空木岳 下半身ずぶ濡れで山頂2分で撤退の雪山
- GPS
- 08:51
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
天候 | 小雨から曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は全体にしっかしていて案内板も充実。気をつけていれば危険な所も迷う所もありませんが、山頂からの下りに使った避難小屋までの道は岩がごろごろしていて雨上がりは注意が必要です。鉄の階段、雪の積った木の橋も要注意。池山の笹の刈った道も下りは滑ります。山頂手前のハイマツ地帯は道に低くせり出していて、雨上がりは葉に水滴がたっぷりついていて、下半身が濡れます。 |
写真
感想
前々から計画していた空木岳登山。
天気予報は曇りですが今週を逃したら来年までお預けの為、決行しました。
3時起きで準備スタート。雨が降っています。嫌な予感1.
前の晩に万全の準備したつもりで雨の降る中車に乗り込みスタート。
時間を見ると3時33分。オーメンの666の半分。嫌な予感2.
高速を下りても雨は降ってます。
林道口まで車を進めますが、ここでY社のカーナビ君がやってくれました。
右に古城公園の看板があったと思いますが、カーナビ君を信用してそのまま直進。
右折して登っていくと行き止まり。何とかUターンして道を戻りますが、別荘地域で迷ってしまい、もう一度インター方面に戻る入力をしてやっと案内板発見。
林道を進みますが、途中から荒れてます。迷ったおかげで夜が明けてきて明るくなり、道の凸凹が見えた為、カーナビ君に感謝。(帰りも綱の張ってある道に進ませようとしましたが。多分ここが行き止まりだった所に繋がっているのかも)
林道終点までは通行止めと聞いてましたが、工事休業日で入っても良いとの案内。
ラッキー。これで時間が短縮できそう。やっと良い予感。
林道終点までは、もっと荒れてます。ジムニーで来てよかったです。
駐車場は先着は1台のみ。結構広く感じます。
雨はまだ止まず。ちょっと考えましたが、天気予報を信じて登山スタートです。
最初の2KM程度は遊歩道で登りも少なく、木が生い茂っているので雨もそんなに気になりません。
池山は帰りとパスして水場到着。ここで遊歩道と登山道が分れてましたが登山道を選択。
帰りも同じ道を選んだ為、遊歩道がどうだったかは不明です。(地図で見るとあまり距離は変わらないみたい。つかれた帰りは遊歩道にすればよかったかも)
そんな中で右手の方に山が見えてきましたが、白い!
雨は上のほうでは雪だったみたい。嫌な予感3.
登って行く内に、上のほうから結構勢い良く何かが向かってくる気配が。
熊?? あわてて道の影に隠れようとしましたが、場所が無い。
あせっている所に、熊は熊でも人間の熊っぽい登山者さんでした。(失礼しました)
昨日登頂され、避難小屋から下りてみえたところだそうです。
昨日の3時までは好天だったようですが、その後雨から雪になって山頂は雪が被っている状態だそうです。何とか登れる様子と聞いて一安心。
木や鉄の梯子が段々増えてきて無事鎖場も通過。
山頂が見えるところまで来ましたが、やっぱり白い。登れるかな?
森林限界まで来ると、ハイマツが道に覆いかぶさる道が出てきました。
何も思わずに進むと、松の葉っぱが全部濡れてます。
下半身(太もも)にバンバンあたり、最初は多少は撥水してるかと思いましたが、どんどんしみこんできます。
しまった合羽履いておけば良かった。
気温もどんどん下がって来るし、下半身はズブ濡れ出し、おまけにスパッツ忘れで
濡れたパンツから靴、靴下までぐっしょり。
駒石までたどり着いても登る気力なし。
まだまだハイマツ攻撃は続き、結構バテバテでやっと駒峰ヒュッテ到着。
もちろん閉まってます。
このまま即山頂に登る元気は無しと先に昼食を済ませる事にしました。
F社(SHOP名U)のウルトラライトダウンを着ましたがまだまだ寒く、
M社のレインウェアも重ね着ましたが、まだ寒い。
熱くして持ってきたコーヒーもぬるくなってました。
何とか昼食だけを済まそうとしましたが、寒さでおにぎりと唇を何故か一緒に噛んだり、魚肉ソーセージが上手くむけない。
低体温症?嫌な言葉を思いついてしまいました。ここで死ぬかも?
嫌な予感ピーク。
とりあえず体を温めようと逆に山頂を目指します。
たった70Mが辛い。小幅30歩ごとに休憩しながら、やっとの思いで山頂到着。
これでやっと気力、元気が復活しました。
一人ぽっちの為、写真数枚で即下山スタート。滞在時間登りに5時間掛けてたった2分。
でも山頂まで行けた事は良かったです。
ちょうど登って見えた方に下りは避難小屋ルートの方が良いとお聞きして下りました。(この道がまた岩だらけで曲者でしたが)
下る道は岩も梯子も濡れているところは要注意。何とかアウト状態にはならなかったけど、結構滑りました。
池山ルートで何とか無事下山。
生きてて良かった。
会った方は全部で3名(池山ハイキングの2名除く)。
とても静かな百名山でした。
また天気の判断、忘れ物(完璧の準備の予定が)、ウェアの着るタイミング等
反省点がかなり多い登山となりました。
あーー本当にお疲れ様でした。
今日は全身筋肉痛です。
空木岳、お疲れさまです。
冠雪してますし、天候よくないのでさぞかし寒かったかと
思われますが、低体温症にもならず何よりでした。
もう、アルプスは雪山ですね。
77の写真ですが、左から北岳と間ノ岳かと思われます。
右端は西農鳥岳でないでしょうか?
アンビット2といい、カメラもかなり倍率のいいものを
お持ちですね。
教えていただきありがとうございます。
北岳ですか。
来年、登ってみたいです。
アンビット2は、誕生日に自分で買ってしまいました。
カメラは安物ですよ。
防水が欲しくなって、オリンパスのtoughを買ったのですが、
もう少し綺麗に撮れる物が欲しくなってます。
(腕が悪いだけかも知れませんが)
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