赤岳、阿弥陀岳
- GPS
- 09:58
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
天候 | 薄曇り→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳山荘までの道路には積雪がなく、夏タイヤで通行できた。登山道も、今日のところはすべて明瞭なトレースがあった。 |
写真
感想
日曜日の天気が良さそうだ!となって、何となく行先に赤岳が思い浮かんだので、今年4回目の赤岳登山となった。前夜まで仕事のため、前日泊したかったが、当日朝に赤岳山荘から登る。できることなら、時間に余裕を持って登山したい。
アクセスについては、美濃戸口から赤岳山荘までの道路は夏タイヤでも通行できた。
赤岳山荘からは、南沢ルートを辿る。行者小屋までの前半半分は、路面が完全に露出しているところと、雪や氷を纏った箇所が半分ずつくらい。後半はほとんど雪の上を歩く。むしろ、行者小屋手前の枯れた沢の上は、雪がある方が、夏よりも凹凸が少なくて歩きやすいくらい。
行者小屋から先は、アイゼン装着。風も強まることを予想して防寒対策を行う。階段地獄の文三郎尾根をアイゼンを装着したまま登る。時折起こる金属同士の擦れる音が、苦手な人にとっては苦痛だろう。右手に阿弥陀、左手に横岳を見ながら、ひたすら階段を上る。晴天はありがたいが、ほとんど風がないのが嬉しい。階段を登りきると、岩と雪のミックス。雪の量などは、写真をご覧頂ければと思う。
山頂では絶景を楽しむ。気温はそれなりに低くとも、風が弱いので非常に快適。今年登頂した4回中、最も景色が良く、最も風が弱かった。のんびりと山頂に居座って昼食が楽しめるほどだった。
思わぬ山頂の居心地の良さに予定時刻が押してしまったが、これほど天候に恵まれることも滅多にないと思い、帰着が遅くなることを覚悟の上で、当初のプラン通り阿弥陀岳に向かう。文三郎尾根から見る中岳は、阿弥陀岳の添え物のようにしか見えないが、いざ赤岳から下って真正面に見据えると、なぜあんなに登るのが大変そうに見えるのだろうか?いつみてもそう見える。錯覚もいいところ。そんな中岳を登り切ってから、中岳のコルにザックをデポして、身軽になって阿弥陀を目指す。阿弥陀に登りつつ振り返ると見える赤岳は迫力のある姿。個人的には、赤岳が一番きれいに見える場所ではないかと思う。阿弥陀をそそくさと下り、中岳のコルから行者小屋を目指す。この積雪量なら雪崩の危険はほとんどなさそうなので、明瞭なトレースを辿って行者小屋を目指す。行者小屋に着いたころから、日が傾いてきた。お守り代わりにヘッドライトの準備をしつつも、急いで南沢ルートを下って、残照の中、赤岳山荘に到着した。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する