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Yamareco

記録ID: 346565
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山 不帰嶮 唐松岳 <大雪渓 キレット 八方尾根> 初秋の稜線歩き

2013年09月19日(木) 〜 2013年09月20日(金)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
boroP その他1人
GPS
30:06
距離
21.2km
登り
2,695m
下り
2,082m

コースタイム

1日目
猿倉6:48⇒7:38白馬尻7:47⇒8:01雪渓部下端8:04⇒10:09葱平10:12⇒10:38避難小屋10:48
⇒11:42村営宿舎11:57⇒村営宿舎上分岐12:00⇒12:33白馬岳12:47⇒村営宿舎上分岐13:03
⇒13:12丸山13:31⇒杓子岳直下分岐14:13⇒14:29杓子岳14:34⇒分岐14:44
⇒15:28鑓ヶ岳15:36⇒鑓温泉分岐15:52⇒16:14天狗山荘

山行時間 9:26  全歩行時間 8:00  主休憩撮影時間 1:26

2日目
天狗山荘5:22⇒5:39天狗ノ頭5:51⇒大下り降下点6:17⇒6:57不帰キレット6:59
⇒7:22一峰7:24⇒8:16二峰北峰8:20⇒8:34二峰南峰8:37⇒9:19唐松岳10:02
⇒10:17頂上山荘10:19⇒10:52丸山10:55⇒11:44八方池12:18⇒12:54八方池山荘12:57
⇒(リフト・ゴンドラ)⇒13:25ゴンドラ降場13:30
⇒(タクシー)⇒13:55猿倉駐車場

山行時間 10:04  全歩行時間 5:47  主休憩撮影時間 1:45
他リフト約30分・タクシー約30分

※ルート図は手書き適当入力で正確ではありません。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
猿倉無料駐車場
トイレ:猿倉山荘前公衆トイレ(協力金制)
(9月平日バスなし)
コース状況/
危険箇所等
すべて 一般登山道ですが
不帰キレット(大下りから不帰嶮二峰近辺)は
鎖多数の石稜地帯の登山地図における危険マークの難所です。

大雪渓の雪渓上を進む所は 山行時 30m程度2箇所でした。

天狗山荘の営業は2013年度は9/23までのようです。
(各自確認願います)
猿倉駐車場
エゾアジサイ
オヤマリンドウ
トリカブト
この辺も楽しい道
3
この辺も楽しい道
シロウマアザミ
雪渓が見えてきました
3
雪渓が見えてきました
このマークは
明らかに魚??
2
このマークは
明らかに魚??
ミヤマカラシ
クレバス等で
かなり荒れている
1
クレバス等で
かなり荒れている
シロウマタンポポ
3
シロウマタンポポ
タンポポのお花畑
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タンポポのお花畑
ウサギギク
ミヤマオダマキ
クルマユリ
ちょっと遅いので
望遠で

