雷鳥沢キャンプ場〜立山(雄山、大汝山、富士の折立)
- GPS
- 08:47
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,137m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ→雨 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
息子を誘ってのテント泊。
お盆休みの計画が雨でキャンセルになったので、2週間後にリスケして今回の山旅に向かいました。
金曜の晩、高速道路の深夜割引を利用して長野県大町市の扇沢まで車を走らせます。到着は午前2時過ぎ、第一駐車場は🈵第二駐車場には数台分の空きが残っていたので場所を確保して速攻仮眠💤
夜が明けて空を見るとてんくら予報の通りで綺麗に晴れてる。今日はテント場までで登山をしない予定なのでゆっくり行こうと第三便7:30の電気バスに乗り、黒部ダムでは展望台から観光放水をバックに記念写真📸ロープウェイでは突き抜ける青空に意気高揚いい旅になる予感しかない!そして辿り着いた2年ぶりの3回目の室堂平は過去最高のドピーカン☀️
サングラスをかけ、立山玉殿の湧水3Lを息子に背負わせここからキャンプ場までの山旅開始です(のはずがYAMAP始動するの忘れてました😅)
室堂平は天国か。
みくりが池越しの立山はzoomの壁紙に決定だなとか、立山曼荼羅の地獄はここだなとか思いながら写真をバシバシ🤳撮りまくりキャンプ場を目指します。
テント場は思ったより空いていて好立地にテント設営。ここは広々とした平地でトイレも水場も綺麗に整備されており、売店が無いことを除けば100点のキャンプ場。非常に便利で人気があるのも頷けます。
昼食のカップ麺を啜っていると、息子が「今日は山に登らないの?」とつまらなそうに言うので、それなら剱岳が見える所まで行ってみようと雷鳥坂を上がって剱御前小舎に向かうことに。ところがさっきから頭上に蓋をしていた雲が段々と厚くなっていき、小一時間登ったところでついにポツポツ降り出しました。見上げる尾根はガスガスだったのでこのまま登っても濡れるだけだねと言って引き返す。テントに戻ると本格的に降り出して、そのまま夜まで降ったり止んだりで視界不良の濃霧に包まれました。
一つテントに酒臭い親父は嫌われるだろうと思い夕食時のお酒は我慢。することがないのでさっさと寝ます😴
明け方。
満天の星空🙌
月明かりが眩しいですが雄山方面に目をやるとその上にオリオン座🌌が登ってる。稜線には山頂御来光を目指す登山者のヘッテン💡今日は晴れを確信して朝食を準備しアタックザックに2人分の水と行動食を詰めて5:30に雄山への登山を開始⛰
先週の今週なので誰も居ない登山道だとどうしても熊の気配を探してしまう👀いつもより熊鈴も多めに鳴らしながら徐々に高度を上げていく。振り返るとテン場の向こう大日岳に朝日が当たり始めその山肌のコントラストが美しく、深呼吸すると日陰の登山道の空気はまだ少し冷たくて気持ち良い。途中、歩荷道に迷い込みそうになりましたがアプリで現在地を確認して無事一ノ越に到着。小屋前ベンチからの絶景を楽しみ、靴紐を締め直して山頂まで最後の登りに挑みます。時折強風が吹き付けますが岩稜を攻め上がる汗ばむ身体にはむしろこの風が心地よい。雲海の彼方に富士山を認めるともう直ぐ山頂です。
社務所の前に来るとそこには既に多くの登山者が。見事な快晴と絶景、達成感に皆嬉しそうです。休憩する前に山頂神社⛩にあがり宮司さんのユーモアあるお話を聴き300°のパノラマ撮影⛰⛰⛰
大汝山、富士の折立とピークを踏む進路の先には剱岳の荘厳な姿があり立山登山の魅力を満喫しました。真砂岳の手前で大走り方面におれ、あとは一気にキャンプ場までの下降線。終始天気が良く僕も息子も日焼けした様です☺️
昼食は室堂ターミナル内の立ち蕎麦にしようと決めていたので急いでテント撤収し最後の難関である「雷鳥沢キャンプ場からの上り階段withテン泊装備」に挑みます。時折強くなる地獄谷からの硫黄臭に呼吸を乱されながらフウフウ言って何百段もの石段を登るのはキツイながらも何だかかんだで充実感。
室堂ターミナル前に戻って「立山」の石碑の前で記念写真📸を撮ってもらい男旅の記念にプリントも購入して今回の登山は終了です。
薬師の湯♨️に立ち寄り、中央道を帰る道中シートに深く身を沈める息子はたちまち気持ち良さそうに寝息をたてる。コロナ禍で部活もままならない息子をこうやって大自然に連れ出し旅を満喫できてオヤジ満足な夏休みだったけど、果たして息子はまた次も付き合ってくれるだろうか…。
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