百高山いよいよ大詰め。アサヨと小太郎、ついでに北岳


- GPS
- 21:46
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,569m
- 下り
- 3,544m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:45
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:05
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 2:47
天候 | 10月4日(月):快晴 10月5日(火):晴れ 10月6日(水):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
市営芦安駐車場(無料)に駐車 <往路> 5時頃始発の乗合タクシーを予約 芦安観光タクシー 0552-85-3555 料金1300円(協力金200円含む) http://ashiyasu-kankou-taxi.co.jp/taxi_for_hill_climbing1/taxi_for_hill_climbing2/ 南アルプス登山バスは1250円(芦安始発5:15) https://minami-alpskankou.jp/?p=10188 http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/ <帰路> 広河原待機の乗合タクシー利用 人数が集まり次第発車(当日は9:30頃。30分程待った) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト: 広河原インフォ−メーションセンター、広河原山荘で提出可能(私はコンパス) <アサヨ峰> 広河原から広河原峠: 吊橋を渡らずに北沢峠方面に進み、広河原峠登山口の標識から入る 樹林帯の急登で眺望はない。踏み跡もしっかりあり、リボン多数で道迷い、危険個所はない 広河原峠からアサヨ峰: 早川尾根はよく整備された尾根道。早川尾根小屋は週末のみ管理人さんがいる(改装作業のため)。水場とトイレは利用可。小屋から先はアップダウンを繰り返す。道迷い、危険個所はない <小太郎山、北岳> 広河原から白根御池小屋: 9月から大樺沢方面は橋が撤去され通行できない。白根御池小屋から草すべりか二俣経由のいずれかで北岳を目指す。小屋までは2時間強、樹林帯の急登を進む。途中、1時間ほどで第1ベンチ、さらに30分ほどで第2ベンチがある。さらに30分程登ると、左方向へのほぼ水平な巻道になり、小屋へ続く。危険個所はない 白根御池小屋から小太郎分岐: 草すべりの急登を進む。広河原から白根御池小屋までよりもきつい登り。日が当たる。登山道はよく整備されており、道を間違うことはないが、誤って涸れた沢沿いに進まないこと(下山中に沢沿いに登っている方がいたので大声で知らせた)。危険個所はない 小太郎分岐から小太郎山: 小刻みにアップダウンを繰り返し、微妙に疲れる。尾根道とすぐ下に巻道があり、繰り返す。前小太郎山から小太郎山へは、ハイマツのプチ藪漕ぎあり。危険個所はない 小太郎分岐から肩の小屋: 稜線に出るので風をまともに受ける。草すべりと比較すると多少緩やかな登りになる。危険個所なし 肩の小屋から北岳: ところどころ登山道が複線になっている。上り下りの登山者を見ながら、バッティングしないようにどちらかを進むとよい。危険個所はない |
その他周辺情報 | <コース上の小屋> 広河原山荘:現山荘は今年で営業終了。来シーズンは吊橋手前の新築に移転し営業 WEB予約。旅館並みにキャンセル料が発生するので要注意 https://www.minamialps-yoyaku.jp/Home シュラフ必携(マットは不要) 全身の長さの衝立版で仕切り 当日は6畳間の個室を一人で使わせてくれた アルコールは食堂(夕食時もOK)又は屋外でOK コインシャワーはコロナなのか、新築移転のためかもうやっていない https://hirogawara.ashiyasu.com/ 白根御池小屋: WEB予約。旅館並みにキャンセル料が発生するので要注意 https://www.minamialps-yoyaku.jp/Home シュラフ必携(マットは不要) 水の補給(無料)、軽食可能 コロナ対策等の詳細は不明 https://shiraneoike.ashiyasu.com/ 北岳肩の小屋: 電話予約 090-4606-0068 インナーシーツまたはシュラフ必携 上半身のみ衝立版で仕切り それなりの宿泊者がいて密な印象 水の補給(100円)、軽食、トイレ(チップ制) アルコールは食堂(夕食時もOK)又は屋外でOK http://katanokoya.com/ 北岳山荘: WEB予約。旅館並みにキャンセル料が発生するので要注意 https://www.minamialps-yoyaku.jp/Home シュラフ必携(マットは不要) コロナ対策等の詳細は不明(宿泊した方によれば、ここも少々密な感じとか) https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/kitadake-sansou.html <コンビニ> 甲府昭和ICを下りて芦安方面に向かうとメジャーなコンビニが多数あり <日帰り温泉> 芦安に近いのは以下の温泉。皆同じ源泉。以下のURLのマップ参照 https://minami-alpskankou.jp/?page_id=3133 白峰会館:早く汗を流したかったので私はここを利用 市営駐車場の横にある。710円。9−17時。定休なし。055-288-2321 http://yamanashikotsu.co.jp/alps_lodge/hakuhou/ 金山沢温泉: 駐車場から1−2分。改装したばかりで綺麗とか 850円。10時半ー18時半(変動あり)。木曜定休。055-288-2244 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_2101.html 天恵泉白根桃源天笑閣: 駐車場から約10分。600円。10時半ー20時。月曜定休。055-285-5001 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5010.html |
