【過去レコ】新穂高温泉〜双六岳〜三俣蓮華岳〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜笠ヶ岳〜新穂高温泉


- GPS
- 56:00
- 距離
- 50.2km
- 登り
- 4,061m
- 下り
- 4,043m
コースタイム
新穂高温泉(4:35発)
5:27 わさび平
6:42 秩父沢橋
7:59 シシウドヶ原
8:50 鏡平 (9:05発)
10:32 弓折乗越
11:30 双六小屋幕営地
【9/16】
双六小屋幕営地 (4:00発)
4:54 双六岳 (5:00発)
5:56 三俣蓮華岳 (6:00発)
7:01 黒部源流分岐
7:58 岩苔乗越
8:09 ワリモ北分岐
8:42 水晶小屋
9:14 水晶岳
9:45 水晶小屋
10:23 ワリモ北分岐
10:43 ワリモ岳
11:18 鷲羽岳
12:17 三俣蓮華小屋 (12:50発)
13:30 三俣峠
15:00 双六小屋幕営地
【9/17】
双六小屋幕営地 (5:00発)
6:05 弓折岳
6:17 大ノマ乗越
6:55 大ノマ岳
7:20 秩父平
8:31 抜戸岳
9:30 笠ヶ岳小屋 (10:00発)
10:11 笠ヶ岳
10:20 笠ヶ岳小屋
11:30 抜戸岳
16:20 新穂高温泉
天候 | 9/15 晴れ後曇り 9/16 快晴 9/17 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
22:30 新宿高速BT 【9/15】 4:30 新穂高温泉 【9/18】 新穂高温泉 (6:20発) 6:53 平湯温泉BT (7:30発) 13:00 新宿駅西口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般縦走路 双六岳巻道ルートは双六小屋に向かう際、後半に急傾斜の斜面を直登するシンドい箇所がある。 笠新道は長くて斜度もある。 さわやか信州号の新宿→新穂高直通便は現在はない模様 |
写真
感想
【計画・前日】
北アでの山行を検討していたが、天候の見込みがたつまで高速バスの予約は保留していた。
2〜3日程度待って、連休中の天候が期待できそうだったので、バスの予約をしようとしたが、第1候補の室堂は空きが無かった為、空きのある新穂高温泉に決定した。
体力的にも自信が無かった為、双六小屋幕営地に連泊し、2日目は軽装で水晶岳を目指し、3日目は余力があれば笠ヶ岳に向かうことにし、可能であれば、クリヤ谷、難しければ笠新道を下ることにした。
9/14は仕事をして、一旦自宅へ戻り食事をした後、新宿に向かった。
【9/15】
新穂高温泉で降車したが、まだ暗い上、工事を行っており。迷わなかったが、スタートでは戸惑ってしまった。日昇ってきたが天候は曇りがちであった。鏡池に到着した時に若干雲が晴れ、槍・穂高を見ながら昼食休憩をとった。鏡池を出発してしばらくするとガスで視界が悪くなった。双六小屋に到着し、テント設営後、幕営地傍でライチョウが居たとのことで人だかりができたが、見ることは出来なかった。
【9/16】
この日は朝から快晴であった。山頂手前でご来光を拝み、後双六岳に登頂したが思ったより距離・標高差があった。そのまま三俣蓮華岳・黒部源流経由で水晶岳へ向かった。2005年の夏に雲の平から見た時から水晶岳は登りたい山の一つであった。山頂から見下ろす雲の平はまさに地上の楽園という感じであった。帰りは迷ったが、軽装なので鷲羽岳に登ることにした。2005年に来た時は悪天候で何も見えず雷の中を通ったが、今回は素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。
【9/17】
この日は朝から雲が出ていた。オオノマ、弓折岳と道を急いだが、あまりペースがあがらなかった。
○○では雷鳥が目の前を歩いていた。
秩父平を過ぎたあたりで、2名のレンジャーの方に雷鳥の目撃情報について情報提供をしたところ、自分の写真まで撮られてしまった。
○○の登りは急で結構消耗してしまった。
またこのあたりで風がかなり強くなり、抜戸岳近辺からは、稜線では幕営装でも何度もふっとばされそうになった。
笠新道分岐のところでは装備をデポして笠ヶ岳往復も考えたが、この時はクリヤ谷下降を諦めておらず、また荷物が重い方が強風に対しては安定するので担いで進むことにした。
特に強い箇所では風が弱まるのをまって進んだ為思ったより時間がかかってしまった。
ほうほうのていで笠ヶ岳小屋に到着し、親子丼を食した。この時にはクリヤ谷は諦め帰路は笠新道をとることにした。笠ヶ岳登頂したが、ガスが濃くなり展望は楽しめなかった。笠新道分岐までもどり、若い男女のパーティーと競うように笠新道を下った。彼らもバスを気にしている風であったが途中であきらめたようであった。笠新道はかなりの斜度があり、登りではかなり苦労しそうな印象であった。
なんとか新穂高温泉にたどり着いたが、松本方面の最終バスの時間を誤解していた。また近辺のホテルを覗いてみたが、飛び込みでは宿泊できないとのことだった。似たような境遇の軽装単独行者が数名いたが、タクシーや中尾・平湯等のホテルに空きを見つけたようだった。わさび平幕営地まで戻る気力・体力も無く、高山等まで行く気もしなかったので、バス停のベンチに野宿することにした。(テントを駐車場に設営することも考えたが夜の駐車場ということもあり遠慮した。)寒くはなく、また疲れもあった為、意外に熟睡できた。
【9/18】
翌朝一番のバスで平湯温泉に向かい、幸い新宿高速BT行の高速バスに乗ることが出来た。待ち時間に話をした若い男性の単独行者は表銀座から縦走し、槍平から下山し、自分同様バスに乗り遅れたとのことだった。肩から槍ヶ岳に登頂するのに3時間待ったとのことだった。自分が10年ほど前に登頂した時も25分ほど待ったが、あまりの時代の変化に驚いてしまった。
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