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Yamareco

記録ID: 3938166
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

青ガレ・八雲ヶ原・ダケ道

2022年01月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:17
距離
10.1km
登り
801m
下り
792m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
1:19
合計
7:00
9:21
18
9:56
9:56
48
10:44
10:52
33
11:25
11:38
3
11:41
11:41
41
12:22
12:29
27
12:56
13:08
41
13:49
13:58
6
14:04
14:29
49
15:18
15:23
31
15:54
15:54
9
16:12
16:12
9
16:21
ゴール地点
天候 おおむね曇り・たまに晴れ

ほぼ無風。北比良峠ではちょっと風あり。北比良峠でー5℃。
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【イン谷口〜青ガレ、金糞峠】
 雪たっぷりでした。
 駐車場情報:イン谷口までのアクセス道路は、大雪のあとの割には先週よりも少なく私の車でも登れました。しかし、リフト道やワンゲル道入り口の駐車場へはスリップして行くことができませんでした。バス停付近に停めたかったのですが、スタック寸前で身動き取れなくなる一歩手前だったのでやめておきました。少しさがったところ、道がひろくなっているところに路駐しました。バス運休中なのでいいですよね。
 歩くコースとしては、青ガレに取りつくまではアイゼン無しでも行けそうですが、青ガレから上の急斜面はアイゼンがないと厳しいのでは。私はイン谷口からアイゼンをつけて登りました。

【金糞峠〜八雲ヶ原】
 雪深いです。踏み跡はしっかりしていて安心です。ありがとうございます。もし踏み跡がなかったら....こわくて踏みいれて行けないです。積雪が多すぎて渡渉ポイント(橋の場所)などは全然わからないでしょうね。先行者のかた、ありがとうございました。すでに多くのかたが通られたと思うのですが、踏み跡としてはまだゆるく、つぼ足になってしまうのでスノーシューに履き替えました。

【八雲が原〜北比良峠】
 八雲ヶ原。どこが池なのか、まったくわからないくらいの積雪です。誰も歩いてないところを歩いて、周りを見て、あれ?この辺はもう池なのでは、と秋に来た風景を思い出しながら地形を想像していました。
 北比良峠方面へはその時間踏み跡もなく、こっちかな?どうしようかな?ルートファインディングしながら行ってみようか、と思案していたら、ちょうど北比良方面から来られた方がいらして助かりました。もし自分で道を探しながら北比良峠を目指していたら確実に迷っていたと思います。何度も通った道なのに、雪化粧するとまったくはじめての場所のように感じたところが何カ所もありました。無事たどり着けて良かった。