クルマユリ
ちょっと遅いので
望遠で

ウルップソウが残っていた
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ウルップソウが残っていた
石がカラカラ落ちていく
3
石がカラカラ落ちていく
ハクサンフウロ
シロウマアサツキ
3
シロウマアサツキ
葱平
前回より遅く
休憩短く
葱平
前回より遅く
休憩短く
避難小屋
トイレはありません
避難小屋
トイレはありません
ベニバナイチゴ
なんのための滑車
1
なんのための滑車
頂上宿舎が
見えてきました
1
頂上宿舎が
見えてきました
水場で
補給
氷河の忘れ物
杓子岳の独特の山容
4
杓子岳の独特の山容
登り専用の
小またステップ
1
登り専用の
小またステップ
頂上宿舎に到着
見えました
要塞のような白馬山荘
4
要塞のような白馬山荘
白馬に向かいます
2
白馬に向かいます
白馬尻小屋が
はっきり
1
白馬尻小屋が
はっきり
今回は行きませんが
なだらか小蓮華方面稜線
5
今回は行きませんが
なだらか小蓮華方面稜線
さあ 初めての道へ
2
さあ 初めての道へ
巻き道に誘惑されます
3
巻き道に誘惑されます
ズルズル
厳しい
杓子岳頂上稜線を
独り占め
2
杓子岳頂上稜線を
独り占め
さあ 次の鑓ヶ岳へ
疲れていても
綺麗なものは綺麗
4
さあ 次の鑓ヶ岳へ
疲れていても
綺麗なものは綺麗
振り返って杓子
最後のトウヤクリンドウも
日を浴びて
2
最後のトウヤクリンドウも
日を浴びて
今この稜線に見えるのは
連れ合いと私とテン泊の方の
3人のみ
3
今この稜線に見えるのは
連れ合いと私とテン泊の方の
3人のみ
なんでも絵になる剣
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なんでも絵になる剣
小屋が見えてきました
1
小屋が見えてきました
鑓ヶ岳西側
本日最後の登り
天狗山荘
天狗ノ頭
槍穂も山肌まで見えて
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槍穂も山肌まで見えて
この辺も
とっても素敵な
稜線歩き
この辺も
とっても素敵な
稜線歩き
さて 気合入れて」
大下りです
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さて 気合入れて」
大下りです
あまり急には見えませんが
下りは鎖は必要でしょう
2
あまり急には見えませんが
下りは鎖は必要でしょう
不帰キレット底付近
3
不帰キレット底付近
振り返って
核心部
二峰北峰
ベルトを絞め直して
1
ベルトを絞め直して
この先から橋までが
私達にとっては
結構厳しかった
6
この先から橋までが
私達にとっては
結構厳しかった
有名な
橋の乗り降りに難儀
4
有名な
橋の乗り降りに難儀
ほっとして振り返る
2
ほっとして振り返る
鎖が続きます
八方池が見えてきました
3
八方池が見えてきました
ここも難所と言われている所
4
ここも難所と言われている所
逆方向からのが
きびしそう
5
逆方向からのが
きびしそう
二峰北峰
この先ほほぼ一般登山道
1
二峰北峰
この先ほほぼ一般登山道
左唐松 右三峰
ありがとう
ズーット見守ってくれた
2
ありがとう
ズーット見守ってくれた
振り返って
唐松
ほっとして
山頂にいた方達と
喜び共有
4
唐松
ほっとして
山頂にいた方達と
喜び共有
雨飾 火打 妙高方面
1
雨飾 火打 妙高方面
最後のコマクサ
もう綿毛もボサボサ
もう綿毛もボサボサ
不帰キレットを
眺めます
3
不帰キレットを
眺めます
紅葉が始まっています
2
紅葉が始まっています
鹿島槍が顔を出す
4
鹿島槍が顔を出す
秋がきています
ナナカマドの色が
ちょっと渋め?
1
ナナカマドの色が
ちょっと渋め?
好きな
ダケカンバ水平道
1
好きな
ダケカンバ水平道
ちょっとガスの
歩いた稜線と
逆さ稜線
7
ちょっとガスの
歩いた稜線と
逆さ稜線
赤とんぼと
ワレモコウ
3
赤とんぼと
ワレモコウ
ウメバチソウ
タカネマツムシソウ
6
タカネマツムシソウ
疲労と達成感で
戻ります
3
疲労と達成感で
戻ります

感想

今年最後?のアルプスとして 昨年八方から眺めた
白馬と唐松の稜線に ちょっと背伸びして
天狗山荘が閉まる前に行ってきました。

一泊二日で一日目に三山廻って天狗荘は厳しいかなと思いましたが
雪渓の秋道が予想以上にアップダウンあり ズルズルありで
我々には雪渓歩きより時間がかかった上に 杓子のピークに行く時間が
20分程度余分にかかり 体力も削られ 最後小走りで
なんとか16時過ぎに山荘に着きました。

<白馬三山>
2年前に行った白馬は白馬岳しか踏みませんでしたし
ガスが結構あり 展望は今ひとつ
それでも お花畑はすごく思い出の山となりましたが
昨年 八方池から眺め 大きく見える鑓ヶ岳、杓子岳
そして キレットと不帰嶮をいつか行こうと思っていました。
雪渓の秋道が予想以上にかかったので
頂上宿舎についた時 白馬と杓子はあきらめようかなとも思いましたが
あまりにいい天気 天狗山荘と同じ村営の頂上宿舎から
4時過ぎになるかもと連絡していただき 
なんとか白馬と杓子も廻りました。
ピークを踏むかどうかは別にしても
天狗山荘に続くこの稜線歩きは それなりに長く
ズルズルで足元を見つめて我慢で登る所もありましたが
全体的にゆったり雄大で 素晴らしかった。
この稜線は 次の日の大下り前まで続きます。

