丹沢山(大倉〜三ノ塔〜搭ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳)


- GPS
- 12:40
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
・ 今回の丹沢山系登山は、久し振りに大倉から三ノ塔経由で搭ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳ピストン。
・ いつも通り東名高速、秦野中井ICから、カーナビに従って順調に走り、大倉のバス停直前にあるコイン式駐車場に到着。(24時間OK:平日500円/日)駐車中の車なし。
・ 今回も日帰りでの“紅富士”と、運が良ければ“霧氷”撮影を期待して出発。
・ 毎週若干の降雪があったようで、搭ノ岳以遠は、真冬の雪景色が楽しめそう。
・ 真っ暗の中、ライトを持って5時に登山開始、秦野戸川公園から“風の吊り橋”を渡って左折、広く歩き易い道を案内板に従って進む。
・ 途中、萩山林道の迂回路案内標識があり、迂回路を進む。
・ 歩き易い三ノ塔尾根道を登りながら、視界の開けた場所でじっくりと秦野市のきらめいた夜景と、日の出前の黎明の素晴らしい東の空を眺める。
・ 気温は低めですが、無風状態の為、すぐに暑くなり防寒着を脱いで登る。
・ 7時直前に、紅富士が出現、急いで樹林帯の視界の開けた場所を探して、紅富士と日の出を撮ることが出来ました。
・ 三ノ塔尾根道は南面で日当たりが良いので、朝のうちは赤土の凍結粘土状の道で比較的歩き易かったですが、午後は泥んこ状態で歩き難い道になるようです。
・ 三ノ塔に近づくにつれ、次第に雪が現れてきましたが、新雪が適度に踏まれ、山頂までは歩き易い登山道でした。
・ やがて展望の開けた広い三ノ塔山頂に到着。
・ 無風状況の中、輝いた朝日が鏡に映った相模湾と、雄大な早朝のクッキリした富士山をゆっくり眺めながら、誰もいないベンチに座って休憩。
・ 三ノ塔の下りはスリップしやすい雪質でしたので、軽アイゼンを装着、以後帰路の花立て山荘付近まで装着しました。
・ 烏尾山、行者ヶ岳、新大日ノ頭と続くピークを越え、ようやく搭ノ岳に到着。 途中、岩場のクサリ場があり、滑り易い状態でしたので注意して下る。
・ 快晴微風視界良好で、一人しかいない早朝の雪野原の山頂からの展望は最高。
・ 真っ白に輝いた富士山をバックにいつもと同様な構図の写真を撮る。
・ 純白に連なる南アルプス連山、奥秩父、反対側を眺めれば、大山、朝日に輝いた相模湾、など素晴らしい展望を満喫。
・ 蛭ケ岳、丹沢山、丹沢山の手前の竜ケ馬場の頂きを眺めながら、丹沢山に向けて出発。
・ 搭ノ岳出発が前回より約2時間遅くなったので、足早に進む。
・ 雪質はパウダースノーで、アイスバーンは全くなく、登山道の歩行幅部分はしっかり踏み固められ、非常に歩き易い状態でした。
・ 丹沢山方面の景色はいつ眺めても素晴らしいですが、期待していた“霧氷”は今回も見られず残念。
・ 積雪状態 ・・・ 木道上の部分は約20cmで、良く踏まれてますが、左右に外れると踏み抜いた足跡が多数ありました。
・ うっかり踏みぬきに注意しながらアップダウンを繰り返す登山道を進み、竜ヶ馬場を経て、一人しかいない丹沢山に到着。
・ 丹沢山山頂は、深い雪の原状態。 ここからも真っ白に雪化粧した鮮明な富士山が眺められました。
・ 小休止後、蛭ヶ岳へ向けて出発。 さすがにここからはあまり踏まれてなく、柔らかな雪道となり、いたるところ踏み抜き跡があり、シッカリ足元を見ながら縦走路を進む。
・ 真っ青な空と、眩しく輝いた延々と続く雪道を、慎重に、足早に進む。
・ 途中、大きなツララの下がった不動の峰休憩所で昼食休憩後、出発。
・ 蛭ヶ岳直前の“鬼ヶ岩”からの富士山と、蛭ヶ岳へ続く優雅な登山道の眺めが心地よいので、小休憩しました。
・ “鬼ヶ岩”下り個所はクサリがありますが、アイスバーンになっていませんでしたので、難なく通過しました。
・ 誰もいない“蛭ヶ岳”山頂に到着。 富士山と南アルプスなどの写真撮影を済まし、休憩。
・ 休憩後、搭ノ岳までは往路を戻り、大倉へ向うルートで出発。
・ 丹沢山、搭ノ岳へと往路を進む。 多少雪質が湿っぽくなりましたが、順調に歩き最後の登り返しで、搭ノ岳に到着。
・ 午後3時半近くと遅い時間なので、数人しか山頂にはいませんでした。
・ 曇りがちとなり、富士山方面は逆光となり、写真は1枚だけ撮影。
・ 小休憩後、下山開始、ややシャーベット状になっている雪道を下り、花立て山荘直前で、雪がなくなったのでアイゼンを外す。
・ 5頭ほどのシカが近くで草を食べていましたので、愛嬌の良いシカを選んで近づいて写真を撮影しました。
・ やがてうす暗くなり、堀山の家付近からライト点灯で下山、17時過ぎに駐車場に到着。
・ バス停前の流しで、泥だらけになった靴のドロをブラシで洗った後、駐車場へ戻り、高速の渋滞もなく順調に帰路に到着しました。
* 冬季の冬景色の中の“陽だまり山行”や、高尾山程度の雪のない低山の“陽だまりハイキング”で、大自然の恵みを感じ取って、リフレッシュ出来ることは大変有難いことで感謝です。
* チャンスがあれば、次回は「霧氷」を見るため、霧氷が出来やすい気象条件の前日の小屋泊りが出来る条件等が一致した時を狙って行きたいと思います。
* 大倉から蛭ヶ岳への日帰り登山の難易度。
→ 大倉尾根からの蛭ヶ岳ピストンに比べ、三ノ塔経由では非常にキツイ感じでした。 鍋割山経由は、ややキツイ感じでした。
* 積雪状況(1月23日) ・・・
三ノ塔 〜 搭ノ岳 : 10cm
搭ノ岳 〜 丹沢山 : 40cm
丹沢山 〜 蛭ヶ岳 : 50cm
花立て 〜 金冷し : 僅か
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