雪山を楽しんできた(大倉-塔の岳(泊)-丹沢山-不動の峰の先まで)


- GPS
- 29:09
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,874m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
●登山口 9:50 0分
●観音茶屋10:09 19分
●見晴茶屋10:28 38分(アイゼン装着)
●駒止茶屋11:12 1時間22分
●堀山の家11:35 1時間45分 2分休憩
●花立山荘12:33 2時間43分 2分休憩
●塔の岳 13:22 3時間32分
二日目
●塔の岳 7:06 0分
●丹沢山 8:20 1時間14分 途中撮影
●不動の峰 9:52 2時間46分 途中撮影
●丹沢山 10:53 3時間47分 2分休憩
●塔の岳 12:16 5時間10分27分休憩
●登山口 14:58 7時間42分
大倉 −塔の岳 3時間32分
塔の岳−丹沢山 1時間14分
丹沢山−不動の峰 1時間32分
不動の峰−丹沢山 1時間01分
丹沢山−塔の岳 1時間21分
塔の岳− 大倉 2時間15分
天候 | 一日目:晴れ-曇-一瞬晴れ-曇-小雪(夜) 二日目:曇-晴れ-曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・不動の峰から先は、アイゼンでは苦しい。 ・不動の峰の下りの部分と、鬼が岩の下りが恐い箇所とのこと(先行者情報)。 ・雑事場の平手前のトラバース気味の登山道で既に踏み固められて 自分の擦り減った登山靴では滑るので、見晴小屋でアイゼン(6本)装着。 ・見晴小屋の上の階段は、踏み固められて滑り止めないと辛い感じ。 ・金令シより上は、雪が多く踏み抜くと大変。よそ見禁物でした。 ・塔の岳-丹沢山間は、トレース上の固くなっているところを歩けば問題なし。 気持ちよく歩けます。ただし、気を抜いてそこから踏む外すと、踏み抜きます。 踏み抜くと結構深いです。歩いていると、段々どこが踏み抜くかが分かってくるかと。 ・丹沢山-不動の峰間は、塔の岳-丹沢山と同じく、気を抜くと踏み抜く。 でも、トレースはしっかりしています。 ・不動の峰より先は、見える範囲ではトレースははっきりしている。 |
写真
感想
8日は大雪、で、天気予報では9,10日と天気がいい。
これは一週間前に行った不動の峰に写真撮影に行くしかないと。
で、みやま山荘に予約を入れて、13:00頃に横浜の好日山荘に山装備を調達に。
ところが、帰りには電車がストップ。うっそーーー。
ということで、京急に乗ろうにも、こちらもいつ来るか分からない。
で市営地下鉄とバスを乗り継ぎいつもの駅に辿りついたが、
ここから自宅までのバスが坂上がれず運休。。。。。
で、坂下まで無料バスが。これに乗り、さらに坂下の道路を動いているバスで坂下の
コンビ二まで。もう日が暮れて夜です。で、坂を上がっていったが、いたるところで車が
立ち往生。歩道の脇には吹き溜まりで1m積もってます。さらに吹雪で大変。
ということで、なんとか家に辿りつく。それから明日の準備をして。。。
電車情報を見ると殆ど運転見合わせ。当然バスは動かないので、
電車が動かないと明日行けません。考えても仕方ないので明日の朝判断を。
一日目
今日は丹沢山まで行けばいいのでゆっくり目に6時前に起きたのが問題。
昨日の大雪で交通機関が心配だったが電車は動いている、
バスは坂下れないので運休。で、歩いて下まで行きバスに乗り渋沢へ。
丹沢山に泊まる予定だったが、塔の岳まで行き、その状況で判断することに。
ということで、渋沢でみやま山荘に電話を入れて、もし行けなければ尊仏山荘から
連絡すると。
天気は青空が広がっている。しかし、バスが遅れて、支度に手間取り、
結局大倉を出たのが9時45分ぐらい。この時間が遅すぎた。
大倉登山道から雪があります。
今日は電車なので上着をそのまま来て登りますが、
下から暑い。仕方なく前を広げて、腕まくりして歩きます。
結局、二日間通してこの状態で。でも暑かった。
雑事場ノ平手前の片斜面で雪が踏み固められてすべるので結局、
見晴小屋でアイゼンを装着。見晴小屋を過ぎると雪が多くなってきた。
既に多くの方が登っているのか登山道は踏み固められています。
階段があるところが斜めになっていて踏み固められてるのでとても体力使います。
ところどころ雪の無いところもあるが、これは昨日の強風で雪が飛ばされたところ。
雪道で結構疲れ、いつもと違い、普段は休憩しないところでも、休憩を入れる羽目に。
雪道と荷物が今回は多いので、いつもより歩行速度が上がりません。
堀山の家の手前の吹き溜まりは凄かったですね。
さらに堀山の家の上が雪山の様相に。
ここら辺で上から下りてくる方が多くなってきた。
なかには地元風のおじさんが長靴で。この時間帯になると登山道も踏み固められて
滑り止め無いと大変です。なかには、雪の斜面をお尻で滑っている方も。
ということで、上から下りてくる方との時間待ちや、荷物の重みで花立山荘まで大分時間が掛かった。
花立山荘から金令シまでは、雪がないとこがあるので、アイゼンの刃を痛めないように、
気を使いながらゆっくり進む。
