甲武信ヶ岳 〜残雪の戸渡尾根に挑戦〜


- GPS
- 11:30
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
6:45 徳ちゃん新道登山口
9:20 徳ちゃん新道・近丸新道分岐
11:35 甲武信・雁坂分岐
11:45 木賊山 [2469m]
12:00 甲武信小屋(食事休憩) 12:15 出発(ザックはデポ)
12:30 甲武信ヶ岳 [2475m]
12:50 甲武信小屋
13:20 木賊山
13:30 甲武信・雁坂分岐
14:45 徳ちゃん新道・近丸新道分岐
16:35 徳ちゃん新道登山口
17:25 道の駅みとみ
天候 | 快晴・弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみ(トイレあり、自販機あり) ◆アクセス 行き:中央道勝沼ICから国道140号で 帰り:雁坂トンネル(\710)を抜けて秩父へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆西沢渓谷周辺 積雪があり、踏み固められていて滑りやすい状態です。 ナレイ沢付近に登山ポストがあります。トイレもありますが冬季閉鎖中。 徳ちゃん新道登山口のトイレは使えました。 ◆徳ちゃん新道 急登が続きます。 標高の低い所は雪と岩と木の根のミックスで歩きにくい状態です。また、シャクナゲが登山道を塞いでいて低姿勢で進まなければなりません。 近丸新道分岐から上部は積雪量が増えます。 ◆木賊山付近 傾斜が緩くなり、雪も締まって歩きやすいです。 ◆甲武信小屋 冬季閉鎖中。 ◆甲武信ヶ岳付近 木賊山と同じく締まった雪で歩きやすいです。 展望は言うまでもないでしょう。 |
写真
感想
3月22日、連休中日は登山日和の予報。
どこに登るかは前日に決めました。条件は以下の6つ。
1.登りごたえあり
2.日帰りで登れる
3.あまり混んでいない
4.雪あり
5.雪崩の危険が少ない
6.天気が良くて風が弱い
唐松岳に行きたかったが、栂池の雪崩のニュースを見て回避。日本海に近い上信越や東北の山は強風の恐れがあるので除外。混みそうな丹沢や八ヶ岳も除外。天気と雪の安定していると思われる奥秩父で、登りごたえがありそうな甲武信ヶ岳に決定。
午前1時に起床(睡眠3時間)。2時前に出発して東北道から首都高を経て中央道、5時前に勝沼。コンビニで朝食。5時40分、道の駅みとみに到着。
思っていたより登山者が少ないようで先客は数組。
混んでいるのも嫌だけど、少なすぎるのも不安。微妙なお年頃です(でぽ丸37歳、tanya3×歳)。
西沢渓谷を歩いて徳ちゃん新道登山口に到着。樹林帯なので日陰となり雪が融けずに寒いです。ここから戸渡尾根をひたすら登るわけですね。
雪がないところ。
雪が融けてぬかるんでいるところ。
雪が融けて凍結したところ。
雪が白く残っているところ。
登山者は山の全てを受け入れなければ登れません。行く手を阻むシャクナゲにも文句は言えません。
それにしても急登。左右が切れ落ちたような箇所もあり、気が抜けません。アイゼンを引っ掛けて転ばないように登ります。山頂までとても遠く感じます。5時間以上歩き続けて奥秩父主脈縦走路に合流。樹木に囲まれた木賊山の山頂を通り、北の開けた斜面に着いたら甲武信ヶ岳が待っていました。
甲武信小屋まで下り、予定より少し遅れているので昼食を手早く済ませ、ザックをデポして甲武信ヶ岳山頂へアタック開始です。荷物がないと楽に登れますね。わずか20分で登頂。独占です。
さすが奥秩父の盟主、展望は抜群です。以下は見えた主な山々。
浅間 上州
北ア 日光
八 両神
御嶽
中ア 金峰 <甲武信> 雲取
大菩薩
南ア
富士 丹沢
フォーメーションを見ると、甲武信ヶ岳はボランチですね。
登山時間の9割9分を占める樹林帯歩きも、この頂上に立てば忘れてしまうほどの衝撃。風もほとんどなく、日差しが強くて寒くないベストコンディション。途中、登頂は難しいのではないかと思っていましたが、本当に登れて良かったです。
【反省】
下山は17時を過ぎてしまいました。天気予報で雨の可能性がないことは分かっていましたが、もう少し早めの下山が理想ですね。
【次回の予定】
来週の休みは日曜日だけなので、登るとしても近いところになりそうです。
日光白根山を湯元温泉から登りたいですが、天候次第です。
シャクナゲと鹿さんに行く手をはばまれながらの登山でした。
苦労したぶん、山頂に立てたときはものすごい達成感がありました。
もうちょっと早くスタートするか、登りのスピードをあげて、余裕のある山行にすればよかったです。
以下メモ
ファイントラックアクティブスキン上下
アイベックスメリノウール上下
キャプ3
ハードシェル
R1(携行)
ダウンジャケット(携行)
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