青ガレ・八雲ヶ原・ダケ道
- GPS
- 07:17
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 801m
- 下り
- 792m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:00
天候 | おおむね曇り・たまに晴れ ほぼ無風。北比良峠ではちょっと風あり。北比良峠でー5℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【イン谷口〜青ガレ、金糞峠】 雪たっぷりでした。 駐車場情報:イン谷口までのアクセス道路は、大雪のあとの割には先週よりも少なく私の車でも登れました。しかし、リフト道やワンゲル道入り口の駐車場へはスリップして行くことができませんでした。バス停付近に停めたかったのですが、スタック寸前で身動き取れなくなる一歩手前だったのでやめておきました。少しさがったところ、道がひろくなっているところに路駐しました。バス運休中なのでいいですよね。 歩くコースとしては、青ガレに取りつくまではアイゼン無しでも行けそうですが、青ガレから上の急斜面はアイゼンがないと厳しいのでは。私はイン谷口からアイゼンをつけて登りました。 【金糞峠〜八雲ヶ原】 雪深いです。踏み跡はしっかりしていて安心です。ありがとうございます。もし踏み跡がなかったら....こわくて踏みいれて行けないです。積雪が多すぎて渡渉ポイント(橋の場所)などは全然わからないでしょうね。先行者のかた、ありがとうございました。すでに多くのかたが通られたと思うのですが、踏み跡としてはまだゆるく、つぼ足になってしまうのでスノーシューに履き替えました。 【八雲が原〜北比良峠】 八雲ヶ原。どこが池なのか、まったくわからないくらいの積雪です。誰も歩いてないところを歩いて、周りを見て、あれ?この辺はもう池なのでは、と秋に来た風景を思い出しながら地形を想像していました。 北比良峠方面へはその時間踏み跡もなく、こっちかな?どうしようかな?ルートファインディングしながら行ってみようか、と思案していたら、ちょうど北比良方面から来られた方がいらして助かりました。もし自分で道を探しながら北比良峠を目指していたら確実に迷っていたと思います。何度も通った道なのに、雪化粧するとまったくはじめての場所のように感じたところが何カ所もありました。無事たどり着けて良かった。 【北比良峠〜イン谷口】 ダケ道を降りました。上の方はつぼ足になるところも多かったのですが、途中からまあまあしまった雪道になり、スノーシューも扱いにくいので、すぐにアイゼンに履き替えました。たまにつぼ足になったり、ぐねったり。雪道はむつかしいですね。 |
写真
装備
備考 | 今回もスキー用のゴーグルをもっていたのですが、ほぼ曇りのお天気でしたので使う場面が無かった。スキー用の手袋も持って行っていてよかった。あたたかかった。 ゴアテックスのかっぱのズボン、最初からはいて出発すればよかった。上の深い雪の所ではスノーシューが安物のせいかたまに滑って転びます。そのときかなりしりもちをつくので雪の状態によってはかなり濡れます。歩行の途中でズボンをはくというのはほぼ不可能かなと思いました。なにしろ雪だらけなので靴を脱いではくというのはできない相談です。 |
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感想
早朝に目が覚めてしまったので、二度寝する前に起きだして準備して出発。気になっていた伊吹山方面へ。しかし実際に伊吹を目の前にしてもなんとなく気乗りがしない。車にはスキーのセットも積んであるのでいつでもスキーできます。伊吹山だと奥伊吹も近い。しかし次から次へと多くのスキーヤー、ボーダーがスキー場方面へ移動していくのを見ていると、これも気乗りがしなくなる。しかたないので、またドライブの時間です。
湖北を回って比良山系のほうへと運転していると、マキノスキー場とか函館山スキー場とかの看板がでてくるがそちらへは向かわずに先週諦めたイン谷口へ。今日はアクセス道路は通れるかな。行ってみると、やはり除雪はされてないが先週よりは通れる。一台あきらめてバックしてくるかたもいらしたが、先週より雪が少ないので私としてはラッキー、と車を進めました。(なにしろ前日は京都市内で積雪14cmだったとか。雪の金閣寺とかきれいだったのでしょうね。)
イン谷口のバス停のその上の大津ワンゲル道入り口あたりに(いつものように)停めようと思ったのですが、バス停から上はスリップして登れませんでした。しかたないのでバス停あたりに停めようと思ったのですが、雪が深くてあやうくスタックするところでした。培ったテクニックでかろうじて脱出。ちょっと下の方へくだって、アクセス道路の広くなっているところに停めました。
