北岳日帰りは色々もったいない(左俣→八本歯→北岳→草すべり→白根御池)


- GPS
- 08:44
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 1,795m
コースタイム
バス停(野呂川広河原インフォメーションセンター )からは5分とかかりません。
0645広河原山荘
0700白根御池分岐
0820二股
(休憩20分)
1015八本歯のコル
1050吊尾根分岐
1110北岳山頂到着
(休憩35分)
1145北岳山頂出発
1205両又分岐
1210北岳肩ノ小屋
1230小太郎尾根分岐
1240草すべり分岐
1325白根御池小屋
(休憩20分)
1455白根御池分岐
1505広河原山荘
登り:4時間25分
同行動時間:3時間30分
下り:3時間20分
同行動時間:3時間
天候 | 行動中は晴れ。下山後ガスが上がっていたっぽい。風は比較的穏やか。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
行きは4時過ぎにはタクシーが到着し、登山者が乗車し始めた感じ。 発車は始発時刻よりちょい前。計6台で計54人乗車かと。 帰りは1610の最終予定でしたが、30分以上前に戻ってきた乗合タクシーに乗って出発しました。 帰りは必ずしも時刻表通りではないらしい。 往路復路とも1,100円。 バスよりこっちのほうが早く着き、乗り心地も良いらしいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りのルートは沢沿いを行きます。 何度か徒渉場面有。大雨直後は大変かも? 他全体にザレ場、ガレ場が多いので足を取られないよう気を付けます。 二股超えてしばらく行くと梯子祭り。とてもしんどい。 |
写真
感想
せっかくの三連休だったので最初は槍・穂高の縦走をもくろんでいました。
ところが、予報を見ると台風の名残で冬型の気圧配置。
土日の3,000級は25m位の風。下手すれば吹雪。
稜線歩きは危ない、ああ、こりゃ無理だと思っていたら
最終日の月曜は風が収まりそう。
2時間程度は仮眠しようと思いましたが、また遠足前シンドロームで一睡も出来ず。
まじめに睡眠導入剤を考えようか…
行けそうな範囲で、急遽南アルプスは北岳を選択しました。
当日歩いたのは、北岳のみを日帰りで目指す場合、おそらく最も距離があるルートです。
コースタイムで10時間10分の長丁場。
マイカー規制がありますので
帰りは1610の最終バスに乗れないと山に取り残されます。
休憩なしでコースタイム通り歩いたとしても間に合いません。
睡眠も取れていないので、大体のリミットを設定し、それを割り込むようなら下山もやむを得ずとしました。
当日はとにかく黙々と足を出すことのみ考えました。
ただひたすら足を前に、前にと進めると何とか山頂に到着。
今のところ合格ペース。景色を堪能しながら、ゆっくりと昼食を楽しむ。
苦手な下りもただひたすら急ぎ気味で降りるのみ。
途中、予想通り持病の膝痛が襲ってきてかなり難儀しました。
下山嫌いです。
で、感想です。
結果的にはコースタイムの6.5掛け程度で下山できました。
時間に追われながら下山中に
「俺は山を楽しみに来たのか、修行しに来たのか」
と自問自答していました。
出来れば前者でありたいし、その為にはやはりある程度の余裕が必要です。
あと正直お金面でも。名古屋から往復500キロオーバーのガソリン代と高速代、そしてタクシーorバス代。
ここまでして日帰りで帰るのは非常にもったいないです。
ただ、自分が対コースタイムの何掛けで歩けるかを計る指針にはなりました。
下山後の温泉は「天恵泉白根桃源天笑閣」に行きました。
ph値10越えのヌルスベ強アルカリ。大変珍しいスペックです。
良いお湯です。
ただもっとヌルヌルを期待していたんです。
ph値だけではヌルヌルの判断はできないのか?
ほとんど地元民の銭湯と化してますが、泉質にこだわる温泉好きなら満足できるでしょう。
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