焼山から雨飾山、そして日本海へ

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)

• GPS: 17:56
• 距離: 51.2km
• 登り: 2,535m
• 下り: 3,822m

コースタイム

13日　妙高高原駅 7:20 ⇒（バス）⇒ 8:10 笹ヶ峰 8:20
⇒ 9:00 杉野沢橋 ⇒ 12:30 富士見峠
⇒ 13:00 泊岩 13:10 ⇒ 13:50 焼山 14:00
⇒ 14:35 泊岩（泊）
14日　泊岩 5:20 ⇒ 6:35 金山 ⇒ 9:50 雨飾山
⇒ 11:45 雨飾山荘 13:15 ⇒ 17:50 塩の道起点
⇒ 18:15 糸魚川駅 19:13 ⇒ (電車）⇒ 20:49 妙高高原駅

天候

13日　晴れのち曇り
14日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

妙高高原駅に駐車しました。
妙高高原駅から登山口の笹ヶ峰までバス（1000円、7:20発 8:10着）
雨飾山荘に下山後、車道と塩の道トレイルで糸魚川駅まで歩く
糸魚川駅から妙高高原駅まで電車（1280円、19:13発 20:49着）

コース状況／危険箇所等

◆杉野沢橋〜富士見峠（真川ルート）
こここは山と高原地図では破線だが、もう実線に格下げしていいレベルの登山道。
全体的に整備がされていてとても歩きやすい。
杉野沢橋から作業道が真川の右岸沿いに砂防ダムまで続き、難所であったらしい「へつる」箇所はなくなっていた。
4箇所の渡渉ポイントも水量が少なく、「人並の足の長さ」か「人並の跳躍力」のどちらかがあれば全く問題ない。
唯一危険に感じたのはタラップで砂防ダムを登り降りするくらい。
焼沢の水場は水量豊富で枯れることはなさそう。
◆富士見峠⇔焼山
焼山直下の礫地は踏み跡が錯綜しているので注意が必要。ガスで視界が悪い時は特に。
笹倉温泉の分岐から焼山方面へ行くとすぐに「泊岩」なる避難小屋がある。
以前は荒廃していたようだが、地元の有志の方達が改修したらしく快適に泊まれた。
◆富士見峠⇒金山
ここも実線に格下げしていいレベルの登山道。
アップダウンもなく気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。
◆金山⇒雨飾山
同じく実線に格下げしてもいい感じ。
ただし、急な下りが何箇所もあり、濡れた落ち葉で滑りまくる。
逆方向に歩くのはかなり骨が折れそう、ドMな人はどうぞお試しあれ。
小谷温泉からの登山道と合流すると、いきなり観光地のような雰囲気になる。いくらなんでも人多すぎ。
◆雨飾山⇒雨飾温泉
ほとんどの人が小谷温泉方面に下山し、雨飾温泉に下山する人はごく僅か。
下り始めが少し急だが、普通の登山道で危険な箇所はほとんどない。
雨飾温泉は男女別の内湯と混浴の露天があり、内湯は石鹸も使える。
◆雨飾温泉⇒糸魚川
バス停のある山口の集落まで車道を歩く。山口からは「塩の道トレイル」で糸魚川まで。
「塩の道トレイル」
http://sionomichi-trail.com/
テント泊装備で車道を歩くのはとても疲れる。途中、宅配便で荷物を自宅に送ってしまおうかとも考えた。

