厳冬期の西穂高岳


- GPS
- 05:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 960m
- 下り
- 957m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
平日だったためか入り口方向は工事車両優先のようです。 なるべく奥の方に停めた方がいいみたいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅から西穂山荘まではほとんど雪の回廊になっているので間違えようがありません。 西穂山荘から独標までも踏み跡がしっかりあるので問題ないです。 独標から先は急上昇、急下降を繰り返します。 慎重に足場を確認しながら歩いた方がいいです。 ピラミッドピーク直下の少し手前の雪壁が歩きづらいです。 特に下りは雪が柔らかくズルズル滑るのでピッケル、アイゼンの爪を食い込ませながら後ろ向きで降りました。 あと、ロープウェイ山頂駅周りが雪の回廊の迷路みたいになっているので危うく一周するところでした。 |
写真
感想
天気が良さそうなので西穂高岳まで行ってきました。
土日は始発のロープウェイが激混みらしいので、この日のために取っておいた有給休暇をつかって。。
左俣林道と右俣林道の分岐にある冬季無料駐車場に車を停めました。
思ったより早く着いてしまい少し仮眠。
8時になったのでパンを食べて準備を始めます。
8時半に駐車場を出発して歩き始めると後から観光バスが。しかも2台。
平日なのに始発に乗れなかったら有給取った意味がなくなるので小走りに。
何とか団体の前に並べました。。
朝から意味も無く疲れました(笑)
ロープウェイのチケット売り場で荷物の重さを量るのですが、ぜんぜん余裕だと思ってたら7.5kgあってびっくり。
なんとか荷物料金は払わずにすみました。
通常は往復2800円ですが、JAF会員証を見せると1割引になり2520円です。
ロープウェイを2本乗り継ぎ山頂駅に到着しました。
今日は時間が限られてるのですぐに出発します。
しかし、山頂駅周りの雪の回廊、侮れない。。
迷路みたいになってるので危うく道を間違えそうになりました。
登山道に入ってしまえばあとは一本道。迷いようがありません。
西穂山荘までどんどん登ります。
樹林帯の中は風が全く無いので暑い。途中でアウターを脱ぎました。
50分ほどで西穂山荘に到着しました。
ここでアウターを着て、アイゼンとピッケルを装着します。
丸山までは踏み跡明瞭で緩やかに登っていきます。
丸山以降は徐々に傾斜が増し、踏み跡も分からなくなるところがあり考えながら進みました。
独標の岩場は印もあるので分かりやすいです。
印に従わなくても登れるとは思いますが。
独標から先は急激に難易度が上がります。
初っ端から急下降。
その後も狭い稜線や足場の薄いトラバース、急激なアップダウンを繰り返しながら進みます。
雪が締まってると登りやすいのですが、ピラミッドピーク直下の少し手前の斜面は柔らかい雪で登るのも下るのも大変でした。
特に下りは前向きで降りようとすると足を置いた所の雪が崩れてしまうので、後ろ向きになって前爪を深く刺しながら降りました。
そんなこんなで西穂高岳に登ることが出来ました。
天気予報どおりとてもよく晴れてました。
うれしくて写真を撮りまくり。
少し待ってるともう一人登ってこられたので写真を撮りあいました。
結局この日のロープウェイ組で西穂高岳に登ったのは二人だけのようでした。
西穂山荘に泊まって登られたのは5、6人いたと思います。
相変わらず風が強くゆっくり休憩が出来ません。
独標まで降りてくるとやっと風が弱くなったので本日初の休憩です。
パンを食べ、温かいレモンティーを飲みます。
下りはあっという間。
西穂山荘に到着すると2時だったので何とか40分で降りて45分のに乗れないかと思いスピードアップ。
大体30分で降りられ間に合いました。
少し時間があったので屋上の展望台へ。
ここだけでもかなりいい景色が見られますが、やっぱり上まで行った方が更にいい景色かな(笑)
そして2時45分のロープウェイで降りてきました。
これで今シーズンの目標はすべてクリア。
次は阿弥陀岳の中央稜か北西稜でも行ってみようかな。。
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