金令シから上は、視界も不良に。周りの景色を眺める余裕もなく、もくもくとトレース上を歩くだけ。
で、最後の登りで段差を上に上がろうか、下のところを進もうか迷い、
体力もキツイので下を選択したところ、腰まで埋まった。
これを抜け出すのに体力消耗。ということで、普通より大分時間が掛かって塔の岳に。
塔の岳には、結構な人が。
天気は曇で何も見えない状態。
さすがに体力消耗し、左太もも横が攣り気味に、で、丹沢山までの道を見に行ったが、
のっけから踏み抜き後が、坪足ではきつそうだし、また腰まで埋るようだと大変なので塔の岳に宿泊を。
尊仏山荘で休んでいると、今日のトップの方が、
蛭ヶ岳までスノーシューで往復を。この方がトレースしてくれました。
アスリートの方で流石に凄いですね。
尊仏山荘に宿泊を頼み、みやま山荘はキャンセルしてもらいました。
その後は、酒盛り。昨日の嵐の話しや2番手で蛭ヶ岳往復した方との
お話などで夕方まで、で、丹沢山まではワカンの方も苦労していたとのこと。
夕方一瞬富士山が見えたところで撮影タイム。
また夜景がとても綺麗ということで、またまた撮影タイム。スカイツリーもはっきり見えました。
いい写真が撮れました。
今日の宿泊者は少なくて自分も混ぜて4名。
皆さんといろいろ山のお話をして過ごしました。
二日目
次の日はどうしようか迷っていましたが、まずは下見に行こう。
それで駄目なら引き上げることに。
ということで、翌朝は7時過ぎに丹沢山方面に行ってみることに。
そしたら塔の岳の下りは、雪も締まり素晴らしい環境に。
嬉しくて塔の岳の下りをアイゼンで走って行きました。
これは気持ちいい。ということで、これで行ける目処が。
昨夜少し雪が降ったのか、途中足跡がなくなっている地点もあり
気持ちよく進みます。途中写真撮影などしながら、進むので時間も掛かります。
天気は、曇空。写真撮影には不向きだけど、今日は雪山を楽しもうと。
トレースはしっかりしているので問題なし。踏み抜きもトレース上の硬い部分を
踏んで行けば全く問題なし。気持ちよく歩けます。
しかし、よそ見していると踏み抜きます。踏み抜くと股下まで来ます。
これを抜くのに大変。しかし、段々どこが踏み抜くかを分かるようになってきます。
途中みやま山荘に宿泊の方とすれ違い、昨日の夕食は焼肉だと。
それは残念なことだった。
で、丹沢山に着いて、山荘の方にたどり着けなかったことで挨拶をして先を急ぎます。
丹沢山から先は、完全に雪山状態。一週間前とは様相が違ってます。
ここは丹沢なのかという感じ。
樹氷もあるとこにはあります。丹沢山の下りは、強風のところは一週間前と同じ。
そうでないとこは、雪が沢山。
で、鞍部(コル)の部分は道でなく雪がせり出して、その細い部分を通過します。
行きは上りなので恐くはないが、帰りは下りなので慎重に。
で、ここから上が笹がなくなりスキーゲレンデ状態。
まあ、斜度的には初心者コースなので面白くはないが、
普通の山で、それも丹沢で、この景色を拝めるのは、ここしか記憶に無い。
ということで、ここに着てるんですが、前回は笹で面白くなかった。
今日は、バッチリです。
ということで、ここは本当に丹沢かという感じで気持ちいいです。
丁度、青空も見えてきて最高の状態に。
そしたら尊仏山荘の青年が長靴でやってきました。
鬼が岩まで行ってくると。さすがに何も背負ってないと速いですね。
でも長靴で丹沢山の凍結路を下ってきたんですか。凄いです。
ここで写真撮影タイムに。20m進み度に景色が変わり、その都度カメラセットして撮影と
時間が掛かりましたが、なにしろ気持ちいい。いい写真が撮れました。
いやーー来た甲斐がありました。
そうしたら、不動の峰から先ほどの青年が。少し速くない?
不動の峰からの先は恐くなり撤退してきたと。どんなとこなんだろうと興味。
ということで、不動の峰まで行き、ここでみやま山荘に宿泊し、ワカンで蛭ヶ岳まで
行ってきた方の情報で、不動の峰の下りと鬼が岩の下りが恐いと。
で、その場所まで行こうと。不動の峰の下ってその先の稜線もしっかりトレースは付いています。
で、急な下りのところまで来て、スノーシューは右側に、でもそこは踏み抜くとヤバイ感じ。
仕方なく直滑降しかないと、で、腰まで埋りました。
抜けるのにピッケル代わりの一脚を使い難なく脱出、これは冬山初心者には辛いということで、
ここで引き返しました。ここから先は自分には恐いです。
そしたら、大倉から早朝に出てきたアイゼンの方に。
蛭ヶ岳まで行くと、で、情報を伝えておきました。
帰りは、写真撮影しながらも先を急ぎます。
丹沢山までは、先ほどの彼のみ。丹沢山を出てからは、結構歩いて来ています。
途中撮影などしながら塔の岳に。
ここで、山荘でカップラーメンをおかずにおにぎり等を食べて腹ごしらえし、
下ります。
下りは、階段が雪に埋っているので、気持ちよく歩けます。
結局アイゼンは、牧場のベンチで脱いで、でしたがその下がぐちゃぐちゃ。
ということで下りは、膝が痛くなるので辛いですね。
15時ぐらいでは、まだ下りてくる方が少ないのでバスは空いてました。
ということで、お疲れ様。
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