常念岳・蝶ヶ岳縦走/頂上直下の岩場で転倒ミス


- GPS
- 51:34
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,177m
- 下り
- 1,992m
コースタイム
一ノ沢登山口(1325m) 8:20
王滝(1690m) 9:20
笠原(1900m) 10:30
2150m地点 11:35-45 アイゼン装着
常念乗越(2466m) 12:45
Total 15,000歩
累計標高差 上り1150m 下り0m
【2日目(5/3)】
常念小屋(2450m) 5:45
常念岳(2857m) 7:05-20
2592mピーク 9:40
2462mコル 10:00-15
蝶槍(2670m) 11:00-10
蝶ヶ岳ヒュッテ(2660m) 11:55
Total 18,000歩
累計標高差 上り890m 下り690m
【3日目(5/4)】
蝶ヶ岳ヒュッテ(2660m) 6:25
蝶ヶ岳(2677m) 6:30
長塀山(2565m) 6:55
徳沢(1562m) 9:15-35
明神館(1530m) 10:35
河童橋(1505m) 11:40
Total 23,000歩
累計標高差 上り90m 下り1250m
総計
Total 56,000歩
累計標高差 上り2130m 下り1940m
天候 | 1日目(5/2):晴れ 一ノ沢登山口10℃、常念乗越12℃ 2日目(5/3):AM晴れ、PM曇り・強風、夕刻晴れ 常念岳2℃、以後稜線6〜8℃ 3日目(5/4):AM晴れ 夜明け-4℃、蝶ヶ岳0℃、徳沢12℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰路:バス上高地→大阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇登山ポスト 一ノ沢登山口では、登山届け提出(インストラクタが指導) ◇危険箇所 ・残雪期ゆえ、決まった夏道を歩くというわけにはいきません。 先行者のトレースをあまり当てにせず自己判断が必要です。 ・一ノ沢には数十メートル毎に目印ポールが設置されている。 稜線直下の急斜面のトラバースは除雪されていて助かりました。 ・常念岳山頂の南陵は残雪少なく、岩にアイゼンの爪を引っかけやすい。 わたしはここで転倒ミスしました(後述) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
◇一ノ沢
今回は、先行者のトレースや目印ポールのためルート迷いのおそれはありませんでしたが、新雪のあとなどルート確認は要注意です。笠原(1900m)付近で南西の支沢への迷いこみやすいようです。
2150m付近でアイゼンを装着しました。稜線までの最後の急登は雪がゆるんでもアイゼンをつけている方が安心です。その分確実に足が重くなりました。
しかし、常念乗越に飛び出して槍ヶ岳の雄姿を見た途端、足の疲れは一気に解消。
◇常念小屋
GWの谷間のせいだったか、5/2の宿泊者は20人あまり。
混雑のない快適な時間を過ごすことができました。
小屋のサービスが全般に行き届いていたため、とても心地よく宿泊することができました。
また同室のひとと山のあれこれについて楽しくお話できました。
◇常念岳・蝶ヶ岳縦走路/痛恨の転倒ミス
晴天に恵まれ大展望を終日満喫できたのですが、残念だったのが、常念岳からの下りの岩場で転倒してしまったこと。アイゼンをつけたまま下り始めてまもなく、爪を岩に引っかけ、前のめりに倒れて額を岩面に打ち付けてしまいました。目から火花が出るとはこのこと。ちょっとコブができた程度で済んだのはラッキーでした。この連休中山の事故が相次いでいますが、転落とか滑落とかの事故は、こうしたアイゼンの使用ミスが原因もあるかと思います。
反省:アイゼンの慎重な足さばき、
アイゼンのこまめな装脱着、
岩稜ではヘルメット装着など
三浦雄一郎さんのように日頃の脚力トレーニングも必要ですね
◇蝶ヶ岳ヒュッテ
GW後半の初日(5/3)の宿泊者は150人以上。食事も2部制になり、かなりの混雑でした。でも、一応1人1畳分の宿泊スペースは確保でき、寝るのに問題はありませんでした。
5/4もいろんなパーティが続々と長塀ルートを登ってきていたので、多分前日以上に混んだでしょうね。
◇ルート図について
1日目(5/2)の一ノ沢標高1730mから1970mの間はデータ不良です。
実際には、ほぼ谷沿いに歩いています。
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