赤槍探訪
- GPS
- 13:52
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,513m
- 下り
- 2,546m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 13:40
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千丈乗越〜槍ヶ岳山荘 雪なし |
その他周辺情報 | 流葉温泉 41号線合流後、高山市側へ8km進む |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
数日前に山岳写真の本を見る機会があった。とても素晴らしい写真ばかりで、一眼レフを持っている身として自分もいい写真を撮ってみたいと思った。写真映えする山といえば槍ヶ岳。迷った挙げ句、東鎌尾根から朝日に染まる槍ヶ岳、通称赤槍に決定。日帰りとなると出発時間は21:30と過去最速になった。。
ポールを忘れるというさい先悪い中スタート。序盤でポールとして良い相棒(木の棒)を見つけ、誰もいない闇の右俣をズンズン歩く。木の棒を持って分かったがポールは大事だと再認識した。無意識にポールに体重をかけ、足の負担を軽減していたことがよくわかる。 暗いので槍平小屋を過ぎてから道をロストしてしまった。誰かのトレースは完全に信じないほうがいいな。。
闇の飛騨沢ではアイゼンを利かせて登る。ここまできても全く明るくならないので怖かった。が、空を見上げると満天の星空。天の川も肉眼で見え、背中を押してくれた。行きは千丈乗越経由にしたが、山荘まで雪がなくこちらを選んで正解だった。闇の中喘ぎながら歩くと山荘直下で眼の前に大きな気配があった。槍ヶ岳だった。暗いので近づくまでよく分からなかった。時間もあるので一旦山荘で一息ついてから、いざ東鎌尾根へ・・・。行き止まりやないかい!!昨年の地震で崩落した箇所がまだそのままで、行き止まりだった(先に調べておこう)。ここまできて目標が潰えるかと思ったが、殺生ヒュッテ裏から東鎌尾根へ登れそうということで、殺生ヒュッテまでマッハで駆け下り、東鎌尾根へ登り上げた。太陽が出るであろう方向と槍ヶ岳の位置を確認し、ヒュッテ大槍手前の岩峰を撮影ポイントとした。ヒュッテ大槍はまだ営業しておらず、誰も来ない。この景色を独り占めだった。
ここからは時間の経過とともに刻々と変化する景色を堪能し、写真に収めた。言わずもがな、最高の景色だった。ヒュッテ大槍に宿泊してこの景色をゆっくり堪能するのは素晴らしいでしょう。
写真に大満足したところで槍ヶ岳山荘に向かう。目標を達成したのもあってか殺生ヒュッテからの200m標高アップがキツイ。槍ヶ岳山荘ついたら外のベンチで槍を見ながらビールを飲んでまったり。もう足も心もお腹いっぱいで、穂先は半年前に行ったし今回は行かなくていいや。今回は1つもピークハントしない山行となった。
帰りは飛騨沢から一気に下ろうとしたが、斜面がまだ硬く、尻セードは危険、靴スキーも出来なかったため時間がかかり足にも負担がかかった。おまけに暑いし新穂高まで長いしでバテバテでゴール。川の冷たい水でクールダウンした。しばらく30km山行は槍たくない。。が、今回の山行はおそらく一生の思い出になるだろう。
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