
7/31 13:53
夏雲
温泉沢の頭手前でタイムリミット
2021年08月01日 02:01撮影 by  Pixel 3a, Google
8/1 2:01
温泉沢の頭手前でタイムリミット
朝焼けの槍ヶ岳
2021年08月01日 05:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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8/1 5:02
朝焼けの槍ヶ岳
温泉沢の頭
2021年08月01日 05:15撮影 by  Pixel 3a, Google
1
8/1 5:15
温泉沢の頭
もうすぐ温泉か!
2021年08月01日 06:30撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
8/1 6:30
もうすぐ温泉か!
野趣満点
2021年08月01日 07:47撮影 by  Pixel 3a, Google
1
8/1 7:47
野趣満点
高天原湿原、心が癒された
2021年08月01日 09:14撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
8/1 9:14
高天原湿原、心が癒された
大東新道、E,D,C,B沢越が厳しい
2021年08月01日 11:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
8/1 11:53
大東新道、E,D,C,B沢越が厳しい
もうそろそろか
2021年08月01日 13:35撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
8/1 13:35
もうそろそろか
やっと着いた、ここまでくれば一安心
2021年08月01日 14:16撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
8/1 14:16
やっと着いた、ここまでくれば一安心
雨上がりの小太郎小屋
2021年08月02日 05:16撮影 by  Pixel 3a, Google
1
8/2 5:16
雨上がりの小太郎小屋
朝のラジオ体操後に下山
2021年08月02日 06:32撮影 by  Pixel 3a, Google
8/2 6:32
朝のラジオ体操後に下山

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

読売新道はかなり厳しいらしい、でも裏銀座や薬師岳など今までの軌跡が両側に見えるし、北アルプス最奥の山域ということも何となく惹かれた。今回も夜行バスで現地に向かう。

【7月30日】
初日は黒部ダムから湖岸を奥黒部ヒュッテまでの水平移動。ほぼ水平移動ながら標高2000メートル前後の山肌なので湖面に向かっての傾斜が凄い、あまりの急斜なので道がつけられず階段や梯子がいたるところにある、それにほぼ歩いている人がいないので『本当に行けるのか?クマさんと出会ったらどうする?』と精神的にも痛めつけられる。
そうこうして何とか対岸に渡る船着き場に。船上は10分ほどでしたが誰もがこのまま船で運んでもらいたいと思ったことでしょう。
こちら側はさらに危険。崖に取り付けられた梯子を何度も通りやっと奥黒部ヒュッテに到着、もうクタクタ。

【7月31日】
起きたら5時だった。準備をして6時出発、予定より3時間遅れになってしまった。
登り始めると1/8から頂上まで道しるべがついている、2/2まではすごい急登、その後も普通の急登が続く。5/8くらいまでは概ね樹林帯の道なので直射日光が避けられてそれだけは助かる。そして眼下に黒部湖も見えるようになり気分も乗ってきた。森林限界を超えたあたりから雲が出始めた、暑さ対策には助かる。
初めて対向者に会った、相手も『初めて登山者に会った』と言っていた。ということは登りは私一人ということ?その後もすれ違ったのは3人だけ。恐るべし読売新道。
頂上直下のがけ崩れ部分もロープに助けられ無事通過、やっと12時頂上着、やれやれ6時間もかかったよ。赤牛岳頂上は独り占め状態だったが、残念ながら湧き上がるガスの為薬師岳方面も裏銀座方面もあまり展望が得られなかった。
さて今日の予定は高天原温泉だ、先を急がねば。昨日からの疲れと稜線のアップダウンが厳しくなかなか距離が伸びない、空模様も怪しくなってくるし焦る。15時までに下山口に着かなければヤバイ。しかし14時半を過ぎてもまだコース的に1時間近くある。その後下っても疲れや万が一天候でも崩れたら遭難の危険さえある。迷ったが安全を取ってここでビバークすることに。
先人のビバーク跡地があったのでそこに幕営。周りにガスが沸いて雲の流れが速く不安は残るがひとまず腹ごしらえして備えることに。
夜に雨は降らなかったが雷が鳴った。稲光がテントの中を真昼のように明るくし、少し後からものすごい雷鳴だ。正直ビビった。雷雲が近づかないように祈りながらうとうとして過ごした。

【8月1日】
午前3時ころには目が覚める、このまま出発もできるが下りのコースは破線ルートだ。明るくなるまで体を休めて5時出発。ガスも途切れて裏銀座のほうは見渡せた、槍ヶ岳がカッコいい。
歩き始めると30分で下り開始の『温泉沢の頭』到着。尾根を下るが凄く急斜面だ、ガレた踏み跡をたどって進む。昨日の疲れた体だったら危険。破線コースは難しいと改めて思った。
下のほうは沢沿いに歩く、渡り返し高天原温泉着。脱衣所もなく野趣満点、早速乳白色お湯につかった。300円也
先は長いので早々に切り上げ山荘に。軒先を借りて餅入りラーメンを補給。9時に出発した、忙しい。
高天原湿原を通るが、ヨーロッパの高原みたい(行ったことはないけど)一瞬だが心が癒された。次の難関は高天原峠だ、基本下り基調なので登りは割とあっさり到着した、下りは急降下がその3倍くらいあり大変。
何とかこなして黒部川を薬師沢方面に上がる大東新道というルート。ここは破線ではないので大丈夫か…
と思ったがしかしここもかなり険しい。E沢、D沢、C沢、B沢と沢を越えるが超急斜面の上り下りで梯子かまたはロープで越えることに。
今日は日曜なのにやはり3人しかすれ違っていない、心細さに気持ちが折れそうだ。やっと黒部川まで降りてあと1時間で薬師沢小屋。しかしここも道じゃなかった。河原の大きな石の上を歩き、渕や崖もあるのでそこは高巻きして越えていくことに。今までも凄かったがここも凄いルートだ。ここも十分破線コースに匹敵する。そうこうしてようやく薬師沢小屋着、登山客もいるしあ〜生き返った感じ。
ここから太郎小屋までまだ長いけど今度こそ普通の山道、それに歩いたこともあるし、一歩一歩進むだけ、危険はないので気分的にすごく楽。

【8月2日】
朝飯後のまったりコーヒータイム、談話室で情報交換。話が弾みいつかまた会しましょうということになった。
ちょうど太郎小屋恒例のラジオ体操の時間だ、一緒に体をほぐして下山開始。今日は問題なく無事下山、バスを待って温泉に。歩いたコースを見返していると『そういえば眺望が楽しめなかったな』と思ってまた行きたくなってくる。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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