根石岳・東天狗岳・硫黄岳

2021年08月21日(土) 〜 2021年08月22日(日)

• GPS: 10:41
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,336m
• 下り: 1,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:46
• 合計: 3:30

距離 4.8km 登り 756m 下り 92m

12:08 スタート地点
12:29 12:51 夏沢鉱泉
13:46 14:05 オーレン小屋
15:03 15:08 箕冠山
15:38 根石岳山荘

2日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:30

距離 8.8km 登り 581m 下り 1,255m

6:04 根石岳山荘
6:13 6:20 根石岳
6:25 6:26 白砂新道入口
6:47 6:57 東天狗岳
7:14 白砂新道入口
7:27 7:28 根石岳
7:43 8:14 根石岳山荘
8:19 箕冠山
8:48 夏沢峠
8:57 山びこ荘
10:08 10:15 硫黄岳
11:17 赤岩の頭と峰の松目分岐
11:46 オーレン小屋
12:29 13:13 夏沢鉱泉
13:34 桜平

1日目: スタート地点 12:08 - 12:29 夏沢鉱泉 12:51 - 13:46 オーレン小屋 14:05 - 15:03 箕冠山 15:08 - 15:38 根石岳山荘
2日目: 根石岳山荘 06:04 - 06:13 根石岳 06:20 - 06:25 白砂新道入口 06:26 - 06:47 東天狗岳 06:57 - 07:14 白砂新道入口 - 07:27 根石岳 07:28 - 07:43 根石岳山荘 08:14 - 08:19 箕冠山 - 08:48 夏沢峠 - 08:57 山びこ荘 - 10:08 硫黄岳 10:15 - 11:17 赤岩の頭と峰の松目分岐 - 11:46 オーレン小屋 - 12:29 夏沢鉱泉 13:13 - 13:34 桜平

天候

曇り時々雨・強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

コース状況／危険箇所等

根石岳・東天狗岳・硫黄岳共に、山頂へ向かう道に、風の強い箇所がある。体を腰でねじって、風の吹いてくる方向に、リュックを向けると、歩きやすい。
東天狗岳・硫黄岳の山頂付近は、急な岩場があり、ストックはしまったほうが良い。今回はガイドさんに持って頂きました。

その他周辺情報

玉宮温泉望岳の湯：露天風呂もあり、汗を流して、さっぱり。飲食店は休業中。

写真

8/21 10:11

ドライブインのおぎのやで、釜飯の昼食をとって、山行へ向けて、パワーを付けます。

8/21 12:38

桜平を出発して、20分後、夏沢鉱泉到着。不要な荷物は車で運んで頂けるので、ありがたい。

8/21 12:40

イワオトギリ

8/21 12:40

水の豊かな場所です。

8/21 13:17

夏沢鉱泉から、オーレン小屋へ向かう道の、キノコ。

8/21 13:22

苔の美しい道です。

8/21 13:23

苔に囲まれた、歩きやすい、土の道。

8/21 13:25

木々の緑も爽やか。

8/21 13:47

オーレン小屋到着。

8/21 13:49

明日登る硫黄岳。

8/21 13:49

晴れていれば、こちらに、峰の松目2567.6mが見える。

8/21 13:50

キオン

8/21 13:51

オーレン小屋の周りは、花が豊かです。由来の花、ウスギオウレンの見頃は、4-6月とのこと。見てみたい。

8/21 14:22

亜高山帯針葉樹林のシラビソ・オオシラビソが帯状に枯れる、縞枯れ現象。

8/21 14:38

その縞枯れの帯が、山頂に向かって、長い年月をかけて移動していく。

8/21 14:42

遠くからは、山の斜面に何列もの白い縞に見える。

8/21 14:44

オオシラビソ。葉をこすると、柑橘系の良い香りがする。

8/21 14:45

シラビソ。こちらは、草らしい香り。

8/21 15:04

箕冠山2580m到着。三角点タッチ。

8/21 15:05

明日行く、硫黄岳への道。

8/21 15:08

ここから、今日のお宿、根石岳山荘までは、30分。すぐだけれど、下りは滑るので、最後まで、気は抜けない。

8/21 16:59

美味しい夕食。

8/22 5:02

入浴できて、ありがたい。石鹸、シャンプーは、使えなくても、汗を流すだけで、生き返ります。

8/22 5:03

美味しい朝食。今日の山行に備えて、パワーを付けます。

8/22 6:14

山荘から10分で、根石岳2603m到着。

8/22 6:47

さらに30分で、東天狗岳2645m到着。

8/22 6:49

岩だらけの山頂です。

8/22 7:22

森林限界で、ハイマツが沢山。

8/22 8:03

山荘に戻り、温かいお茶を頂く。ありがたい。

8/22 8:33

地衣類。藻類が共生しているので、自分で光合成ができる。お味噌汁に入れると、美味しいとのこと。食べてみたい。

8/22 8:51

夏沢峠。ここを境界として、北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられ、異なる山容を示す。南八ヶ岳の方が、急峻で、硫黄岳は南八ヶ岳に属す。

