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記録ID: 424493
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ガス視界不良の硫黄岳から、快晴無風の横岳へ! [八ヶ岳:赤岳、横岳]

2014年01月03日(金) 〜 2014年01月04日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.9km
登り
2,130m
下り
2,126m

コースタイム

1/3: 6:45美濃戸口-7:45美濃戸-10:00-10:30行者小屋-12:10地蔵の頭-13:10赤岳-14:35行者小屋-15:10赤岳鉱泉
1/4: 6:40赤岳鉱泉-8:10赤岩の頭-8:30硫黄岳-9:30-40横岳-9:55三叉峰-10:20鉾岳-10:50地蔵の頭-11:30行者小屋-11-50-12:30赤岳鉱泉-13:15美濃戸-14:00美濃戸口
天候 1/3: 快晴
1/4: ガス->晴れ->曇り
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道 小淵沢IC - 美濃戸口 駐車場(500円/日)
今年から?、二段目以下のPの駐車料金も八ヶ岳山荘に払いに行くようになっていました。
コース状況/
危険箇所等
雪の量も適度で、とても歩きやすい状態でした。
横岳の各所の危険個所も今回は問題なく通過できました。
もっと雪が多かったり、硬かったりすると難しくなりそうで、ロープによる確保も必要かも知れません。

硫黄岳は、緩やかなカーブで半周するため、視界がないと方向をつかみにくいです。ケルンがたくさんありますが、ガスが濃いと、となりのケルンを見つけるのも難しくなります。