写真
感想
コロナで今シーズン停滞していた百高山を詰めるべく、北アの2座に続き、南プスの2座を狙う。アサヨ峰は昨年御座石温泉を起点に鳳凰三山の一つである地蔵ケ岳を越えて高嶺から早川尾根を進み登頂するつもりだったが、早川尾根小屋で時間切れと体力切れで断念した。今回はアプローチを変えて、広河原から小太郎山とセットにして再チャレンジ
昨年10月に、避難小屋として利用させてもらった際には、早川尾根小屋は朽ちるに任せて倒壊していくのかと思ったが、改装が進んでいて安堵した。昨年の岳人の特集で人気が出たのか、黒戸尾根から鳳凰山へ縦走する人が増えているとか・・。この小屋が再開することで、七丈小屋と組み合わせて小屋泊での縦走が可能になる(食事提供されるか分からないが、寝具はある)
南プスにしては黒戸尾根も鳳凰山も人が多い方だが、両方を結ぶ早川尾根は静かでいい尾根だ。昨年はゼロで、今回は一人とスライドしただけだった。来年あたりに、七丈小屋と早川尾根小屋を利用して、黒戸から縦走してみたい
もう一座の小太郎山も静かでいい山だった。平日にもかかわらず、北岳への登山者が結構多かったのに対し、小太郎への尾根へ進む人はごくわずかで、喧騒を離れて歩けるのが良い。北岳、千丈、甲斐駒、鳳凰などを眺めるにはもってこいのロケーションで、贅沢な山頂でのひと時を過ごした
帰路に前小太郎山の山頂で先に進むか迷っている若者がいたので、小太郎山まで行きなさいと薦めた。先々、百高山や山梨百名山をやろうと思った時に、「何故あの時に前小太郎まで行っておきながら小太郎山へ行かなかったのか」と後悔するだろうと思い、年寄りの余計なおせっかい
北岳はN0.2だけあって、やはりしんどい山だ。小太郎往復の3時間を差し引いても、私にはとても日帰りできそうもない。白根御池までの急登で次々と追い抜いて行った日帰り登山者の健脚ぶりには本当に驚かされる
レコの測定では、私のペースが0.6から0.7となっているが、これはサンプリングによる計測の綾で、決してそんなスピードでは歩いていないし、速さを意識する年でもない
ただ、前週の後立の縦走では、1日目から3日目へと進むにしたがって、一日の行動距離と時間が長くなって大変な思いをしたが、今回は逆に短くなっていったので、山行としては楽だった
暇な隠居の身で時間だけはたっぷりあるので、これからもゆとり登山を楽しみたい
南アルプスでも、もう紅葉まっさかりですか。
紅葉も夕陽も日の出も、いいですね。
アサヨ峰は北沢峠からアクセスするという変な固定概念がありましたが、広河原からもアクセスできるんですね。
言われてみれば当たり前ですが、休日でも静かな山歩きが楽しめそうなコースですね。
百高山もあと上河内岳のみでしょうか。
南アルプスの荒川岳より南は、バス利用、椹島宿泊が必要など、週末のみでの登山・縦走は計画しづらいイメージがあり、なかなか足が向いていません。
南プスのレコも楽しみにしています。
紅葉シーズンのうちに残り2座を片付けようと思っていましたが、来週は天候が良くないようです
下旬には次男の結婚式もあり、次の山行は11月になりそうですが、降雪とのかけ引きで百高山は来シーズンに持ち越しになるかもしれません
残っているのはご指摘の上河内岳と、その先にある大沢岳になります
上河内岳はGWに茶臼小屋から狙いましたが、お花畑の先で山頂直下の踏み抜き地獄により諦めて戻って来た人がいて私も引き返しました。リベンジです
大沢岳はレコの自動カウントでは行ったことになってますが、私は山頂を踏んでいません
山頂直下の巻道を通るとレコはカウントしてしまうようです。きっちりと山頂を極めてくるつもりです
畑薙からの長いアプローチがネックとなる山域ですが、新兵器投入予定です(笑)
レコで時々目にはしていましたが、自分のこととは全く考えていませんでした。
なるほど、その手がありましたか。
ちょっとやってみようかという気になりました。
7月に北岳行ったっきりで日本アルプスはご無沙汰、季節感が今年はいまいち判りませんが、黄色、ダケカンバですかね?
山が明るい雰囲気になって良いものです。
秋の早川尾根は未踏ですが歩いてみたくなりました。
早川尾根小屋、営業再開したら間違いなくファンになってしまいます。
大好きな尾根ですからね。
百高、上河内はまだしも大沢は難儀、私もスルーしてます。
ひたすら突き進んで腕を上げられているようで、来シーズンあたりは滝谷も射程ですかね
百高山、コロナの間隙を縫って今シーズン中に仕上げられればと思っていましたが、長引く5波でなかなか進められませんでした
今秋短期決戦を想定し、雪が降り始めても粘れるように、残っている6座を北ア北部から始めて南下し、最後に南プス南部で仕上げる目論見でした
残念ながら来週あたりは南プス南部でも降雪しそうです。来週末には次男の結婚式もあるので、10月末か11月頭がラストチャンスになりそうです。場合によっては来シーズンに持ち越しかな・・・
定年まで一年を残してサラリーマンを辞め、6月の小屋明けから9月初旬まで、新広河原山荘にて住み込みアルバイトをしてきた者です。テント場の掃除で毎日通った吊り橋や、飽きるほど見上げた北岳の写真を拝見し、「戻りたいなぁ」と思わず呟いてしまいました。今後も貴山レコ拝見させてくださいな。
新広河原山荘でお手伝いされていたとのこと、一度のんびり泊まってみたい山荘です
ヤマレコは開店休業状態に入る予定ですが、できるだけアップするように精進します
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