戸倉三山トレッキング(沢戸橋in/瀬音の湯out)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【沢戸橋〜刈寄山】 山中に入ると、ひたすら登り。2/22現在、登りならチェンスパ不要なレベルの積雪量。眺望はなし。 【刈寄山〜市道山】 標高差はたいしてないものの、恐ろしいほどのアップダウンで、登っては下り、の繰り返しで神経がすり減ります。凍結した下り路では、面倒がらず、チェンスパをすべし。所々、樹間より、右手に奥多摩の山々(大岳山、御前山、三頭山、雲取山etc.)、左手に富士、丹沢が見えます! 【市道山〜臼杵山】 雪が豊富。北上するため、下り路は北斜面となり、所々凍結しており、チェンスパ必須。ほぼ眺望なし。 【臼杵山〜元郷バス停】 標高640m辺りまで雪が豊富で、下りならチェンスパが欲しいレベル。テレビアンテナがある開けた場所から大岳山がドーンと見えます。 【元郷バス停〜払沢ノ滝〜元郷バス停〜瀬音の湯】 普通のバス道。歩行者用の路肩があるので、爆走車に出会わない限り、安全に小走りできます。 |
その他周辺情報 | 戸倉三山&払沢ノ滝を経由し、瀬音の湯(JAF割で800円)で日帰り温泉! |
写真
感想
昨年の天皇誕生日(2/23)、今日と一日違いですが、払沢ノ滝を起点に、馬頭刈山〜瀬音の湯〜武蔵五日市駅とつなげて歩きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2950539.html
その際、瀬音の湯のある戸倉地区に、戸倉三山(刈寄山、市道山、臼杵山)という知る人ぞ知る山域があることを知り、次の奥多摩はココにしよう!と決めており、1年越しでその野望を果たせました!
本当は始発で武蔵五日市駅へ辿り着く予定でしたが、、、自宅最寄駅の構内まで入ってから、タブレットを忘れたことに気づき、泣く泣く取りに帰り、1本遅い電車に乗ったら、武蔵五日市駅までの乗り継ぎが悪く、当初予定(7:01)より、35分も遅れて到着(7:36)。計画では駅から歩き始める予定でしたが、ちょっとズルして、沢戸橋バス停までバスでワープ(笑)。歩くと30分ほどの道程を7分ほどで。
沢戸橋バス停から20mほど戻って右折し、秋川の支流・盆堀川を橋で越えるんですが、これが沢戸橋かと思えば、これは新久保川原橋というみたい。沢戸橋はバス停直前の秋川をまたぐ橋でした(笑)。
さておき、刈寄川沿いに林道(刈寄線)を歩くと、林道終点に刈寄山登山口が。所々に雪がありますが、登りなのでチェンスパを必要とするほどではありませんが、結構な急斜面を登ります。山頂目前は破線ルート(荒廃)となってますが、雪上だとトレースもあり、普通の登山道と変わりません。が、山頂直下の急斜面はトレースも見当たらず、雪上を直登しました。夏だとどんな感じなんだろう?
戸倉三山の1座目、刈寄山の山頂目前に休憩用ベンチがあり、富士山がスッキリ見えました!今日は、道中ずっと富士が見えるかなー、と期待しましたが、木々に邪魔されず見えたのは、道中でココだけ。青空に映える真っ白な富士、最高ですね。刈寄山は、戸倉三山で一番標高が低いのですが、三山で一番雪が豊富でした!
その後、送電鉄塔を目指して、入山峠まで一旦下りますが、今熊山方面と分岐点辺りで、丹沢山地全体が開けて見えます!丹沢山地も木々に邪魔されず全貌が見えるのは、やはりココだけでした。
トッキリ場(案内板を見落とし知らないうちに通過)を過ぎ、峰見通り(稜線)を歩き始めてすぐ、この日初めて格好いいフォルムの大岳山が樹間よりスッキリ見えます!戸倉三山は標高が低く、一度も森林限界を超えないので、ずっと樹林帯歩きですが、道中何箇所か、樹間より、奥多摩の名峰(大岳山、御前山、三頭山、雲取山、飛龍山)が見えます。突如見える名峰は、本当にごく僅かな区間だけなので、しっかりと写真に収めておきたいですね〜♪
そうそう、チェンスパについて。2/22現在、戸倉三山周回に使う各種尾根では、北面を中心に雪が凍結しており、安全登山のため、特に下り路ではチェンスパが必携。ただ、南面になると途端に夏道に戻るため、チェンスパの機動力を活かし、面倒でも付け外しをするしかないですね。市道山までの峰見通りでは、2回ほど付け外しをしました。ちなみに、市道山〜臼杵山〜テレビ中継アンテナ辺りまでは、所々夏道もありますが、一度も外さずに行けました!
戸倉三山の2座目、市道山でランチタイム。山専ボトルに入れた熱湯で、緑のたぬきを食します!市道山からは刈寄山越しのあきる野市街地や、丹沢山地の大山がスッキリ見えました。
その後高萱尾根で、戸倉三山の3座目にして最高峰の臼杵山へ向かいます。市道山からは北上することになり、下りは北斜面、登りは南斜面になるので、下りは雪が豊富で、所々凍結しており、チェンスパ必携です。道中、ほぼ眺望はなく、今時期は落葉しているので、所々樹間より、大岳山や御前山が見えますが、写真に収められるレベルではありません。
戸倉三山の3座目、臼杵山からは、東方面が開けており、刈寄山経由であきる野市街地が一望できます。刈寄山より、標高にして155m高いのですが、眼下の刈寄山がとっても低く見えますねー。
その後、テレビ中継アンテナがある所で眺望が開け、大岳山や馬頭刈山が眼前にそびえ立ちます!人の声がするなー、と思ったら、無人なのにアンテナ部でFMが小音量で流しっぱなしで、なんか不思議な空間でした。「撮影禁止!」とあったので、健気に守り、写真はありません。
臼杵山から1時間で元郷バス停まで下り、後はバス道歩きとなります。檜原村役場前のコンビニ(全日食)で、ホットココアを買い、ご満悦♪。その後、払沢ノ滝まで歩き、8割方氷結した氷瀑を見れました。昨年同時期に来た払沢ノ滝は、完全に夏滝だったので、感動モノ!完全氷瀑はする年としない年があるようで、する年も2月頭の数日だけとも聞くので、是非一度、完全氷結した払沢ノ滝も拝んでみたい!との思いを強くしました。
ちょうどいい時間帯のバスがあれば、払沢ノ滝でトレッキングを終えようかとヒヨリましたが、全然バスがないため、計画通り、払沢ノ滝から瀬音の湯(温泉)まで歩くことを決断!所々小走りし、1時間強で瀬音の湯まで完歩しました。入山から7時間弱、ハーフマラソン相当の21km強を、一筆書きでつなげました。感無量です。
なお、戸倉三山はすべて標高900mにも満たない低山ですが、峰見通り(刈寄山〜市道山)、高萱尾根(市道山〜臼杵山)を中心に、「登っては下り」の繰り返しで、くじけない心、そう、フィジカルより、メンタルのが重要かも。最終的な累積標高(登り)は、実に1,500mを超えましたから…。
昨年同時期に、馬頭刈山からの下山後、及び大岳山・御岳山からの下山後で、1週間で2回立ち寄った瀬音の湯。今日は、瀬音の湯のある戸倉地区にそびえる戸倉三山を周回してからの入湯のため、昨年以上に思い出に残る入湯となりました。
奥多摩の山はたくさん歩いてますが、まだまだ未踏の尾根、山が残っています。山好きに、終わりはありませんね。
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