初秋のジャンダルム、奥穂高 岳沢より 主題は渋滞!
- GPS
- 30:30
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,898m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
小梨平 6:00
8:00 岳沢小屋 8:15
10:30 天狗のコル 10:45
-- ここから渋滞待ち有り--
コブ尾根の頭 12:15 頃
ジャンダルム 12:45 頃
ロバの耳 13:30 頃
奥穂高 14:30 頃
穂高山荘 16:00
涸沢 17:15
穂高山荘手前は大渋滞 1時間待ち
9/23 涸沢〜パノラマルート〜上高地
涸沢 7:30
屏風のコル 8:30
徳沢 11:00
小梨平 12:30
(風呂 \500)
天候 | 9/21 晴れ 9/22 晴れ 稜線は昼過ぎからガス 9/23 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
便指定されて発券購入のため、キャンセルしても戻り金はありません。 松本BTで便変更、終電に間に合うように到着 9/21 新宿西口BT 7:50 13:10 松本BT、駅 13:28 14:05 新島島 14:15 15:20 上高地BT 9/23 上高地BT 14:40 15:50 新島島 16:05 16:40 松本駅 松本BT 17:20 22:40 新宿BT 3連休で高速渋滞 通常の2時間以上遅れで 新宿〜松本間 5時間半くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢 河童橋から見るより傾斜を感じるが気持ち良いルート 岳沢小屋〜天狗のコル 天狗沢までは夏は花畑が続く美しい場所 天狗沢、上部ザレが厄介、 岩場との境目か岩の方が上りやすい 雪渓ありの時期が行きやすい、もちろん、アイゼン、ピッケル必須 天狗のコル〜コブ尾根の頭 ひたすら我慢の上り ザレ、ガレ、ルンゼ、リッジ 小出しに連続 ボディーブローのように効く コブ尾根の頭〜奥穂 ジャンダルム ロバの耳 とにかく浮石に注意! 馬の背 パノラマコース 無雪期は鎖場の無い ”表妙義縦走点線ルート” |
写真
感想
9/21〜9/23の3連休 天気良好
この一ヶ月、週末天候悪い、前の連休は台風
気持ちは皆さん同じ。
主題は ”テン泊、ロープ装備での縦走”
↓
”渋滞 ” となりました。
家へせめてもの気持ちで車使わずで、高速バス利用
高速は渋滞するのが”普通”を忘れていました。
予定は、9/21中に岳沢のテン場に入り
9/22 穂高山荘に早めに着いてテント
9/23 北穂まで行って下りる。
でしたが、15:30頃上高地着で小梨平テント泊に変更。
9/21
夕暮れまで、岳沢方面見ていると、周囲から蒔き火で
美味しい匂いがいっぱい漂う。
ここはテン場でなくキャンプ場でした。
(赤ん坊の夜泣ききには少し参りましたが)
明日は、6時岳沢小屋着くらいの気持ちで行こう!と寝ます。
深夜、ふと、夜の森中歩き 苦手を思い出します。
冬も南八が岳、南沢、白んで来るまで待って入らないくらいです。
で、4時半起き6時スタート、既に当日着組より遅いです。
9/22
岳沢小屋までの樹林帯歩き、気持ち良いです。
ここから前穂の方がほとんどで、天狗沢方面は少数
天狗沢の下部ガレ場までは、初夏はきれいな花畑が広がっているんでしょう。
静かに上がります。
天狗沢 下部 ガレ場、上部 ザレ場 見た目より厳しい。
あり地獄状態になりそうで、畳岩方面の岩に逃げたいくらい
途中の岩上りがほっとする。
天狗のコル 西穂方面から大集団下降中に遭遇
西穂高山荘 5時〜6時スタート組とぴったりな時間なので当然か
A組:60〜70才位の10人程のパーティー
どこかの会の"新人訓練”とのこと
B組: 韓国の中高年10人ほどのパーティー
ガイドは韓国女性一人のようだ
C組:ガイド登山? 4名
D組: 4人 (リーダー強力な個性)
若いカップル 2組
単独 自分含んで3名くらい
コル溢れてます。下手に動くと危ない状態です。
天狗沢上がってきた単独の男性西穂方面へ、
ルートの鎖場を集団の通過待たないで横を上がってます。
小石落とす。
”落”、”下危ないから動きなさい”、動きません。
言葉通じてません。
また、この状況で写真撮りあってます。
良い雰囲気でないので、A,B組の前にC組についてこの場から離脱。
こぶ尾根の頭まで、ザレ、ガレ、ルンゼ、リッジと小出しに
繰り出してくる登りはボディーブローのように効きます。
途中の昼補給中に、A組が先行、B組はなかなか来ません。
ジャン周辺 A組、荷が小さいので、そのままピークへ上がってます。
下りと交錯する部分あり渋滞。
自分はコルでデポして空くの待ちます。
ピークでもメールしたりゆっくりして下ります。
A組ロープ出して下りてます。時間かかってます。
そのうち、かなりな落石音、周囲に緊張が走ります。
A組の一人が落としたようです。
何も無かったようです。
その後、基部をトラバースする人達の上にA組がいるので
”動くな”、”大丈夫、もう少し前へ”とかの状態です。
すみませんが、自分は上で見て待ってるだけです。
A組が固まってる間にコルへ下りたら、
D組がスタッカートで来ます。
への字のルートで、谷側に自分とカップルの女性一人いるのに
山側から巻くな!
ロープたるんで、役に立ちそうにないんで、良かったですが。。
あと、そのリーダー、セルフとらないで、肩がらみで
3人上げようとしてますが、ロープたるんで岩に引っ掛てたり、
”どうするつもり?”ですが、先へ進みます。
ロバの耳の下降までA組の後です。
”新人訓練”との事で、慣れてないのは分かりますが
10人は多すぎではないでしょうか。
明らかにびびってしまってる方、何人かいます。
”下から指示して”と言ってますが、指示受けないと動けない人の
来るには少し危なくないですか?
仲間の事故とか、色々連絡で、さらに動かない。
トドメは、リーダー(ガイド?)の
”今日は完全にオーバーユーズ、混み過ぎ!”の言葉
すみません。それは、あなた達です。
馬の背は、待ってもらって、先行します。
やっと何処上ってたか思い出しました。
奥穂もいっぱいですが、山荘前からは大渋滞
娘さん2人連れた家族の後で待ってると
”ディズニーランドで待ってるみたい”との言葉。
1時間待って着くのは、鎖とはしごですが。。
穂高山荘、テン場、テラスも一杯
テント担いで抜けてきたのに、お金払って3人1畳か廊下は考えられないので
涸沢へ下りる。16時、日没ぎりぎりだ。
ラス2で下り、抜かされ、3人抜いて、ラスト4です。
17時過ぎ、槍方面から県警にへりが前穂方面へ飛んで行った。。。
と思ったら、ぐるっと周り、頭上に飛来して来る。
多分”こんな時間に下りてる、危ない奴いましたので確認します”
状態かな?
”手でも振ろうか”と思いましたが、それでは、アホの前に
要救になってしまうので止めました。
ヘロヘロで、テント張って寝ます。
食事は、やはり摂食不良で炭水化物とれません。
代わりに、エネルギーゼリーと姫りんご沢山持ち込んで
重かったです。
いろいろと勉強した行程でしたが
次は、静かに行ける所にします。
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