生瀬水路道〜赤子谷中央尾根〜譲葉山(北峰)〜赤子谷右俣〜生瀬水路道
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 510m
- 下り
- 513m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)赤子谷取り付きから徒歩で生瀬水路道を経てJR生瀬駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【赤子谷中央尾根について】 登り始めから「譲葉山」の北峰付近に到達するまで(要するに最初から最後まで)、かなりの急傾斜の上りが延々と続く。急傾斜にはザレ場のような砂地状の区間も多いので、転倒や滑落には相当注意しつつ、ロープや木の枝を頼りながら一歩一歩着実に歩を進める必要がある。下り利用の場合は上り以上に危険度が増すので意識して注意のこと。この中央尾根は本来のルートは縦走路の道標34のところに出てくるのだが、枝道を使うと「譲葉山・北峰」に直行できることが判明した。 【譲葉山・北峰について】 北峰に向かうには複数のルート(最低でも4つ)がある。東六甲全山縦走路から分岐するルートが2つ、赤子谷中央尾根から枝道を登るルートが2つ。いずれも実地確認済み。赤子谷中央尾根からのルートにはところどころに赤などのマーキングがあるので踏み跡が薄くても何とかなるだろう。 【赤子谷右俣について】 踏み跡が不明瞭に感じるところが増えたかなという印象だが、一番の要因はやはり草木の繁茂だろうと思う。谷筋に下りると、以前は随所に付けられていたはずのマーキングが少なくなって目立たなくなってしまっているので良く探すこと。前回の山行記録で「入渓してすぐのところにあった石積みケルンが完全崩壊して姿形もなくなってしまっていた」と書いたが、今回下りで再訪してみると完全崩壊ではなく、一部が何とか無事に残っていることを確認出来た。一部崩落と周囲の草木の繁茂で形を確認しづらくなっていたというのが正解だった。改めてここで訂正。 <2017年9月21日の「赤子谷中央尾根」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1263458.html <2017年11月28日の「赤子谷右俣・譲葉山(北峰)」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1324400.html <2017年12月01日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1328584.html <2018年05月22日の「譲葉山(北峰など4峰)」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1473293.html <2019年06月18日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1897999.html <2019年08月25日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1992542.html <2021年12月11日の「赤子谷右俣」の記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3831165.html |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴(ローカット)のみ
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感想
今回は単独行。晴れの日を選んでの山行帰りに「宝塚ナチュールスパ」へ行くことを想定して生瀬周辺を歩くことにした。選んだのは2017年9月以来の超久しぶりとなる「赤子谷中央尾根」を上りで歩くことと、下りではまだ歩いたことのない「赤子谷右俣」での下山。JR生瀬駅から出発し、またJR生瀬駅へ戻ってくる格好だ。
「赤子谷中央尾根」は前回一度だけ下りで歩いたが、急斜面の連続が結構危険で厳しかったので、それ以来なんとなく一度も歩いていなかった道。今回は危険回避と新鮮味の追求という理由で、上りで歩くことにした。上りなら急斜面でも大丈夫だろうと思ったが、砂地状で足の置き場というか踏ん張りどころのない急斜面はやっぱり厳しかった。危ない箇所にはロープが付けられているのが救い。尾根という割には眺望が少ないのでそんなに楽しくはない。
下りの前回と同じルートを上りで辿ろうとしたが、目立つマーキングに忠実に沿って登っていくと、途中で分岐道へ入り、「譲葉山・北峰」のピーク点でもある石の磐座に到達した。思わぬ新ルート発見を果たして小さくガッツポーズ。「譲葉山・北峰」の北側奥に見えていた踏み跡はかなり前から気にはなっていたのだが、赤子谷中央尾根に繋がっていたのか、ということが今回はっきりしたのは大収穫だった。これで譲葉山の周辺の道の繋がりがだいぶ判明した。
「赤子谷右俣」はいつも登るばかりで、下りは今回が初。左俣とは異なり、滝やゴルジュがないのでただ淡々と谷筋を下っていくという感じになった。草木の繁茂がかなりの状態になってきたので、見える風景が以前とはかなり違ってきた感じだ。特に4沢合流の第5堰堤分岐の風景は数年前とはまったく異なる印象。こうやってだんだんとルートが分かりづらくなっていくんだろうな。
今回の発見というか収穫は、以前完全崩壊だと思っていた石積みケルン群がまだ形を残してくれていたこと。たぶん以前は繁茂した草木で覆われてしまって見えなかったのかも。今回は下りだったのでそれが見えた、確認出来たということだろう。それでも全盛期に比べると半分くらいになっていたので、勿体ないことには変わりはないけど。
宝塚ナチュールスパへは先月の忘れ物を探しに行ったのだが、フロントの机で手書きの紙台帳をぱらぱらめくる確認だけで、忘れ物の現物確認はしないのが基本みたい。色や形など特徴も細かく伝えたけど、届いてないみたいですねえということで結局ここにはなかったということに。紙台帳はどうしても人が書き写す作業なので、万が一にも漏れがあるかもという気持ちはやっぱり残るよね。実際の現物をちょっと見てくれるだけですっきりするんだけど。
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