ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 357616
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳 上部の紅葉は終わっていた。上高地→涸沢(泊)→ザイテングラード→奥穂→重太郎新道

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)
 - 拍手
uneme その他1人
GPS
32:00
距離
24.6km
登り
1,774m
下り
1,772m

コースタイム

【13日】
5:40上高地〜6:15明神橋(20分ほど休憩)〜7:15徳沢園〜8:20横尾〜9:40本谷橋〜11:30涸沢ヒュッテ(泊)
【14日】
5:55涸沢ヒュッテ〜6:00涸沢小屋(10分ほど休憩)〜7:25ザイテングラード取付地点〜8:50穂高岳山荘(40分ほど休憩)9:30穂高岳山荘出発〜10:20奥穂高岳山頂(20分ほど休憩)12:20紀美子平(10分ほど休憩)14:20岳沢小屋(40分ほど休憩)15:00出発〜15:50天然クーラー→16:20穂高/岳沢登山口
天候 両日共に晴れ。稜線上の風も弱い。
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
13日午前0時で沢渡のバスターミナルは8割ほど埋まっていた。
コース状況/
危険箇所等
涸沢までは危険箇所無し。
【ザイテングラード】
痩せた尾根筋で、岩を巻く所や狭い所あり、全箇所において危険箇所と言える。が、慎重に行けば問題無。ただ、斜面が急なため、落石を起こすと非常に危険。鎖、ハシゴなどの足場は要所に設置されてるが、すれ違いできないので、声を掛け合っていた。
【奥穂高山頂まで】
穂高岳山荘直後は少し、危ないかも。鎖が着いてるので問題はない。前半は急斜面を梯子をつかって登り、中盤〜後半にかけては傾斜はきつくないものの、岩の上を歩くので、慎重を要する

