編笠山・権現岳


- GPS
- 07:29
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,414m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時台はまばらでした(幕営している人あり)。 下山した13時台はほとんど満車状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日の当たりにくい場所にはかなり雪が残っており、踏み抜きに注意が必要です。 (編笠山から青年小屋にかけての道、青年小屋からギボシ手前の登りなど)。 |
写真
感想
初めての遠出。
行き先は憧れの八ヶ岳。
終電で合流し、最寄のPAである八ヶ岳PAで仮眠。
寝始めたときは暗くてわからなかったものの、薄明るくなって起きると、北は八ヶ岳、南には南アルプスの山々が!!!
自然にテンションが上がる。
観音平に駐車し、編笠山を目指す。
標高はすでに1,500mを越え、寝不足でコンディションは万全とはいえないものの、不思議と足取りは軽い。
山頂直下は傾斜がきつかったものの、編笠山山頂に到着。
近い南アルプスはもちろんのこと、中央アルプス方面や、遠くには富士山がうっすらと姿を現す。
北アルプスもうっすらと見える360度の展望。
背後には迫力ある八ヶ岳主峰の姿。
どちらを見てもすばらしい景観が広がる。
とりあえず青年小屋に向かう。
かなりの雪が残っており、油断すると踏み抜いてしまう。
何度か勢い良く踏み抜き、手のひらに痣ができる…
雪を抜けるとしばらくは岩を渡り歩く。
駐車場確保のため、早い時間から登り始めたこともあり、青年小屋に着いたときにはまだ時間に余裕があった。
ここで欲が出る。
「権現岳までピストンするくらいの余裕があるのではないか。」
青年小屋の奥にある道から権現岳を目指す。
この斜面にも多くの雪が残っており、ストックを使いながら段差と雪をクリアしていく。
雪が残らないところまで出ると、聳え立つギボシと権現岳。
今までとは一味も二味も違うザレた光景。
兎にも角にも権現岳を目指す。
ギボシ直下から急峻な岩場が始まり、ビビりながら、鎖を頼りにしつつ岩場を上がる。
途中、後続のプレッシャーにテンパり、膝を岩に強打。
使用2回目のCWXに大きな穴が開く…
それでも何とか権現岳に到着。
青年小屋、編笠山と南アルプスを同時に眺める景色は、これまでの行程を振り返ると感慨深い。
とはいえ、今来た道を下る勇気を出せず、三ツ頭等を経由する周回コースを選択。
地図上の所要時間はさほど変わらないはずだったが、下れども下れども、進んでいる気がしない。
これなら、多少恐い思いをしてでも慎重に来た道を戻った方がよかったのではないかと内心後悔する。
それでも何とか駐車場まで辿り着く。
思いつきでコースを変更すべきではない、と思い知った山行であった。
が、これほど天候と眺望に恵まれる山行はそうそうない。
次に訪れるまでに、岩場の経験を積みつつ、より余裕を持って景色を楽しみたい。
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