記録ID: 3880940
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積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
マイナールートで楽しむ雪の御在所岳!藤内沢で登り本谷で下る。
2022年01月02日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:53
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 998m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 5:53
15:02
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
湯の山温泉駅から御在所ロープウェイ前までは三重交通バス。 バス運賃は片道360円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、登りで利用した藤内沢ルート、下りで利用した本谷ルート、共にマイナールートになります。 両ルート共に、12本爪アイゼン・ピッケル・ヘルメットなど冬山装備に加え、それなりの経験と技術が必要かと思います。 今回の危険箇所としては・・・ 大黒岩から本谷ルートの谷筋に下って行く部分です。 ロープの付いている箇所ではない所からトレースに沿って下っていったので、雪の乗った笹エリアの急斜面を笹や細い木の根っ子を掴みながらピッケルとアイゼンに全神経を集中し下っていく形になりました。 また、本谷ルートの谷筋部分も今回は積雪量が多く、いろんな岩場や難所が雪の下に埋もれていたり逆に更に難所になっていたりで、本来のルートとは違う所を通っている箇所もあったと思います。 今回は何とかスムーズに下っていけましたが、雪の状況次第ではかなり難易度が上がると思われますので、積雪期に本谷ルートを下りで利用する事は個人的にはあまりお薦め出来ません。 |
写真
撮影機器:
感想
年末に襲来した大寒波。
麓の大雪は勘弁してもらいたいところだが、鈴鹿の山々に多くの積雪をもたらしてくれたのは有難かった。
令和4年最初の登山となった今回、久しぶりに藤内沢から御在所岳に登ってきました。
今回はとても積雪量が多く、モフモフの雪歩きは楽しみだった一方、とんでもなくラッセルが大変なんじゃないか・・・と不安もありました。
しかし、その心配は杞憂に終わりました。
藤内沢にアクセスする裏道はともかくとして、その藤内沢も数名の先行者が素晴らしく歩きやすいトレースを付けてくれたおかげで、本当に快適に頂上の周回道路まで登っていくことが出来ました。
このトレースは本当に有難かったです。
しかし、この日一番難儀したのは下りの本谷ルートでした。
一ノ谷新道下山口から本谷ルート方向にも登りの先行者が付けてくれたトレースがバッチリと付いていたので少し油断をしていたのかもしれませんが、大黒岩から本谷ルートの谷筋に下るまでの区間だけは、本当に冷や汗ものでした。
ピッケルとアイゼンに全集中する感覚を久しぶりに味わいました。
正直に言うと・・・結構怖かったです。
本谷ルートの谷筋は、積雪量が多く難所が雪の下・・・なんて場面も多々あったとは思いますが、登りの登山者さんが付けてくれたトレースがとにかく絶品、おそらく数々の危険箇所を状況に応じてうまくクリアしていたのだと思います。
しかし、気を抜いて歩いていると、ズボッと派手に踏み抜いてしまうので、油断は禁物でした。
この日は終始多くの雪に恵まれた上、先行者のトレースのお陰で厳しいラッセルをする事もほとんど無く、概ね快適に山を楽しむ事ができました。
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