スキー道具やら登山道具やらでごったがえす車内から、雪道に必要な道具や着るものの組み合わせをまとめるのに相当時間がかかり、ようやくイン谷口のバス停のあたりへ。リフト道を登ってカラ岳から北比良峠を回ってみようかな、とも考えていたので、どっちへ行こうか思案していたのですが、たまたまそこにいらした女性の方に ”青ガレのほうが確実に踏み跡がありますよ” とアドバイスをいただき、そうさせていただくことにしました。後でわかったのですが、これが大正解でした、北比良峠で見てみると、カラ岳方面へは踏み跡がありませんでした。アドバイスに感謝です。
青ガレから金糞峠まで、雪のため直登ルートが形成されていますが、これがまた夏の登りよりきつく感じます。金糞峠まではアイゼンで登りました。
金糞峠から縦走路に踏み跡があるのかないのか確認する前に八雲ヶ原への森のルートを行くことにしました。踏み跡を付けてくださっているおかげで、問題なく通ることができました。踏み跡はそれほど引き締まってないのでつぼ足になります。途中でスノーシューに履き替えました。スノーシューがあるとまあまあ楽なんですが、やっぱり雪道は無雪期に比べると余分な力が必要なようです。かなり疲れます。所要時間も1.3倍くらいかかるようです。
今回靴を変えたせいで、最初アイゼンの装着もしっくりこずに何度か締めなおしたり、スノーシューのかかとが何度か外れて装着しなおしたりと、いろいろあったのですが、かえって冬装備の練習になりました。
伊吹山あたりは快晴だったのに、比良は(琵琶湖も)あまり天気よくなかったなあ。
次はどこへいこうかな。
【追記】
年のせいか、雪道で転んだり、スノーシューの歩行で苦労したりしていると、予想外に足腰の筋肉が疲れていたと、翌日、翌々日に痛感することになります。逆に言うと、それこそ良い運動になったようです。
【追記2】
下山道が緩い下りだったらスキーで帰ってこられるのではないか、などと考えて、ゲレンデ用のスキーを担いでいくことも考えたのですが、そもそもスキーブーツが日帰り用のザックに入らないのでとりあえずあきらめています。若い時、夏ですが、乗鞍岳の一番上の駐車場まで車で行って、頂上までスキー(ゲレンデ用のスキー)を担いで登って滑り降りる、などということをしたこともありますが、やはりスキーブーツで雪の上を歩くのはちょっと辛いものがあります。
ずいぶん前のことになるのですが、若いころそう言えばクロスカントリー用のスキーを大阪のロッジで購入したことがありました。(35年位前かな) ビンディングのかかとのほうを固定したり浮かしたりできるものでした。当時は、練習でゲレンデでそのスキーで滑ってみると、足首の固定が弱いのと、まだ技術がついていかなくてエッジを効果的に利かせることができず、思ったように滑れないので、あきらめてしまい、活用する前に捨ててしまったことがありました。今から思うと.....もったいない!
またクロスカントリー用のスキーセットを買おうかな、あるいはスノボの靴みたいな靴+簡易スキーみたいなセットはないのかな、などなど、今年は雪が多いので様々な妄想がしばらく続きそうです。
【山スキーの追記】
インターネットサイトをつらつら見ていると、最近、スノーハイクという名前の登山靴固定スキーみたいなのがでていて、スキー板もシール以外にうろこ面のものが選べるそうです。これいいな、と思ったのですが、いろいろ読んでいると、肝心の滑降性能に難があると感じる人が多いようで、そういうこともあって購入にまではいたりませんでした。
で、もっとネット情報を閲覧していると、最近のビンディングはすごい、と思わせられた動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=JTnsnWObrco&t=26s
Diamir (ディアミール)Vipec 12 バイペック12 という題名がついていました。
ほかにもTLTビンディングというのが紹介されていました。
こうなると、スキーブーツを履いたまま歩けるし、ゲレンデスキーみたいにすべれるし、山スキーと言いながら昔と違ってすごいのがあるなと感心しました。(でも高そう)
まあこぅいうギアを買っても、年間何回活用するか、ということも考えてしまいますね。
【山で出会った人について追記】
出発の時にご親切にルートのアドバイスをしてくださったかたですが、以前お逢いしたことがあるような気がしてなんとなくもやもやしたままです。以前カラ岳から北比良峠へ向かった時に出会った方か、キタダカ道で出会った方のような。まあ、人生一期一会ですね。
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