初冬の⛄️丹沢主稜線縦走〜西丹沢〜大倉
- GPS
- 14:05
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,353m
- 下り
- 2,620m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:57
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:01
天候 | 11日晴れ☀️ 12日晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
14:38 大倉 - 14:55 渋沢駅北口 210円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に整備が行き届いており歩きやすいです。登山地図上の危険場所の鎖場やハシゴも頑丈でした。 ■西丹沢ビジターセンター〜檜洞丸〜蛭ヶ岳 ビジターセンターにトイレとポストあり。ツツジ新道に入ると崩落箇所?のような場所があり、ピンクテープを確認しながら歩きました。ゴーラ沢出合では徒渉箇所があり難儀しました。急な登山道は階段や鎖場がありますので注意しながら歩きました。1400m付近より残雪があり、木道は滑る箇所があります。檜洞丸の山頂は休憩スペースがあり広いです。青ヶ岳山荘にトイレあり。丹沢の小屋は使用後の紙は袋が用意されていて持ち帰りでした。主稜線はアップダウンで危険箇所もありますが、手すりや橋などがあり整備されていました。蛭ヶ岳直下には残雪がありましたが西日で緩んでいたのでチェーンスパイクは付けずに登りました。鎖の岩場がありましたが頑丈な鎖があり頼りに登りました。雪の木道を登ると蛭ヶ岳の山頂に登頂しました。 ■蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳 早朝は木道の雪が硬くなっておりチェーンスパイクを装着して歩きました。鬼ヶ岩の手前の鎖場は登山道も細く急登で注意が必要です。アップダウンを繰り返しますが、稜線では富士山を見ながら気持ち良く歩くことが出来ます。時折、残雪がぬかるんだ箇所や湿った木道があり滑りやすかったです。みやま山荘、尊仏山荘にトイレあり。 ■塔ノ岳〜鍋割山〜大倉 金令シまでは急な木の階段を下ります。鍋割山稜は樹林帯のアップダウンが続き、途中の木々の間からは蛭ヶ岳や塔ノ岳、鍋割山荘前からは富士山が見えます。鍋割山荘にトイレあり。二俣までの登山道は道幅が狭く、片側が崖のようになっているところがありました。2ヶ所沢を渡るところは丸太橋があり徒渉しますが、増水時は注意が必要です。二俣から大倉までは舗装路をひたすら歩きます。登山口に出て、民家がある場所を過ぎるとバス停に到着します。 |
その他周辺情報 | 蛭ヶ岳山荘 http://kitatan.com/hirutop.html 1泊2食 8000円 jroの会員証提示で500円割引でした |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
筆記用具
ファーストエイドキット
チェーンスパイク
ホッカイロ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
計画書
|
感想
昨年、塔ノ岳と檜洞丸をそれぞれピストンで登り、いつか主稜線を歩いてみたいと思っていました。主稜線上の眺めの良い山小屋に泊まり、夕日と星空と日の出を見たいという思いで計画しました。
2、3週前に予約してようやく予約がとれたこの週は、週半ばに雨が降り上部は残雪の様子が若干心配でした。
早朝、新松田駅に着くとバス停にはすでにバス待ちの列が出来ていました。
1時間近くバスに乗り、ビジターセンターに着くと沢山人がいました。いつもよりも出発が遅かったからか、登山道ではあまり人に出会いませんでした。ゴーラ沢を過ぎて急登に入るとひたすら登りで丹沢登山のつらさを段々と思い出しました。
汗をかきながら登ったのでかなり暑くなりましたが、思っていたよりも空気が暖かかったです。急登の途中からは遠くに富士山が見えて、大変だけれども来た甲斐があったなと心底思いました。
檜洞丸の山頂に着くとぽかぽかと日が当たり、雪があったけれども暖かかったのでお昼休憩しました。
主稜線の縦走路に入ると始めはたおやかな稜線が続き、キツいだけの丹沢にもこんな場所があるんだなぁとびっくりしました。
遠くには蛭ヶ岳と丹沢山が見えて来ました。細かいアップダウンを歩き、危ない所は注意しながら歩きました。白ヶ岳を過ぎても遠くに見える蛭ヶ岳はまだ遠く、山頂直下は急登で岩場の登りは頑丈な鎖が付いていたので少し安心しました。山頂が近づくにつれて徐々に残雪も増えて来ましたがチェーンスパイクが必要な程ではありませんでした。登っても登ってもなかなか着かず、平らな所が見えてようやく山頂に登頂しました。
山荘の中は暖房であたたかく、ようやく落ち着いてビールを飲みました。
夕方になると富士山側に念願の夕日が見えました。
夜ご飯は名物のヒルカレー。お腹が空いていたのでおかわりしました。星空撮影するつもりが、疲れと満腹感で眠くなり気がついたら消灯前に寝ていました。途中で起きて、早朝目覚ましをセットしました。
朝起きると空はガスで雲っていて、朝食を食べて外に出ると遠くの空が赤くなって来ていました。日の出を見て、心ゆくまで山頂の景色を堪能しました。
朝の残雪は硬く木道も滑りそうなので、チェーンスパイクを付けて歩きました。始めは木道の階段で遠くにはたおやかな稜線。アップダウンがキツい所はありましたが稜線に出て富士山が見えると一気に疲れが吹き飛びました。
丹沢山や塔ノ岳の山頂では沢山の人で賑わっていました。塔ノ岳からの下りは以前歩いた景色をなんとなく思い出しました。
金令シからの鍋割山稜は樹林帯歩きで、日差しもあたたかく気持ちが良かったです。
鍋割山荘に着くと小屋の前に沢山の人の行列でした。hama3110starさんに並んでもらって念願の鍋焼きうどんをいただきました。
うどんのつゆの味が疲れた体に染みました。具だくさんで、二人で食べてもボリュームがあって満足しました。
鍋割山荘からの下りも二俣まで急な下りでした。時々道が細く危ない所もありましたが、注意しながら歩きました。やっぱり丹沢はどこから下っても急だなぁ・・・と思いました。
徒渉は丸太橋の上を渡り問題なく、二俣まで来ると鍋焼きうどんの歩荷用の水場を通り過ぎて舗装路になりました。これが予想していたよりも長く、辛く、何度もまだかなぁと思いながら歩きました。疲れるし、景色はつまらないし、トイレには行きたくなるし、ただただひたすら歩きました。
最後に登山道を少しだけ歩いて景色が開けて登山口に着きました。遠くに山々とキャベツ畑が見えて民家の中をバス停に向かって歩きました。しばらく歩くとバスが往来するのが見えて大倉バス停に到着しました。渋沢駅行きのバスがすぐに来たので、缶ビールを買って乗車しました。
2日間天気も良く、特に初日は雲も風もなく蛭ヶ岳山荘の方もこんな日は珍しいというぐらいの絶好の山日和でした。思い描いていた通りに蛭ヶ岳から見る景色は素晴らしかったし、山荘に泊まって2日間ゆっくりと丹沢を堪能することが出来ました。疲れて寝てしまって、星空が見られなかったこと、朝、富士山と撮影した写真がボケていてとても残念だったので、いつかまたリベンジしたいです。自分の住んでいる県の山で雪景色を見られたこと、県の最高峰と百名山を繋げられたこと、とても思い出に残る山旅になりました。
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