六甲山/須磨浦公園から六甲ケーブル山上駅まで@暑さに対応できずまたまた断念


- GPS
- 09:44
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,392m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:40
天候 | ☀️暑い☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
六甲山上駅17:00→(六甲ケーブル)→六甲下駅17:16→(神戸市バス16号系統)→阪急六甲駅→(阪急電車/西宮北口で特急に乗り換え/十三で京都線に乗り換え)→桂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全く問題なし 鷹取橋から鵯越駅までの住宅地は迷いやすい(常に道標をチェック) |
その他周辺情報 | 飲料自販機多数(鵯越駅〜大龍寺駐車場間はなし) 茶屋、市ケ原売店、藤原商店など営業日や営業時間に注意 |
写真
暑くてバテ気味なので固形物が口に入りません
かろうじてリンゴは食べられました
しばらく休みましたが体力が回復しません
この先はエスケープルートも長いので、ここで縦走を諦めることにします
感想
六甲全山縦走は4回目のチャレンジとなる。過去3回はいずれも途中断念。
初回は1982年8月。真夏のかんかん照りの中、今は亡きデザイン学校時の友人とチャレンジ。あえなく熱中症寸前で市ケ原でダウン、布引滝から三ノ宮に下りた。
2回目は3年前の3月17日。下界では雨、山上では雪に降られ、防寒対策をしていなかったこともあり、体が冷えて動きが鈍くなって、ガーデンテラス手前で断念、油コブシ経由で下山。
3回目は2年前の10月11日。この日は10月とは思えぬ暑い日で、摩耶山への登りで両足がひどく攣って、ヒーヒーいいながら摩耶まで登ったもののここで早くも断念。足の回復を待って青谷道で下山。
この時に、もう縦走チャレンジは終了すると宣言したにもかかわらず、最近になってメラメラと再チャレンジしたいという欲望が再浮上してきた。懲りない奴です。
そして今回4度目の挑戦。
今回の挑戦の一つの理由として、ちょっとたいそうにいうならば、自分自身の気持ちの整理というものがあった。
ちょっと理由あって、この先の登山スタイルを変えなければいけない状況になりつつある。つまり険しいバリエーションルートや沢などは、今までと違って体調的にリスクを伴うため、一般ルート中心のコース取りになることが多くなるだろう。
そうすると険しいルートを歩きたいという欲望を、何かほかの登山スタイルに変換してやって、紛らわすというわけじゃないが、自分自身を納得させる必要があるのじゃないかと考えるわけで、その一つとして長距離を歩くという、辛いけど達成感を味わえる登山方法はあるんじゃないかと。
そんなわけで試しに六甲縦走をもう一度やってみようと思ったわけだ。
さて、今回の挑戦、やっぱり宝塚まではかなりの距離を残しての断念となってしまった。
過去3回のように、今回もまた気温に悩まされてしまった。
確かにこの日は暑くなるという予報が出ていた。京都では最高気温が27℃の予報(実際には27.9℃を観測)、だが神戸の予報は21℃だった。盆地地形特有の無風状態での空気の淀みで、どんどん空気が熱せられて気温上昇するのではなく、海沿いの空気が流れる地域は、それほどの気温は上昇しないのではないかという予報だろう。
この気温なら山歩きにはちょうどいいのではないか、山上では20℃には達なくて涼しいくらいで問題なさそうと思ったので、予定通りにこの日に決行。
ところがこれは大誤算だった。
いわゆるピーカン、雲ひとつない快晴で無風。住宅地や尾根上の日陰のない場所では、正面からではないものの直射日光が降り注ぎ、数値以上の暑さを感じる。
大量発汗なので、常に水分補給をしなければ脱水症状、熱中症になりかねない。
途中までは休むたびに、エネルギー補給としてパンやエネルギーゼリーなどを口にしていたが、菊水山山頂でパンを食べたのを最後に、胃が食べ物を受け付けなくなってきた。無理に水でパンを流し込むが胃が気持ち悪い。
そんな状態でも足に疲れはさほど感じず、バテることもなく、そこそこのペースで摩耶山までは登れた。
2回目、3回目のオーバーペースを反省して、今回は少しゆっくり気味のペース配分で予定タイムを立てていたが、それよりも早く歩けていた。
ところが、摩耶山からはやや疲れとスタミナ切れの兆候が見えて、足も攣りそうになってきた。でもこの地点ではまだ宝塚行きは諦めてはいなかった。
藤原商店まで歩き、無理矢理でも何かを食べて、十分休んで体力回復を待とうという計画。
さて藤原商店についたものの、食べられそうだと思って買ったのはリンゴ1個。あとのものは見るだけで気持ち悪くなる始末。
表のテーブルで、切ってもらったリンゴを食べ休憩するが、日陰ではないこともあり体力の回復は見込めそうもない。
この先もう少し歩けるだろうが、宝塚まではまだまだ距離も残している。ガーデンテラスより先からはエスケープ下山ルートも距離が長いので、無理はできない。
色々と思いを巡らすが、完全にバテるまでに、ここで山を下りることを決断する。
そうと決まったら、もうチャッチャと下りてしまおうとケーブル山上駅を目指し、観光気分で神戸の街を見下ろしながらケーブルカーで山を下りる。
今回は、寒かった冬からの春の訪れは例年以上に急な変化だったため、体がまだ暑さに対応できていなかったことが最大の断念理由。
そして、住宅地や山上の舗装路を歩くなど、面白みにも欠けること、その他諸々の理由で今回で六甲全山縦走の挑戦は終わりにしたい。今度こそ。
歩いている途中、今後の登山スタイルについても色々考えた。結果、気の向くままその時その時の状態で好きに登ればいいじゃないか、何よりも山を楽しもうという結論に至った。
HB1214さんが六甲? 珍しいんじゃ?なんて思っていたら六甲全山縦走チャレンジだったんですね。
私なんか、しようと思う気も起りませんけど(笑) 4つぐらいに分割して歩こうとは思ってはいるんですよ。
第一弾は鵯越までですね〜 そうか、ケーブルとかで下りることとすれば摩耶山まで足を延ばせるかな??
今見てみたら10時間半か… 駄目だな。
藤原商店? って結構知られたお店なんですね。六甲のいい所は、途中で水分補給とかが楽なこととは聞いておりますが、この時期でHB1214さんがへばられるとは… 半そで姿でも良いぐらいの週末でしたけど、歩く季節を考えなきゃいけなくなったな…
日曜日は家庭菜園で汗をかいていましたなら、太陽に向けたお尻が「暑つ〜」って感じるほどの日差しでしたからね。
お疲れさまでした。
気温は甘くみてました。神戸で21℃予報なのでちょうどいいんじゃないのって。
でも天気図見ると高気圧の後ろに入って南からの空気の流入、等圧線が緩やかで風もない
ってわかるんですけどね。もうちょっと念入りに計画しなくてはいけませんね。
それと調子良かったので、菊水の登りと鍋蓋の登りでオーバーペースとなったようです。
ちょっとトレランさんと張り合ったりもして...いつまで経っても自制が効かない若輩者です。
今回はiPhoneでの撮影だったので、いずれゆっくりと撮影がてらコースを分割して訪れたいものです。
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