【北比良峠〜イン谷口】
 ダケ道を降りました。上の方はつぼ足になるところも多かったのですが、途中からまあまあしまった雪道になり、スノーシューも扱いにくいので、すぐにアイゼンに履き替えました。たまにつぼ足になったり、ぐねったり。雪道はむつかしいですね。
明けの明星。金星が輝いていました。
2022年01月22日 06:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
1/22 6:19
明けの明星。金星が輝いていました。
ここは伊吹山。今回は登っていません。
雪が降ったばかりだし、雪崩に会ってもなあ、と引き返しました。ところで、車載の温度計で、気温ー3℃でした。
2022年01月22日 06:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 6:49
ここは伊吹山。今回は登っていません。
雪が降ったばかりだし、雪崩に会ってもなあ、と引き返しました。ところで、車載の温度計で、気温ー3℃でした。
どこへ行こうかな、とドライブして、ここはイン谷口のバス道路。今回は車で進入できるかな、とお試しで来てみたら、積雪は有るものの通れました。しかし、イン谷口のバス停付近も積雪量多く、前輪駆動の車では駐車できませんでした。あやうくスタックするところでした。この写真のあたりまで降りて来て路駐しました。スノーシューやら、アイゼンやら、持っていくものやら、駐車してから支度するまでにかなり時間がかかりました。なにしろ半分はスキーのつもりで出発したので、荷物がごったがえしていて。
2022年01月22日 08:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 8:46
どこへ行こうかな、とドライブして、ここはイン谷口のバス道路。今回は車で進入できるかな、とお試しで来てみたら、積雪は有るものの通れました。しかし、イン谷口のバス停付近も積雪量多く、前輪駆動の車では駐車できませんでした。あやうくスタックするところでした。この写真のあたりまで降りて来て路駐しました。スノーシューやら、アイゼンやら、持っていくものやら、駐車してから支度するまでにかなり時間がかかりました。なにしろ半分はスキーのつもりで出発したので、荷物がごったがえしていて。
ようやくこのあたり、イン谷口バス停まで来て、どっち行こうかなと思案していたのですが、確実に踏み跡があるのは青ガレの方だと思います、とアドバイスをくださる女性の方がいて、その通りにすることにしました。リフト道のほうへ行かなくてよかったです。あとで北比良峠についてわかったのですが、カラ岳方面へは踏み跡はありませんでした。そのアンテロープのような女性はしなやかにさっそうと登って行かれました。
2022年01月22日 09:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 9:16
ようやくこのあたり、イン谷口バス停まで来て、どっち行こうかなと思案していたのですが、確実に踏み跡があるのは青ガレの方だと思います、とアドバイスをくださる女性の方がいて、その通りにすることにしました。リフト道のほうへ行かなくてよかったです。あとで北比良峠についてわかったのですが、カラ岳方面へは踏み跡はありませんでした。そのアンテロープのような女性はしなやかにさっそうと登って行かれました。
靴を変えたので、アイゼンの装着がしっくりこず、何度もつけなおして、また時間がかかってしまいました。
レスキュー比良の所でとあるおじさんがいて、届を出すようにおっしゃっていました。もちろん出しました。
道は踏み跡が深くしっかりしています。
2022年01月22日 09:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 9:50
靴を変えたので、アイゼンの装着がしっくりこず、何度もつけなおして、また時間がかかってしまいました。
レスキュー比良の所でとあるおじさんがいて、届を出すようにおっしゃっていました。もちろん出しました。
道は踏み跡が深くしっかりしています。
大山口の所。ダケ道へ行くべきかどうしようかと思ったのですが、通る方みなさん青ガレのほうへ行かれるので、じゃあ私も。
2022年01月22日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 9:56
大山口の所。ダケ道へ行くべきかどうしようかと思ったのですが、通る方みなさん青ガレのほうへ行かれるので、じゃあ私も。
雪があると疲れますね。青ガレ、まだかなと思いつつ、ようやく青ガレ下の砂防ダムです。冬にはこんなふうに見えるんですね。
2022年01月22日 10:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 10:45
雪があると疲れますね。青ガレ、まだかなと思いつつ、ようやく青ガレ下の砂防ダムです。冬にはこんなふうに見えるんですね。
青ガレの中腹から振り返って琵琶湖。
2022年01月22日 10:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 10:50
青ガレの中腹から振り返って琵琶湖。
落とし物ですよー。
2022年01月22日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 10:52
落とし物ですよー。
いつもの休憩場所。積雪がすごいことになっている。
2022年01月22日 10:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 10:56
いつもの休憩場所。積雪がすごいことになっている。
雪のせいでルートはほぼ直登。角度があっていつもより厳しい登りになりました。ようやく金糞峠。ここだけ寒い風が吹いていました。実はここでもちょっと思案。結局谷を通って八雲ヶ原へ行ってみることにしました。
2022年01月22日 11:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 11:32
雪のせいでルートはほぼ直登。角度があっていつもより厳しい登りになりました。ようやく金糞峠。ここだけ寒い風が吹いていました。実はここでもちょっと思案。結局谷を通って八雲ヶ原へ行ってみることにしました。
金糞峠下の分岐点の所。踏み跡があって良かった。この渡渉ポイントの橋は、踏み跡が無いと私にはわからなかったでしょう。
2022年01月22日 11:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 11:41
金糞峠下の分岐点の所。踏み跡があって良かった。この渡渉ポイントの橋は、踏み跡が無いと私にはわからなかったでしょう。
スキー場のリフトから見る渓流の風景みたい。
2022年01月22日 12:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:04
スキー場のリフトから見る渓流の風景みたい。
ここも橋を渡ります。スノーシューだと渡るのが怖い。
2022年01月22日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:06
ここも橋を渡ります。スノーシューだと渡るのが怖い。
気温を測ってみました。ー2℃です。もう12時だというのに気温が上がらないですね。
2022年01月22日 12:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:15
気温を測ってみました。ー2℃です。もう12時だというのに気温が上がらないですね。
川を渡るところが4カ所か5カ所ありました。どの橋も強度は十分です。
2022年01月22日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:24
川を渡るところが4カ所か5カ所ありました。どの橋も強度は十分です。