8/22 8:52

少しだけ街が見えた。

8/22 8:52

山びこ荘にあった、本沢温泉の案内板。入浴中の人が、遠くからもよく見えるとのこと。

8/22 9:18

硫黄岳斜面の、ウメバチソウ。

8/22 9:19

ガンコウラン。

8/22 9:31

風の強い登山道。

8/22 10:01

それでも今日は、それほど風は強くないそうです。

8/22 10:02

硫黄岳2760m到着。

8/22 10:03

晴れていれば、爆裂火口が見える。

8/22 10:04

ここから赤岩の頭に向かいます。

8/22 10:10

硫黄岳の三角点タッチ。

8/22 10:19

コバノコゴメグサ（ゴマノハグサ科）。沢山咲いていました。他にも、トウヤクリンドウの群生もありましたが、強風の中、写真を撮るのが難しかった。

8/22 10:28

赤岩の頭到着

8/22 10:29

地面も空も真っ白

8/22 10:33

ミヤマアキノキリンソウの向こうに、ハイマツ。

8/22 10:50

ダケカンバ

8/22 10:53

コバイケイソウは終わり。

8/22 11:32

オーレン小屋到着。トリカブト。

8/22 11:32

風もおさまって、写真も撮れる。

8/22 11:33

沢の周りのお花畑。

8/22 11:33

癒されます。

8/22 11:34

水が豊か。

8/22 11:35

泊まってみたい。ウスギオウレンの時期に。

8/22 12:01

ガイドさんお勧めの撮影スポット。

8/22 12:01

美しい。

8/22 12:14

シロバナヘビイチゴ。あまおうのように、美味しかった。味は株によって違うそうなので、ラッキーでした。

8/22 12:31

夏沢鉱泉で、昼食。冷たい麦茶を頂けて、ありがたい。

8/22 12:46

休憩無料。湧水コーヒーを買って、ほっと一息。

8/22 13:08

すぐそばに鹿がいました。皆で、寄ってたかって写真を撮りましたが、逃げませんでした。人に慣れているそう。可愛いけれど、高山植物を食べてしまう、少し厄介な存在。鹿の食べ物によって、鹿の肉の風味も違い、杉を食べる鹿の肉は、くさいとのこと。添加物無しで、身体に良いのでしょうか？山に興味は尽きませんね☆

8/23 17:23

硫黄岳のピンバッジ。根石岳山荘で購入。1つ600円だが、6つ買うと1つおまけで、6人募って買わせて頂きました。

撮影機器：

SM-G973C samsung

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック スパッツ タイツ

感想

miyapi1154

根石岳山荘は風が強く、夜中に目が覚めるほどだったが、無事根石岳・東天狗岳・硫黄岳に登頂できて良かった。

ガイドさんに教えて頂いた下りの歩き方
1.足の裏全体を地面に着くように。後傾して踵だけ、前傾してつま先だけ、になると、滑りやすい。
2.足の上に膝や腰を真っ直ぐのせる。
3.すれ違いの休憩中などに、膝の曲げ伸ばしをすると、下りでこわばった筋肉が緩み、疲れが取れる。
4.ストックの輪を手首にかけると、転んだ時に外れず、手首を骨折することがある。それを聞くまでは手首にかけていたが、すぐに外した。支障はないので、今後は外して持つことにする。
5.転んで尻餅をついたら、お尻に勲章が付いた、と思えばよい。

ガイドさんに教えて頂いた、植物、鳥など
1.イブキジャコウソウ：紫色の小さな可愛い花。東天狗岳山頂付近に沢山咲いていました。
2.岩ひばり
3.ホシガラス：背中に白い星がある。強風にあおられていました。雷鳥とよく間違えられるが、八ヶ岳はハイマツが少なく、雷鳥は居ない。
4.基本的には、クマも居ない。環境が厳しく、餌が少ないため。たまに目撃されることはある。
5.八ヶ岳の岩は、濡れてもあまり滑らない。邪紋岩とは違う。邪紋岩は殺人兵器、とのこと。八方尾根の邪紋岩には、独特の植生がみられる。
6.編笠山、権現山は、小淵沢からアクセスしやすい。天気の良い日に、行ってみたい。