写真

10/15 17:25

笹ヶ峰の駐車場から

10/15 17:26

彩づき始めた林道を

10/15 17:26

杉野沢橋まで歩き

10/15 17:26

真川右岸の作業道から

10/15 17:26

危険な登山道を越え

10/15 17:26

ここから真川ルートに取り付く

10/15 17:26

最初の滝沢の渡渉はひと跨ぎで

10/15 17:26

予想に反して歩き易い路

10/15 17:27

見上げれば紅葉

10/15 17:27

落ち葉の散歩道

10/15 17:27

天気も悪くない

10/15 17:27

2番目の金山谷の渡渉地点
同じくひと跨ぎで

10/15 17:27

焼見台より焼山

10/15 17:27

次の渡渉地点は沢を少し遡ってから

10/15 17:27

3番目の裏金山谷の渡渉地点
ここはふた跨ぎで

10/15 17:28

とても存在感がある木
あなたは「貴婦人」？

10/15 17:28

4番目最終の地獄谷の渡渉地点

10/15 17:29

ふた跨と「ぴょん」て感じで
落ちれば名前通り地獄

10/15 17:29

一番綺麗な色って何だろう♪
一番光っている物って何だろう♪

10/15 17:31

渡渉地点ではなく焼沢の水場
ここで4ℓの水汲み

10/15 17:31

タケシマラン

10/15 17:31

山肌もいい感じ

10/15 17:32

オヤマボクチ

10/15 17:32

相変わらず歩き易い道

10/15 17:32

イロドリドリノセカイ

10/15 17:32

青空に黄葉が映える

10/15 17:33

焼山も随分近くに

10/15 17:33

富士見峠から金山
この先で偶然の再会につき

10/15 17:33

今日は泊岩でお泊まりすることに

10/15 17:33

泊岩のお庭から日本海

10/15 17:33

泊岩に荷物をデポして空身で焼山へ

10/15 17:33

再会した雨男が向かった金山には怪しい雲が・・・

10/15 17:33

私は焼山を目指しガレ場を登る

10/15 17:33

威圧感たっぷりの岩肌
ここも登るの？

10/15 17:34

そうらしい

10/15 17:34

凍ったロープを掴んでなんとかクリア

10/15 17:35

呼ばれて振り返ると登山者が道に迷っていた
踏み跡が錯綜、↑が正解

10/15 17:36

焼山山頂に到着！
奥に日本海

10/15 17:36

先月に行った火打と妙高

10/15 17:36

風が強いのですぐに退散

10/15 17:36

寒いわけだ

10/15 17:37

ここの穴からは蒸気が

10/15 17:37

金山を眺めながら本日の宿へ

10/15 17:37

避難小屋と言うより秘密基地
見た感じよりかなり快適

10/15 18:00

待ち人が来たりで
再会を祝して乾杯！

10/15 18:01

遅くにはガスも晴れて糸魚川の夜景が

10/15 18:01

明けて翌日
妙高山からお出まし

10/15 18:01

焼山と火打山

10/15 18:01

これから歩く道
今日も天気が良さそうだ

10/15 18:02

金山山頂はお取り込み中

10/15 18:02

右端に目指す雨飾山
奥に冠雪した白馬の山

10/15 18:02

遠くに日本海

10/15 18:02

山肌の色合いもいい感じ

10/15 18:02

今日も快適な落ち葉の路

10/15 18:03

この辺は紅葉が盛り

10/15 18:03

快適な路は続き

10/15 18:03

雨飾山も近づく

10/15 18:03

モノクロな僕の毎日に♫
少ないけど♫
赤、黄色、緑♫

10/15 18:04

小谷からの登山道と合流するといきなり人、人、人

10/15 18:04

登山道は人の列

10/15 18:04

この有り様
槍の穂先でよく見る光景

10/15 18:04

渋滞中につき撮影タイム

10/15 18:04

うわ〜驚愕の混み具合

10/15 18:04

一瞬の隙に

10/15 18:04

こちらも早業で

10/15 18:04

遥か遠くに日本海

10/15 18:05

下りも当然・・・

10/15 18:05

雨飾温泉方面へ下山
これで人混みから解放

10/15 18:05

いざ、日本海へ

10/15 18:05

ひと下りで登山口の雨飾山荘

10/15 18:05

とりあえず
燃料と温泉をいただく

10/15 18:06

先ずは内湯
ちょっと小さいけど快適

10/15 18:06

いったん服を着て外へ
混浴露天「都忘れの湯」

10/15 18:06

ちょっとゆっくりしすぎた
しばらく車道を歩き

10/15 18:06

ここからは塩の道トレイルで

10/15 18:06

バスに乗るつもりはないが何故か気になる

10/15 18:06

塩の道の道標

10/15 18:06

雨飾山を眺めながら地元のおねー様と立ち話

10/15 18:06

「塩の道トレイル」満喫中

10/15 18:06

ところどころに見所

10/15 18:07

日没は日本海で迎える予定だったが

10/15 18:07

海が見えてきたがちょっと間に合いそうにない

10/15 18:07

漸く塩の道の起点に到着

10/15 18:07

心の目で見る能登半島

撮影機器：

LUMIX DMC-GF5 パナソニック

EXILIM G EX-G1 カシオ

感想

ron

すれ違う人もほとんどいないようなマイナーなルートで、8月に高尾山のビアマウントで御一緒した
レコ友のkanosukeさんにバッタリ再会してしまいました。
お互いの山行予定も全然知らなかったのに、こんな所で会うなんて、とても驚きましたよ、本当に。