下山後は、よくもみの湯に入浴して、諏訪南ICから帰っていましたが、今回は小淵沢ICからにしたため、道の駅にある延命の湯に行きました。高速料金が上がるため、今後はこちらが増えそうです。
美濃戸口(八ヶ岳山荘)を出発
2014年04月05日 22:10撮影
4/5 22:10
美濃戸口(八ヶ岳山荘)を出発
南沢を経て白河原に到達。山に日が届き始めている。お日様が届けばぐっと暖かくなる。
2014年01月03日 09:27撮影
1/3 9:27
南沢を経て白河原に到達。山に日が届き始めている。お日様が届けばぐっと暖かくなる。
うっ、美しい。メルヘンな光景で、北八ツのよう?
2014年01月03日 09:46撮影
1/3 9:46
うっ、美しい。メルヘンな光景で、北八ツのよう?
赤岳西壁の勇姿。4年前にこの姿を見たときから、心に刻み込まれてしまった。
2014年01月03日 09:50撮影
1/3 9:50
赤岳西壁の勇姿。4年前にこの姿を見たときから、心に刻み込まれてしまった。
行者小屋に到達。アイゼン、ピッケルの準備。でもやっぱり、メルヘン。
2014年04月05日 21:47撮影
4/5 21:47
行者小屋に到達。アイゼン、ピッケルの準備。でもやっぱり、メルヘン。
地蔵尾根中腹から、阿弥陀岳。
2014年01月03日 11:38撮影
1/3 11:38
地蔵尾根中腹から、阿弥陀岳。
2014年01月03日 11:39撮影
1/3 11:39
地蔵の頭に到着。完全青空バックです。
2014年01月03日 12:09撮影
1/3 12:09
地蔵の頭に到着。完全青空バックです。
地蔵の頭から、横岳、硫黄岳方面。4年前に初めて見たときは、ステゴサウルスの背中のようだと思った。
2014年01月03日 12:10撮影
1/3 12:10
地蔵の頭から、横岳、硫黄岳方面。4年前に初めて見たときは、ステゴサウルスの背中のようだと思った。
明日歩く予定の横岳方面を偵察。日の岳のルンゼに登山者の姿。状態は悪くなさそう。気になる鉾岳トラバースはここからは見えない。
2014年04月05日 19:05撮影
4/5 19:05
明日歩く予定の横岳方面を偵察。日の岳のルンゼに登山者の姿。状態は悪くなさそう。気になる鉾岳トラバースはここからは見えない。
2014年01月03日 12:28撮影
1/3 12:28
展望荘を越え、赤岳を目指す。風は強そう。
2014年01月03日 12:28撮影
1/3 12:28
展望荘を越え、赤岳を目指す。風は強そう。
赤岳北峰に到達。横岳、硫黄から、天狗、北横岳、蓼科山まで八ヶ岳の連なりがよく見える。
2014年01月03日 13:12撮影
1/3 13:12
赤岳北峰に到達。横岳、硫黄から、天狗、北横岳、蓼科山まで八ヶ岳の連なりがよく見える。
真下に見える、展望荘。
2014年01月03日 13:13撮影
1/3 13:13
真下に見える、展望荘。
南峰に到着。赤岳は今日も晴れていました。
2014年04月05日 19:07撮影
4/5 19:07
南峰に到着。赤岳は今日も晴れていました。
南アや中アは晴れていても北アは雲の中ということが多いけど、今日は、槍穂もクッキリです。
2014年01月03日 13:23撮影
1/3 13:23
南アや中アは晴れていても北アは雲の中ということが多いけど、今日は、槍穂もクッキリです。
昨秋歩いた県界尾根(左側)。右側は真教寺尾根。両尾根の間の奥に見える白く細長いエリア。初めて見たときは、庭園かと思った、新宿御苑のフランス庭園のような。実際は、、サンメドウズスキー場でした。
2014年01月03日 13:24撮影
1/3 13:24
昨秋歩いた県界尾根(左側)。右側は真教寺尾根。両尾根の間の奥に見える白く細長いエリア。初めて見たときは、庭園かと思った、新宿御苑のフランス庭園のような。実際は、、サンメドウズスキー場でした。
キレット、権現から、編笠山方面。バックには、北岳、甲斐駒、仙丈。
2014年01月03日 13:28撮影
1/3 13:28
キレット、権現から、編笠山方面。バックには、北岳、甲斐駒、仙丈。
昨秋あるいた、キレット、権現から三つ頭の稜線。ちょっと小ぶりだけど、ギザギザが格好良くて好きです。
2014年01月03日 13:29撮影
1/3 13:29
昨秋あるいた、キレット、権現から三つ頭の稜線。ちょっと小ぶりだけど、ギザギザが格好良くて好きです。
中岳、阿弥陀方面。強風のため、雪があまり付いていない。
2014年01月03日 13:49撮影
1/3 13:49
中岳、阿弥陀方面。強風のため、雪があまり付いていない。
阿弥陀南稜の稜線。バックには、木曽駒(左)と御嶽(右)。こうやって、山の上からいい山を見ると、そこにのぼりたくなります。そうするとその先にまたいい山が見えて。。。
2014年01月03日 13:51撮影
1/3 13:51
阿弥陀南稜の稜線。バックには、木曽駒(左)と御嶽(右)。こうやって、山の上からいい山を見ると、そこにのぼりたくなります。そうするとその先にまたいい山が見えて。。。
二日目。赤岳鉱泉を出発し、横岳を目指します。でも今日は、昨日とは違って、天気はすぐれない。
2014年01月04日 06:39撮影
1/4 6:39
二日目。赤岳鉱泉を出発し、横岳を目指します。でも今日は、昨日とは違って、天気はすぐれない。
赤岩の頭に到着。視界は、ありません。硫黄から降りてきた人と話すと、今朝赤岳鉱泉から横岳に行こうとしたが、視界がなく、硫黄岳から折り返してきたとこのこと。うー、数年前の私と同じだ。とりあえず、硫黄岳まで行ってみよう。
2014年01月04日 08:09撮影
1/4 8:09
赤岩の頭に到着。視界は、ありません。硫黄から降りてきた人と話すと、今朝赤岳鉱泉から横岳に行こうとしたが、視界がなく、硫黄岳から折り返してきたとこのこと。うー、数年前の私と同じだ。とりあえず、硫黄岳まで行ってみよう。
硫黄岳に到着。やっぱり視界はない。でも数年前に敗退したときは、日帰りで時間がなく、低温強風で、指がいたかった。今回は時間もあるし、何より風が弱く、寒くはない。もう少し、行ってみよう。
2014年01月04日 08:29撮影
1/4 8:29