【山頂〜吊尾根】
奥穂山頂すぐの下りは、鎖が設置されているものの、足を置く場所に苦労する
細かなアップダウンに加え、下る時に足下が悪い所が数カ所。

【岳沢まで】
重太郎新道はかなり斜度があり大変。
乗り合いタクシーで上高地に到着。流行る気持ちを抑えて、横尾まで平坦な道を3時間かけて移動。
乗り合いタクシーで上高地に到着。流行る気持ちを抑えて、横尾まで平坦な道を3時間かけて移動。
明神岳が朝日に映える
1
明神岳が朝日に映える
まずは明神館に。他の登山者が先を急ぐ中、早くも休憩。
まずは明神館に。他の登山者が先を急ぐ中、早くも休憩。
そして探勝路を行きます。熟達なハイカーが多いのか、みな、歩くスピードが早い
そして探勝路を行きます。熟達なハイカーが多いのか、みな、歩くスピードが早い
明神岳東面
徳沢は隙間無くテントが張ってあった。
徳沢は隙間無くテントが張ってあった。
新村橋。この先にはナイロンザイル事件の慰霊碑がある。
新村橋。この先にはナイロンザイル事件の慰霊碑がある。
紅葉が。。。
横尾大橋に到着。朝早いこともあり、横尾のテント場にスペースがあったので、この日は涸沢に行かず、翌日に横尾ピストンにするか悩んだ。
横尾大橋に到着。朝早いこともあり、横尾のテント場にスペースがあったので、この日は涸沢に行かず、翌日に横尾ピストンにするか悩んだ。
結局、涸沢に出発。大橋からは登山道だが本谷橋までは水平な道を行く。
結局、涸沢に出発。大橋からは登山道だが本谷橋までは水平な道を行く。
三連休で天気もいいことから、この日はとてもたくさんの人がいた
三連休で天気もいいことから、この日はとてもたくさんの人がいた
北穂高が見えた。
1
北穂高が見えた。
国内最大級の屏風岩
1
国内最大級の屏風岩
紅葉のトンネル。
1
紅葉のトンネル。
秋を実感させてくれる景色。気温も10℃前後と、登山にはいい天気
1
秋を実感させてくれる景色。気温も10℃前後と、登山にはいい天気
本谷橋を過ぎて2、30分で涸沢カールが見える
1
本谷橋を過ぎて2、30分で涸沢カールが見える
特にナナカマドの紅葉がすばらしかった
3
特にナナカマドの紅葉がすばらしかった
森林限界を抜け振り返ると常念岳?が見えた
2
森林限界を抜け振り返ると常念岳?が見えた
ようやく涸沢ヒュッテに到着。
1
ようやく涸沢ヒュッテに到着。
テントが無数にあり、テンバを確保するのに苦労すると思いきや、下山予定のハイカーの方に場所を譲ってもらえるという幸運が!
テントが無数にあり、テンバを確保するのに苦労すると思いきや、下山予定のハイカーの方に場所を譲ってもらえるという幸運が!
今回はビーフシチュー。相変わらず激しい運動の後は食欲が無いのだが、今回は旨くできたので、おいしくいただいた、。
1
今回はビーフシチュー。相変わらず激しい運動の後は食欲が無いのだが、今回は旨くできたので、おいしくいただいた、。
夕暮れ。この時間でも登ってくる人がいた
夕暮れ。この時間でも登ってくる人がいた
一つの山小屋でこれだけにぎわい、活況を呈している場所は初めて。
2
一つの山小屋でこれだけにぎわい、活況を呈している場所は初めて。
気がつくとテントの数は最高潮に。圧巻。
3
気がつくとテントの数は最高潮に。圧巻。
涸沢ヒュッテ内部。
涸沢ヒュッテ内部。
夜になっても、電気が煌々としている。
4
夜になっても、電気が煌々としている。
同じくヒュッテも賑わっている、
2
同じくヒュッテも賑わっている、
晩ご飯は、なんと焼き肉!!網を持参したのだが、焦げ付かず旨く焼けた。
3
晩ご飯は、なんと焼き肉!!網を持参したのだが、焦げ付かず旨く焼けた。
涸沢岳方面の夜景
2
涸沢岳方面の夜景
涸沢岳方面の夜景
3
涸沢岳方面の夜景
日が昇り始める5時半頃。モルゲンを写真に収めようと、ヒュッテのテラスは、三脚を持ったカメラマンで一杯だった。
日が昇り始める5時半頃。モルゲンを写真に収めようと、ヒュッテのテラスは、三脚を持ったカメラマンで一杯だった。
カールも朝焼けに染まる
カールも朝焼けに染まる
我々は先を急ぎます。
1
我々は先を急ぎます。
日が昇っていく。
1
日が昇っていく。
朝焼けに包まれながら、ザイテングラードの取り付きを目指します
1
朝焼けに包まれながら、ザイテングラードの取り付きを目指します
すでにたくさんの人が登っている
すでにたくさんの人が登っている
ガラ場が続き歩きにくい
1
ガラ場が続き歩きにくい
ザイテングラードの取り付き点。
1
ザイテングラードの取り付き点。
ザイテングラード開始。岩場がある
1
ザイテングラード開始。岩場がある
所どころ鎖が着いているが、なかなかハードな道である
1
所どころ鎖が着いているが、なかなかハードな道である
今日は晴天。
穂高岳山荘に到着。
穂高岳山荘に到着。
ここから下山する人多数。
ここから下山する人多数。
奥穂高岳方面。ここを登ります。
1
奥穂高岳方面。ここを登ります。
岩の中、30分も行くと、山頂が見えてきます。同時に振り返ると、槍が岳の雄姿も見れます。
1
岩の中、30分も行くと、山頂が見えてきます。同時に振り返ると、槍が岳の雄姿も見れます。
奥穂高岳山頂
そしてジャンダルム
1
そしてジャンダルム
吊尾根を経由して下山。
1
吊尾根を経由して下山。
上高地から見えるこの眺めを縦走
上高地から見えるこの眺めを縦走
分岐点?とくに分岐点というものは無いのだが//
分岐点?とくに分岐点というものは無いのだが//
手の形をした岩
紀美子平に到着。このタイミングと同時期に県警のヘリコプターがあたりを旋回してました。後で分かったのですが、一人、滑落して亡くなられたようです。
1
紀美子平に到着。このタイミングと同時期に県警のヘリコプターがあたりを旋回してました。後で分かったのですが、一人、滑落して亡くなられたようです。
そして最後の難関、重太郎新道。ここまでどんなに体力を残していても、この急斜面で体力を大幅に削られる
1
そして最後の難関、重太郎新道。ここまでどんなに体力を残していても、この急斜面で体力を大幅に削られる
ようやく岳沢。楽しみにしていたジュースは売り切れ・・・
ようやく岳沢。楽しみにしていたジュースは売り切れ・・・
岳沢を見ながら上高地まで下山開始。
1
岳沢を見ながら上高地まで下山開始。
少し陽が傾いてきました。2日目は長丁場でした
1
少し陽が傾いてきました。2日目は長丁場でした
天然クーラー。真夏だと、よく感じますが、この時期だとあまり効果ありませんね
天然クーラー。真夏だと、よく感じますが、この時期だとあまり効果ありませんね