コメント

cirrus

凄いところで(笑)
ronさん、こんばんは。
マニアックだけど、素敵な山旅、お疲れさまでした！

どこを歩かれたのか、あまり良く分かりませんでしたが(笑)、今回も素敵な道ですね。
雨飾山の予定は見ていたのですが、まさかそのまま日本海まで行かれるとは
昨年の栂海新道からの日本海に続き、いいですねー。

8月に栂池に家族サービスで行った時に、塩の道のほんの一部を歩きましたが、今度は、日本海から松本まで、逆ルートでしょうか。

しかし、この時期の雨飾山は人気があるのですね
写真のような渋滞を見てしまうと、気が滅入ってしまいそうです。いつかは行ってみたい山なのですが。

ところで、kanosukeさんと遭遇されたのですね
お二人とも、相当なマニアとは思っていましたが、マニアックな場所での偶然の出会いだなんて。
運命の出会い? いや、気が合うんですね

楽しそうなレコ、ありがとうございました

ron

驚きの再会
cirrusさん、コメントありがとうございました。

昨年の栂海新道で味をしめてしまい、今年も同じ体育の日の連休に、
日本海まで歩いてきました

生まれ育ちが日本海の傍らなので、やっぱり、この歳になっても特別な
思いがあります
そう言えば、雨飾山 はcirrusさんの故郷の信州百名山なんですよね。

いい山なんですけど、手軽に登れてしまうので「人が多すぎ」です。
この時期なら、小谷温泉から４時くらいから登り始め、人が押し寄せる
前に他の登山口に下山するのが良さそうです。

kanosukeさんとの偶然の再会、これは本当に驚きでした
こんなこともあるんですね。

kanosuke

ホントにびっくり
泊岩ではお世話になりました
まさか「あんなところ」でお会いするとは

おかげさまで寒い中「熱い」一夜をご一緒させていただきました
２人きりじゃなかったのが残念でしたが

２日目は予定通り日本海まで行かれたのですね。
雨飾の渋滞にもかかわらずほぼ予定通りの行程で、しっかり入浴タイムもとってバスも使うことも無く歩き通されるとは 、さすがです 。

ところで、もう雨男は返上しましたよ？

ron

ガス男？
kanosukeさん、コメントありがとうございました。
その節 は色々お世話になりました。
　
それにしても、凄い偶然でしたね。
同じく、まさか「あんなところ」でお会いするとは です。

ところで、この日は午後からは更に天気が良くなるはずだったのに、
いつの間にか、ガスガス になってましたね。

kanosukeさんが寝た後は、ガスが晴れて、糸魚川の夜景と星空 が
とても綺麗でしたけど・・・

soar800

お二人とも 凄い
ronさん　こんばんわ
雨飾山　凄い人気の山なんですね
あの　山荘の露天風呂　３０年前に
仕事で行った時に　入ったような記憶が
登山者の往来の有る所では無かったかな？
しかしkanosukeさんとも　再会とは
マイナーな　山好きですね　バリ好きでしょうか？
塩の道　白馬の一部歩きました
良いね

ron

再会
soarさん、コメントありがとうございました。

そうそう、おっしゃる通り、山荘の露天風呂 は登山道の脇にあって、
木々が目隠しのようになってますが、見ようによっては、
木々の隙間から・・・・・・・

それにしても、kanosukeさんとの再会には本当びっくりしました

年内にsoarさんのお庭の筑波山 を予定していますので、そのうち、
soarさんにもばったり再会なんてあるかもです

tailwind

奇人、変人会ですね＾＾
nonさん、こんにちは！

私もCさんと同意見です
訳の分からないルートで日本海までですか
しかも道中、類は友を呼ぶでKさん登場
思わず笑ってしまいました！
Cさんの知り合いの中で、どうやら私だけまっとうな登山者ですね

何時かは日本海まで赤線つなぎをしたいのですが・・・
マニアック過ぎて参考にならね〜

ron

まっとうな登山者の私
奇人、変人会の会長様、コメントありがとうございました

今回はちょっとマイナーだけど、いたって普通なルートを歩きましたよ。
海までは、誰もが一度は歩いてみたい「塩の道」ですよ「塩の道」
それに山頂から海が近く見えたら、普通の人は海まで歩くでしょ？

tailwindさんも、日本海までの赤線繋ぎ に興味がおありなようで
それなら、夏のとっても暑い時期に栂海新道で繋ぐのがよろしいのでは
ないですか

なんせ、まっとうな・・・・・・・・・・・（以下略）