2022年01月22日 12:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2022年01月22日 12:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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確か、夏道はまっすぐなんですが。踏み跡が無く、引き返しています。たしかにまっすぐ行くとちょっと危なそう。
2022年01月22日 12:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:34
確か、夏道はまっすぐなんですが。踏み跡が無く、引き返しています。たしかにまっすぐ行くとちょっと危なそう。
ちゃんと迂回路もあるのですが、場所によっては雪庇の上を歩いているのでは、と心配になるところもありました。夏のようにはいかないです。
2022年01月22日 12:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:40
ちゃんと迂回路もあるのですが、場所によっては雪庇の上を歩いているのでは、と心配になるところもありました。夏のようにはいかないです。
クリスマスツリーを見ながら、静かな雪の中のお散歩。だいたいその通りなのですが、この日は4組ほどの人たちとすれ違いました。実は夏場よりも多いです。理由はあとでわかりました。武奈ヶ岳〜八雲ヶ原〜イン谷口まで、踏み跡があるのはこのルートだけだったようです。八雲ヶ原〜北比良峠の踏み跡はこの後できることになります。
2022年01月22日 12:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 12:44
クリスマスツリーを見ながら、静かな雪の中のお散歩。だいたいその通りなのですが、この日は4組ほどの人たちとすれ違いました。実は夏場よりも多いです。理由はあとでわかりました。武奈ヶ岳〜八雲ヶ原〜イン谷口まで、踏み跡があるのはこのルートだけだったようです。八雲ヶ原〜北比良峠の踏み跡はこの後できることになります。
八雲ヶ原到着。右手の緩い坂はカラ岳方面へ行く坂道です。
このあと、お逢いした方とお話ししたところ、これから武奈ヶ岳に登られるとのこと。すごいなあ。私の足ではとても明るいうちに帰ってこられそうにないです。お気をつけて。
2022年01月22日 12:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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八雲ヶ原到着。右手の緩い坂はカラ岳方面へ行く坂道です。
このあと、お逢いした方とお話ししたところ、これから武奈ヶ岳に登られるとのこと。すごいなあ。私の足ではとても明るいうちに帰ってこられそうにないです。お気をつけて。
このあたりが池のはずですが、雪でまったくわかりません。
北比良峠へ向かう踏み跡を探したのですが、まったくありませんでした。
2022年01月22日 13:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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このあたりが池のはずですが、雪でまったくわかりません。
北比良峠へ向かう踏み跡を探したのですが、まったくありませんでした。
どうしようかな、GPSのデータをみながら自分でルート開拓しようかな、と思っていたら前方から人が。お聞きすると、北比良峠から来られたとのこと。ありがとうございますー!ちなみに、カラ岳方面へ行く坂道にも踏み跡はありません(=写真)。
2022年01月22日 13:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 13:09
どうしようかな、GPSのデータをみながら自分でルート開拓しようかな、と思っていたら前方から人が。お聞きすると、北比良峠から来られたとのこと。ありがとうございますー!ちなみに、カラ岳方面へ行く坂道にも踏み跡はありません(=写真)。
北比良峠に到着。予想外に疲れました。雪道は疲れるー
2022年01月22日 13:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
1/22 13:48
北比良峠に到着。予想外に疲れました。雪道は疲れるー
お昼休憩にしようかどうか迷いましたが、風が強かったのでやめておきました。
2022年01月22日 13:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 13:58
お昼休憩にしようかどうか迷いましたが、風が強かったのでやめておきました。
ダケ道を下り始めるポイントまで移動して、ここで釈迦岳をみながらお昼休憩です。おにぎりを素手で持っていたら、その短い時間に手がかじかんできました。気温を調べたらー5℃でした。こんなに寒いのに霧氷なないのね。今年もまだ”すごい”霧氷が見られていないなあ。
2022年01月22日 14:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 14:27
ダケ道を下り始めるポイントまで移動して、ここで釈迦岳をみながらお昼休憩です。おにぎりを素手で持っていたら、その短い時間に手がかじかんできました。気温を調べたらー5℃でした。こんなに寒いのに霧氷なないのね。今年もまだ”すごい”霧氷が見られていないなあ。
さらば、北比良峠。
このちょっと下で、スノーシューからアイゼンに履き替えました。
2022年01月22日 14:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 14:30
さらば、北比良峠。
このちょっと下で、スノーシューからアイゼンに履き替えました。
猫柳みたいな芽が付いていたので撮影してみました。ピンボケでした。
2022年01月22日 15:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 15:13
猫柳みたいな芽が付いていたので撮影してみました。ピンボケでした。
カモシカ台に到着。看板がこんなになっていました。
2022年01月22日 15:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 15:20
カモシカ台に到着。看板がこんなになっていました。
アイゼンでテクテク下山。このコースでも3人ほど抜いて行かれました。橋を渡って大山口。最近、橋がしっかりしてますね。
2022年01月22日 15:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 15:53
アイゼンでテクテク下山。このコースでも3人ほど抜いて行かれました。橋を渡って大山口。最近、橋がしっかりしてますね。
大山口のかんばん。
2022年01月22日 15:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 15:54
大山口のかんばん。
またテクテク歩いて、レスキュー比良の所。
2022年01月22日 16:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 16:09
またテクテク歩いて、レスキュー比良の所。
車を停めている所まで帰ってきました。お疲れさまー
2022年01月22日 16:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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1/22 16:15
車を停めている所まで帰ってきました。お疲れさまー
撮影機器:

