積雪HASETSUNE22時間(武蔵五日市駅〜御岳山〜三頭山〜醍醐丸〜市道山〜武蔵五日市駅)


- GPS
- 22:15
- 距離
- 63.0km
- 登り
- 4,317m
- 下り
- 4,315m
コースタイム
天候 | 両日とも快晴、微風 気温: 30日(月) 11:37 標高902mの日の出山で10℃ 13:05 標高804mの綾広の水場で4℃ 15:54 標高1405mの御前山で-1℃ 19:52 標高1531mの三頭山で-3℃ 31日(火) 0:43 標高840mの浅間峠で4℃ 3:01 標高887mの醍醐丸で4℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○おおよそ標高900m以上には21日ごろに降った雪が残っていました。道はよく踏まれていて、圧雪の状態です。滑り止めを着けずに歩いている(走っている)人もいましたが、安心して下り斜面に踏み込むためには必要でしょう。短い爪でも締まった雪によく効きます。 ○綾広の水場は、夏季と変わらず水が出ています。御前山、日原の水場は未確認です。 |
写真
感想
最近は雪山歩きばかりで、長距離を走っていませんでした。これはいけない、と年末年始は春の大会に向けてのトレーニングにあてることにしました。
長時間行動をするため、ハセツネCUPのコースを反時計回りに一周しました。大会は時計回りですが、逆向きに回った方が負荷が高いと聞いています。一周して戻ってくるので累積標高差は同じですが、疲れきった体でも快調に飛ばせる金比羅尾根(日の出山〜五日市市街)の下りが登りになり、峰見通り(入山峠〜市道山間)の激しいアップダウンが終盤に来るなど、精神的にきつくなります。加えて、10日ほど前に降った雪が残っているようでした。かなりの負荷が期待できます。
時間がかかるので、ツェルト、マット、ストーブ、フリーズドライの予備食料など、テント泊に近い装備で臨むことにしました。水・食料を入れて10kgほど。大会で背負う重量の倍です。マットは休憩・仮眠に素早く使えるように、折りたたみ式(サーマレストのZライトソル)にしました。縦走用のザック(ULAのCDT)背面のメッシュポケットに突っ込みます。
9:25に武蔵五日市駅を出発して、翌日7:39に帰着。22時間かかりました。うち、休憩時間の合計は2時間半程度です。ハセツネCUPの制限時間である24時間以内で、できるだけ長く行動する方針でした。平均時速は3km程度で、走ったという感じではありませんが、まずまずの行動時間を稼げました。
それにしても、疲れました。短時間でゴールできる人も尊敬しますが、24時間の制限時間ぎりぎりでゴールする人もすごいと思います。食料などが多く必要になり、重い荷物を背負って長時間行動しなければならないのですから。
服装は、パタゴニアのキャプリーン4にOMMのイーサースモック、ファイントラックのドラウトセンサーパンツにOMMのカムレイカレースパンツという組み合わせにしました。行動中は、4℃以下であれば快適、10℃では耐えられないほど暑く感じました(スモックは脱ぎました)。体幹が温まっていれば、-3℃で素手を出していてもかじかみません。手袋は、休憩・仮眠をして指先が冷えているときにしか着用しませんでした(風があったら、4℃でも必要と感じるでしょう)。
「止まっていると寒い」を基本にするため、4月の富士山周辺なら、もう少し薄着でよさそうです。
仮眠はダウンジャケットを羽織ったうえ、AMKのエスケープビビィを頭から被ってマットに横たわるのみです。靴とチェーンスパイクを履いたままの「行き倒れ」スタイル。4℃の浅間峠で1時間半ほど仮眠をとりましたが、立ち上がるころにはすっかり体が冷えて、震えていました。お湯を沸かして暖をとれるようにストーブを用意していましたが、手っ取り早く体を温めるには、行動するのが一番です。早足で10分行動するころには、冷え切った足先も温まっていました。
今後の課題は、休憩・仮眠を切り上げるときに「立ち上がりたくない」という気持ちをどう抑えるかです。
突然の連絡ですみません。
群馬県太田市に
「太田金山八王子トレイル」を作りました。
どうぞ、検索をかけてみてください。
トレランの情報も加えてあります。
一度、HPをのぞいていただければ、うれしく思います。
お騒がせいたしました。
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