感想

念願の涸沢の紅葉と、奥穂高の絶景を見に行きました。
涸沢は初めてなのですが、奥穂高岳は昨年に続き2回目。その時はガスが酷くて何も見えませんでした。
今回は、台風一過の晴天が迎えてくれ、景色を楽しむことができました。

が、肝心の紅葉は涸沢より下まで。上部はすでに落葉し、冬モードに。実際、前日にはかなり雪が降ったそうです。

【涸沢ヒュッテとテント場】
テン場には12時過ぎに到着するも、かなりテントが残っていました。もしくはすでに張られていました。
幸運なことに撤収される方の後に入らせてもらったので、難なく場所は確保できました。
夜になると、涸沢はますます活気を帯びてきます。初めて来たのですが、こんなににぎやかな山小屋は無いでしょう。静かな所が好きなのですが、こういうお祭りの縁日のような雰囲気もいいですね。
夜中の2時頃、星空撮影をしに小屋のテラスまで来たのですが、たくさんの方が入れ替わり立ち替わり撮影をされてました。
他にも単に星空を眺めに起きてる人もいるなど、夜中でも、人がたくさんいました。

3時頃になると、そろそろ登り始める人も見かけましたが、この暗い中ザイテングラードに取り付くのでしょうか?


【ザイテングラード】
翌朝、明るくなり始めの頃に出発。5時で気温3℃。結構寒いです。風はありませんでしたが、フリースを着用したまま登山しても寒く感じました。

取り付き点まではとくに険しくなく、ナナカマドの実が非常にきれいでした。
途中、ペンキが無く目印が分からなくなり、迷う箇所があります。とはいえ、ザイテンの起点は見えてるので道に迷うことはありませんが。

ザイテングラードは中盤にあるクサリ場が多少危険なぐらいで、あとはしっかりした岩場。足下が緩い所もあり、落石を起こす危険があります。

傾斜としては全体的に緩やかで、思ったほど大変ではありません。黙々と登れば、あっという間でしょう

【奥穂高〜吊尾根】
穂高岳山荘からの登りはかなり急で、はしごを4カ所ほど登って標高を稼ぎます。
20分ほどすると、なだらかになり、危険箇所はなくなります
とにかく前半だけですね

その後吊尾根。しかし、途中の長いクサリ場は昨年に続き苦労しました

上高地を見下ろしながら行くと紀美子平に到着します

【重太郎新道】
この道は、とにかく急な坂道です。
ここの道を下りきると後は比較的楽です
とにかく岩場が危険で。








お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1278人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら