北方稜線〜剱岳〜室堂〜黒部ダム観光


- GPS
- 36:18
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 3,377m
- 下り
- 2,409m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:55
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 10:55
天候 | 27日:晴れ 28日:晴れのち雨 29日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ロープ
|
感想
27日: 夜中に出発し、4時ごろ扇沢駅に到着、駅駐車場の手前にある未舗装の無料駐車場の扇沢市営第1駐車場に停めて(第2もあり)仮眠…。4時前ごろに到着しましたが、この時点で第1駐車場の空きは最後の1台でした。
関電トンネル電気バスはこの日は7時半が始発(土日とかだと6時半がありました)。改札待ちの時に名物店員さん(等身大パネルまでありました。ナニコレ珍百景にでたとか…)のセールストークにあっさりひっかかり笹寿司を購入して、7時46分に黒部駅到着。
トイレだけ済ませて早速登山口への出口へ向かう。しかし、バスを降りて登山口へはどちらの出口に行けばよいかよくわからず、少しあたふたしました(よく見たら壁に登山者出口の案内が貼ってありました)。まあ、係員さんに聞くのが一番早くて確実だと思います。
カレ谷出口と看板のあるドアを開けて外に出て、前に歩いていた2人組についてずんずん進んでいくと、2人組が引き返してきました。その先を見るとゲートがあり進入禁止になっています。来た道を引き返すと、三叉路になっている場所があり、そちらに行かないとダメでした。いきなり間違えた…。
天気が良すぎてとにかく暑くて、2リットル持ってきた水が小屋到着までもたないと思われたので、内蔵助平の登山道と沢が一緒になるポイントで川の水を汲みました。その先、沢はしばらくしたら枯れ沢になったので、このポイントで水汲んどいてよかった。南俣〜二俣でも水は確保できそうですが、流れが速いし、水際まで行かなとだめだし、内蔵助平の徒渉時に汲んどいてベストでした。あと、二俣を過ぎて稜線に乗る手前辺りで給水で切る箇所がありましたが、水の量が少ないので溜めるのに時間かかりそうでした。(塩ビパイプが設置してありました)
仙人池との分岐を過ぎてからは一面チングルマのお花畑があり、木道も整備されています。チングルマは終わって綿毛が開きかけの状態でした。この辺りで裏剱がバーンと見えてとてもきれいでした。スタートが遅く、かなりの長丁場だったため、後半ばててかなりペースダウン。池の平小屋には5時40分ごろ到着となりました。到着して早速夜ご飯(メインはお魚のフライのトマトソース掛け)をいただき、到着が遅かったのであきらめていたお風呂もゆっくりは入れないけど、お風呂もよかったらどうぞと言っていただき、汗だくだったのでとてもうれしかったです。お風呂の後は明日の確認をし、寝る前に外に出て満天の星空を眺めました。(こんなきれいな星空は何年ぶりだろう…)天の川や流れ星を楽しみました。
見かけた花たち:シナノナデシコ、イワショウブ、ウツボグサ、ヒメウスノキ、タチツボスミレの仲間(と思う。同定できない…)
28日: 5時前に出発、出発の前に山小屋の方が安全祈願の鐘を鳴らしてくださいました。(写真忘れたー)昨日とは変わって曇りがちな空、予習していた通りに小窓雪渓に着地、雪渓の雪が思ったより硬かったので、アイゼン装着しました。(スプーンカットの中にうまく足を置けばいらなかったかも)雪渓を通過し、岩場を登っていく途中で、よく間違えそうなポイント、チェックしてたのにピンクテープに気が付かず行き過ぎました(テープが結構離れたところにあった)。その後も踏み跡やピンクテープを確認しながら三ノ窓に到着。三ノ窓の手前で山小屋で朝ごはん弁当にもらった巨大おにぎりを食べました。おにぎりの中には煮卵が1個丸っと入っていていて、ほかにも昆布や梅干しも入っていて今まで食べた山小屋のお弁当で一番おいしかったです!
三ノ窓から後立山連峰の景色を楽しんだあと、池ノ谷ガリーへ。時折ザレて足の滑る箇所がありましたが、落石起こさず無事に池ノ谷乗越まで登りました。この先、2周間くらい前のログだと雪渓をトラバースしてた箇所には雪渓はなく、バンドを通過しました。長次郎の頭周辺に来るとあまり目印もなく、ルーファイしっかりしないと、岩に阻まれて進めくなる。ルートを確認しながら慎重に進みました。
先を行っていたカップルはかなり大きく長次郎の頭を巻いていました。
長次郎のコルの手前、ぼろぼろのロープは張ってありましたが、ここは懸垂下降で降りました。その後は岩を登り、無事に剱岳に到着!ガスガスで少し前か雨がパラパラしていたので、人は数人しかいませんでした。
剱岳からの下りは雨が降っていて、鎖をしっかり使って足も滑らないか確認しながら慎重に下りました。前剱岳ではつがいの雷鳥が出て来てくれて、疲れを癒してくれました。なんと、雷鳥が飛ぶのも目撃できました。10mくらい?一生懸命羽をバタバタさせて飛んでました。ガスで前方の見通しが悪く、剱山荘の本当に手前で、山小屋に気が付いたのでやった〜、もう着いた〜。って思いました。
見かけた花:ヨツバシオガマ
29日: 昨日の午後の天気とは打って変わって、雲一つない27日よりも良い天気。小屋の前から見る朝焼けがきれいでした(夜もすでに晴れていて星が綺麗だった見たい)。今日は室堂まで降りるだけなので、朝ご飯は5時から山小屋で頂き、昨日びしょびしょになってザックから全部だしていた荷物を詰めなおし…6時半前に出発。
剱御前小屋までは最短ルートで。剱岳や剱沢、別山、後立山連峰の眺めが素晴らしかったです。雪渓は解けて谷底に少し残っている程度でした。剱御前小屋からは新室堂乗越経由で雷鳥沢へ降りました。こちらのルートの方が眺望が良く、天気が最高で空気が澄んでいて立山の全容が見えました。遠くには槍が岳や白山まで。
終始景色を楽しみながら室堂に到着。色づきかけのナナカマドやイワイチョウを見て秋の訪れを感じました。
〜ここからは黒部ダム観光〜
11時15分発の大観峰行きトロリーバスに乗りその後ロープウェイで黒部平へ。次のケーブルカーまでは少し時間があるので、黒部平からの景色や売店でのお買い物が楽しめる。外にいても改札時間になると放送が入るので安心でした。
ケーブルカーで黒部ダムへ。何十年ぶり?に見る黒部ダムに圧倒されました。黒部湖側には赤牛岳が見えました。最後は電気バスに乗って扇沢駅まで帰ってきました。お土産コーナーで薬師の湯の割引券をゲットし、薬師の湯へ。750円が600円になりました
結局ここまで昼ごはん食べずにきたのでお風呂の後ここで昼食。ここはやはりダムカレーを注文しました。おなかぺこぺこだったのでペロッと完食しました。
今回の山行、とにかく体力が必要。
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