装備

備考 今回もスキー用のゴーグルをもっていたのですが、ほぼ曇りのお天気でしたので使う場面が無かった。スキー用の手袋も持って行っていてよかった。あたたかかった。
ゴアテックスのかっぱのズボン、最初からはいて出発すればよかった。上の深い雪の所ではスノーシューが安物のせいかたまに滑って転びます。そのときかなりしりもちをつくので雪の状態によってはかなり濡れます。歩行の途中でズボンをはくというのはほぼ不可能かなと思いました。なにしろ雪だらけなので靴を脱いではくというのはできない相談です。

感想

 早朝に目が覚めてしまったので、二度寝する前に起きだして準備して出発。気になっていた伊吹山方面へ。しかし実際に伊吹を目の前にしてもなんとなく気乗りがしない。車にはスキーのセットも積んであるのでいつでもスキーできます。伊吹山だと奥伊吹も近い。しかし次から次へと多くのスキーヤー、ボーダーがスキー場方面へ移動していくのを見ていると、これも気乗りがしなくなる。しかたないので、またドライブの時間です。
 湖北を回って比良山系のほうへと運転していると、マキノスキー場とか函館山スキー場とかの看板がでてくるがそちらへは向かわずに先週諦めたイン谷口へ。今日はアクセス道路は通れるかな。行ってみると、やはり除雪はされてないが先週よりは通れる。一台あきらめてバックしてくるかたもいらしたが、先週より雪が少ないので私としてはラッキー、と車を進めました。(なにしろ前日は京都市内で積雪14cmだったとか。雪の金閣寺とかきれいだったのでしょうね。)
 イン谷口のバス停のその上の大津ワンゲル道入り口あたりに(いつものように)停めようと思ったのですが、バス停から上はスリップして登れませんでした。しかたないのでバス停あたりに停めようと思ったのですが、雪が深くてあやうくスタックするところでした。培ったテクニックでかろうじて脱出。ちょっと下の方へくだって、アクセス道路の広くなっているところに停めました。

 スキー道具やら登山道具やらでごったがえす車内から、雪道に必要な道具や着るものの組み合わせをまとめるのに相当時間がかかり、ようやくイン谷口のバス停のあたりへ。リフト道を登ってカラ岳から北比良峠を回ってみようかな、とも考えていたので、どっちへ行こうか思案していたのですが、たまたまそこにいらした女性の方に ”青ガレのほうが確実に踏み跡がありますよ” とアドバイスをいただき、そうさせていただくことにしました。後でわかったのですが、これが大正解でした、北比良峠で見てみると、カラ岳方面へは踏み跡がありませんでした。アドバイスに感謝です。