硫黄岳に到着。やっぱり視界はない。でも数年前に敗退したときは、日帰りで時間がなく、低温強風で、指がいたかった。今回は時間もあるし、何より風が弱く、寒くはない。もう少し、行ってみよう。
硫黄岳山荘を通過する頃から、急に風が強くなった。今回も。。。?
2014年01月04日 08:43撮影
1/4 8:43
硫黄岳山荘を通過する頃から、急に風が強くなった。今回も。。。?
ところが、台座の頭のあたりから急に雲が流れ始めました。目の前に横岳の姿が!!
2014年01月04日 09:19撮影
1/4 9:19
ところが、台座の頭のあたりから急に雲が流れ始めました。目の前に横岳の姿が!!
流れる雲の中から悠然と姿を現す、阿弥陀岳。なんだか、厳かな感じでした。
2014年01月04日 09:19撮影
1/4 9:19
流れる雲の中から悠然と姿を現す、阿弥陀岳。なんだか、厳かな感じでした。
横岳稜線に向かう最初のトラバース。(振り返って撮影)。雪の状態がよく、危険はありません。
2014年04月05日 19:13撮影
4/5 19:13
横岳稜線に向かう最初のトラバース。(振り返って撮影)。雪の状態がよく、危険はありません。
なんだか、美しい。
2014年04月05日 19:14撮影
4/5 19:14
なんだか、美しい。
稜線にでるための積雪期用ハシゴ。バッチリ出ています。赤岳方面から来る人は、このハシゴが気になっていたようでした。
2014年01月04日 09:25撮影
1/4 9:25
稜線にでるための積雪期用ハシゴ。バッチリ出ています。赤岳方面から来る人は、このハシゴが気になっていたようでした。
うーん、この雪、この白さ、この天気。ワクワクしてくるなー。
2014年04月05日 19:15撮影
4/5 19:15
うーん、この雪、この白さ、この天気。ワクワクしてくるなー。
硫黄岳方面を振り返ると、こちらもガスが晴れつつあります。
2014年01月04日 09:27撮影
1/4 9:27
硫黄岳方面を振り返ると、こちらもガスが晴れつつあります。
進行方向左側には富士山がうっすら。
2014年01月04日 09:27撮影
1/4 9:27
進行方向左側には富士山がうっすら。
横岳に到着。なんと、快晴で、風がまったくありません。さっきまでの天気がうそのよう。
2014年01月04日 09:30撮影
1/4 9:30
横岳に到着。なんと、快晴で、風がまったくありません。さっきまでの天気がうそのよう。
赤岳,中岳、阿弥陀岳もその姿を完全に現しました。
2014年01月04日 09:30撮影
1/4 9:30
赤岳,中岳、阿弥陀岳もその姿を完全に現しました。
穏やかな稜線あるき。正面には富士山。
2014年01月04日 09:30撮影
1/4 9:30
穏やかな稜線あるき。正面には富士山。
2014年04月05日 23:16撮影
4/5 23:16
ハシゴも全部でています。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
ハシゴも全部でています。
雪も適度にしまり、適度に柔らかめで、歩いてとっても気持がよい。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
雪も適度にしまり、適度に柔らかめで、歩いてとっても気持がよい。
三叉峰から浦添尾根、野辺山方面。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
三叉峰から浦添尾根、野辺山方面。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
一番気になっていた、鉾岳トラバースも、問題なく通過。振り返って、パチリ。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
一番気になっていた、鉾岳トラバースも、問題なく通過。振り返って、パチリ。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
横岳縦走を終えると同時に、またガスがかかり始めました。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
横岳縦走を終えると同時に、またガスがかかり始めました。
地蔵の頭に到着。登山者を見守っているお地蔵さんの後姿。
まだ、時間が早かったので、もう一度赤岳に行こうか考えていると、後から来た人が「あまり欲張らないほうがいいよ」。その通りですね。今日は正月連休終盤の土曜日、帰りの渋滞も心配。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
地蔵の頭に到着。登山者を見守っているお地蔵さんの後姿。
まだ、時間が早かったので、もう一度赤岳に行こうか考えていると、後から来た人が「あまり欲張らないほうがいいよ」。その通りですね。今日は正月連休終盤の土曜日、帰りの渋滞も心配。
赤岳鉱泉で、昼食、休憩後、北沢経由で下山。
無事、美濃戸口に帰還。
2014年04月05日 23:17撮影
4/5 23:17
赤岳鉱泉で、昼食、休憩後、北沢経由で下山。
無事、美濃戸口に帰還。

感想

2010年の3月に、初めて赤岳に連れて行ってもらってから、この時期に毎年登っています。赤岳とは相性がよく、いつも晴れ。横岳は、2年前に一度挑戦したものの、視界不良と低温強風で硫黄岳で敗退。今回は前泊して時間に余裕を持って、再挑戦しました。鉾岳通過に自信がなかったのですが、最悪そこから引き返す余裕もあります。
しかし、当日は前日とは打って変わって、視界不良。今回もダメかもと思いながら進んでいくと、なんと横岳手前から雲が流れ始め、横岳山頂(奥の院)では快晴、無風に! 冬の八ヶ岳では味わったことがないほどのぽかぽか陽気の中、横岳を縦走できました。そして、二十三夜峰を越え、縦走を終えるととともにガスが出始めました。とてもドラマチックな体験でした。
帰りは、山に神にお参りして下山しました。

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
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