奥穂高岳 -前穂高吊り尾根-悪天候で断念!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,727m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
- 山行
- 1:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:00
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 9:30
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:40
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス 新島々〜上高地 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ザイデングラ−ド 岩場、鎖場の通過。特に下りは慎重に。雨の日は滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット クライミンググロ−ブ
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感想
1日目は、特急で立川駅から松本駅に行きました。松本駅で乗り換えて、新島々駅へ。新島々駅でバスに乗り換え、上高地に行きました。お昼ごろの到着でした。上高地バスタ−ミナルは多くの登山者や観光客で、ごった返していました。
上高地バスターミナルで準備を整え出発しました。無料トイレの前を通り、河童橋にすぐに到着しました。天気はまずまず、たくさんの人で賑わっていました。休まずに、ここは通過して行きました。小梨平を経て、明神館に着きました。上高地バスターミナルから30分でした。ここのベンチで休憩し、食事をしました。
休憩して出発。徳本口の分岐を通過し、徳沢公衆トイレ、徳沢へは30分ほどで到着しました。ここも、通過し、新村橋を経由し、横尾に到着しました。上高地バスタ−ミナルから2時間でした。この日は、横尾山荘に宿泊しました。横尾に着く手前で雨模様になり、降り出しました。
2日目は、まだ暗いうちにヘッデンをつけて横尾を出発しました。横尾から横尾岩小屋跡を経由し本谷橋には1時間ほどで到着。休憩しました。
休憩して出発。大崩落地を経由しSガレには、本谷橋から1時間でした。休まず、ここを通過し、涸沢まで登ってゆき、涸沢小屋に着きました。ここで、しばらく休憩しました。横尾から3時間弱でした。涸沢小屋に到着時。穂高を眺めると、低い雲に覆われていました。天気は悪そうです。小屋の管理人さんに、天気の状況を聞くと、やはり天気は悪くなりそうとのことでした。とりあえず、穂高山荘まで行って、どうするか判断することとしました。🤔
登りはじめ、パノラマ分岐へ。この辺は、雪渓が多く残っていました。雪渓を登ってくる人もいましたが、涸沢小屋からは、迂回する登山道でした。きっと、涸沢ヒッテから登ってきた登山者であろうと思います。涸沢小屋をでて、ザイテングラートには1時間足らずで到着。ザイデングラ−ドあたりから、雨風がかなり激しくなってきました。雨の岩場で、スリップ事故の多発するところです。狭い鎖場で、上から、ロ−プで確保された女性が下りてきましたので、山側の岩陰で安全を確保して、やり過ごしました。特に、鎖場でのすれ違いに注意し、慎重に登って行きました。穂高山荘に到着しました。涸沢小屋から2時間半弱でした。
時刻は10時でした。穂高山荘にかなり早い時間の到着になりました。天気が良ければすぐにでも奥穂高岳に登ってきたいところですが、濃いガスと強い風が吹いていました。沢山の人が小屋に待機していました。
外に出たら、大学生のグル−プがどうしようかと考えているところでした。しばらく、グル−プのリ−ダ−らしい登山者と雑談をしました。以前、雪のある時期に来たときに、涸沢を直登して、穂高山荘まで登ってきました。その時のことを上から涸沢を見おろしながら、思い出していました。奥穂に登って行く登山者もいました。奥穂の登りは、最初から、90度近い、長い梯子の連続です。ガスに煙っている岩場の中に、あっという間に人影が消えてゆきました。小屋に帰り、食事をし暖かいものを飲みながら3時間ほど待ちましたが、雨風はやまず、本日は涸沢岳のみに登ることに変更しました。
穂高岳山荘から岩場を登ってゆくと、涸沢岳山頂には20分ほどで到着しました。やはり、濃いガスで何も見えませんでした。山頂の狭い岩場の上に立っていると、北穂高岳方面から、装備を整え、縦走してきたグル−プに出会いました。雨の中、涸沢岳の鎖場を越えてきたようです。山頂には登ってこず、直下をとおり、穂高山荘の方におりてゆきました。山頂には長くはいないで、穂高山荘に戻りました。時刻は14時ころでした。
涸沢岳登山後しばらく小屋のスト−ブにあたり、天気の様子を見ていましたが、一向に良くなる気配がありませんでした。今日は、奥穂は諦めて、明日の天気の回復に期待して、吊り尾根を縦走しようと考えました。
3日目、朝、起きると天気は、一向に良くなる気配がありませんでした。6時まで待ちましたが回復の兆しが見えないので、吊り尾根の縦走を諦め、下山することにしました。雨の中の下山でした下りの岩場は特に注意が必要です。穂高岳山荘からザイテングラートの岩場をスリップしないように、鎖場を慎重に下ってゆきました。岩場では下りの方が、事故が多いです。パノラマ分岐を経て涸沢小屋には2時間ほどで到着しました。しばらく休憩し食事をしました。涸沢小屋から見る穂高は、雪渓の上はガスにつつまれていました。風に流され、時折、ガスが薄くなり、穂高のシルエットが姿を現しました。刻々と移り行く、涸沢の景色を涸沢小屋の外のベンチで見ていました。
涸沢小屋からは、涸沢ヒュッテ、Sガレ、大崩落地、本谷橋、横尾岩小屋跡を経由してきました。途中、Sガレのあたりで、雷鳥にであいました。最初は、背景に溶け込んでいて気が付かなかったのですが、動いて岩場の上にいったので、気づきました。横尾の前の吊り橋を渡ると、横尾山荘に涸沢小屋から2時間ほどで着きました。しばらく休憩しました。
横尾からは、ほとんど平らな遊歩道を歩き、新村橋、徳澤園、徳沢公衆トイレ、徳本口、明神館、小梨平、河童橋、を経由し、休まないで上高地バスターミナルに到着しました。横尾から2時間ほどでした。梓川にそって、上高地の景色を散策する道でした。
予定は3日目に、穂高山荘〜奥穂高岳〜吊り尾根〜前穂高岳〜岳沢〜上高地
でありましたが、暴風雨のため断念しました。穂高山荘から下山することになりました。またの機会に期待することにいたします。どうも8月の下旬ごろは、天気が不安定のようでした。
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