 青ガレから金糞峠まで、雪のため直登ルートが形成されていますが、これがまた夏の登りよりきつく感じます。金糞峠まではアイゼンで登りました。
 金糞峠から縦走路に踏み跡があるのかないのか確認する前に八雲ヶ原への森のルートを行くことにしました。踏み跡を付けてくださっているおかげで、問題なく通ることができました。踏み跡はそれほど引き締まってないのでつぼ足になります。途中でスノーシューに履き替えました。スノーシューがあるとまあまあ楽なんですが、やっぱり雪道は無雪期に比べると余分な力が必要なようです。かなり疲れます。所要時間も1.3倍くらいかかるようです。

 今回靴を変えたせいで、最初アイゼンの装着もしっくりこずに何度か締めなおしたり、スノーシューのかかとが何度か外れて装着しなおしたりと、いろいろあったのですが、かえって冬装備の練習になりました。

 伊吹山あたりは快晴だったのに、比良は(琵琶湖も)あまり天気よくなかったなあ。
 次はどこへいこうかな。

【追記】
 年のせいか、雪道で転んだり、スノーシューの歩行で苦労したりしていると、予想外に足腰の筋肉が疲れていたと、翌日、翌々日に痛感することになります。逆に言うと、それこそ良い運動になったようです。

【追記2】
 下山道が緩い下りだったらスキーで帰ってこられるのではないか、などと考えて、ゲレンデ用のスキーを担いでいくことも考えたのですが、そもそもスキーブーツが日帰り用のザックに入らないのでとりあえずあきらめています。若い時、夏ですが、乗鞍岳の一番上の駐車場まで車で行って、頂上までスキー(ゲレンデ用のスキー)を担いで登って滑り降りる、などということをしたこともありますが、やはりスキーブーツで雪の上を歩くのはちょっと辛いものがあります。
 ずいぶん前のことになるのですが、若いころそう言えばクロスカントリー用のスキーを大阪のロッジで購入したことがありました。(35年位前かな) ビンディングのかかとのほうを固定したり浮かしたりできるものでした。当時は、練習でゲレンデでそのスキーで滑ってみると、足首の固定が弱いのと、まだ技術がついていかなくてエッジを効果的に利かせることができず、思ったように滑れないので、あきらめてしまい、活用する前に捨ててしまったことがありました。今から思うと.....もったいない!
 またクロスカントリー用のスキーセットを買おうかな、あるいはスノボの靴みたいな靴+簡易スキーみたいなセットはないのかな、などなど、今年は雪が多いので様々な妄想がしばらく続きそうです。

【山スキーの追記】
 インターネットサイトをつらつら見ていると、最近、スノーハイクという名前の登山靴固定スキーみたいなのがでていて、スキー板もシール以外にうろこ面のものが選べるそうです。これいいな、と思ったのですが、いろいろ読んでいると、肝心の滑降性能に難があると感じる人が多いようで、そういうこともあって購入にまではいたりませんでした。
 で、もっとネット情報を閲覧していると、最近のビンディングはすごい、と思わせられた動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=JTnsnWObrco&t=26s
Diamir (ディアミール)Vipec 12  バイペック12 という題名がついていました。
ほかにもTLTビンディングというのが紹介されていました。
こうなると、スキーブーツを履いたまま歩けるし、ゲレンデスキーみたいにすべれるし、山スキーと言いながら昔と違ってすごいのがあるなと感心しました。(でも高そう)
 まあこぅいうギアを買っても、年間何回活用するか、ということも考えてしまいますね。

【山で出会った人について追記】
 出発の時にご親切にルートのアドバイスをしてくださったかたですが、以前お逢いしたことがあるような気がしてなんとなくもやもやしたままです。以前カラ岳から北比良峠へ向かった時に出会った方か、キタダカ道で出会った方のような。まあ、人生一期一会ですね。

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