（広島）「安芸の宮島」弥山〜主稜線をハイキング＋ちょっと観光も、

2022年03月25日(金) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,005m
• 下り: 989m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:53

10:11 宮島桟橋
10:45 10:45 宮島ロープウエー乗り場（紅葉谷）
11:03 11:45 獅子岩（ロープウエー終点）
11:39 11:41 霊火堂
11:50 12:01 弥山 山頂展望台
12:14 12:14 霊火堂
12:20 12:22 仁王門
12:30 12:30 駒ヶ林
12:35 12:35 大元公園分かれ
12:42 12:50 焼山
13:00 13:00 大元公園分かれ
14:23 14:24 大元コース登山口
14:47 14:48 厳島神社
14:58 宮島桟橋

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

・宮島口からフェリーで宮島へ、フェリーはJRと民間の2系列あり、運航頻度は高い。JRフェリーで往復料金360円。片道15分程度。
・宮島のロープウエーは、片道　約1000円。
・なおフェリー乗り場の宮島口付近に駐車場は多いが、値段差（1000-500円）があるので、要注意。

コース状況／危険箇所等

全般に良く整備されたハイキング道。ただしロープウェーを使って弥山まで往復する人が多いようで、そこまでは遊歩道状。弥山より先（西のほう）や下山道は普通の登山道なので、登山の装備が望ましい。

その他周辺情報

・宮島の商店街では、定番のもみじ饅頭のほか、カキ丼の店が多かった。
・厳島神社は時間が無く入らなかったが、外側からも良く見える。なおシンボルの海上の大鳥居は修理中らしく、足場、覆いが囲っていて見えず。

写真

3/25 9:45

宮島口からフェリーで宮島へ、平日にしては観光客が多かった

3/25 9:57

フェリー船上から望む、宮島の主稜線。標高が低いわりにゴツゴツしていて面白い山容だ

3/25 10:41

厳島神社の見物は後回しにし、ロープウェーで稜線へと上がる

3/25 11:02

ロープウェー終点の、獅子岩。ちょっとした展望台になっていた。正面に見えるピークが弥山

3/25 11:02

獅子岩展望台から望む瀬戸内海、春霞みでぼーっとした風景。正面は江田島

3/25 11:09

山中はまだ花の時期には早かったが、アセビが結構咲いていた

3/25 11:32

弥山直下の「霊火堂」に鎮座されていた「にっこり地蔵」様。笑顔に癒された

3/25 12:06

霊火堂」付近は鹿が多かった。奈良公園と同じく、神獣扱いなのかな？　自由気ままにうろついていた。

3/25 11:41

霊火堂から先、弥山頂上部は花崗岩の巨岩がごーろごろ。この巨岩群が元々の信仰の対象だったようにも感じた

3/25 11:46

宮島最高峰の「弥山」（535m）。頂上部には展望台があってちょっとした広場状

3/25 11:46

弥山の展望台から望む広島市方面、春がすみがひどく、なにもかもが、ぼーっとしている。

3/25 12:07

山稜部は所々、このような石仏があった。麓の厳島神社は神社だけど、山頂部は、「空海」さんが開山した、仏教系の領域らしい。

3/25 12:38

弥山から更に西へと稜線を歩く。「駒が林」ピークをすぎ、「焼山」ピークの途中、「駒が林」ピーク西面の花崗岩の大スラブが素晴らしい！

3/25 12:39

「駒が林」西面大スラブのズームアップ。ちょっと屋久島や、宮崎県の大崩山にも似た、花崗岩の大スラブ

3/25 12:38

焼山ピーク手前から望む、本土側と宮島の町なみ、瀬戸内らしい感じの良い風景だ

3/25 12:49

焼山ピークから南西へと連なる山稜。小さい島とちょっと侮っていたが、結構深い山並みが続いている

3/25 12:49

焼山ピークは展望今一つだったが、多少、本土側が望めた

3/25 14:17

下りは「大元」コースを下った。ここは宮島内でも神域とされて原生林が残っている。瀬戸内の島には珍しいモミの巨木も多い

3/25 14:18

麓の「大元公園」についた。麓はもう桜の季節だ

3/25 14:19

3分咲きといったところ、いつの間にか春は本番なんだな

3/25 14:47

「大元公園」から海岸沿いを歩いた。鹿もやはり、可愛いお姉ちゃんが好きかい？

3/25 14:32

厳島神社は時間もないので外からの見学のみ

3/25 14:43

（同じく）。なお有名な海上の大鳥居は、修理中のようでカバーがかかっていて残念だった

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

ベルクハイル

【山行No. 　696】

※　山陽道、広島市に近い宮島SAに立ち寄ると、すぐ目の前に、細い水道を隔てて「安芸の宮島」が良く見える。
　宮島といえば世界遺産の厳島神社が有名だけど、その裏手の山々も、標高こそ500m台ながらゴツゴツした山容で、いつか寄ってみたいと思っていた。
　今回、実家（九州）からの帰路、観光とハイキングということで、宮島を歩いてい見た。


・登りはちょっとズルして、ロープウェーを使用。終点の獅子岩展望台で展望を楽しみ、そこから最高峰の弥山へと遊歩道状の道を歩くと割とすぐに弥山に到着。
　ここまでは軽装の観光客も多い。春がすみでぼんやりとしているのは残念だったけど、瀬戸内の島々や遠く広島市街まで見え、なかなか良いところだった。

・そこから、観光客もいない登山道を西へと向かう。ともかく花崗岩の巨石がゴロゴロしているので退屈しない登山道だ。
　次のピーク「駒ヶ林」を通り、さらに「焼山」ピークまで足を延ばした。

・「焼山」ピーク自体は展望もさほどではなかったけど、途中のテラス状の場所からは、「駒ヶ林」ピーク西面の巨大な花崗岩スラブ群が見え、なかなかの見ごたえがあった。規模は少し小さめだが、屋久島の花崗岩ピーク群や、大崩山（宮崎県）の花崗岩の大岩壁にも似ているなぁ。。

・下りは、焼山手前のコルより谷状の下山コースを下った。ここは古くから神域とされてるとのことで、瀬戸内の島には珍しく、モミの巨木群があった。瀬戸内の島の多くはアカマツばかりで植生が単調だけど、ここは深山の気配もあった。

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　海岸近くに下山後、時間も押しているので「厳島神社」は外から見物。コロナ禍（第6波）のさなか、かつ平日にしては観光客で賑わっていた。
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※　花崗岩の石ころかんさつも行いましたが、別途「石ころかんさつ日記」に記載します。