<不帰キレット(不帰嶮)>
はじめて この単語に出会った時 なんと読むのか分からず
読み方も調べず 語感から自分達は行けない所と思っていました。
ちょっと事前調査時間が不十分だった事もあり
1、2のネット情報を見たら 想像したより大した所でもない感じに
書かれていたので メットも持たずに行きましたが
交通量もそれなり 浮石もそれなりで反省。
また 有名な橋の手前(天狗側)の鎖場は 自分が最適な足場を
選べていなかった可能性がありますが 滑ったらヤバイ感があり
自分達には 結構厳しく感じました。
橋は橋自体は 多少斜めの嫌らしさはあるものの
鎖もあり 雨風なく特に厳しく感じませんでしたが
体の堅い私は その乗り降りには足場狭く苦労しました。
途中にエスケープのなく 
アップダウンのハードなこのルート
我々が歩いた中では 厳しい部類で次の日は久しぶりの
太もも筋肉通で まともに歩けません。

<八方尾根>
人気の尾根ですね。
正直 昨年唐松に登る前は 人多くピストンで
ちょっと遠慮していた面もありますが
歩いて見れば 明るく 変化もあり素敵な尾根で感激しました。
山行日は 平日なのに次から次と登って来られます。
紅葉のはじまったこの時期 これから連日 歓声が聞かれる事でしょう。
想像より 早く来れたので
八方池で 天狗山荘からほぼ一緒のペースの単独行の男性の方達や
扇沢からの八峰を越えてきた女性の方と ノンビリ歓談です。


今回の行程は 自分達としては 内容盛りだくさんすぎて
また 準備不足で
消化不良の面もあるかもしれませんが
晴天に恵まれ くたくたながら
この稜線の素晴らしさを満喫させていただき 帰路に着く事ができました。

(9/22 追記)

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訪問者数:1795人

コメント

羨ましいな〜!ニアミス!?
boroPさん、お疲れ様です!

このコース、行きたかったです!
東の方からため息が聞こえませんでしたか?

「今日、(山に)登っている人は(天気が良くて)最高だね!」と白馬を眺めて呟いていました。自分たちの感想でもありましたが、なんとな〜く、目は白馬でしたよ。お天気、最高でしたね

翌日、雨飾山を登り、
なんと、猿倉手前にある「おびなたの湯」に足をのばしていたんです
時刻をみるとboroPさんたちの帰った後だったみたいです!

また、次のレポ、楽しみにしていますね〜!
2013/9/23 19:53
Re:羨ましいな〜!ニアミス!?
こんばんは!!

9/20に 雨飾山にも行かれたんですね。
唐松の頂上でも 歓談させていただいた方達と
(私の視力ではお二方は確認できませんでしたが)
あれが雨飾山とか 結構 急登とか話題にしてましたよ。

さすがに お花は終わりかもしれませんが
秋晴れの日の白馬三山から天狗ノ頭の稜線 比較的人も少なく
最高でしたね。
1日目の行程は 参考にした某隊長のレコが一般向けでなかったため
我々は夕食抜きになるじゃないかヒヤヒヤでした。

おびなたの湯たしかにありました。
まさか こんなに近くにいらしているとは
かけらも思わず
我々は 道の駅でソフトクリーム食べてクールダウンして帰宅です。

それでは また nadesikoさんの
次の駄洒落いや山旅を楽しみにしています。
2013/9/23 20:45
お久しぶりです
ご近所散策委員会ぽちです。アナログ人間なものでようやくコメントが書けるようになりました。驚異的な山行記録をこれからも楽しみにしています。当委員会ではどうしても3泊は必要ですわ(笑)
2014/2/2 19:22
Re: お久しぶりです
御免なさい!!

ここ4か月 自分のページも含めて 山関連から遠ざかったいたので
気づくのが遅くなりました。
主に経済的事情と身体的事情により 極力山中泊を軽量化を持って
頑張って試みているだけで 憧れは ぽちさんのような
自然と対話するような山歩きは ですよ。

どこかで またお会いしたら ご指導願いますね!!
2014/4/5 19:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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